デュエル・マスターズACE   作:リュウ・セイ

69 / 104
ACE69:再会。合宿で、かつての先輩と人気アイドルに出会う。

 

 

 

「──俺がこのACE武神道場の管理人!(けん)師範代(しはんだい)の『武神(ぶじん)英司(えいじ)』師範代だッ!そして、今日から2泊3日の合宿の間、君達の保護者になるッ!よろしくッ!!」

 

「うるさ!?声、もう少し抑えられないのか!?」

 

「すまないな!大きい声を出すのは生まれつきなんだッ!慣れてくれ!!」

 

「慣れるか!」

 

 道場に入って暫くした後、勝達はこの道場の管理人兼、師範代の英司に挨拶しにきたが、会って早々に、彼の大きな声に、早峰想は耳を抑えていた。

 想ほどではないが、流石に翔や咲恋も、英司の大きな声に耳を抑えた。

 

「あ、明星ひよりです!1年です!よろしくお願いします!」

「良い返事だッ!これなら、どんな相手にも屈しず真正面から立ち向かえるなッ!1年だから、尚、これからが期待できるなッ!!」

「……ッ!?ありがとうございます……!」

 

 しかし、たった一人、ひよりは英司の大きい声に屈しず、真正面から返事を返した。

 その光景に勝とマリは静かに驚いていた。

 

「マジか……ものの数分で対応してやがる……!?」

「ひ、ひよりちゃん、無理してない?」

「だ、大丈夫です。最初は驚きましたが、すぐに慣れました……」

「嘘だろ!?あのバカデカい声に慣れれるのか……!?」

 

 一方で、想は英司の大きな声、もとい、彼の勢いとテンションに対応できていることに驚き、咲恋はひよりが無理してないか、心配するも、ひよりは平気な顔で、大丈夫と答えた。

 

 彼の大きい声は勝やマリ、秋乃やエリカ、そして、空手部や剣道部に所属している生徒でも頭を悩ませて、対応と慣れるのに時間がかかるのに、ひよりはあっさり順応(じゅんのう)した。

 

 それを見た勝はこの合宿で真っ先に成長の成果がでるのは、ひよりだと(さと)り、成長した彼女の実力が楽しみだ、と、脳裏でそう思った。

 

「さて、本題に入るが……俺はカードゲームに関しては全くもって疎いッ!!」

 

「自信を持って言うことではないだろ……」

 

 棘のある想の言葉に、英司は顔を近づけて、「そこでだッ!!」と、大きなを出した。

 間近で大きな声を聞かされた想は「チケぇよ!顔が!」と、彼の精一杯の大きな声で言い返した。極め付けには、「離れろ、鬱陶しい!!」と付け足し、それを聞いた英司は想から離れ、彼が考えた計画を提示する。

 

「そこで俺はカードゲームの専門家を雇った!しかも、凄腕だッ!優秀な人材だッ!そして何より、この合宿で君達を強くしてくれる!!絶対に、だッ!!」

 

『──ッ!!』

 

 その言葉に勝達の体に電撃が流れた。

 もうすぐ始まるデュエマ甲子園に向けて、優勝を目指す勝達にとっては有難い話だ。

 故に皆、それぞれが燃えていた。主に闘志が。

 

「という訳で、諸君ら、入ってくれ!!」

 

 英司の合図に、二人の男女が入ってきた。

 

「……え?」

 

 その二人を見て、勝は驚く。

 

 何故なら──

 

「初めまして。合宿の間、君達を鍛えることになった『速水(はやみ)裕也(ゆうや)』だ。よろしく頼む」

 

「初めましてー!みんなのアイドル!ノゾミんこと、『星野(ほしの)(のぞみ)』でーす!アーイマイサーセン!なんちゃって!アハ!」

 

 ──その人物達は勝が中学時代にお世話になった先輩、速水裕也と今一番の人気のアイドル、ノゾミんこと、星野望だからだ。

 

 

 




話のネタが溜まりに溜まってたんで、今日の所はこの辺で失礼します。
次の投稿は明日か、来週かわからないですが、なるべく早く投稿するよう、頑張ります。

追記。
2023年8月20日に、星野マイの名前を星野望に変更しました。
元々、望として、名前を出す予定でしたが、キャラの名前を思い出せず、急遽、星野マイとして、仮の名前を出しました。
ご迷惑をおかけしますが、今後とも、この作品をよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。