「──《マロク》でシールドを攻撃──する時に、クロスしてる《リュウジン・ドスファング》のサムライ・メクレイド5を発動ッ!!来い、《ホワイトグレンオー》ッ!!」
「っ、このタイミングで《ホワイトグレンオー》か……!」
自分のサムライ・クリーチャーにスピードアタッカーを
──だけど、打点は足りない。けど、革命チェンジを持つ《ミラダンテ
それなら──
「──ここで、トリガーを引いてやる!来い!シールド・トリガー……!」
そう強く叫ぶも、現実はそう甘くなかった。
マロクの持つ短剣で、シールドは砕かれ、その
「どうやら、トリガーを引けなかったみたいだな……!」
「っ、くそ!なんでこんな時に引けないんだよっ!!」
「これが現実だッ!受け入れろ!《ムサシ「弐天」》で、シールドを攻撃──する時に、革命チェンジッ!!」
「──ッ!!」
畳み掛けるかのように、カレは《ムサシ「弐天」》をタップした。
──そして、そのまま手札に戻し、今来てほしくない、最悪のカードがバトルゾーンに現れた。
「──《
刹那。実体化したミラダンテⅫが現れた瞬間、僕の周りに黄色い鎖が現れ、その鎖は僕の体を強く縛った。
「ぐっ……!!」
「《ミラダンテⅫ》の効果!コスト5以下の光の呪文がないため、カードを1枚ドロー。そして、ファイナル革命を発動ッ!お前は次のターンの終わりまで、コスト7以下のクリーチャーを召喚できない!」
そう宣言すると、カレは「さらに!!」と、言って、手札から1枚のカードを手にする。
「《ムサシ「弐天」》の効果で、オレの手札の枚数以下のアーマード、またはサムライを持つカードをタダで使える!!」
今、カレの手札は7枚ある。
よって、コスト7以下のアーマード、またはサムライを持つカードをタダで使えるのだ。
「もう一度来い!《ムサシ「弐天」》ッ!その効果で、山札から……4枚までドローだ!──そして、《ミラダンテⅫ》で、シールドを
「──っ!!」
砕かれる
鎖で縛られた僕の体は、砕かれたシールドの破片をもろに受けた。同時に、鎖も切れ、そのまま、僕の体は地面に膝をついた。
そして、「はぁ……はぁ……」と、
「……これでわかったでしょ?君じゃ、ボクには勝てない。絶対的な力……圧倒的な力の前には、君は誰にも勝てない。ボクにも、結衣にも……ましてや、ジャシン帝や、憧れの赤羽光太にも、君じゃ、勝て──」
「──確かに。今のままじゃ、僕は誰にも勝てないね」
「──ッ、何!?」
まだ立てるのか?と。言いたげな顔で、カレは驚いた。
──当たり前だ。
「まだ何も、終わってない……」
──まだシールドは1枚残ってる。
「まだ何も、始まってない……」
──3枚の中に、トリガーはなかった。
けど──
「僕はまだ、彼女と……秋乃さんと夏祭りに行ってないんだっ!!」
──だから!
「だから!こんな所で、諦めるわけにはいかないんだっ……!!」
「──ッ!?」
ゆっくりと、立ち上がりながら、僕は目の前にいるカレ──ショウに、そう叫んだ。
「だったら!
再び現れる武者・ドラゴン「武偉」。
そして、ムサシ「弐天」の持つ2つの刀が、僕の最後のシールドを砕いた。
「ッ……!!」
砕かれる最後のシールド。
その
「いい加減、諦めろ!そして、もう一度、絶望しろ!!」
「……」
諦めない。どんなに絶望的な状況でも、僕は最後まで、絶対に諦めない!!
そう決意した僕は掴んだシールドの欠片が、いつも間にか、カードに変化しており、それを覗いた──