デュエル・マスターズACE   作:リュウ・セイ

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昨日、ACE15の内容を少し変えました。
どこを変えたかと言うと、参加人数を32人から16人に減らしました。
理由としては、今の投稿スペースだと、30近く書く恐れがあるので、これ以上、自分が書きたいものが書けないのは嫌なので、内容を少し変えました。
それ以外は変わらないので、気軽に読んでください。
今後、こういうことがあるかもしれませんが、何卒、この作品をよろしくお願いします。
前書きが長くなりましたが、ACE19、どうぞ。


ACE19:“罰怒”&轟轟轟

 

 

 

「次はテメエが相手か……」

「……よろしくお願いします」

 

 目が合うなり、話をかけるなり、想とマリの2人は嫌悪感を隠しながら、準備を始める。

 

「私は超次元を使います……」

「見せてもらえるか?」

「……どうぞ」

 

 マリ:超次元ゾーン

時空(じくう)喧嘩屋(けんかや)キル》

《時空の英雄(えいゆう)アンタッチャブル》

《時空の戦猫(せんびょう)ヤヌスグレンオー》

勝利(しょうり)のプリンプリン》

《勝利のリュウセイ・カイザー》

《勝利のガイアール・カイザー》

将龍剣(しょうりゅうけん) ガイアール》

銀河大剣(ぎんがたいけん) ガイハート》

 

十中八九(じっちゅうはっく)、モルトビートか、Λ(ラムダ)ビートだな……《ヤヌス》入ってるのが少し気になるが、まぁ、わりと普通の超次元だな……ただ……)

 

「テメエ、いつの時代のデッキを使ってるんだ?頭、オカシイのか?」

「頭が沸いてる不良の先輩には言われたくないですね……」

「……」

 

(ヨーシ、速攻でボコろう。ついでに、わからせてやるかッ!)

 

 試合が始まる前から、ピリピリとした2人の空気に、近くにいる参加者や司会をやってるキャルはやや冷や汗と震えを感じるも、キャルはすぐ、気を取り直して、試合開始の合図をする。

 

「そ、それでは、参加者の皆様、準備ができましたね?これより第二試合を始めます……!」

 

『デュエマ・スタートッ!』

 

 こうして、波乱の予感しかしない、デュエマの非公認大会、第二試合が始まるのであった。

 

 

 

「私のターン。マナチャージして、2マナで呪文、《未来設計図(みらいせっけいず)》を唱えます。呪文の効果で、山札の上から6枚見て、その中からクリーチャーを1枚手札に加えます。私は《コスモ・セブ Λ(ラムダ)》を手札に加えます。残りのカードは好きな順序で山札の一番下に置きます。ターンエンドです……」

「オレのターン!《カンゴク入道(にゅうどう)》を召喚ッ!《ブレイズ・クロー》で、シールドをブレイクッ!」

「……トリガーはありません」

「そうかよ。なら、ターン終了時に、《カンゴク入道》の効果で、シールドを1枚、手札に加える!これで、ターンエンドだ!」

「鬱陶しいですね、そのトカゲ……」

「ハッ!そう思うなら、退かしてみな!」

 

 先行はマリから始まり、マリは切り札である《超電磁(ちょうでんじ) コスモ・セブΛ》を手札に加え、準備に取り掛かるも、想はその隙に、マリのシールドを《凶戦士(きょうせんし)ブレイズ・クロー》でブレイクし、《カンゴク入道》でシールドを減らすかわりに、手札を増やす。

 どちらも動きは順調に見えるが、マリがやや不利のようだ。

 

(正直、《ブレイズ・クロー》よりも、《カンゴク入道》が邪魔ですね……それなら!)

 

 そこまで考えた後、マリは3枚のマナをタップする。

 

「3マナで、《Dis(ディス)ノメノン》を召喚!」

「ゲッ、そいつ、入ってんのかよ……!」

 

 嫌そうな顔をする想に、マリは今出した《Disノメノン》に手を置く。

 

「《Disノメノン》はマッハファイターを持っています。アンタップ状態の《カンゴク入道》に攻撃します。破壊です」

「そっちか……まぁ、良いけど、《ブレイズ・クロー》を放置して良いのか?」

「鬱陶しいですが、こっちの手札を増やせるので、放置します。後、いざとなったら、《Disノメノン》の(まと)になります……」

「ほんと、食えねえ女だなぁ……テメエといい、生徒会長といい、焔といい、何でウチの学校の女は皆、こうなんだ?」

「知りませんよ。バトルに勝った《Disノメノン》の効果で、山札の上を見て、手札に加えるか、マナに置くことができます……今回はマナに置きます。ターンエンドです」

 

 試合中にも関わらず、2人は互いに毒舌(どくぜつ)を吐きながら、デュエマを続ける。

 

「あの2人、いくら非公認だからって、緊張感なさすぎでしょ……後、毒舌を吐きすぎだし……」

「ま、まぁ、それだけ、2人の仲は良いって事ですよ、生徒会長……」

「ふぅ〜ん」

 

 そんな2人を他所(よそ)に、咲恋と翔はそんな会話をしていた。

 

(本当に仲が良いなら良いけど。あの2人の場合、互いに毛嫌いしてるし、どちらかというと、仲が悪いし……でも、なんというか……なーんか、それとは別に、違和感を感じるんだけど、なんだろう……?)

 

 ふっと、咲恋はそんなことを思い、疑問を感じながらも、2人の試合を見守るのだった。

 

「オレのターンッ!《カンゴク入道》は破壊されたが、《ブレイズ・クロー》が残ってるから、ナンの問題もねぇ!マナチャージ!2マナで、《斬斬人形(ギルギルにんぎょう)コダマンマ GS(じーえす)》を召喚ッ!効果で、シールドを1枚手札に加える!この時、S(ストライク)・バックを発動ッ!」

「S・バック……!?」

 

 まさかの効果に、マリは珍しく驚いてしまった。

 

「手札に加えた火のカードを墓地に置くことで、《デュアルショック・ドラゴン》をノーコスト召喚だッ!コイツが出た時、オレのシールドを1枚、墓地へ!さらに!オレはこのターン、火のクリーチャーを2体召喚したから、マスターB(バッド)A(アクション)D(ダイナマイト)、発動ッ!」

「っ、来ますか……!」

 

 マリが身構える中、想は手札2枚のうち、1枚のカードを手にする。

 

「──喧嘩上等(けんかじょうとう)ッ!コイツですべて、ブッ飛ばす!きやがれ、《“罰怒(バッド)”ブランド》を召喚だァッ!」

「っ……!」

 

 召喚口上を勢いよく叫び、机を叩きつけ、想は《“罰怒”ブランド》を召喚した。

 本来、7マナ必要な《“罰怒”ブランド》だが、ビートジョッキー特有のB・A・D能力の上位互換、マスターB・A・D能力で、1マナで召喚したのだ。

 

(手札が残り1枚……まさか、あれがあるんじゃ……)

 

 しかし、マリは想が出した《“罰怒”ブランド》よりも、残り1枚の手札を見る。

 

「そのうわべっつらの表情、歪ませてやるよッ!」

 

 想は最後の1枚をマリに勢いよく見て、召喚口上を叫ぶ。

 

(ごう)、轟、轟、と、(うな)れ!叫べ!エンジンを鳴らせ!マスターG(ゴゴゴ)G(ガンガン)G(ギャラクシー)、発動ッ!《轟轟轟(ゴゴゴ)ブランド》を召喚ッ!」

 

 

 

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