if-どうやらSCPと言うのになったらしい   作:YY:10-0-1-2

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 何となく書きたくなったので。



ー今回の設定ー
ブライト博士の禁止リストを見た優磨君の反応。
一部抜粋。

ーパロディ⋯?ー
ハリー・ポッターシリーズ
遊☆戯☆王シリーズ


その男とブライト博士の禁止リスト

 

 優磨は、とあるリストを見ていた。

 

 「⋯つくづく意味わかんねぇなこの博士⋯」

 

 優磨はため息を吐きながらそう呟く。

 ライツ博士曰く、ブライト博士にまつわる禁止リストというものがあるらしく、優磨は興味本位で見てしまったのだ。

 

 それを見た優磨は笑うなどはせずに、ただただ、なぜかあの博士がやりそうだなと溜息をつきながら見ていた。

 

 まずツッコミを入れたのが⋯

 

 「なにしてんのこの人」

 

 『2.丸めた新聞紙やおなかを撫でることでSCP-682を飼い慣らすことが出来ると新しい研究員に教えることもです』

 

 ほんとに何してんの?

 こればっかりはほかの博士もそうため息を吐きながらツッコミを入れ、叫んだだろう。

 

 SCP-682は皆様ご存知『不死身の爬虫類』⋯もといクソトカゲ。

 そもそもketer判定を受けてるSCPにそんなことが出来るわけが無いだろと叫ぶ。

 その後もまぁ酷い。

 

 『アベルに対して、○×ゲームのような引き分けが最適解のゲームを挑む事は禁止されました。アベルが引き分けを認めるまでに3週間を要しました。』

 

 「⋯?」

 

 今度は困惑にも近い疑問。

 アベルってあのアベルさんですよね?と優磨は心の中でそう呟く。

 

 そうです。あなたの首を落としたあのアベルさんです。

 そもそもマルバツゲームでなぜそこまで熱くなってるんだあのSCPは。

 

 『ブライト博士はどこの王でもありません。女王でもありません。』

 「当たり前だろ」

 

 見た瞬間飛び出た言葉。

 

 『ブライト博士が他の職員と"魂"の取引をすることは許可されていません。たとえあなたが"魂"を大量に持っていたとしてもです。』

 「なに?あの博士はスタンド使いなの?」

 

 どこぞの賭けをしているダービーではありません。

 というか、SCPでそんなこと出来るのかが疑問にも残るが、ここはSCP財団。

 

 あってもおかしくないのが怖い場所である。

 

 『チェーンソーは全ての疑問に対する解決策ではありません。「より多くのチェーンソー」もです。「チェーンソーキャノン」もです。』

 

 (あの人はチェンソーマンか?)

 

 残念ながら、あの人はダークヒーロー漫画の主人公ではありません。

 そして、ホラーゲームの主人公でもない。博士⋯いや、狂人なのです。

 

 『ブライト博士は罰を与えるためにライツ博士をスパンキングすることは許可されていません。それはより多くの規則が破られる原因になるだけです。』

 「ごめんなさい、あの人のも入ってるんですけど???で、どういう状況????」

 

 ライツ博士をスパンキング!超エキサイティング!はどうやら許可されてないらしい。

 だが、優磨のSAN値は減った!

 

 『"究極の宿命による究極の対決"はSCP-682やアベルを含む15以上の好戦的なSCPオブジェクトを戦わせる根拠にはなり得ません。』

 「あの人この世界嫌ってたりする?」

 

 いいえ、彼はエンジョイしてます。なんなら、エンジョイしまくって問題を起こしてます。

 

 『どのような証拠を提出したとしても、どのような妥当性があったとしても、SCP財団がホグ〇ーツ魔法魔術学校と関連付けされることは決してありません。ブライト博士は何を言ったとしても「現実世界の魔術教師」にはなり得ません。また、ブライト博士は自分の"魔法の杖"を我々に見せるのをやめてください。』

 

 もう情報量がやばいが、ちゃんとした禁止リストに入ってる文章なのである。

 まず、ハリーなんたらの話題はやめてくださいね?

 

 (そもそも現実世界の魔術教師とは何なんだほんと)

 

 『ブライト博士がSCP-239に『ハリーなんたら』シリーズの冊子を与えることは許可されていません。』

 「え、ごめんほんとに何してんのあの人。で、何してたの?」

 

 優磨はこの一文を見て冷や汗を垂らす。

 小さな魔女はそんな素振りは見せてはいないものの、『アバタケダブラ』やら『クルーシオ』なんぞ食らったら大変である。

 

 ましてやこの世界に名前を言ってはいけないあの人が存在し始めたらそれはそれはとてもマズイのである。

 

 『ブライト博士がXKクラス:世界終焉シナリオ*1を作り出すこと、受け入れること、賭けの対象にすること、及びその分け前を受け取ることは許可されていません。』

 

 え、なにそれやだ怖い。

 まだSCP財団に来てまもない優磨君、詳しくは覚えきれてはいないものの、とんでもないことを言っているとは分かるため、畏怖する。

 

 『ブライト博士がSCP-914を利用してマインクラフトに登場するアイテムを作ることも許可されていません。博士の"ダイヤモンドのツルハシ"は没収されます。』

 

 ダイヤモンドのツルハシはあの有名ゲームに出てくるツルハシである。

 優磨は何度目か分からないため息を再び吐く。

 

 『SCP-963は千年アイテムではありません。』

 

 決闘(デュエル)するようなカードゲームしないでください。

 

 『ブライト博士が「Keterが脱走した!」と叫びながらサイト19全てのサイトを走り回る事はもはや認められません。ただし、本当の非常事態である場合を除きます。』

 

 ホントやめてくださいお願いしますから。

 

 『ブライト博士はシャーロック・ホームズではありません。いかなる現実改変者SCPに対しても、彼らの起源についての博士の推理を伝えてはなりません。』

 「……ごめん、よく分からなかったわ」

 

 残念、優磨の脳内CPUはもうパンクしているようだ。

 

 とりあえずほぼ全てを見え終えた優磨は頭を抑えながら報告書を破り捨てる。

 

 「あー、なんで項目が287もあるんだよ……細かいの含めたらもっとあるだろ…」

 「財団にとって、いいことしたと思ってるんだけどね……ほら、これとか」

 「千年パズルの話はやめ………………」

 

 後ろを振り向くと、ブライト博士が立っていた。

 

 そのあと、SCP-???-JPはこの世のものとは思えないものを見たような顔で逃げ出したと言う。

*1
もう文明を再建できない領域まで崩壊してしまったシナリオのこと。シナリオ開始時点でもう手遅れ。ちなみにこの作品の話のひとつに実際に起きてしまった話がある。





ブライト博士の禁止リスト
http://scp-jp.wikidot.com/old:the-things-dr-bright-is-not-allowed-to-do-at-the-foundat

初見の作者「アイエー!?アベルサン!?アベルサンナンデ!!?!」
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