『エクセンシェダーデバイス』
とある次元世界で開発された半永久魔導機関『コアドライブユニット』を1基ずつ搭載した黄道12星座を模した12機のデバイス群の総称。
開発した次元世界は既に崩壊しているため、12機のエクセンシェダーデバイスはロストロギアに指定されている。
さらにコアドライブユニットの特性上、リンカーコアを持たない者でも扱う事が出来るので、それもロストロギア指定を受けている所以でもある。
次元世界崩壊時にこのエクセンシェダーシリーズも散り散りとなり、今までその所在は不明のままとなっていた。
また、エクセンシェダーシリーズの存在は偶然発見された資料によって確認されていたが、少ない資料に記載されていたのみ故に眉唾ものとして扱われていた。
ちなみに何故黄道12星座を模しているのかは不明。
共通装備『コアドライブユニット』
とある次元世界で開発された半永久魔導機関。
この機関の基本機構は周囲に満ちる魔力素を吸収し、それを魔力へと変換することで規格外システムの使用を大前提とし、使い手に圧倒的な力を与える。
また、このコアドライブユニットの特徴として起動中及び待機状態では宝石という形で周囲の魔力素を常時収集しており、その宝石と同じ色の魔力粒子を各部から常に放出するというのが挙げられる。
だが、コアドライブユニットは強大な力を使い手に与えるため、デバイス自体に高性能AIを搭載することで意思に近い思考を持たせ、個々に設定された使い手に求める『性質』をデバイス各機の意思によって選定させるという方式を採用している。
しかし、その機構は完全なブラックボックス化されており、解析は不可能となっている。
共通システム『コアドライブシステム』
コアドライブユニット搭載デバイス専用の管制人格との連動を想定した統合型制御システム。
これはコアドライブユニットの魔力素収集率や稼働率を調整して安定させたり、収集した魔力素を媒介にして同機に搭載された他のシステムの作動キーとしたり、収集した魔力素をそのまま魔力エネルギーへと変換して単独での魔法を行使したり等の動作を可能にしている。
また、このシステムはデバイスの単独制御だけではなく、自ら持ち主を選定する機能も有しており、デバイス自身が持ち主に求める性質を見極めることで使い手を決定する。
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・牡羊座
デバイス:キュービクル・アリエス
形状:白銀の羊
待機状態:牡羊座のシンボルと立方体の意匠を施し、外装を白銀色の金具で覆った2種類のダイヤモンドを携えた白銀色のチェーンブレスレット
搭載システム:コアドライブシステム、キュービクルシステム、マナリフレクションシステム、ディメンションロックシステム、チェンジングドライバーシステムを搭載
管制人格は男性で些細なことは気にしない豪快で大雑把な性格だが、根の部分は頼れる兄貴分な一面を秘めている
通称は『アリエス』
備考:牡羊座の名を冠するエクセンシェダーデバイス。
アリエスの入手経緯。
最近になって明智家の蔵を整理していたら、埃を被った白銀の羊の像を見つける。
値打ちものなのかと疑心暗鬼していると突然羊の像が喋り出し、いくつかの質問を投げかけてきたので適当に答えてやると、雅紀の中に何かを見出したのか、所有者として認めてその力を与える。
その後はその能力で雅紀のストーカー行為を助長させることとなる。
装備・武装は以下の通りである。
『コアドライブユニット』
キュービクル・アリエスの搭載箇所は右肩に位置する部位装甲表面に正六角形の中にY字が刻まれた立方体の図形のような形状のダイヤモンドが嵌め込まれている。
放出する魔力粒子の色はダイヤモンドシルバー。
『ツインヘッドスタッフ』
羊の頭部自体が武装化した特殊装備。
これは羊の顔の後ろに狼の顔が引っ付いた表裏一体型の先端を持ち、動物の背骨のようなロッドが持ち手になっている魔導杖であり、表と裏の顔にはそれぞれ意味と役割がある。
表の羊の頭部は守を意味し、キュービックを制御する役割を持っており、多数のキュービックを自在に操って鉄壁の防御力を実現させている。
裏の狼の頭部は攻を意味し、万が一キュービックを突破された場合のための迎撃する役割を持っており、狼の口から魔力刃を形成して大鎌のように振り回して扱うことを前提に設計されている。
また、裏の顔限定だが、魔力刃を飛ばしたり、狼の口で噛みつかせたりすることも可能。
但し、選定者によっては表よりも裏の顔で戦う場合もある。
『シープローブ』
羊の毛皮を模した外套装備。
これはマントに近いローブであり、一見しただけではパッとしない装備であるが、その表面には対魔力コーティングが施されており、高い防御性能を秘めている。
マナリフレクションシステムを起動させることで魔力攻撃を反射することも可能。
『ハンティングクロー(×2)』
爪型近接装備。
これは4本の実体爪を備えたプロテクター型装備であり、鋭利な爪による近接格闘戦を主眼に置いている。
また、爪の内部には魔力回路が備わっており、コアドライブで収集した魔力を用いた魔力斬撃や魔力付与が出来るようになっている。
不使用時は実体爪をプロテクター内に収納する仕組みになっており、一見しただけではただのプロテクター装備にしか見えないようになっている。
『シープバルカン(×2)』
牽制用射撃装備。
これは前足の蹄内に備わっている小型2連装仕様の魔力バルカン装備であり、主に距離を詰めてくる相手に対する牽制用に搭載されている。
牽制用のため威力は低いが、その代わりに速射性に優れている。
『クリスタルシールド(×2)』
自律防衛型防御兵装。
これは腰部プロテクターに左右から重なるように装着された一対の円の左右から一文字状の長方形が突き出た形状のカバー型装備であり、カバーの円の裏には魔力粒子を用いた特殊なホバーユニットとコントロール用の受信装置が備わっており、これによって管制人格による自律コントロールが可能となっている。
主な用途はカバーから魔力シールドを展開して所持者を守る事にあるが、魔力シールドのエネルギーを攻撃に転用して砲撃を撃つことも可能にしている他、魔力シールドの縁を鋭利にすることで即席の近接装備としても運用が可能である。
『テイルサーベル』
狼の尻尾が武装化した装備。
これは緩いS字状に歪曲した刀身を持った刀剣型装備であり、キュービクル・アリエスの装備の中では比較的取り回しが利きやすい利点がある。
刀身内には魔力回路が組み込まれているので魔力伝達率が高く、魔力熱による斬撃強化や魔力増幅による魔力斬撃強化などの動作を可能にしている。
また、何かしらの理由でツインヘッドスタッフを手放した場合の予備装備という面もある。
不使用時の装備箇所は腰裏となっている。
『コアドライブシステム』
エクセンシェダーデバイスの根幹を成すコアドライブユニット専用のシステム。
他のエクセンシェダーデバイスと同様、自律稼働が可能であり、管制人格の判断によって自機の武装やシステムの単独での運用などを可能としている。
牡羊座が求める性質は『自己顕示欲』と『溢れる活力』である。
『キュービクルシステム』
これは収集した魔力素を用いて特殊な結界魔法『キュービック』を発動するシステム。
『キュービック』とは、一定の空間を封じ込めることに特化した空間閉鎖系立体型結界魔法で、その効力は大きさの異なる立方体型の結界を発生させることで空間の繋がりを遮断することにある。
この結界で覆われた空間は内部と外部からの干渉を全く受けない閉鎖状態になり、内部に閉じ込められたならば強固な檻となって相手を閉じ込め、小型結界を積み上げて防壁となれば外部からの外敵を寄せ付けない強固な壁となる。
また、空間同士の繋がりを遮断するということは転移系の魔法や空間認識能力を必要とする魔法などの効力をほぼ無力化することが出来ることに繋がる。
例えるなら、ディメンション・スコルピアのゲイトをキュービック内で使おうとしても空間の繋がりが遮断されているので発動してもワームホールを繋げることが出来ない、ということになる。
この事実は同じエクセンシェダーデバイスであっても変わらない。
『マナリフレクションシステム』
魔力反射システム。
これはキュービックや装備の表面に反射能力を持った魔力をコーティングすることで相手の魔力攻撃や魔法を跳ね返すことが出来る。
また、使い方によっては反射を利用した攻撃手段にもなる他、結界内にコーティングすれば相手の攻撃を利用して動きを封じることも可能。
『ディメンションロックシステム』
空間固定システム。
これはキュービックによって閉鎖した空間を固定化し、その空間だけを切り取ったかのような静止状態を作り出すことが出来る。
これを利用して閉鎖した空間を別の空間へと移動させたり、空間内に閉じ込めた攻撃型術式を別方向へと向けた後に結界の固定を解除することでその攻撃を別の方向へと向けたりと使い方によっては様々なことに応用が出来る。
但し、その空間の中にいる生物までは静止させることは出来ない。
『チェンジングドライバーシステム』
生物型エクセンシェダーデバイス専用の可変機構統括システム。
システムの概要はディメンション・スコルピアと同じで、完全独立稼働も可能。
キュービクル・アリエスの場合、以下の形態に変形することが出来る。
『アリエスフォーム』
キュービクル・アリエスの基本形態。
その名が示す通り羊を模した陸上動物で、起動時は必ずこの形態になる。
これは所持者を守り通すことを重視した形態で、常に所持者の傍らに控えている。
『ウルフフォーム』
キュービクル・アリエスの第二生物形態。
顔が横に180度回転し、狼の顔になり、前足に備わったハンティングクローの爪が現れ、シープローブが剥がれて細身な体躯を持つと隠れていたテイルサーベルが現れて狼の姿へと移行する。
これはアリエスフォームとは打って変わり、攻めることを重視した形態となっている。
ちなみに剥がれたシープローブは所持者に装備される。
『スローンフォーム』
キュービクル・アリエスの玉座形態。
ツインヘッドスタッフとシープローブが所持者に渡り、残った胴体と手足などで玉座のような椅子を形成した後、シープローブを羽織り、ツインヘッドスタッフを持った所持者を座らせる。
これはエクセンシェダーデバイスの中でもかなり特異な形態であり、自力での移動は不可能で単に所持者を王のように座らせることを目的にしたような構造だが、キュービクル・アリエスの特性を考えると絶対防御形態とも言える。
理由としては玉座の周りにキュービックを展開することで絶対的とも言える守備態勢を整え、所持者は座ったまま空間を支配することが可能になるからだ。
『アーマーフォーム』
キュービクル・アリエスが鎧状に分離して所持者の体に装着する鎧形態。
胴体が分離したプロテクターが胸部、両肩、腰部に装着され、コアドライブユニットは右肩に位置する。
前後の足が籠手と足具となって両腕と両足に装備され、蹄の部分はそれぞれ籠手ではシープバルカンを備えた都合上、手首になり、足具では爪先に位置する場所に装備される。
この時、籠手の表面に実体爪を収納した状態のハンティングクロー、腰部プロテクターの左右にも待機状態のクリスタルシールドが覆い被さる。
残ったツインヘッドスタッフは所持者の利き手に保持され、シープローブは背中にマントのように羽織られ、テイルサーベルも腰裏へと装備される。
アリエスの全武装を扱える形態である。
基本戦術はその場から動かず、空間を支配して守りに徹することだが、所持者によってはツインヘッドスタッフの裏の顔を用いた近接格闘を主体とする戦術を取ることもある。
攻めと守り…どちらを優先するか、または同時に使いこなすか、所持者のバランス感覚が問われるエクセンシェダーデバイスとも言える。
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・牡牛座
デバイス:デモリッション・タウラス
形状:白銀の牛
待機状態:牡牛座のシンボルと髑髏の意匠を施し、外装を白銀色の金具で覆った2種類のエメラルドを携えた白銀色のチェーンブレスレット
搭載システム:コアドライブシステム、デモリッションシステム、エレクトロマグネティックシステム、マナペネトレイションシステム、チェンジングドライバーシステムを搭載
管制人格は女性で気性は荒々しく好戦的且つ喧嘩っ早い短気な性格の上、ガサツで品の無い口調が特徴的である
通称は『タウラス』
備考:牡牛座の名を冠するエクセンシェダーデバイス。
タウラスの入手経緯。
ある次元世界でクライヴが密猟を行っている時のこと。
洞窟に逃げ込んだ珍しい生物を追い込もうとして自らも洞窟の中に入ると、そこには白銀の牛が鎮座していた。
しかし、それが像だとわかると興味が失せたクライヴは珍しい生物を捕まえて意気揚々と帰ろうとした。
すると、白銀の牛の像が突然喋り出し、いくつかの質問をクライヴに投げかけた。
その答えを聞いて白銀の牛の像はクライヴを己の所有者に相応しいと感じ、その力をクライヴに与えた。
その後はクライヴの力となって数々の密猟に関わっていく。
装備・武装は以下の通りである。
『コアドライブユニット』
デモリッション・タウラスの搭載箇所は左肩に位置する部位装甲表面に髑髏を模ったエメラルドが嵌め込まれている。
放出する魔力粒子の色はエメラルドグリーン。
『スタッグホーンヘルム』
牛の頭部自体が装備化したフルフェイス仕様のヘルメット型装備。
これは牛の頭部がヘルメット化し、その左右にL字状に伸ばした円錐型の長めの角を備えた攻防一体の複合装備であり、選定者の頭部を保護しながらも角を用いた刺突攻撃にも転用が可能になっている。
また、角には鋏のように動く可動機構が備わっており、これによって普通なら有り得ない挟んで拘束するという動作や角の先端を合わせて一点に対する突進力を底上げしたり、逆に開く動作を利用して防御型魔法陣などを無理矢理こじ開けたりするなどの動作も出来る。
『ブレイクホイール(×2)』
本体前部の両肩に位置する箇所に装着した大型車輪装備。
これは三重構造になっており、外側と内側は特殊なゴム製の素材で出来ていて真ん中の金属部分にはスパイクが内蔵されている。
突進時の攻撃力向上に使える他、両肩から切り離して大型のチャクラムのようにして扱うことも可能。
また、装着位置の都合上、左側のブレイクホイールはコアドライブユニットを保護すると同時に駆動することによって魔力収集率を向上させることも出来るようになっている。
そのため、起動時にはエクセンシェダーデバイス内でも随一の魔力収集速度を誇る。
『デモリッションキャノン』
背部に装備された2門の砲撃戦用装備。
これは固定砲台としての役割が強いが、砲身後部には冷却機能と加速機能を両立させた魔力放出型噴射機を縦に2門を備えており、一見しただけでは魔力バーニアに見えなくもない。
この噴射機とブレイクホイール、コアドライブの存在により、高威力砲撃を急速チャージして連発することも可能にしている。
『カノンホイール(×2)』
本体後部、後ろ足の付け根に位置する箇所に装着したブレイクホイールの小型版装備。
これはブレイクホイール同様、三重構造になっており、外側と内側は特殊なゴム製の素材で出来ていて真ん中の金属部分には3門の砲口が設置されている。
ブレイクホイールと同様にチャクラムとしての使用も可能だが、ブレイクホイールとは異なって内部に魔力収集機能が備わっており、飛び道具として飛びながらも魔力を収集していき、それを砲弾として撃ちばら撒いたり、砲口から魔力刃を形成して手裏剣のようになったりとブレイクホイールでは出来ない小回りの利いた動作を可能としている。
『テイルウィップ』
尻尾を模した鞭型装備。
これは尾の部分が伸縮性と柔軟性が非常に高い素材で出来ており、使い手によって変幻自在の軌道を操ることも可能。
『コアドライブシステム』
エクセンシェダーデバイスの根幹を成すコアドライブユニット専用のシステム。
他のエクセンシェダーデバイスと同様、自律稼働が可能であり、管制人格の判断によって自機の武装やシステムの単独での運用などを可能としている。
牡牛座が求める性質は『頑なな一本気』と『深き欲望』である。
『デストラクションシステム』
これは収集した魔力素を用いて特殊な爆砕魔法『デモリッシャー』を発動させるシステム。
『デモリッシャー』とは、物質を破砕することに特化した対象設置系爆破型遠隔発生魔法で、その効力は触れた物体に対して圧縮した魔力を魔法として設置し、その設置した魔法に内包した圧縮された魔力を一気に解放させることで対象とした物体を爆砕させることである。
このデモリッシャーはその性質上、装備品、または手などで直接触れなければ発動しない欠点を抱えており、如何にして対象に接触するかが肝心となる。
但し、触れた後は距離に関係なく任意のタイミングで魔法を爆破させることが出来るため、触れられたが最後、逃げ場はないと言える。
『エレクトロマグネティックシステム』
特殊電磁界発生システム。
これは収集した魔力を変換して特殊な電磁界を発生させることで、電界と磁界で起こりうる現象を魔力によって引き起こすことを可能にしている。
また、このシステムは蹄の部分を媒介に電磁界を発生させるので、移動時には電磁加速、ブレイクホイールとカノンホイールの投擲後の操作や回収、攻撃時の電気属性の付加などの動作を可能にしている。
その性質上、魔力変換資質『電気』を持つ者との相性が良い。
『マナペネトレイションシステム』
魔力貫通効果付与システム。
これは相手の魔力障壁などの防御魔法に対し、その魔力と自身の魔力を同調させることで魔力障壁を貫通させる効力を与える。
また、貫通効果を発動するためには一度相手の魔力障壁に触れて魔力を解析しないとならないが、それをクリアさえしてしまえばどのような魔力障壁も貫通することが出来る。
但し、山羊座のマナリデューションと同じように気、霊力、妖力、龍気に対してはシステムの対象外になっているので、注意が必要となる。
『チェンジングドライバーシステム』
生物型エクセンシェダーデバイス専用の可変機構統括システム。
システムの概要はディメンション・スコルピアと同じで、完全独立稼働も可能。
デモリッション・タウラスの場合、以下の形態に変形することが出来る。
『タウラスフォーム』
デモリッション・タウラスの基本形態。
その名が示す通り牛を模した陸上動物で、起動時は必ずこの形態になる。
これは地上でも平らに近い地面の地形での戦闘に特化している。
『スタッグビートルフォーム』
デモリッション・タウラスの第二生物形態。
前後の足が昆虫のように開き、ブレイクホイールとカノンホイールが分離して胴体真ん中に横で繋がって第三の足のような役割を果たし、頭部が160度くらい回転して角がクワガタのような刃になることでクワガタの姿へと移行する。
これは力技を主体にした近接戦闘を得意としており、鋏による拘束も可能にしている。
ちなみにテイルウィップは所持者の手に持たれている。
『フォーミュラフォーム』
デモリッション・タウラスの高速移動形態。
前後の足を胴体の左右に折り畳み、後ろ向きとなった胴体の前部(臀部辺り)にカノンホイール、後部(両肩)にブレイクホイールを接続し、頭部は角が全開に開いた状態で後部上部にウイングのような役割として装備されている。
これは頑丈な車体装甲と爆走による相手の撹乱や体当たりによる近接戦闘を得意としている。
スタッグビートルフォーム同様、テイルウィップは所持者の手に持たれている。
『アーマーフォーム』
デモリッション・タウラスが鎧状に分離して所持者の体に装着する鎧形態。
胴体が分離したプロテクターが胸部、両肩、腰部に装着される。
前後の足が籠手と足具となって手足に装備され、蹄の部分はそれぞれ籠手では手の甲、足具では足先に位置する場所に装備される。
この時、コアドライブユニットは左肩、ブレイクホイールは両肩、カノンホイールは両足の
スタッグホーンヘルムは頭に被さり、背部にデモリッションキャノンが装備され、テイルウィップは右手に所持する。
また、テイルウィップは非使用時には腰裏にマウント出来るようになっている。
タウラスの全装備を扱える形態でもある。
基本戦術が突進を主体にしているものなので、前傾姿勢になりやすくわかりやすいとも言えるが、固有魔法や特殊な電磁界の存在によってエクセンシェダーデバイスの中でも屈指の破壊力を誇る戦闘力を発揮する。
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・双子座
デバイス:サンシャイン・ジェミニ
形状:双子座を模した白銀色の鎧
待機状態:双子座のシンボルと太陽の意匠を施し、外装を白銀色の金具で覆った2種類のトパーズを携えた白銀色のチェーンブレスレット
搭載システム:コアドライブシステム、デイライトシステム、サンライズシステム、サンセットシステム、デイサクリファイスシステムを搭載
管制人格は男性で天真爛漫且つ好奇心旺盛な子供のような性格と冷徹且つ冷淡で冷静沈着な大人のような性格の二面性を持っている
通称『ジェミニ』
備考:双子座の名を冠するエクセンシェダーデバイス。
これはアクエリアス同様、バリアジャケットは存在せず、所有者の体に直接装着する鎧型である。
とある次元世界の遺跡の奥で選定形態で眠っていたが、そこにやって来たグレイスを選定者として見出して試練を与えた。
その試練を裏人格のグレイスがクリアし、グレイスの中にある表と裏の人格、それぞれの持つ考え方や知識の使い方の違いなどの理由からエクセンシェダーデバイスを持つ資格者として選ばれた。
サンシャイン・ジェミニの場合、額にヘッドギア、胸部に太陽の紋章を象った大きなトパーズを嵌め込まれたプロテクター、両肩に肩当て、右腕に表面に日の出と共に姿を現す天使の絵が刻まれた篭手、左腕に表面に日没時の太陽の上に座り込む悪魔の絵が刻まれた篭手、腰部にプロテクター、両足に足具をそれぞれ装着され、各部から放出する魔力粒子の色はトパーズイエローである。
『コアドライブシステム』
エクセンシェダーデバイスの根幹を成すコアドライブユニット専用のシステム。
他のエクセンシェダーデバイスと同様、自律稼働が可能であり、管制人格の判断によって主の選定やシステムの単独での運用などを可能としている。
選定形態はアクエリアス同様、双子座を模した像となる。
双子座が求める性質は『二重推論』と『知略知謀』である。
『デイライトシステム』
これは収集した魔力素を用いて特殊な射撃魔法『デイライト』を発動するシステム。
『デイライト』とは、その名が示す通り『日光』を意味する空間設置系誘導制御型射撃魔法で、その効力は高熱の力を秘めた直径約20cm程度の球体『サニィスフィア』を生成することである。
このサニィスフィアはコアドライブユニットの恩恵によって無制限且つ無尽蔵の生成を可能にし、戦場をその驚異的且つ圧倒的な物量と熱量による征圧力を誇るが、これを扱い熟すには高度な空間認識能力や誘導制御に必要な集中力、高熱への耐性を必要とする。
また、サニィスフィアはスフィア同士を結合して巨大化させたり、任意の場所に配置・設置することで罠としても機能するなど汎用性も非常に高い。
そのシステムを使用した者の姿はさながら『無数の小さな太陽を使役する双子座の使者』と形容される。
『サンライズシステム』
デイライトシステムとの連携を前提に置いたシステムの一つ。
これは日の出を表し、サニィスフィアを媒介に防御、活性、治癒、譲渡、散布などサポートに重視した能力を発揮させるものである。
発動時には右篭手の絵がうっすらと光る。
『サンセットシステム』
デイライトシステムとの連携を前提に置いたシステムの一つ。
これは日没を表し、サニィスフィアを媒介に刀剣創造、肉体強化、多種砲撃、遠隔爆破など攻撃に重視した能力を発揮させるものである。
発動時には左篭手の絵がうっすらと光る。
『デイサクリファイスシステム』
デイライトシステムとの連携を前提に置いたシステムの一つ。
日を犠牲にする名の通り、生成したサニィスフィアをコアドライブユニットに吸収した後、その魔力エネルギーを還元することで一種のオーバードライブ状態を引き起こし、所持者の身体能力と魔力を爆発的且つ飛躍的に底上げする。
この効力と継続時間は吸収したサニィスフィアの数に比例して上昇する。
しかし、逆を言えば肉体にもそれ相応の負荷をかけるため、諸刃の剣と言える危険なシステムである。
また、エクセンシェダーデバイスはコアドライブユニットと個別に搭載された固有魔法を同時に制御・運用するために開発されているため、吸収したサニィスフィアの数に関係なくシステム終了後でも通常運用が出来る。
但し、デバイス自体に負荷が掛からなくても所持者に対しての負荷が無くなる訳ではないので、下手をすれば戦闘中に激痛に見舞われて意識を失う場合もある。
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・蟹座
デバイス:クレッセント・キャンサー
形状:白銀の蟹
待機状態:蟹座のシンボルと三日月の意匠を施し、外装を白銀色の金具で覆った2種類のパールを携えた白銀色のチェーンブレスレット
搭載システム:コアドライブシステム、マナスラッシュリーシステム、マナウイルスシステム、スラッシュホーミングシステム、チェンジングドライバーシステムを搭載
管制人格は女性で母性が強く面倒見の良い性格の反面、選定者の敵だと感じた者には容赦ない攻撃的な一面を見せる
通称は『キャンサー』
備考:蟹座の名を冠するエクセンシェダーデバイス。
領明のキャンサー入手の経緯。
幼少期、まだ実験が嫌で翠蓮の元から逃げたしたことがある。
その時に近くの湖の
湖から白銀の蟹ことキャンサーが現れる。
そこで領明はキャンサーに近付き、枝で突いてみた。
すると、キャンサーが喋り出し、領明と会話することになる。
その会話の中でキャンサーは領明が強い孤独感を持ち、感受性も高いと判断し、彼女を選定者として見定めた。
その後は領明のよき相談役となりて彼女の心が壊れないようにしてきた。
装備・武装は以下の通りである。
『コアドライブユニット』
クレッセント・キャンサーの搭載箇所は頭胸部の背面真ん中辺りに横向きにした三日月状のパールが嵌め込まれている。
放出する魔力粒子の色はパールホワイト。
『シザーストライカー(×2)』
これは鋏自体が武装化しており、本体前部には蟹の象徴とも言える巨大で強靭な鋏状の爪、本体後部には超小型魔力スラスターを4基備えているため、高い格闘戦能力を秘めている。
また、内部には鋏との接続と相互性を前提にして開発された特注の籠手を内蔵しており、それを媒介に外装である鋏装備を撃ち出すことも可能で、魔力スラスターも内蔵していることから遠距離攻撃も出来るようになっている。
ちなみに可動爪は上部になる。
『シェルユニット』
頭胸部の正面に備わったバックパック装備。
これは本体内部に魔力スラスター2基と、左右にクラブアームズを接続出来る8基のアタッチメントが備わったものである。
『クラブアームズ(×8)』
歩脚が武装化した多目的特殊装備。
これは歩脚の1本1本、計8本がそれぞれ独立したアームユニットとなり、これによって状況に応じた変幻自在の近接格闘戦を実現させている。
また、それぞれの歩脚には仕込み装備・武器は備わっており、上、もしくは前の一対から魔力鋼糸発生機構『クラブ・アルファ』、切断用刃『クラブ・ベータ』、刺突用刃『クラブ・ガンマ』、射撃用砲口『クラブ・デルタ』の4種が内蔵されている。
その他、魔法陣を足先に展開することでそれをクラブアームズで蹴ることで軌道を修正したり、変則的な動きをしたりとアクロバティックな戦法も可能としている。
ちなみに制御はヘッドギア装備から選定者の脳波を読み取り、管制人格がそれを最適化するように行っている形になる。
『
頭胸部の背面に背負うように備わった鞘に収まった刀剣型近接兵装。
これはスコルピアの次元刀と同様、日本刀を模したような造りになっており、刀身は漆黒色、刃渡り約4尺、柄は深緑色、鍔には四角状の中に十文字の意匠が施されている。
また、次元刀のような蛇腹機構が存在しない代わりに次元刀よりも数段硬い硬度を誇っている。
『コアドライブシステム』
エクセンシェダーデバイスの根幹を成すコアドライブユニット専用のシステム。
他のエクセンシェダーデバイスと同様、自律稼働が可能であり、管制人格の判断によって自機の武装やシステムの単独での運用などを可能としている。
蟹座が求める性質は『高い感受性』と『強い孤独感』である。
『マナスラッシュリーシステム』
これは収集した魔力素を用いて特殊な魔力斬撃『クレッセイション』を発動させるシステム。
『クレッセイション』とは、対魔法戦や近接戦闘を前提に特化させた魔力侵食系吸収型魔力斬撃であり、その効力は自身の魔力斬撃に触れた魔力攻撃、もしくは魔法に使用されている魔力を侵食・吸収することでその攻撃力を倍々的に増幅させるものである。
その性質上、防御魔法や捕縛魔法などにも効力が及び、防御を突破した上で相手に大ダメージを与えることすら可能にしている。
また、魔力斬撃を刀剣型装備に纏わせたまま攻撃を繰り出すことで斬撃の規模を拡大させていくことも出来るが、大き過ぎるとかえって邪魔になるだけなので、選定者は自分の力量に見合った斬撃の規模を見つけることも必要である。
ちなみにマナリデューション同様、その効力は魔力にしか作用しない。
『マナウイルスシステム』
魔力伝達阻害システム。
これはランダムに形成された魔力の波長を相手に打ち込むことで相手の魔力の波長を乱し、魔力伝達率を低下させることを目的にしている。
魔力伝達率の低下するということはそれだけ魔法を繰り出すための時間が長くなるという事を意味しており、生粋の魔導師などとは相性が良い。
また、一般的なデバイスに打ち込むことでその機能を阻害させることも可能にしている。
但し、膨大な魔力とそれぞれ人の意志に近い管制人格を持つ同じエクセンシェダーデバイスにはその効果は薄い。
発動時には相手に直接触れなければならない都合上、シザーストライカーやクラブアームズで相手を捕まえる必要がある。
『スラッシュホーミングシステム』
魔力斬撃誘導制御システム。
これは直線的に放たれる魔力斬撃を魔力制御することで誘導制御型の射撃魔法と同じように操作することが出来る。
このシステムは通常の魔力斬撃はもちろん、固有魔法である『クレッセイション』にも対応している。
但し、これの制御にはそれなりの集中力とイメージ力を必要とする。
『チェンジングドライバーシステム』
生物型エクセンシェダーデバイス専用の可変機構統括システム。
システムの概要はディメンション・スコルピアと同じで、完全独立稼働も可能。
クレッセント・キャンサーの場合、以下の形態に変形することが出来る。
『キャンサーフォーム』
クレッセント・キャンサーの基本形態。
その名が示す通り蟹を模した甲殻生物で、起動時は必ずこの形態になる。
これは横歩きが基本となり、水中戦を得意としている。
『スパイダーフォーム』
クレッセント・キャンサーの第二生物形態。
シザーストライカーが前方で左右に接続されて蜘蛛の腹部を形成し、頭胸部が水平となって前後が逆になることで蜘蛛の姿へと移行する。
これは地上、特に密林などの隠れる場所が多い地形での戦闘を得意としており、変則的ではあるが魔力鋼糸は一番後ろの歩脚から放つことも可能としている。
『ステルスフォーム』
クレッセント・キャンサーの全翼機形態。
これはシザーストライカーを頭胸部の左右に密着させ、歩脚全てを水平に真っ直ぐ伸ばした後、後方に向けて角度をつけることで翼を形成している。
これはステルス性を用いた急襲戦法を得意とし、スコルピア程ではないが制空権の確保や長距離移動なども出来るようになっている。
また、この形態のキャンサーの上に乗ることも可能。
『アーマーフォーム』
クレッセント・キャンサーが鎧状に分離して所持者の体に装着する鎧形態。
頭部には頭胸部の前面縁に備わった目に当たる部分が装甲ごと外れてヘッドギアとして機能する。
胸部には頭胸部の背面が胸当てとして装着し、その背にはシェルユニットが装着される。
両肩、腰部、両足にはキャンサーの内部に収納されていた肩当て、プロテクター、足具がそれぞれ装着する。
両腕にはシザーストライカーが装着され、この時、両手は鋏の間からせり出すように出る。
クラブアームズは背部のシェルユニットに接続され、甲殻刀は左右の腰へと装備される。
キャンサーの全装備を十全に扱える形態でもある。
基本戦術はシザーストライカーと甲殻刀による近接格闘を主体にしつつ、クラブアームズによる変則的でアクロバティックな戦法も可能にしている。
さらに固有魔法や専用システムもあって遠距離への対応も出来る。
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・獅子座
デバイス:マジェスティ・レオ
形状:白銀の獅子
待機状態:獅子座のシンボルと翼を広げた鷲の意匠を施し、外装を白銀色の金具で覆った2種類のルビーを携えた白銀色のチェーンブレスレット
搭載システム:コアドライブシステム、ハウリングシステム、サイバージャックシステム、アンチマジックシステム、チェンジングドライバーシステムを搭載
管制人格は男性で威風堂々とした誇り高く厳格な性格で、貴族の振る舞い方や帝王学に精通している
通称は『レオ』
備考:獅子座の名を冠するエクセンシェダーデバイス。
海斗達と異形に変貌したカイルとの戦いの最中。
海斗の中に王の資質を見出し、いくつかの問答の末、将来性を考慮して選定者として選ぶ。
但し、海斗が力に溺れるようなら容赦なく切り捨てると宣言しているので、まだ完全には認めていないのかもしれない。
また、仮に海斗の実父『カイバ』が存命していた場合、彼を選定者として選んでいた可能性もあるとレオ自身が語っている。
装備・武装は以下の通りである。
『コアドライブユニット』
マジェスティ・レオの搭載箇所は胸部装甲の中心に翼を広げた鷲を模ったルビーが嵌め込まれている。
放出する魔力粒子の色はルビーレッドである。
『レオヘッド』
獅子の頭部が武装化した特殊装備。
これは獅子の頭部自体が右肩専用のプロテクター装備と化しており、口内からは咆哮と共に各システムに対応した魔力波や周波数を放つことが出来るようになっている。
また、鬣は六枚のパーツで構成されており、パーツを展開して頭部を中心に回転させることで攻撃や防御に使用することも可能。
『マジェスティギア』
獅子の頭部に追加されたヘッドギア型装備。
これは紅いHMD型のバイザーを備えたヘッドギア装備で、普段はレオヘッドの目元を覆うように装着されている。
また、バイザーには様々な情報が表示される他、接近警報やロックオン、通信機能も備えている。
ちなみにこの装備はレオの起動中ならいつでも所持者へと装備することが出来る。
『ストライクレーザークロー(×2)』
前足に備わった爪型装備。
これは5本の実体爪を備えた近接装備であり、爪内部には魔力エネルギーを熱変換する機能が備わっている。
この熱変換機能のおかげで攻撃力は格段に上がっており、近接格闘能力は生物型エクセンシェダーデバイスの中でも一、二を争う程である。
『スラッシュレーザーブレイド(×2)』
後ろ足に備わった爪型装備。
これは5本の実体爪を備えた近接装備であり、爪から魔力刃を形成する機能が備わっている。
また、この装備の真価が発揮されるのはアーマーフォーム時であり、通常時にはあまり使われることはない。
『マジェスティキャリバー』
バスタードソード型の刀剣装備。
これは刀身は白銀色、刃渡り約90cm、柄は紅色、鍔は鷲の翼を広げたような形状になっており、片手でも扱えるようになっている。
レオの武装の中では比較的使いやすく、刀身内部には魔力回路を組み込んでいるので魔力伝達率の効率も良くなっている。
ちなみにマジェスティギアと同様に独立しており、レオの可変形態には影響しないようになっている。
『マジェスティブラスター』
多目的ライフル型射撃装備。
これは変形ギミックを搭載した長銃身のライフルで、全部で五つのモードに切り替えが可能になっている。
各モードは牽制及び手数を重視した低出力連射『ラピッドモード』、一発一発の威力を重視した高出力砲弾『マグナムモード』、五つのモードの中でも最大級の威力を重視した収束砲撃『ブレイカーモード』、広範囲の敵を薙ぎ払うことに重視した拡散砲撃『スプラッシュモード』、アウトレンジからの攻撃を重視した長距離狙撃『スナイプモード』という具合になっている。
また、ブレイカーモードに限り使用した後に冷却時間が必要になるため、他のモードも使用制限が掛かるようになっている。
ちなみにマジェスティギアと同様に独立しており、レオの可変形態には影響しないようになっている。
『マジェスティシールド』
防御兵装。
これは左肩専用のプロテクターと一体化した半径約15cmの円盤型シールド装備で、その周りには外装用の追加装甲が八基備わっている。
この追加装甲は展開することで、本体である円盤型シールドを中心に各追加装甲が基点となって魔力シールドを張ることが出来るようになっており、展開する規模によって魔力シールドの規模も拡大する仕組みになっている。
また、シールドの内側には鞘、もしくはホルスターとしての機能を持つソケットが備わっており、そこにマジェスティカリバーキャリバー、もしくはマジェスティブラスターを収納し、マジェスティブラスターの場合は魔力充填を行うことが出来る。
ちなみに普段はレオのコアドライブユニットを守るような位置に装備されている。
『イーグルユニット』
鷲の姿を模った自律支援型特殊装備。
これは試作型アームドドライバーとも言える代物で、後のサジタリアスのアームドドライバーの基礎となっている。
大型の鷲をモチーフにしており、普段は変形して左右に巨大な機械翼を持つバックパック装備となってレオの背部に待機している。
支援形態となるとバックパック装備状態から大型の鷲へと変形し、所持者とレオのサポートを行うことが出来るようになる。
搭載武装は頭部嘴内に魔力砲台『イーグルブラスト』、背部から展開する縦四連装魔力レーザーミサイル装備『マジェスティスター(×2)』、機械翼の縁が鋭利な刃と化している『ウイングカッター(×2)』、足の爪に仕込まれた魔力刃発生装置『イーグルネイル(×2)』、尾が武装化した鉄扇型装備『イーグルファン』の計5種が備わっている。
ちなみにレオの形態変化の都合上、分離機能も備えている。
『コアドライブシステム』
エクセンシェダーデバイスの根幹を成すコアドライブユニット専用のシステム。
他のエクセンシェダーデバイスと同様、自律稼働が可能であり、管制人格の判断によって自機の武装やシステムの単独での運用などを可能としている。
獅子座が求める性質は『王者の風格』と『五徳の大器』である。
『ハウリングシステム』
これは収集した魔力素を用いて特殊な広域攻撃魔法『ハウリングバースト』を発動させるシステム。
『ハウリングバースト』とは、空間単位での広域攻撃に特化した震動破砕系咆哮型広域攻撃魔法で、その効力は一定の空間単位に対して咆哮による震動波を放ち、大気中の魔力素に震動を加えることで空間震を引き起こすことで多数の目標を攻撃するというものである。
また、使い方によっては様々な応用が可能で、咆哮の範囲を絞ることで単体の目標に対して絶大な威力を持たせることが出来たり、震動波を魔法に干渉させることでその魔法の内部から暴発させたり、大気中の魔力素に対して限りなく威力を抑えた震動波を放つことで魔力酔いを引き起こすなどすることが出来る。
但し、リンカーコアやコアドライブユニットなどの魔法機関に対しては使えないように設定されている。
何故なら言うまでもなく、前者は対象となった者の命に関わるからであり、後者は既にサジタリアスで対策を練っていて貴重な半永久魔法機関が無くなるのが困るからである。
『サイバージャックシステム』
機器干渉システム。
これは特定の周波数を発生させて電子機器やデバイスなどに干渉し、一時的に己の支配下に置くというものである。
支配下に置いた電子機器やデバイスなどはレオや所持者によって遠隔操作を受け、誤情報の流出、魔法制御の阻止や無効化、指揮系統の混乱化など所持者の意向によってどうとでも操作することが出来る。
但し、キャンサーのマナウイルスシステムと同様の理由でエクセンシェダーデバイスに対してはその効果は発揮されない。
『アンチマジックシステム』
対エクセンシェダーデバイス専用に開発された二つのシステムの内の一つで、こちらは固有魔法に対抗するためのシステム構築になっている。
これは収集した魔力を各エクセンシェダーデバイスの固有魔法の波形パターンと同期させてぶつけることでその固有魔法を相殺して無力化する仕組みなっている。
但し、波形パターンを同期させるシステムの都合上、一度に複数のエクセンシェダーデバイスの固有魔法を無力化は出来ないようになっている。
そのため、サジタリアスのアンチコアドライブシステムと比べると対エクセンシェダーデバイスへの制圧力に欠けるが、コアドライブユニットを停止させない点で言えば、こちらの方が使い勝手が良いのでどちらも一長一短といったところである。
だが、固有魔法を無力化されるということはエクセンシェダーデバイスの機能の半分を無力化したのと同じであり、コアドライブユニットが健在だとしても大量の魔力を扱うだけの技量が無ければ宝の持ち腐れ状態になってしまう可能性も大いに有り得る。
また、固有魔法に連動したシステム構築になっている場合もあるので、そういったシステムを積んでるエクセンシェダーデバイスはレオと相対したらかなり不利な状況に陥りやすい。
『チェンジングドライバーシステム』
生物型エクセンシェダーデバイス専用の可変機構統括システム。
システムの概要はディメンション・スコルピアと同じで、完全独立稼働も可能。
マジェスティ・レオの場合、以下の形態に変形することが出来る。
『レオフォーム』
マジェスティ・レオの基本形態。
その名が示す通り獅子を模した陸上生物であるが、背部にバックパック装備を背負っていて口にはマジェスティキャリバーを咥えている状態であり、起動時は必ずこの形態にある。
これは単体での戦闘力は生物型エクセンシェダーデバイスの中でも一、二を争う程で、イーグルユニットとの連携を前提にした動きが出来るようになっている。
また、地上戦だけでなく空中戦も可能にしている。
『グリフォンフォーム』
マジェスティ・レオの第二生物形態。
イーグルユニットの頭部と足の爪が分離し、レオヘッドの代わりにイーグルユニットの頭部、ストライクレーザークローの上に被さるようにイーグルユニットの足が装着されることでグリフォンのような姿に移行する。
この時、レオヘッドは所持者の右肩に装備される。
これは空中戦を主体にしており、固有魔法は都合によって使えないが、それでも高い戦闘能力を秘めている。
『ライナーフォーム』
マジェスティ・レオの長距離移動形態。
レオヘッドを先頭に前後足を折り畳んだ胴体、翼を折り畳んで閉じた状態のイーグルユニットの順に連結したリニア新幹線のような形態になる。
これは魔力を用いてリニア新幹線のような移動法を取ることが出来る一風変わった形態だが、その速度はスコルピアのジェットフォームにも匹敵する程である。
また、所持者をイーグルユニットの上に乗せることも可能。
『アーマーフォーム』
マジェスティ・レオが鎧状に分離して所持者の体に装着する鎧形態。
マジェスティギアが額に装着される。
胴体が分離したプロテクターが胸部と腰部に装着され、コアドライブユニットは胸部に位置する。
前後足が籠手と足具を形成し、両手首部分にストライクレーザークロー、両膝にスラッシュレーザーブレイドが装着される。
右肩にレオヘッド、左肩にマジェスティシールドが装着される。
背部に分離してバックパック装備となったイーグルユニットが装着される。
この時、マジェスティスターは両肩上部にせり上がるようになり、イーグルネイルは踵部分に装着され、イーグルブラストはコアドライブユニットを覆い隠すように合体し、イーグルファンは腰裏に装備される。
マジェスティキャリバーとマジェスティブラスターはそれぞれ右手と左手に保持する形となる。
レオの全装備を扱える形態。
全体的なスペックは他のエクセンシェダーデバイスよりも高く設定されており、どのような距離にも対応出来る万能型となっている。
ただ、それだけのスペック故に選定条件は他よりも厳しめに設定されていて、これだけ多彩な武装を扱うだけの技量やどの距離でも即座に切り替えられる対応力、戦略性、戦術眼、判断力、さらにはイーグルユニットを駆使した戦法も考えなくてはならないと所持者に求めるモノが多い。
ちなみに装備されたイーグルユニットは所持者の意思で、支援形態となることも可能となっている。
その場合、飛行能力はなくなるが、代わりにイーグルユニットによる支援を受けられるメリットがある。
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・乙女座
デバイス:ハートネス・ヴァルゴ
形状:乙女座を模した白銀色の鎧
待機状態:乙女座のシンボルとハートの意匠を施し、外装を白銀色の金具で覆った2種類のサードニクスを携えた白銀色のチェーンブレスレット
搭載システム:コアドライブシステム、ヒーリングハートシステム、マナディスパーションシステム、マルチブーストシステム、マジックジャマーシステムを搭載
管制人格は女性で基本的に穏和且つ清楚な性格をしているが、主に対しては『完璧』を求める性質が少なからずある
通称『ヴァルゴ』
備考:乙女座の名を冠するエクセンシェダーデバイス。
アクエリアスやジェミニ、サジタリアス同様、バリアジャケットは存在せず、鎧が直接選定者の体に装着される鎧型。
ストロラーベの首都郊外に存在する古い屋敷の中に置物として安置されていた。
そこへ幼いユウマと雪絵を連れたフィーナが探検にやって来た。
古い屋敷ということもあり、二階へと進んだところでフィーナが床下に落ちてしまう。
それを追ってユウマもそこから降りると、そこには埃を被ったヴァルゴの安置されていた部屋だった。
ちなみに雪絵は二階の廊下から下の様子を窺っていた。
怪我をして意識を失ったフィーナを懸命に呼び掛けたり、傷を治そうとする献身的な様子を見てヴァルゴの選定条件の一つがユウマと一致する。
そこでヴァルゴが力を貸し、フィーナを治療して事なきを得た。
その後は目覚めたフィーナと雪絵と共に古い屋敷を後にする。
この出来事は3人の間で秘密として共有されている。
以後は正式な選定者を探すための移動手段としてユウマを仮の選定者として選ぶものの、ユウマがもう一つの選定条件を満たすに値することがわかったので正式にユウマを選定者として選び、共にこの十数年を過ごしてきている。
ハートネス・ヴァルゴの場合、額にヘッドギア、胸部にハートの紋章を象った大きなサードニクスを嵌め込み、背部に一対二翼の大きめの翼を備えたプロテクター、両肩に肩当て、両腕に籠手、腰部にプロテクター、両足に足具をそれぞれ装着した姿となり、各部から放出する魔力粒子の色はサードニクスオレンジである。
『コアドライブシステム』
エクセンシェダーデバイスの根幹を成すコアドライブユニット専用のシステム。
他のエクセンシェダーデバイスと同様、自律稼働が可能であり、管制人格の判断によって主の選定やシステムの単独での運用などを可能としている。
選定形態は祈りを捧げる乙女座の像となる。
乙女座が求める性質は『純潔の精神』と『差別なき眼』である。
『ヒーリングハートシステム』
これは収集した魔力素を用いて特殊な治癒魔法『ハートネス』を発動するシステム。
『ハートネス』とは、軽傷から重傷まで幅広い傷を癒すことを主眼に置いた細胞活性系多目的型治癒魔法で、その効力は膨大な魔力を使って対象の細胞や自然治癒力を活性化させて傷の治りを速めることである。
また、魔力を極細の鋼糸状に紡いで、それを対象の傷に縫い合わせることで切断された部位を完全に復活させたりすることも可能。
しかし、いくら自然治癒による回復が目的でもその部位に異物が混入していた場合、外科的な処置が必要である。
その他、使い方にもよるが負傷してない対象者や自らの細胞を活性化させて気を一時的に上昇させたりすることも出来る。
但し、即死や消滅、不治の病など自然治癒でも治癒が不可能な状態ではその効果を発揮出来ない。
ちなみにエクセンシェダーデバイスの中では唯一待機状態でも固有魔法を使える仕様になっている。
『マナディスパーションシステム』
魔力広域散布システム。
これは文字通り収集した魔力を広域に散布するもので、周囲の魔力濃度を引き上げたり、味方の魔法を手助けしたりすることを主な目的にしている。
しかし、周囲の魔力濃度を上げるということは敵に対しても有利な状況を作ってしまうことになる。
そのため、使う時は使用範囲に気をつけなくてはならない。
『マルチブーストシステム』
マナディスパーションシステムと連動するシステム。
これは散布した魔力を媒介に複数の味方の能力を引き上げることを主眼に置いている。
発動条件としては散布した魔力範囲内に味方がいることである。
かなり緩い条件なので、誤って敵側の者も魔力範囲に入られると敵の能力も強化してしまう可能性もある。
『マジックジャマーシステム』
マナディスパーションシステムと連動するシステム。
これは散布した魔力に媒介に敵側の魔法や索敵能力を阻害することを主眼に置いている。
発動条件としては散布した魔力範囲内に敵がいることである。
マルチブーストシステムと同様、かなり条件が緩いので誤って味方を巻き込んでしまう可能性もある。
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・天秤座
デバイス:エクスキューター・ライブラ
形状:天秤座を模した白銀の鎧
待機状態:天秤座のシンボルと十字架の意匠を施し、外装を白銀色の金具で覆った2種類のカーネリアンを携えた白銀色のチェーンブレスレット
搭載システム:コアドライブシステム、ジャッジバインドシステム、スキルキャンセラーシステム、ガジェットツールシステム、ウエポンテレポートシステムを搭載
管制人格は男性で基本的に上から目線でプライドと自己愛が強いナルシスト的な性格で、美意識もかなり高い
通称は『ライブラ』
備考:天秤座の名を冠するエクセンシェダーデバイス。
ライブラの入手経緯。
久瀬家が管理する道場の中に場違いながらも飾られていたが、薫が家を出る際にライブラの方から薫に話し掛ける。
置き物と思っていた代物に驚きながらも薫はライブラからの質問に答える。
そして、薫の中にある歪になった感情を把握すると、自らの持ち主として相応しいと判断し、天秤の座の像から薫の身を纏う鎧となって力を与えた。
以後は滅多なことでは使われないが、それでも構わないとして自ら疑似休眠状態となって眠っている。
それ故か、アクエリアスやスコルピアなどからも察知されていない。
エクスキューター・ライブラの場合、額にヘッドギア、胸部に十字架の紋章を象った大きなカーネリアンを嵌め込み、背部の左右にそれぞれ2本ずつのロッドを装備したプロテクター、両肩に左右それぞれに2本ずつのロッドを装備した肩当て、両腕に天秤の皿が円形の盾となって装備された籠手、腰部に左右それぞれに2本ずつのロッドを装備したプロテクター、両足に足具をそれぞれ装着した姿となり、各部から放出する魔力粒子の色はカーネリアンオレンジである。
『コアドライブシステム』
エクセンシェダーデバイスの根幹を成すコアドライブユニット専用のシステム。
他のエクセンシェダーデバイスと同様、自律稼働が可能であり、管制人格の判断によって主の選定やシステムの単独での運用などを可能としている。
選定形態は天秤座の像となる。
天秤座が求める性質は『正義の心得』と『罪悪の意識』である。
『ジャッジバインドシステム』
これは収集した魔力素を用いて特殊な捕縛魔法『ジャッジメント』を発動するシステム。
『ジャッジメント』とは、相手の身動きを封じることを主眼に置いた重力加重系拘束型捕縛魔法で、その効力は相手が犯してきた"罪の数や質"に応じて体感する重力を上げていって動きを制限することである。
過去に犯してきた罪の数が多く質が高ければそれ相応の重力が加味されていき、自らの罪だけで押し潰されたり身動きが不可能になることもある。
その反面、清廉潔白な人物に対してはただのバインドタイプの魔法でしかなく、体感重力もそのままである。
また、複数の人物を同時に拘束した場合、拘束した人物が犯してきた罪の総数によって重力が加わり、効果も個々ではなく全体に対して及ぶため、1人が重い罪を背負っていたらそれが他の人物にも伝わってしまうことになる。
『スキルキャンセラーシステム』
ジャッジバインドシステムに連動するシステム。
これはジャッジメントで拘束した人物が保有する異能の力を発揮させないようにするためのものである。
このシステムがあることでジャッジメントを異能の力を用いての脱出はほぼ不可能と言ってもいい程であり、自力で抜け出すには罪を犯してないことが条件となる。
しかし、発動条件はジャッジメントによる拘束なので、捕まらない場合は当然ながら効果を発揮しない。
『ガジェットツールシステム』
装備展開補助システム。
これは各所に装備された12本のロッドと両腕に装備された盾専用に組まれたもので、コアドライブから得られる魔力をロッドや盾に伝達し、様々な武器へと接続させることが出来る。
ロッドと盾によって構成出来る武器は刀剣、棍、槍、薙刀、鎌、フレイルなどで、種類の違う複数の武器を同時に形成することも可能。
『ウエポンテレポートシステム』
装備転送システム。
これは手元から何らかの理由で離れた12本のロッドと盾を瞬時に手元、もしくは元の装備箇所へと転送することが出来る。
当然のことながら個々での転送も可能にしている。
また、逆に装備を別空間に転送して迎撃や罠として機能させることも出来るが、その場合は高度な空間認識能力が必要となる。
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・蠍座
デバイス:ディメンション・スコルピア
形状:白銀色の蠍
待機状態:蠍座のシンボルとゲイト(サークル状の門)の意匠を施し、外装を白銀色の金具で覆った2種類のガーネットを携えた白銀色のチェーンブレスレット
搭載システム:コアドライブシステム、ポイズンブラッドシステム、フライヤーリンクシステム、ディメンションゲイトシステム、チェンジングドライバーシステムを搭載
管制人格は女性で非常に穏和且つ大人しい寡黙で主に付き従う従順な性格をしているが、主の感情に感化されやすく暴走しやすい反面を持つ
通称『スコルピア』
備考:これはロストロギアに分類されているデバイス群『エクセンシェダーシリーズ』の1機で、蠍座の名を冠するエクセンシェダーデバイス。
シャドウが偶然的に発見されており、長らく選定形態のまま研究されていた。
最近になって選定対象が見つかり、反応を示した。
そして、暗七の連れてきた明幸 智鶴を試した結果、彼女を主と認めて力を与える。
装備・武装は以下の通りである。
『コアドライブユニット』
ディメンション・スコルピアの搭載箇所は頭胸部の胸部に当たる部位の上部にサークル状のガーネットが嵌め込まれている。
放出する魔力粒子の色はガーネットブラウン。
『シザーアンカー(×2)』
触肢の先端に装着された少々横幅だが、シャープなフォルムの鋏型装備。
これは鋏自体に魔力収束機能が組み込まれており、コアドライブユニットで収集した魔力を収束して爪自体をコーティングしたり、魔力刃を形成したり、砲撃にしたりなど用途は様々である。
また、接続部から鋏を射出することでアンカーとしても使用可能で、回収時は触肢から魔力鋼糸を鋏に放出することで接続部まで引き戻す。
ちなみに可動爪は下部である。
『ブーストユニット(×2)』
シザーアンカーの爪上部を覆う装甲型補助装備。
これは後部に魔力粒子を放出して推力を得る大型ブースターを搭載しており、表面には武器装着用のアタッチメントを設けている。
また、魔力ブースターを利用することで遠隔操作型の自動砲台にしたりシザーアンカーに装着したまま使って目標を追尾する等の動作も可能。
『ブラッドシューター(×2)』
腹部の上部にマウントされた2基の射撃兵装。
これはコアドライブユニットで収集した魔力を弾丸状にして発射する3連装機関砲であり、低出力ながらその圧倒的な速射性と連射性で十分補える程である。
ブーストユニットに接続が可能。
『テイルユニット』
腹部から伸びた8節構成の尾型特殊兵装。
これは尾自体が武装化し、各節には魔力収束機能が備わっており、この機能を用いて各節は魔力粒子を刃状に展開させたり、分離した各節を魔力鋼糸で繋げたりする等の動作も出来る。
ちなみに内部にバラバラになった刀身と柄に分割された次元刀を収納している。
『テイルフライヤー』
テイルユニットの節に沿って装着された7対14基の自動砲台型装備。
これは前部に直射と追尾の切替が可能な魔力レーザー砲2門と収束機能、後部に小型魔力ブースター2基を搭載した自律型移動砲台である。
通称『フライヤー』。
普段は2基1組で尾の1節を覆うカバー状の待機形態を持ち、通常時はこれで魔力粒子を補給しており、使用時にはカバーから2基に分離し、装甲を折り畳むように変形して移動砲台形態へと移行する仕組みになっている。
また、通常射撃の他にも魔力を刀身状にすることで近接兵装としても使用可能。
『スティンガーブレード』
テイルユニットの先端に装備した刀剣型近接兵装。
これは片手で持てる両刃の大剣をコンセプトに置いており、刀身は白銀色、刃渡り約100cm、刃幅約20cm、柄は紫色、鍔の部分は短く刃に向かって傾斜し、鍔の中心部の表側には蠍座の星、裏側には蠍の絵の意匠がそれぞれ施されている。
ちなみにスコルピアの中では最も使い勝手の良い武器でもある。
『スティンガーエッジ』
スティンガーブレードとテイルユニットの先端を横から挟み込むようにして合体した左右に1対の刃を持つ装甲型装備。
これはスティンガーブレードを支える役割を持つ他、刃のみを切り離して遠隔操作したり2枚の刃を合体させてブーメランのように扱ったりすることも可能。
また、刃はブーストユニットの表面に合体させることで近接兵装とすることも可能。
『次元刀(じげんとう)』
テイルユニットの中に仕込まれた蛇腹機構の刀身を持つ刀剣型近接兵装。
これは日本刀を模して作られており、柄頭から切っ先までかなりの硬度を誇り、刀身は白銀色、刃渡り約3尺、柄は紫色、鍔にはサークル状の中に十文字の意匠が施されている。
また、刀身の芯に魔力鋼糸を巡らせるように形成し、それを用いた広範囲に及ぶ柔軟性に富んだ蛇腹機構を実現している。
『コアドライブシステム』
エクセンシェダーデバイスの根幹を成すコアドライブユニット専用のシステム。
他のエクセンシェダーデバイスと同様、自律稼働が可能であり、管制人格の判断によって自機の武装やシステムの単独での運用などを可能としている。
蠍座が求める性質は『陰の性質を持つ愛』と『鋭い洞察力』である。
『ポイズンブラッドシステム』
これは収集した魔力素を用いて紫色の特殊毒液『ポイズンブラッド』を生成するシステム。
このポイズンブラッドは基本的に毒液であるが、その毒性や魔力濃度をコントロールすることで様々な効力を発揮する。
ちなみに毒性を最小限に抑えた高濃度のポイズンブラッドを重傷者に打ち込むことで生命力を活性化させることも可能。
『フライヤーリンクシステム』
ブーストユニットやテイルフライヤー、スティンガーエッジといった自律型自動砲台専用統括制御システムで、所持者の脳波を読み取り、管制人格がデータ化させて特定の信号として自律型自動砲台に送信することでフライヤーの操作を一手に担うことが出来る。
『ディメンションゲイトシステム』
これは収集した魔力素を用いて特殊な移動魔法『ディメンションゲイト』を発動させるシステム。
『ディメンションゲイト』とは、その名が示す通り『次元の門』を意味する空間接続系転移型移動魔法で、その効力は自身を中心とした半径約1m六方の空間と別の場所に存在する空間を大小様々なサークル状の門『ゲイト』で繋げ、ワームホールを作り出すことである。
このワームホールはコアドライブユニットの恩恵により、維持時間は無制限だが、ワームホールを繋ぐ作業は多大な集中力や精密な演算能力、高度な空間認識能力を必要とするため管制人格との連携はかなり重要であり、当然のことながら所持者が認識していない空間にゲイトを作り出すことは不可能であり、限られた場所やその場でしか効力を発揮出来ないが、認識と具体的なイメージがあれば次元転移も可能となる。
また、ワームホールは所持者の任意のタイミングでオン・オフの切替が可能であり、使い手によって様々な戦術に応用することが出来る。
但し、スコルピアの武装や所持者がゲイトを通過すると自動的にゲイトが消滅する仕組みになっており、例え体の一部だけをゲイトに通過させてもゲイトは"スコルピアの武装、もしくは所持者が通過した"と認識し、ゲイトが自動的に消滅、さらには体の一部をワームホール内に取り残してしまう危険性もある。
『チェンジングドライバーシステム』
生物型エクセンシェダーデバイス専用の可変機構統括システム。
これは黄道12星座中7種が生物型ということを利用し、ベースとなる星座本来の生物形態と所持者の体に装着する鎧形態の2種類の他にも各星座に応じて様々な形態へと変形することをコンセプトに置かれている。
また、デバイス自体が所持者の命令と独自の判断による鎧型エクセンシェダーデバイスとは異なった完全独立稼働も想定しているため、所持者の援護や単体での活動も可能である。
ディメンション・スコルピアの場合、以下の形態に変形することが出来る。
『スコルピアフォーム』
ディメンション・スコルピアのベースとなる基本形態。
その名の通り蠍を模した節足動物で、起動時は必ずこの形態であり、蠍座の選定形態でもある。
これは地上戦に特化し、状況に応じて射撃と格闘の切替を即時に行える。
また、水中での活動も可能。
『シャークフォーム』
ディメンション・スコルピアの第二生物形態。
節足を腹部の下に折り畳み、テイルユニットを横に倒した後、シザーアンカーを扇が閉じるように合体させることで頭部を形成し、ブーストユニットを胸鰭、スティンガーエッジを背鰭のようにそれぞれ接続させることで鮫の姿へと移行する。
これは近接格闘を主体とした高速戦闘を得意とし、射撃も行えるがこちらはあくまでも牽制程度にしか使わない。
また、この状態だと空中・水中戦が主体となる。
『ジェットフォーム』
ディメンション・スコルピアの高速移動形態。
節足を腹部の下に折り畳み、テイルユニットを真っすぐにしてスティンガーブレードを機首に見立て、シザーアンカーを全開にした状態で頭胸部に合体させて鋏の上部を主翼、可動爪にブーストユニットを接続することでエンジン、ブラッドシューターも180度回転させて砲台として使用する。
これは高速射撃戦闘を得意とし、一撃離脱や制空権の確保、遠距離航行等を可能としている。
また、この形態はボードのように上部に所持者を乗せることも可能。
『アーマーフォーム』
ディメンション・スコルピアが鎧状に分離して所持者の体に装着する鎧形態。
胸部には蠍の頭部と胸部に分離した胸部が装着すると節足の1対は肩上から背中、残り3対は脇下から背中にそれぞれ回って4対の節足が接続してプロテクターとなる。
両腕と両足には触肢と腹部がそれぞれ覆う篭手と足具となる。
両腕の篭手の上からブーストユニットが覆い被さり、両肩にシザーアンカーが装着される。
腰部にはテイルフライヤーが変形・合体したスカートアーマー状の装甲が装着される。
両足首には足具の上からスティンガーエッジが装着される。
頭部には蠍の頭部が額、次元刀を収納した状態のテイルユニットが後頭部から挟み込むように側頭部で接続した頭部保護を目的にした複合ユニットを装着する。
両肩上部にはブラッドシューターが装着され、右手にスティンガーブレードを保持する。
この状態になると毒性を最小限に抑え魔力濃度を濃くしたポイズンブラッドを体内の血と混ぜて循環させることで手荒い方法ではあるものの魔力への感受性を高くし、身体能力を向上させる効果を所持者に与える。
頭部に装着した複合ユニットの額部には紫色のバイザー型ディスプレイを内蔵している他、所持者の脳波を読み取る機能も完備している。
当然ながらスコルピアの全兵装を扱えるが、それらを駆使する頭脳も必要となる。
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・射手座
デバイス:アークドライブ・サジタリアス
形状:射手座を模した白銀色の鎧
待機状態:射手座のシンボルと五芒星の意匠を施し、外装を白銀色の金具で覆った2種類のアメジストを携えた白銀色のチェーンブレスレット
搭載システム:コアドライブシステム、サジットブラストシステム、ディメンションサーチシステム、アンチコアドライブシステム、アームドドライバーシステムを搭載
管制人格は男性で基本的に陽気且つ楽天的な性格をしているが、こと戦闘に関しては熱くなりやすく冷めやすいという極端な一面を持つ
通称『サジタリアス』
備考:射手座の名を冠するエクセンシェダーデバイス。
アクエリアスとジェミニ同様、バリアジャケットは存在せず、鎧が直接選定者の体に装着される鎧型。
ルーマニアに存在するツェペシュ本城の地下最下層にて安置されていたが、"白銀"ということもあって黒い布を被されて埃を被っていた。
しかし、そんな状態でもツェペシュ本城を中心に己の選定者を探していた。
そんな中、クーデターが起こり、その騒動の中でマリウス、クロウ・クルワッハなどを見い出すが、選定条件である前者の条件を満たしていても後者を満たしていなかったために見送られた。
その後、さらにグレモリー眷属やヴァーリ、紅牙達が現れてからはヴァーリにも可能性を見い出していたが、これも後者が該当しなかった。
しかし、後者が該当する人物に紅牙が現れ、リゼヴィムとノヴァに攻撃を仕掛ける姿を見て前者も満たすと判断し、正式に紅牙を資格者として認める。
アークドライブ・サジタリアスの場合、額にクリアパープルのバイザー付きヘッドギア、胸部に五芒星の紋章を象った大きなアメジストを嵌め込んだプロテクター、両肩に肩当て、両腕に籠手、腰部にプロテクター、両足に足具をそれぞれ装着した姿となり、残りのパーツはアームドドライバーとして機能し、各部から放出する魔力粒子の色はアメジストパープルである。
『コアドライブシステム』
エクセンシェダーデバイスの根幹を成すコアドライブユニット専用のシステム。
他のエクセンシェダーデバイスと同様、自律稼働が可能であり、管制人格の判断によって主の選定やシステムの単独での運用などを可能としている。
選定形態はアクエリアスやジェミニとは少し異なり、弓矢を構えた人馬を模した射手座の像となる。
射手座が求める性質は『飽くなき探求』と『迷いなき即断』である。
『サジットブラストシステム』
これは収集した魔力素を用いて特殊な砲撃魔法『サジットブラスター』を発動するシステム。
『サジットブラスター』とは、対一から対多までを主眼に置いた空間制圧系選択型砲撃魔法で、その効力はまるで矢を射るような感覚で直射型、誘導制御型、収束型、拡散型といった複数の砲撃魔法を状況や用途に応じて使い分けることである。
このサジットブラスターは一度矢状に練った魔力を専用装備によって射ることで砲撃へと再変換する、という動作を行うことで直前までどのような砲撃を放つかを相手に悟らせないようにする意図も含まれている。
コアドライブユニットの恩恵によって砲撃のチャージ時間は限りなく短く、それでいて高火力の砲撃を連発出来るほどの持続力を兼ね備えているが、砲撃魔法の種類は使い手の資質や技量に大きく依存する。
極端な話、所持者が砲撃魔法を一切修得していなくても管制人格の補助で直射型を撃てるようにはなるが、それではサジットブラスターを十全に扱えるということにはならない。
この固有魔法を最大限に活かすためには、やはり全ての砲撃魔法の特性を理解し、それを的確に使用することの出来る状況判断能力も必要となる。
『ディメンションサーチシステム』
次元空間索敵システム。
これは周辺の通常空間と並列する次元空間を解析することで、相対する相手の現在位置や転移座標の予測、魔力探知などの索敵能力が基本運用となる。
解析したデータはヘッドギアに備わっているバイザーに表示される。
"地形データ"ではなく、"空間データ"で表示されるのでより詳細な座標が表示される反面、ドルイドシステムよりも高い空間把握能力が求められる。
また、その詳細な座標と実際の空間を比較することで、より高い精度での砲撃を可能にしている。
『アンチコアドライブシステム』
対エクセンシェダーデバイス専用に開発された二つのシステムの内の一つで、こちらはコアドライブユニットに対抗するためのシステム構築になっている。
これは自ら収集した膨大な魔力素を一時的に最大開放し、相手、もしくは標的となるエクセンシェダーデバイスのコアドライブユニットの魔力素同士をぶつけて相殺することでコアドライブユニットの機能を一時的に無力化するという仕組みになっている。
また、魔力収集率が高ければ複数のエクセンシェダーデバイスも無力化することが可能。
但し、このシステムを使用するには多大な魔力と、自らのコアドライブユニットの機能も一時的に停止してしまうというデメリットが存在する。
仕組み自体ならシステムにしなくても使えそうだが、コアドライブユニット自体がブラックボックス化していて専用システム無しで運用した場合、二度とコアドライブユニットが稼働しない可能性も示唆されていたようである。
それ故に選ばれた二機にのみ別々の対抗策を用意していた可能性が高い。
『アームドドライバーシステム』
チェンジングドライバーシステムの技術を応用して開発された射手座専用システム。
これは射手座の鎧を構築する際に余る人馬の下半身部分のパーツを幾つかの自律型独立支援用装備『アームドドライバー』として運用することを前提に設計されている。
サジタリアスを纏ってる間、アームドドライバーは支援機状態で所有者の周囲に待機しており、選定された所有者の行動パターンを独自に解析し、最適な行動を取るようになるようプログラミングされている。
また、アームドドライバー全機はサジットブラストシステムに対応しており、支援機状態では貯蔵している魔力を用いて援護砲撃を行うことが可能。
アームドドライバーの本領は武装時にあり、鎧の各部に後付け装備として装着・装備することでコアドライブユニットと固有魔法を最大限に活かすことが出来る。
さらに所有者権限で許可が下りれば、他者にも武器としての使用が可能である。
アームドドライバーは以下の通りである。
『サジット・ファルコン』
隼を模した弓型アームドドライバー装備。
これは射手座の象徴とも言える弓であり、隼自体が特殊な弓となっている。
尾を引っ張ることで嘴から矢を放つ仕組みになっており、通常の魔力矢とサジットブラスターを使い分けることも可能にしている。
また、この弓は翼を刀身にした剣形態への変形も可能にしており、砲撃戦だけではなく接近戦でも十二分に活躍することが出来る。
その他にも刀身状となっている翼を利用して投擲武器にすることも可能。
装備時は利き手じゃない方の手に保持されることになる。
選定状態では弓となって像の手に持たれている。
『アーク・スパイダー』
蜘蛛を模した籠手型アームドドライバー装備。
これは魔力を鋼糸状にして放出する機関を口内に持つ特殊な蜘蛛で、主にトラップ設置や捕縛など拘束系の役割を持っている。
主な運用法は諜報や妨害工作など裏方仕事に向いている。
また、投擲したサジット・ファルコンを回収手段としても使われる。
装着時は弓を持つ方の腕に籠手として装着される。
装着した後は魔力鋼糸を利用したトリッキーな動きが可能になる。
選定状態では人馬の後ろ足の左側上部を形成している。
『アーク・スコーピオン』
蠍を模した籠手型アームドドライバー装備。
これは尾の先に魔力収束機能を持った蠍で、主に近接格闘の役割を持っている。
主な運用法は死角からの奇襲である。
装着時は弓を持たない方の腕に尻尾を手の方に向けた感じの籠手として装着される。
装着した後は尻尾の先端に魔力を集中させて魔力刃を形成したり、小型のボウガンとして利用したりと遠近に優れた武装となる。
選定状態では人馬の後ろ足の右側上部を形成している。
『アーク・サーペント』
蛇を模した両足用足具追加型アームドドライバー装備。
これは魔力を伝達する鋭い牙を持つ蛇で、主に近接補助の役割を持っている。
主な運用法は足止めである。
装着時は縦に半分に割った状態から両足に沿って折り畳むような感じで装着される。
装着した後は牙が膝から脛を覆った蹴撃装備となり、通常の蹴りでもかなりの打撃力を発揮出来るようになる他、蹴りに合わせて魔力刃や砲撃を放ったりすることも可能になる。
選定状態では人馬の後ろ足の下部を形成している。
『アーク・ウイング』
特殊な蝶を模した飛翔型アームドドライバー装備。
これは六枚羽を持つ特殊な蝶で、主に飛翔補助や索敵補助の役割を持っている。
主な運用法は空からの索敵と、魔力粒子を散布しての空間把握である。
装着時は背部に六枚羽を開いた状態で装着される。
装着した後は3対6枚のバックパック装備のようになるが、バックパック内には魔力ブースターの類はなく魔力粒子を散布しながらの飛行になる。
また、六枚羽の一枚一枚の間からは砲撃も可能になっている。
選定状態では六枚羽を閉じて六角柱状のものとなって人馬の下半身、馬の胴体部分を形成している。
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・山羊座
デバイス:リデューション・カプリコーン
形状:白銀色の山羊
待機状態:山羊座のシンボルと螺旋状に丸まった角の意匠を施し、外装を白銀色の金具で覆った2種類のターコイズを携えた白銀色のチェーンブレスレット
搭載システム:コアドライブシステム、マナリデュースシステム、スパイラルドレインシステム、マナトランスファーシステム、チェンジングドライバーシステムを搭載
管制人格は女性で必要以上に馴れ合いをしない淡泊な性格をしているが、目標を追い詰める激しい執着力も秘めている
通称『カプリコーン』
備考:山羊座の名を冠するエクセンシェダーデバイス。
現在の所有者はノヴァ・エルデナイデだが、その入手経緯は謎である。
装備・武装は以下の通りである。
『コアドライブユニット』
リデューション・カプリコーンの搭載箇所は右前足の装甲表面にコイル状に巻かれたターコイズが嵌め込まれている。
このターコイズはアーマー装着時、手首から肘近くまでをコイル状に巻き付くような配置となる。
放出する魔力粒子の色はターコイズブルー。
『リデュースパイラル』
山羊の頭部自体が武装化した特殊装備。
これは山羊の頭部を模した鍔と柄の複合体の頭上に1対2本の細長い円錐状の回転衝角型刀身を取り付けた特殊な近接兵装であり、頭部の中には柄と一体化したスロットルレバーが存在し、捻り具合によって刀身の回転力を操作することが出来る。
また、刀身は魔力鋼糸技術と蛇腹機構による関節駆動と伸縮性を確保しており、近距離だけでなく中距離にも対応した仕様となっている。
ちなみにこの装備はスパイラルドレインシステムを扱うのに必要不可欠なものでもある。
『インパクトスタンプ(×2)』
前足に備わっている衝撃伝達系ホバーユニット装備。
これは収集した魔力素を用いて地上でのホバリングを実現し、更なる機動力の確保を可能にした。
また、ホバリングに使用する魔力エネルギーを溜め込んだ後、一気に解放することで衝撃による武装転用、空気に衝撃を加えて行う変則的な軌道修正などトリッキーな戦法を取ることも出来る。
『リデューションユニット(×2)』
本体後部に装着した多目的武装ユニット装備。
これは本体後部に大型魔力スラスター1基、それを上下に挟み込むようにして小型魔力バーニア2基ずつ、前部の中心に砲撃用大型砲口1門『ブレッドシュート』、前部の上下合わせて3本の巨大な爪型装備『リデュースクロー』、上部に12門の魔力レーザーミサイルポッド装備『リデュースター』、内側に小型武器を内包するスライド開閉式小型スペース『ウエポンズラック』、外側に悪魔の翼を模して前縁が刃状に鋭利な形状の折畳式機械翼『イーヴィルカッター(小型と中型が1枚ずつ)』をそれぞれ搭載しており、収集した魔力エネルギーの約半分を消費するが、それに見合った威力と性能を誇り、対多戦でその真価を発揮する他、管制人格による無線誘導機能で所持者の援護を可能としている。
また、イーヴィルカッターのみに脱着可能な機構を有しており、単体で片手剣として扱ったり、翼同士を合体させてブーメランとして使用することも可能。
『リデュースロッド(×2)』
ウエポンズラックに収納されている小型武器の一つ。
これは伸縮自在のロッド装備であり、その活用法は所持者によって様々である。
また、2本のロッドを繋げて更にリーチを伸ばしたり、リデュースパイラルと合体させて二叉の槍にすることも可能。
ちなみにウエポンズラックの上部に片方1本ずつ収納されている。
『ブーストナックル(×2)』
ウエポンズラックに収納されている小型武器の一つ。
これは指先から手首までを覆って装着する手甲装備であり、手の甲部分に小型魔力バーニア2基を備えており、拳の保護と同時に攻撃力を上げることを前提に設計されている。
また、魔力バーニアは360度回転を可能にしており、拳撃の軌道を逸らしたりバーニアを砲口代わりに砲撃を撃つことも出来る。
ちなみに右側のリデューションユニットのウエポンズラック下部に右手用と左手用の両種が一緒に収納されている。
『トランスマグナム』
ウエポンズラックに収納されている小型武器の一つ。
これはデザートイーグルに酷似したフォルムを持った大型拳銃装備であり、収集した魔力素を弾丸状に形成した後、随時装填し続ける仕様になっており、マガジンを取り替える必要がないため、常に先手を打てる。
また、譲渡する魔力を撃つことも可能。
ちなみに左側のリデューションユニットのウエポンズラック下部に収納されている。
『ブーストテイクカッター(×2)』
後ろ脚に備わっている複合型蹴撃装備。
これは前部に魔力エネルギー刃発生装置『リデューションカッター』、内部に大型の無限軌道、それを覆うようにして後部側に小型魔力ブースター3基が縦に列なった特殊装甲『ブーストカバー』を搭載しており、瞬間的に機動力と跳躍力を跳ね上げることが出来る。
また、リデューションカッターは蹴りを放った瞬間に魔力斬撃を飛ばすことも出来る。
『コアドライブシステム』
エクセンシェダーデバイスの根幹を成すコアドライブユニット専用のシステム。
他のエクセンシェダーデバイスと同様、自律稼働が可能であり、管制人格の判断によって自機の武装やシステムの単独での運用などを可能としている。
山羊座が求める性質は『忍耐力と追求心』と『天使と悪魔の社交性』である。
『マナリデュースシステム』
これは収集した魔力素を用いて特殊な略奪魔法『マナリデューション』を発動させるシステム。
『マナリデューション』とは、デクラインタイプに該当する魔力略奪系切削型魔法で、その効力は所持者が認識した魔力攻撃、もしくは魔法に使用されている魔力を任意の割合で削り取って大気中に拡散させることである。
このマナリデューションは魔法自体を破壊する訳でなく、あくまでも魔法構築に使われている魔力自体を削り取るので、魔法自体は通常に発動するが、その威力は削り取った分に比例して低下する。
また、同じエクセンシェダーデバイスに搭載された固有魔法やシステムも対象となる他、使い方によっては自分の発動した魔法ですら対象にすることも可能。
但し、これは魔力限定で効果を発揮するため、気、霊力、妖力、龍気の4種の力を削り取ることは出来ない。
『スパイラルドレインシステム』
マナリデューションシステムと連動するシステムで、マナリデューションシステムで削り取って拡散させた魔力を特殊武装『リデュースパイラル』によって吸収することで自身が発動する魔力攻撃、もしくは魔法を削り取って吸収した分だけ強化することが出来る。
但し、これは自身の強化を主眼に置かれており、略奪した魔力を使って所持者の魔力消費を限りなく軽減させる。
『マナトランスファーシステム』
スパイラルドレインシステムと連動するシステムで、スパイラルドレインシステムで吸収した魔力を所持者が指定した対象者へと譲渡することが出来る。
スパイラルドレインシステムが自身の強化を目的としたのに対し、こちらは他者、もしくは別の対象に削り取った魔力を譲渡することで仲間や魔法の強化、術の暴発、暴走等を可能にしている。
『チェンジングドライバーシステム』
生物型エクセンシェダーデバイス専用の可変機構統括システム。
システムの概要はディメンション・スコルピアと同じで、完全独立稼働も可能。
リデューション・カプリコーンの以下の形態に変形することが出来る。
『カプリコーンフォーム』
リデューション・カプリコーンのベースとなる基本形態。
その名が示す通り山羊を模した陸上動物で、起動時は必ずこの形態であり、スコルピアの例からこれが選定形態でもあると考えられる。
これは地上、特に足場の悪い山脈地帯や岩場などでの戦闘に特化している。
ちなみに頭部の角はくるりと曲がっている。
『バフォメットフォーム』
リデューション・カプリコーンの第二生物形態。
山羊が立ち上がって二足歩行となり、前足の先端にイーヴィルカッターを外し、リデュースクローを展開したリデューションユニットを接続し、イーヴィルカッターは背中に移動することで悪魔のような人型形態へと移行する。
これは二足歩行を有効活用した近接格闘や所持者の護衛などを得意としている。
カプリコーンフォーム同様、角は曲がっている。
『ブラストタンクフォーム』
リデューション・カプリコーンの戦車形態。
前足と後ろ脚を胴体横に折り畳んだ後、後ろ脚の無限軌道を展開し、無限軌道の上部をブーストカバーで覆い、イーヴィルカッターは折り畳んで無限軌道のサイドカバーとして機能させ、無限軌道の前にインパクトスタンプを配置し、角を真っ直ぐに伸ばした頭部を胴体後部の上に設置することで砲台を形成する。
これは遠距離砲撃戦を得意とし、移動砲台としての意味合いが強く、独立稼働することも相俟って非常に厄介な形態でもある。
また、管制人格の正確無比且つ計算し尽くされた砲撃を回避するのは至難の業で、潰そうとしても接近を許さずに砲撃を続けたり、ブーストカバーやリデューションユニットのブースターを噴かして直線的に突撃したり、インパクトスタンプを用いた軌道修正、即座に別形態に移行するなどの動作を行うので脅威としか言いようがない。
『アーマーフォーム』
リデューション・カプリコーンが鎧状に分離して所持者の体に装着する鎧形態。
胴体が分離したプロテクターが胸部、両肩、腰部の3ヶ所に装着する。
前足と後ろ脚は両腕と両足をそれぞれ覆う篭手と足具となる。
この時、コアドライブユニットは右腕、ブーストテイクカッターは両足の膝から足首に沿って覆い、無限軌道は両足の外側面、ブーストカバーは両足のふくらはぎ部分、インパクトスタンプは両足の足首にそれぞれ装着する形となる。
リデューションユニットは両肩後部に装着され、リデュースパイラルは右手に保持される。
また、リデュースロッド、ブーストナックル、トランスマグナムの3種は状況に応じて射出する仕様になっている。
カプリコーンの全武装を駆使することが出来るが、どれも癖が強い装備とシステムなのでそれらを自由に扱うには積み重ねてきた経験と卓越した技量、魔法に関する深い知識、戦術に精通した頭脳などが求められる。
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・水瓶座
デバイス:ブリザード・アクエリアス
形状:水瓶座を模した白銀色の鎧
待機状態:水瓶座のシンボルと氷の結晶の意匠を施し、外装を白銀色の金具で覆った2種類のサファイアを携えた白銀色のチェーンブレスレット
搭載システム:コアドライブシステム、ストリームオーラシステム、アクアフィールドシステム、バリアライズシステム、フリストシールシステムを搭載
管制人格は男性で気性は非常に穏やか且つおおらかで、寛大とも言える広く深い友愛や慈愛に満ちた性格をしている
備考:水瓶座の名を冠するをエクセンシェダーデバイス。
バリアジャケットは存在せず、鎧が直接選定者の体に装着する方式を採用している。
多次元世界の一つ『ブリザード・ガーデニア』にて雪女の里にある教会に安置されていた。
しかし、教会の前で紅牙と忍の交戦を感知して見定めていた。
その中で、傷を負った女性とシアを助け出し、戦いの中で紅牙の能力を逆手に取ったこと、紅牙に対して実の妹を殴ったことへの怒りを見て忍を己の選定条件に当て嵌まる人材だと判断してその姿を見せ、忍を正式な主と認めた。
ブリザード・アクエリアスの場合、額にヘッドギア、胸部に氷の結晶型の大きなサファイアが嵌め込まれたプロテクター、両肩に肩当て、両腕に分かれた水瓶を象った特殊篭手、腰部にプロテクター、両足に足具をそれぞれ装着され、各部から放出する魔力粒子の色はサファイアブルーである。
『コアドライブシステム』
エクセンシェダーデバイスの根幹を成すコアドライブユニット専用のシステム。
他のエクセンシェダーデバイス同様、自律稼働が可能であり、管制人格の判断によって自機の武装やシステムを単独で使用することが出来る。
選定形態は水瓶座を模した像となる。
水瓶座が求める性質は『自由な知恵』と『広く深い友愛』である。
『ストリームオーラシステム』
これは収集した魔力素を用いて自身の周囲に特殊な気流を形成するシステムで、この気流を破る力の無い攻撃は全て無効化され、それ以上の攻撃はダメージを軽減させる効力を持つ。
『アクアフィールドシステム』
これは収集した魔力素を用いて自身の足元を中心にして特殊な水場を形成するシステムで、この水場の水はコアドライブユニットに収集した魔力素を変換したものであるため、短時間での魔法発動や水を操るなど選ばれた使い手によって様々な応用が効く反面、水場の制御や魔法同時展開などに多大な集中力を要するため、使い手にもそれ相応の技能を要求することになる。
ちなみに効果範囲はコアドライブユニットの恩恵によって無制限のため、使い手は自分に合った範囲を見つけなくてはならない。
『バリアライズシステム』
これは収集した魔力素を用いて特殊防御魔法『シェライズ』を発動するシステム。
『シェライズ』とは、バリアタイプに該当する防御魔法で、その効力は属性魔法に対する強力無比な耐性(例えを出すとしたらフェイトのプラズマザンバーを完全に防げる程)であり、効果範囲は使用者は当然のことながら砲撃のように放つことで味方にもその効果を与えたり、シェライズの発動直後にバリアを粉砕・拡散させた状態で周囲に散布することで魔力変換資質者の魔力変換系の魔法や攻撃を制限するといった応用も可能。
また、このシェライズの前では現在判明してる属性(炎熱、電気、凍結)は無力と言っても過言ではない。
但し、このシェライズは対属性魔法用の防御魔法であるため、通常の魔力による魔法攻撃に対しては脆い一面がある。
『フリストシールシステム』
これはアクアフィールドシステムと連動するシステムで、その名が示す通りアクアフィールドシステムで形成した水場の水に凍結と封印の効果を与えることが可能であり、凍結効果が発動して目標を凍らせると同時に封印効果が発動する仕組みになっている(例えば、凍結したデバイスの一部機能、五気の使役、特殊能力などを封じたりすることが出来る)。
また、このシステムは使い手の意思による任意のタイミングでの発動が可能な他、使い手の放つ砲撃系魔法にも付加出来ることである。
但し、使い手が元々『凍結』の資質を持つ者でなければ完全に制御することは難しく、炎熱系の魔法や能力には脆弱な一面がある。
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・魚座
デバイス:ファントム・ピスケス
形状:二匹の白銀の魚
待機状態:魚座のシンボルと水晶球の意匠を施し、外装を白銀色の金具で覆った2種類のアクアマリンを携えた白銀色のチェーンブレスレット
搭載システム:コアドライブシステム、ファントムシステム、インビジブルシステム、セービングシステム、チェンジングドライバーシステムを搭載
管制人格は女性で基本的にマイペースでほんわかした天然な性格で、いつもポケーっとしてることが多い
通称は『ピスケス』
備考:魚座の名を冠するエクセンシェダーデバイス。
ピスケス入手経緯は初めての依頼からしばらくした頃の暗殺任務で、依頼先の屋敷で対象を暗殺した後、屋敷の寝室に飾られていた二匹の異なる種類の魚の前を横切った際に像が反応。
手早く去ろうとするシンシアの前に像が立ちはだかっていくつかの問答をした結果、ピスケスの選定条件と合致すると判断されて彼女を選定者に定めたらしい。
それからは暗殺の道具としてピスケスを用いてきた。
装備・武装は以下の通りである。
『コアドライブユニット』
ファントム・ピスケスのユニットは他のエクセンシェダーデバイスと異なって固定化されておらず、手の平サイズの水晶球を模したアクアマリンを中心に備えたV字型の独立したプロテクター装備となっており、その左右先端からは魔力帯を生成する機能を有している。
放出する魔力粒子の色はスカイブルー。
『ファントムソード』
長剣型装備。
これは刀身は白銀色、刃渡り70cm、柄は空色、鍔はV字状、柄頭には小さな輪っかがある両刃の片手剣であり、取り回しを重視した設計になっている。
鍔の片側にはアタッチメント機能があり、コアドライブユニットを装着することでコアドライブから魔力エネルギーを直接注ぎ込んで実体刃を軸に魔力刃を形成したり延長したりすることが出来る。
また、柄頭の輪っかは手元から離れた場合に魔力帯などを用いて引き戻したり、指を引っ掛けて素早く引き抜いたりするなどの使い道がある。
『ファントムエッジ』
投擲用近接装備。
これは魚の背鰭を模した実体型ブーメランであり、右肩用の肩当てとセットになっている。
通常の実体ブーメランとして扱える他、魔力刃を形成して第二の刀剣装備にすることも可能。
『ファントムアーチャー』
弓型装備。
これは胸鰭が合体した特殊な弓であり、弦には魔力鋼糸を用いていて魔力鋼糸を引っ張ることで魔力矢を生成する仕組みになっている。
その際、握り具合や引っ張る力によって魔力矢の微妙な威力調整も可能にしている。
ファントムソード同様、弓の中心部にアタッチメント機能が存在していてコアドライブユニットを装着することで収束砲撃級の矢を射ることも可能にしている。
また、ファントムソードを矢として用いることで一点突破に特化した仕様にも出来る。
『ファントムシューター』
牽制用射撃装備。
これは左肩用の肩当てと一体化しており、肩上部に三連装魔力誘導ミサイル発射装置、その外側に小型の魔力ガトリング砲台を設置している。
また、ガトリング砲台の真下には魔力シールド発生装置が備わっている。
『フィッシュファン(×2)』
尾鰭が武装化した鉄扇型装備。
これは主に防御用に用意された装備だが、開いた状態では刃、閉じた状態では鈍器に近い使い方も出来る。
また、魔力を纏わせることでその攻撃力と防御力を増すことが可能。
『ブレードスケーター(×2)』
移動補助装備。
これは両足を包み込むスケートシューズ型の装備であり、どのような空間でも魔力の気流を捉えて氷の上を滑るようにして移動することが可能。
また、移動補助だけではなく魔力を通すことで斬撃武器としても使用出来る。
『コアドライブシステム』
エクセンシェダーデバイスの根幹を成すコアドライブユニット専用のシステム。
他のエクセンシェダーデバイスと同様、自律稼働が可能であり、管制人格の判断によって自機の武装やシステムの単独での運用などを可能としている。
魚座が求める性質は『夢心地』と『純真無垢』である。
『ファントムシステム』
これは収集した魔力素を用いて特殊な幻術魔法『ファンタズマ』を発動させるシステム。
『ファンタズマ』とは、特別な虚像を発生させることに特化した実体具現化系虚像型幻術魔法で、その効力はまるで本物のような実体を持つ虚像を発生させることにある。
通常の虚像発生はその燃費の悪さから攻撃を受けた時点で消失してしまうが、コアドライブの恩恵によって攻撃を受けても消えずにダメージを受けたような動作も可能にしている。
また、所持者のイメージ力によって自身の虚像だけではなく、他者の虚像も創り出すことが可能でイメージ次第ではその人物の力量もトレースすることが出来うる可能性もある。
但し、燃費の悪さは変わっていないので過信は禁物である。
『インビジブルシステム』
透明化システム。
これは収集した魔力を全身、もしくは独立して動いているドライバー自体にコーティングし、周囲の色彩と同化させることで透明化を行う。
コアドライブの恩恵によって透明化の時間制限はなく、所持者のタイミングでオンとオフの切り替えが可能であり、神出鬼没な戦法も可能にしている。
また、使い方によっては魔力攻撃や魔法自体を透明化させて攻撃を悟らせないということも可能。
但し、ファンタズマとの併用はかなりの魔力量を消費するため、いくらコアドライブとは言え、燃費の悪さも相俟って長時間の使用は不可能となっている。
『セービングシステム』
魔力制限制御システム。
これはただでさえ魔力消費が激しいピスケス専用に組まれたシステムであり、常にコアドライブ内に保有する魔力を一定量にセーブしており、それを踏まえた上でシステム行使を行わなければならない。
また、一定量を超える魔力消費が行われる場合にのみファントムシステムとインビジブルシステムを強制的に停止させることが出来るようになっている。
但し、片方ずつの使用に関してはそこまで大きな魔力を費やしていないので、余程のことがない限りは片方での停止はまずない。
『チェンジングドライバーシステム』
生物型エクセンシェダーデバイス専用の可変機構統括システム。
システムの概要はディメンション・スコルピアと同じで、完全独立稼働も可能。
ファントム・ピスケスの場合、以下の形態に変形することが出来る。
『ピスケスフォーム』
ファントム・ピスケスの基本形態。
一角を持つ魚『ソードフィッシュ』と胸鰭が発達した魚『アーチャーフィッシュ』の二匹がコアドライブユニットから発生した魔力帯で尾の付け根を縛られた状態で、起動時は必ずこの形態である。
これは異なる特性を持った二匹の魚による連携が持ち味で、海中戦に特化している。
『ユニコーンフォーム』
ファントム・ピスケスの第二生物形態。
両方の魚がバラバラに分解されてから馬の形に再構築した後、ファントムソードを馬の頭の額に備えることでユニコーンの姿へ移行する。
これはピスケスフォームとは打って変わって地上戦が得意となり、特に額の剣を用いた斬撃や刺突、後ろ足での蹴りなど攻撃の仕方が変化する。
『ガレオンフォーム』
ファントム・ピスケスの航行船形態。
両方の魚がバラバラに分解されてから穂先にファントムソードを備えた一種のクルーザーのような航海船となる。
これは海上戦を得意としており、海上での長距離航行や制海権の確保を目的とした戦法を取ることが多い。
また、大きさの問題から所持者はサーフボードのように扱うことも可能。
『アーマーフォーム』
ファントム・ピスケスが鎧状に分離して所持者の体に装着する鎧形態。
ソードフィッシュが右側、アーチャーフィッシュが左側を担当する形で、それぞれ真っ二つになった胸部プロテクターと腰部プロテクター、それぞれの内部に収納されていた籠手と足具を装備する。
胸部にコアドライブユニット、右肩にファントムエッジ、左肩にファントムシューター、両足にブレードスケーターをそれぞれ装着し、フィッシュファンは両足の外側に外付け装備として備わる。
ファントムソードは右手、ファントムアーチャーは左手にそれぞれ保持される。
ピスケスの全装備を扱える形態である。
所持者によって基本戦術は異なるが、剣による近接戦闘、弓による射撃戦闘、鉄扇による防御戦闘といった具合に大まかに分けても三つの基本戦術がある。
無論、即時対応した万能タイプの戦い方もあるが、それを行うにはそれ相応の技量が必要となる。
ちなみにファントムソードとファントムアーチャーは不使用時、ソードは腰の左側に、アーチャーは腰裏にそれぞれマウント出来るようになっている。