デュエル・マスターズACE   作:リュウ・セイ

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通過メンバー、紹介回です。
軽く読んでもらえると、助かります。


ACE18:第二試合に通過するのは。

 

 

 

「ふぅー、なんとか勝てた。ギリギリだったけど……」

「まさか、ガチンコ・ジャッジに負けるなんて……勝っていれば、俺にも勝機があったのに……」

「デュエマは時の運だよ。それがわかっただけでも良い経験だよ」

「はい……」

 

 そう言って、勝と翔は先に集まっている咲恋とマリと想の3人と合流する。

 

「お2人とも、お疲れ様です」

「あ、ありがとうございます……」

「そっちもお疲れ様、マリちゃん……」

 

 2人を出迎えてくれるマリに翔はややぎこちなく、返事を返す。

 勝はマリに返事を返しつつも、暗い表情をしている咲恋に目をやり、マリに問いかける。

 

「……ねぇ、マリちゃん。咲恋ちゃん、どうしたの?」

「実は……」

「なんで、サガループがここにいるのよ。普通に考えて、非公認なんだから、ここはカジュアルなデッキを使うでしょ。どう考えても……頭、おかしいんじゃない?ループデッキ使いたいなら、1人回しか、CSで使いなさいよ。本当に本当に、信じられない。やっぱり、デュエマはくso──」

「咲恋ちゃん、ストップ!」

「──ハッ……!」

 

 あまりにも見てられなかったので、これ以上言う咲恋に、勝は待ったをかけると、咲恋は我に返って、勝の方に視線を向ける。

 

「……あら、勝、何かしら?いや、それよりも、アンタは勝ったの?」

「勝ったよ、眼鏡君に……」

「そう……」

 

(やったわ!一回戦負けが私1人じゃないわ!これで待ってる間、八つ当た……じゃなくて、フリーして、時間を潰せるわ!)

 

 咲恋の問いかけに、勝はそう答えると、咲恋は脳裏に、そう思い、密かに喜ぶのだった。

 それを見て、勝は想とマリに勝ったのか、気になり、2人に問いかける。

 

「……因みに、早峰先輩は?」

「当然、勝ったに決まってるだろ?わかりきったことを一々聞くんじゃねぇよ……」

「はいはい。マリちゃんは?」

「なんとかデッキが回ったので、勝つことができました!」

「そうか。それなら良かった。後は……」

「ひよりちゃんだけね」

 

「──ただいま戻りましたぁッー!」

 

 噂をすれば、ひよりは元気な声で、勝達のもとに戻っていた。

 その表情はとても嬉しそうな顔をしていた。

 勝ったのか、と、勝はそう思い、少し笑みを溢し、ひよりに声をかける。

 

「勝ったんだね、ひよりちゃん」

「っ!?なんでわかるんですか!?勝先輩!?」

「そりゃあ、あんだけ元気な声を出せば、誰だってわかるわよ」

「むぅ……せっかく勝ったのに、皆さんに驚かせようと思ったのに……」

 

 いつも間にか、勝ったことが知られたひよりは驚き、咲恋はひよりの疑問にそう答える。

 それを聞いて、ひよりは少し頬を膨らませて、そう言った。

 

「ごめんごめん。けど、すごいじゃないか!この調子なら、優勝できるんじゃない?」

「本当ですか!?」

「んなわけねぇだろ!オレ様に当たったら、テメエは即落ちだぁ!」

「そ、そうでした……けど、早峰先輩や勝先輩が相手でも、私、負けませんよっ!」

「私のこと、忘れてない?」

「勿論、マリちゃんが相手でも、負けません!」

 

 元気に話すひよりに、勝は笑顔を浮かべる。

 

(良かった。いつもの元気なひよりちゃんだ……)

 

 大会が始まるまで、ひよりはお店から離れていたが、秋乃の説得で、戻ってきて、大会に出てから、いつも通りに戻っていたひよりを見て、勝は安堵する。

 

「今から第二試合を始めまーす!参加者の人は座席についてくださーい!」

 

 そう思った矢先、キャルの大きな声が響いた。

 

「呼ばれましたね」

「……じゃ、いくか」

「ですね!」

「……それじゃあ、咲恋ちゃん、眼鏡君、少し待っててね」

「こっちは気にしなくて良いから、アンタは次の試合に集中しなさい」

「……うん」

 

 そう返事を返し、勝達は第二試合に備えた。

 

 

 




次は第二試合です。
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