魔導騎士物語~覇王と称された狼~   作:伊達 翼

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第二十三話『反撃と真実と約束』

多次元世界の一つ…『ブリザード・ガーデニア』。

雪と氷で覆われたこの世界。

その中にある雪女の里で、紅冥王と水瓶座の戦いが繰り広げられていた。

 

~雪女の里・教会前~

 

「ブリザード・ファング!」

 

忍は中距離拡散型砲撃を放つ。

 

「ちぃっ!!」

 

それを紅牙は焔の球体で防いでいく。

 

「紅牙! そこまでして悪魔に復讐したいのかよ!!?」

 

忍は紅牙の懐に入りながらそう問う。

 

「当たり前だ! 俺達冥族を辺境に追いやった悪魔共に復讐しないで前に進めるものか!!」

 

「復讐の先に何があるってんだよ!!」

 

互いにそう叫ぶと両手を掴んで取っ組み合う形になる。

 

「貴様に何がわかる!!」

 

「少なくとも、妹さんを傷つける理由にはならねぇだろ!!」

 

ゴスッ!!

 

そう言うと忍は紅牙の額に頭突きをかます。

 

「ぐっ!?」

 

紅牙は忍の手を振り払うと、額を片手で押さえながら後退る。

忍がアクエリアスのヘッドギアで守られているから平気だが…やられた紅牙にとってはかなりの痛手である。

 

「お前には見えないのかよ! 妹さんの悲しい顔が!!」

 

「ぐぅ…っ!!」

 

それを聞き、視線だけをシアへと向ける。

 

「兄さん…」

 

シアは今も悲しそうな表情で紅牙を見続けていた。

 

だが…

 

「だから、どうした! いくら実の妹とは言え、邪魔をするなら容赦はせん!!」

 

紅牙の憎しみの焔は消えることはなく、むしろさらに燃え滾っているように見える。

 

「この、バカ野郎が!!」

 

忍は頭上で両手を組むと、それに合わせるようにして両腕の特殊篭手が水瓶状へと合体を果たす。

 

「紅神ぃぃぃぃぃッ!!」

 

紅牙もまた大量の焔の球体を収束させていく。

 

「お、おいおい…このままじゃ、まずいんじゃねぇか!?」

 

2人の様子を見ていたイッセーが慌て始める。

 

「逃げる…時間も惜しいですか…」

 

そう言って女性が左手を地面の雪に置くと…

 

「はぁ…!」

 

忍と紅牙から守るようにして、巨大な氷柱が地面から迫り出し始めた。

 

「私も…!」

 

シアもまたその氷柱の外側から魔力障壁を展開して強度を上げる。

 

そして…

 

「ブリザード・ファング・エクステンション!!」

 

組んだ両手を振り下ろし、拡散するエネルギーを収束することで一点突破に特化させた氷の砲撃と…

 

「イフリート・ヴァン・ブレイカー!!」

 

両腕を突き出し、高熱を秘めた灼熱の焔の砲撃が…

 

ゴアアアアアアッ!!!

 

衝突し、冷気と熱波によって教会前の雪を氷に変えたり、溶かしてゆく。

 

一見、拮抗しているように見える砲撃のぶつかり合いだったが…

 

「ぐぅぅ…!!!」

 

徐々に紅牙が押され始める。

 

「うおおおお!!!」

 

忍の咆哮と共に氷の砲撃が紅牙の焔を吹き飛ばした。

 

「ば、バカなぁぁぁぁ!!!?」

 

そう叫びながら砲撃に飲み込まれていく紅牙。

 

 

 

「はぁ…はぁ…」

 

いつもはセーブしながら使う魔力を今日に限っては使い過ぎてしまい、忍は肩で息をしていた。

 

その視線の先には…

 

「ぐっ…がっ…」

 

全身のあちこちが凍りついた紅牙の姿があった。

 

「まだ…やる気か…?」

 

その忍の言葉に…

 

「愚問、だ…!!」

 

ボアアアアッ!!

 

紅牙は戦闘継続を意味する紅の焔を全身から噴き出させていた。

 

しかし…

 

「おい、紅牙! 転移陣が展開されてるぞ! そろそろ引き際じゃねぇか?!」

 

1人の男が紅牙の元までやって来た。

 

「ちっ…もう勘付かれたのか…」

 

それを聞いて紅牙も舌打ちをする。

そして、忍の方を見ると…

 

「いずれ決着を着ける! その時までせいぜい首を洗って待っていろ!!」

 

そう言い残して転移陣を足元に敷く。

 

「おい、妹はいいのか?」

 

そう言う男の足元にも転移陣が敷かれていく。

 

「………構わん」

 

それを最後に紅牙達は転移陣を介して姿を消していた。

 

「兄さん…」

 

重要参考人、1人を残して…

 

そして、紅牙達の転移と入れ替わるようにして三大勢力の軍が雪女の里へとやってきたのだった。

 

………

……

 

「まったく、いなくなったかと思えばこんなところにいたとはな」

 

武家屋敷の応接間にてアザゼルが忍とイッセーを前にしていた。

 

「お手数をおかけします…」

 

「あはは…すいません…」

 

その2人の様子を見て一応ホッとしたらしい。

 

「で、何が起こったんだ?」

 

そこから2人は蒼と黒の混ざったような転移陣によってここに飛ばされたことから、今までの状況をアザゼルに話していた。

 

「なるほど。その転移陣ってのがキナ臭いな」

 

「同感です。まるで俺とイッセー君をこの場に送り込んできたような手口…気にはなってました」

 

難しい表情をする忍とアザゼルに…

 

「え~っと…つまり、禍の団以外にも動いてるやつらがいると…?」

 

イッセーは二人の様子を伺うようにして尋ねる。

 

「その可能性もあるってことだ。しかも連中にかなり近しい存在がな」

 

「何者なんでしょうね?」

 

「さぁな。ともかくそっちは禍の団の情報と一緒にシェムハザにでも探らせてみるさ」

 

話もひと段落したところで…

 

「さて、長居は無用だ。とっとと帰るぞ。特にイッセー、お前はしっかり修行しないとだからな」

 

「は、はい!」

 

早々に帰還の段取りに入ろうとするアザゼルだったが…

 

「少しお待ちください」

 

そこへ忍達が助けた女性が、男性と共に応接間へと入ってきた。

 

「あ、総督。今回の件はどうもありがとうございました」

 

男性がアザゼルを見つけると、礼を述べていた。

 

「気にするな。テロリスト共は今じゃ悪魔、天使、堕天使の共通の敵だからな。にしても、ここがお前さんの住まいって訳か、セラール?」

 

「えぇ、雪女の里と言いまして。基本的に女性しか生まれないんですよ。それにこの寒さですからなかなか男は生きてけなくてですね」

 

セラールと呼ばれた男性はアザゼルの問いにそう答えていた。

 

「マジで!? ここって極寒のハーレム天国だったり!?」

 

セラールの言葉にイッセーが食いつく。

 

「どうなんだろう? 僕は氷姫(ひめ)ちゃん一筋だし、そういう発想はなかったかな」

 

そう言うと、セラールはおもむろに氷姫と呼ばれた女性の顔に手で触れる。

 

「セラールさん? 人様の前での接吻はご遠慮願うようにいつも言ってますが?」

 

が、その手の甲を抓って氷姫はセラールに鋭い視線を向ける。

 

「痛い痛いから」

 

手を離すと、アザゼルへと視線を投げる。

 

「お前、それが堕天の理由じゃないだろうな?」

 

「さぁ? 僕もよく覚えてませんし…」

 

アザゼルが半分笑いながら言い、セラールがそれに答えていると…

 

「すみませんが、話が先に進みませんのでシャンとしてください。あと、彼女も連れてきてほしいのですが…」

 

氷姫は下座の方に座ると、そう言っていた。

 

「彼女ってのは…紅神が保護したって禍の団の構成員の事かい?」

 

アザゼルが、空気を読んそう尋ねると…

 

「えぇ、彼女は一度ここへ争いを回避するための使者としてやってきました。その真意を知りたいのです。あと、それとは別にもう1人来る予定なので…」

 

それだけ言うと氷姫は押し黙ってしまう。

 

「彼女は僕の奥さんであると共にこの里を治める家の出ですから…何か事情があるんだと思います。だから少しの間、なんとかなりませんかね?」

 

押し黙った氷姫に代わり、セラールがアザゼルに頼み込む。

 

「まぁ、あいつはここの地下にある牢獄にぶち込まれてるからって暴れたりしてないし、むしろ協力的だからな…」

 

しばし考えた後…

 

「…わかったよ。その代わり俺も傍聴させてもらうぜ?」

 

そう言ってアザゼルは一度部屋から退室してしまった。

 

 

 

しばらくして…

 

「…………」

 

困惑した様子のシアを連れてアザゼルが戻ってきた。

 

「母さん、あたしまで呼んでなんか用なの? さっきので疲れたんだけど…」

 

さらに氷姫の言うもう1人もやってきたが、その人物は忍達と大して変わらないような少女だった。

 

「集まりましたね。では、まず…」

 

そう言って氷姫は忍に向き直ると…

 

「"お帰りなさい、忍さん"」

 

少し微笑んだような表情でそう告げていた。

 

「……………………はい?」

 

言われた本人は何が何だかわからないでいた。

 

「"お帰りなさい"って…え? あの…俺、ここに来るの初めてですよね?」

 

忍からしたら当然の疑問に…

 

「はい。あなた自身がここに来たのは初めてかもしれませんね」

 

氷姫はそう答えていた。

 

「どういうこった?」

 

「僕にもサッパリです」

 

アザゼルがセラールに聞くが、セラールもわからないでいた。

 

「てか、忍って名乗ってたっけ?」

 

イッセーが記憶を遡って思い出してみるが、戦闘中にイッセーが何度か呼んだくらいである。

ちなみに何故呼ばれたかもわかっていないシアと少女も頭に?を浮かべていた。

 

「では、最初から説明します。まず、私はこの里を治める家に生まれましたが、それは私が"次女"としててです」

 

「そいつはつまり…アンタには姉がいると?」

 

氷姫の言葉にアザゼルが質問すると…

 

「はい」

 

すぐに返答した。

 

「普通ならば、家督は姉に継がれて私はその補佐に就くはずだったのです。しかし…」

 

「何か問題があったんだな?」

 

「えぇ…」

 

そこから氷姫は静かに語り始める。

 

「ある日、この里に傷付いた姿で現れた男性がいたのですが…その人を看病してる内に恋仲になった様なのです」

 

「僕と氷姫ちゃんと同じだね」

 

それを言われて恥ずかしそうな表情を一瞬見せるが、すぐに落ち着いきを取り戻す。

 

「そして、その男性と姉の間に子供が出来ました。元来、私達雪女は出産しても女の子しか生めません。しかし、その認識は姉の身籠った子供によって変わりました」

 

「なるほど。だいたい読めてきたぜ」

 

「そういうことですか」

 

アザゼルやセラールも氷姫の言葉に理解を示し、忍の方を見ていた。

 

「………………」

 

当の忍も氷姫の言葉が理解できたのか言葉を失っていた。

 

「え? それって、つまり…?」

 

唯一わかってなさそうなイッセーが氷姫に尋ねると…

 

「その子は…検査の結果、"男の子"だったのです」

 

「ちょ、嘘でしょ!?」

 

氷姫の告白に少女はかなり驚いていた。

 

「事実よ。雪女でも男の子は生まれるの。私達の歴史の中でも初めての事だったから…みんな、困惑していたわ。でも、姉は嬉しそうに子供の事を私に話してくれた。その子の名前についても…」

 

そう言ってから再び視線を忍に戻していた。

 

「"忍"。姉はお腹の中にいた子のことをそう呼んでいたわ」

 

「……………」

 

つまり、忍は雪女の血を受け継いでいることになる。

 

「それで、その姉さんってのはどうしたんだい?」

 

あまりの衝撃に固まっていた忍に代わりアザゼルが氷姫に尋ねていた。

 

「私の義兄となるはずだった男性と離れ離れになるのが嫌だったらしく、身籠ったまま駆け落ち同然に姿を消しました。その後の事は…私にもわかりません…」

 

そこで、やっと衝撃から少し立ち直ったのか…

 

「俺も…物心ついたころには両親を見てない。もう、明幸の家に預けられた後だったらしくてな」

 

古い記憶を辿っていた忍がそう口にした。

 

「そう、ですか…」

 

忍の言葉に氷姫も少し悲しそうな表情を見せていた。

 

「そっか。人型妖怪の血ってのは雪女だったのか…」

 

以前、シャドウに調べられた血液の事を思い出しながらそう呟いていた。

 

「なら、俺にリンカーコアが宿ってる理由とかもわかりますか?」

 

破れかぶれに聞いてみると…

 

「リンカーコア? それは魔力玉のことかしら?」

 

そう言って氷姫は魔力の球を作ってみせた。

 

「それは…!?」

 

「魔力玉の経緯については…私も詳しくないのだけれど、過去に私達の家系に入った血筋が絡んでいるらしいの。確か、"冥王"だったかしら?」

 

氷姫が冥王と口にした瞬間…

 

「冥王!?」

 

今度はシアが反応した。

 

「冥王が…この里に…? じゃあ、兄さんは同胞を手に掛けようと…?」

 

その事実に気づき、シアは複雑な心境になっていた。

 

「冥王と言う存在が何か知りませんが…彼の血が入って以降、私の一族には魔力玉が遺伝するようになりました。彼が持っていたという特殊な力は残念ながら遺伝しませんでしたが…私の娘、吹雪(ふぶき)にはその能力があるんです。私達は先祖返りと見ていますが…」

 

そう言って娘である吹雪と呼ばれた少女を見る。

 

「こりゃとんだ展開だな。じゃあ、なんだ? 落ち延びた冥族の誰かがここの女とデキて、その遺伝子が後世に伝わってきたってか?」

 

「恐らくは…」

 

「吹雪ちゃんのあの能力はやっぱり冥族特有のものだったんだ。もしかしてとは思ってたけど…雪白家にそんな経緯があったなんてね」

 

大人達が難しい話をしている横では…

 

「冥族、か…」

 

「同じ冥族同士で争っていたなんて…」

 

「訳わかんないわ…」

 

「もう、なにがなんだか…」

 

忍は自分の血にそんな経緯があったのを知って思いふけり、シアは冥族同士が争っていたことを悲しみ、吹雪とイッセーは頭がこんがらがっていた…。

 

「っと、話がそれだけならそろそろ俺達は退散させてもらうぜ? 何しろ、俺はこいつらを連れ戻しに来たわけだからな」

 

話が長引いたのを感じてアザゼルがそう言いだすと…

 

「あ、最後にもう一つ。忍さん、吹雪」

 

氷姫は甥と娘を呼びつける。

 

「何か?」

 

「なに?」

 

2人が同時に氷姫を見ると…

 

「あなた達は許嫁同士なので、帰るなら吹雪もついていなさい」

 

「「…………………は?」」

 

その言葉に2人は固まる。

忍に至っては今日何度目の驚きだろうか…。

 

「これは姉と私で決めた約束だったのですが…もしも男の子と女の子が生まれたら結婚させようという…」

 

氷姫が最後まで言い終わる前に…

 

「いやいやいやいやいやいや!? 彼女、仮にも従姉妹でしょ? それっていいのか?! つか、俺にはもう決めてる人が…!?」

 

忍が慌てて氷姫に言うが…

 

「何を言っているのですか? 私達の一族は基本的に女系です。外から男を婿にするしかないのです。しかし、この環境に適応できる男性は限られています。それならいっそのこと、子孫繁栄のためならば一夫多妻でも構わないというのが古き時代からの習わしなのです」

 

真面目な顔でそんなことを言われてしまった。

 

「幸いなことに、忍さんは適応できる体質の持ち主ですからね。少しでも血を遺せるなら身内同士でも構いません。この人にはそういう甲斐性がありませんし…」

 

溜め息を吐きながら自分の夫を見る。

 

「僕は氷姫ちゃん一筋だから無理だよ。それに総督も知ってるでしょ? 僕等ってあまり数は増えない方向になってるし…数が増えても、ねぇ?」

 

「それを俺に言うか。まぁ、そういうことなら仕方ねぇわな。離反した奴らは武闘派が多かったし他の奴等も自由気ままな生き方してるし…」

 

凄い嫌味を言われた気がするアザゼルだったが、そこはグッと堪えてそう答えていた。

 

「だからこそ、忍さんには吹雪を娶っていただきたいのです。もちろん、正室がいるなら側室でも構いませんが…」

 

「ちょっ、母さん!!」

 

母親の言動に流石の娘もキレそうになっていた。

 

「とにかく、帰るのであれば吹雪も連れていってください。そして、吹雪は忍さんがどういう人なのか見極めなさい。相性もあるでしょうし…」

 

母はブレなかった。

 

「っと、忘れるところでした」

 

そして、不意にシアの方を見ると…

 

「あなたは、どうして昨日こちらに来たのですか?」

 

その真意を聞き出そうとしていた。

 

「私は……今のやり方で本当に正しいのか…争わずに解決できないのか…そう考えていました…」

 

シアは悲しそうに語り出す。

 

「兄は冥族の復興と言ってますが…それは復讐と変わりないはずです。昔の兄はもっと優しかったんです。けれど、ある日…悪魔に両親を殺されてしまってから…兄は変わりました…」

 

「旧魔王派の連中だな。あいつら現政府よりも見境ないからな」

 

シアの言葉を聞き、アザゼルはそう判断する。

 

「それから兄は力を求めるようになりました。私は少しでも兄の業を背負えるならと禍の団に入ったのですが…兄は力に固執するようになって…あんな、行動に…」

 

シアは今にも泣きそうな表情で話を続けていた。

 

「私は…兄の暴走を止めたかったんですが、いくら話しても平行線で…誰か止めてくれる人が現れないかとずっと思っていました…」

 

おもむろに忍は立ち上がると、シアの前まで移動して…

 

「なら、俺が止めてやるよ…」

 

「…っ?!」

 

シアはハッとして忍を見ると、忍はシアの頭を優しく抱いてやる。

 

「俺が…紅牙の奴を止めてやる。だから、そんな悲しそうな顔をすんなよ。せっかくの美人が台無しだぞ?」

 

「っ…ぁ…」

 

シアは忍の胸の中で静かに泣いていた。

 

「……………」

 

それを黙って受け入れる忍はシアの頭を優しく撫でていた。

 

「いいか、イッセー。お前もハーレム目指すならあれくらいの甲斐性を見せないとな」

 

「は、はい。精進します!」

 

その様子を見てアザゼルがからかう様にイッセーへと助言(?)していた。

 

「…………」

 

不機嫌な表情の吹雪は色々と納得していないようである。

 

こうして、ブリザード・ガーデニアでの一件を終えて忍とイッセーは無事冥界へと帰還を果たすのだが…。

 

イッセーは心配していたリアスにしこたま怒られた挙句にタンニーンとの修行も遅れた分だけ激しくなったという…。

 

忍は忍でシアと吹雪を連れての帰還ということもあってかなり部屋が緊迫した修羅場と化したらしい。

特に酷かったのは智鶴であり、また置いてかれたと思ってスコルピアの次元刀を手にスコルピアを従えてグレモリーの別荘を徘徊していたとかどうとか…。

そこへ忍が2人を連れての帰還だから…とにかく空気が重かったという…。

 

はてさて、これからどうなることやら…。

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