「──俺がこのACE武神道場の管理人!
「うるさ!?声、もう少し抑えられないのか!?」
「すまないな!大きい声を出すのは生まれつきなんだッ!慣れてくれ!!」
「慣れるか!」
道場に入って暫くした後、勝達はこの道場の管理人兼、師範代の英司に挨拶しにきたが、会って早々に、彼の大きな声に、早峰想は耳を抑えていた。
想ほどではないが、流石に翔や咲恋も、英司の大きな声に耳を抑えた。
「あ、明星ひよりです!1年です!よろしくお願いします!」
「良い返事だッ!これなら、どんな相手にも屈しず真正面から立ち向かえるなッ!1年だから、尚、これからが期待できるなッ!!」
「……ッ!?ありがとうございます……!」
しかし、たった一人、ひよりは英司の大きい声に屈しず、真正面から返事を返した。
その光景に勝とマリは静かに驚いていた。
「マジか……ものの数分で対応してやがる……!?」
「ひ、ひよりちゃん、無理してない?」
「だ、大丈夫です。最初は驚きましたが、すぐに慣れました……」
「嘘だろ!?あのバカデカい声に慣れれるのか……!?」
一方で、想は英司の大きな声、もとい、彼の勢いとテンションに対応できていることに驚き、咲恋はひよりが無理してないか、心配するも、ひよりは平気な顔で、大丈夫と答えた。
彼の大きい声は勝やマリ、秋乃やエリカ、そして、空手部や剣道部に所属している生徒でも頭を悩ませて、対応と慣れるのに時間がかかるのに、ひよりはあっさり
それを見た勝はこの合宿で真っ先に成長の成果がでるのは、ひよりだと
「さて、本題に入るが……俺はカードゲームに関しては全くもって疎いッ!!」
「自信を持って言うことではないだろ……」
棘のある想の言葉に、英司は顔を近づけて、「そこでだッ!!」と、大きなを出した。
間近で大きな声を聞かされた想は「チケぇよ!顔が!」と、彼の精一杯の大きな声で言い返した。極め付けには、「離れろ、鬱陶しい!!」と付け足し、それを聞いた英司は想から離れ、彼が考えた計画を提示する。
「そこで俺はカードゲームの専門家を雇った!しかも、凄腕だッ!優秀な人材だッ!そして何より、この合宿で君達を強くしてくれる!!絶対に、だッ!!」
『──ッ!!』
その言葉に勝達の体に電撃が流れた。
もうすぐ始まるデュエマ甲子園に向けて、優勝を目指す勝達にとっては有難い話だ。
故に皆、それぞれが燃えていた。主に闘志が。
「という訳で、諸君ら、入ってくれ!!」
英司の合図に、二人の男女が入ってきた。
「……え?」
その二人を見て、勝は驚く。
何故なら──
「初めまして。合宿の間、君達を鍛えることになった『
「初めましてー!みんなのアイドル!ノゾミんこと、『
──その人物達は勝が中学時代にお世話になった先輩、速水裕也と今一番の人気のアイドル、ノゾミんこと、星野望だからだ。
話のネタが溜まりに溜まってたんで、今日の所はこの辺で失礼します。
次の投稿は明日か、来週かわからないですが、なるべく早く投稿するよう、頑張ります。
追記。
2023年8月20日に、星野マイの名前を星野望に変更しました。
元々、望として、名前を出す予定でしたが、キャラの名前を思い出せず、急遽、星野マイとして、仮の名前を出しました。
ご迷惑をおかけしますが、今後とも、この作品をよろしくお願いします。