if-どうやらSCPと言うのになったらしい 作:YY:10-0-1-2
という訳で後編です!
「何モンだ?てめぇ……」
フードをつけた男は、俺を1目見た後、おっちゃんの方を見た。俺は男の肩を掴む。
「おいおい、質問に答えてくれよ?」
「……ッ!君、ここは俺に任せてくれないか?」
俺はおっちゃんの方を見る。なにやら知ってそうな顔をしている。
……。
「分かった」
「ありがとな……」
おっちゃんが構える。そのフードの男も
「「3…2…1へいらっしゃい!」」
お互いの寿司が発射され、ぶつかり合う!が、俺は違和感を覚えた。
「……!」
寿司は通常、右回転に回る。
だが、このフードの男が出した寿司の回転は……!
「ひ、左回転!?」
「左回転だと!き、貴様……!」
おっちゃんが歯軋りをする。するとフードの男が口を開いた。
「そうだよ…ハンバーグだ」
「!!」
いま、こいつ……!!
「禁忌とされているものに手を出すだけでなく、相棒である寿司に名前すら付けてやらないとはッ!貴様!スシブレーダーとしての誇りはないのか!」
おっちゃんがそう叫ぶ!
だが、フードの男は全く聞く耳を持たない…否、それを聞いていて、それを無視している!!
「道具に名前なんているかよ!勝てればいいんだよ!勝たなきゃ意味がないんだ!」
「何だとォーッ!!」
おっちゃんが聞いた事ないほどの叫びを出す。
それに応えるように、おっちゃんの寿司が勢いよく回転し、ハンバーグにぶつかる!
ハンバーグは吹き飛ばされるも、耐えて場外には出なかった!
「惜しい!」
アイリスが言う。
だが、まだ諦めてはいない!まだまだ攻撃が続く!
そこで、おっちゃんがフードの男に向かって呟いた。
「この寿司さばき……貴様■■■*1では無いか?」
聞いた事のない名前が飛び出てくるが、おっちゃんは知り合いのようだ。
それを言われたフードの男は沈黙を貫いた。
「答えろ!何故だ!■■■!」
すると、沈黙していたそのフードの男が口を開いた。
「■■■?そんなやつ知らないな……」
フードを脱いだ。その男は…………ブタのような顔をした男性だった。
「ッ!」
アイリスが小さく悲鳴をあげる。
おっちゃんが驚いたような顔をして呟く。
「ま、まさか!ハンバーグに飲まれて……」
「油断したな!!」
「しまっ!」
おっちゃんの寿司が勢いよく飛ばされ、場外へと!決着は……そのフードの男の勝ちであった。
さらにそのフードの男は動いた!
「まだまだこんなもんじゃねぇぞ!」
おっちゃんの寿司を踏みつぶし、さらにハンバーグをおっちゃんに向けて放つ!
「ぐあっ!」
「ッ!!」
俺の堪忍袋が切れ、勢いよくその男に突撃する!
男はくっと言って俺の方を見る。
「勝負だ!クソ野郎!」
「貴様!」
おっちゃんが俺の方を見て首を横に振る。
「や、やめろ…き、君でも……!」
「倒せなくても!戦う時がある!」
俺が構えると、そいつも構えた。
「いいだろう!相手になって……」
「やめておけ。ただのガキだ」
知らない声が聞こえた。出口の方には誰かが立っていて、近づいてくる。
そして、俺を勢いよくぶっ飛ばした。
「痛えっ!」
「ふん…………ひでぇザマだな勝の兄貴」
勝の……兄貴?
その言葉に、おっちゃんが反応した
「お前、栄か……?」
「その名は捨てたよ。今は闇寿司の親方、闇って名乗ってんだ」
闇という人物の近くに、さっきのフードの男が来る。
「師匠、こいつは俺が……」
「落ち着け。こいつは俺がやる。血の繋がった弟に始末されんならこいつも本望だろうさ」
闇がそう言う。
俺は立ち上がり、おっちゃんに近づく。
「おっちゃん……!」
「に、逃げなさい……お前も…!」
「可愛そうになぁ……」
闇がそう呟く。
俺は闇の方を睨む。
「や、やめてくれ……」
おっちゃんがそう言うと、闇は鼻で笑い……
「昔はよく兄貴が寿司の稽古つけてくれたよな。頼んでもないのによ。俺がやめてくれって言って、やめてくれたことがあったか」
と言った。
そして、
俺も、アイリスも…そしておっちゃんも固まった。
「嘘だ、そんな、まさか……」
「嘘じゃねえよ。弱い寿司なんかにこだわり続けることに何の意味がある?時代遅れはもういらねえんだよ。これが、俺の…」
それを、おっちゃんに向かって発射する。おっちゃんはそれをまともに喰らい、意識を失った。
「ラーメンだ」
その男たちは外へと出ていった。
俺とアイリスはおっちゃんを起こそうとする。
「おっちゃん!」
「お願い!しっかりして!」
「…うぅ……」
おっちゃんが呻き声をあげる。
「おっちゃん!アイツらは何なんだ!?」
「あいつは……俺の弟だ……」
何だって!!?
「ど、どうしてあんなことを……!?」
「さ、さぁな…お前は首を突っ込むな……」
「えっ?」
おっちゃんは先程まで虚ろになっていた目で俺の方を見る。
「お前らは…普通の生活をしててくれればいい…」
「でも!」
そう言うと、おっちゃんは意識を失ってしまった。
「おっちゃん!おっちゃん!!」
この後、すぐにSCP財団が来て、俺たちを事情聴取し、おっちゃんの治療に専念してくれた。
■ ■ ■
「……」
「なにそんな顔してんの?」
アイリスが聞いてくる。
ていうかこいつ、無断で入ってくるようになったな…?
「いや、おっちゃんの事だよ。あんなことがあったのに首を突っ込むなって……」
俺はギュッとタコノオオカミ・
すると、光った。*2
「……!そうだよな…」
「え?」
「俺!行ってくるわ」
「何処に?」
アイリスの方を見る。
「闇の所に!」
「?! だって、あの人には突っ込むなって……」
「あぁ…だけどな……あんなこと目の前でされて、黙ってられるかって!」
「っ!」
俺はタコノオオカミ・
「俺の
アイリスは驚いたような顔をした後、フッと笑った。
「あんたらしいや……ね、ライツ博士」
「えぇ」
ライツ博士はいつの間にか入口付近に背中を預け立っていた。
「ライツ博士…!」
「もう、許可は取ってあるわ」
「ッ!」
ライツ博士は微笑みながら言ってくれた。
「行ってらっしゃい。絶対に勝つのよ」
「……!」
俺はライツ博士に頭を下げて今すぐにでも出ようと支度をする。
と、アイリスが俺の靴を投げてきた。
「私も行くわよ。あんただけだと心配だから」
「アイリス……!助かる!行くぞ!」
ここから俺とアイリスが共にスシブレードの謎へと迫っていく話が始まるのであった!!
※始まりません
YY「友情の物語、ヒロインとの旅、熱く燃える戦い……全部パクリじゃ無いですか?」
優磨「なんだァ…?テメェ……」