輝け!らいとあっぷ短編集   作:五代ユウスケ

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大変長らくお待たせいたしました…!

2025年2月のオフイベで話していた内容です。

リクエスト通りになっているかはわかりませんが…


出演:鮪夢るむね、アイリス・ルセン、神瀬よわ、熊間まゆ


るむちゃん起きて!

 時刻は午前8時…。

 

るむね「…zzZ」

 

 鮪夢(ゆうむ)るむねは熟睡していた。

 

まゆ「るむちゃーん、そろそろ出なきゃ…るむちゃん?」

 

 同居人の熊間(くまま)まゆが、部屋の前から声をかけたが、反応が無いため中に入る。熟睡している(るむね)を見ると、頭を抱えた。

 

まゆ「るむちゃ~ん!もう8時だよ!そろそろ出ないと待ち合わせ遅れちゃう!」

 

るむね「…zzZ」

 

 まゆが強めに体を揺すって起こそうとするが、一向に起きる気配が無い。仕方ないと思ったまゆは、大きく息を吸い、

 

 

まゆ「…起きろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

 

 

近所迷惑になりそうな程の大声を出し起こそうとした。

 

 

 

るむね「……zzZ」

 

まゆ「ぜぇ…ぜぇ…ぜぇ…これで起きないのか…」

 

 しかしるむねは起きない。まゆは肩で息をしながらスマホを取り出し、待ち合わせ相手の1人であるアイリス・ルセンに助けを求めることにした。

 

まゆ{るちぇん助けて…うちのネコチャンが起きない}

 

アイリス{揺すったりした?}

 

まゆ{揺すったり叫んだりしたけどダメだった}

 

アイリス{あー…じゃあ私、かみちぇ回収してからそっち行くね}

 

まゆ{ごめんね…あれ?よわちゃんは一緒じゃないの?}

 

アイリス{あの子また迷子になったみたいで…一応動かないように言ってるけど}

 

まゆ{あらま…お互い大変だね…気をつけてね}

 

まゆ「ふぅ…さてと」

 

 ひとまず応援が来ることで安心したまゆだが、応援が到着するまでにできることはやっておこうと思い、行動を開始した。

 

【鮪夢るむね起こそう大作戦①】

 フライパンとお玉で大きめの音を出す

 

カンカンカンカンカンカンカン!

まゆ「起ーーきーーてーーー!!」

 

るむね「………zzZ」

 

 結果:失敗

 

まゆ「知ってた…次!」

 

【鮪夢るむね起こそう大作戦②】

 嘘の配信予定と時間を言ってみる

 

まゆ「今日お昼配信の予定でしょ~。今11時半だから、そろそろ起きて準備しないとヤバいよ~?」

 

るむね「…おは…」

 

まゆ「お?起きた?」

 

るむね「……にゃむぅ…zzZ」

 

まゆ「って寝言かよぉ!」

 

 結果:失敗

 

まゆ「あーもう…次!」

 

【鮪夢るむね起こそう大作戦③】

 好物の鮪があると耳元で言ってみる

 

まゆ「るむちゃーん、ここに鮪があるよ~」

 

るむね「……まぐろぉ…」

 

まゆ「お?今度こそ起きたか?」

 

るむね「……んぅ…zzZ」

 

まゆ「ってまた寝言かよぉぉ!!」

 

 結果:失敗

 

 

 その後もありとあらゆる手を尽くしたが、るむねは起きなかった。

 

るむね「…にゃー…zzZ」

 

まゆ「どうしたらいいんだこれ…」

 

 時刻は午前10時を過ぎており、長時間の格闘であったため、まゆは力なくその場にへたり込んだ。

 

まゆ「もうこれ…鮪が無いと起きないんじゃ…」

 

 るむねの好物である鮪は、つい先日消費してしまったため今は無い。仕方なく買い出しに行こうとしたその時、

 

 ピンポーン

 

来客を告げるインターホンが鳴った。

 

まゆ「…来たかな?はーい」

 

 タイミングからしてアイリス達だと予想し、玄関の扉を開けた。

 

アイリス「お待たせ~」

 

よわ「まゆさ~ん、遅くなりました~」

 

まゆ「…天使だ…天使が2人いる…」

 

 予想通り扉の先には、アイリス・ルセンと神瀬(かみせ)よわがいた。まゆは感動のあまり涙を流し、2人を家に上がらせた。

 

アイリス「問題のネコチャンは?」

 

まゆ「こっち」

 

 るむねが寝ている部屋に案内すると、

 

まゆ「最善は尽くしたんだけど…」

 

アイリス&よわ「あー…」

 

るむね「…zzZ」

 

爆睡している(るむね)を見て、2人揃って顔を引き攣らせた。

 

まゆ「どうする?簀巻きにして連れていく?」

 

アイリス「目立つし、起きた後の処理はどうするの…」

 

よわ「うーん…あっ!」

 

 まゆとアイリスが話し合っている横で、何かを思いついたよわ。持っていたバッグから"ある物"を取り出した。

 

よわ「これ…アイリスさんと合流する前に、お腹空いたので買ったんですが…1つ余ってたの思い出しました」

 

 よわが取り出したのは、コンビニで売ってあるネギトロの手巻き寿司だった。

 

まゆ&アイリス「…ナイス」

 

 それを見た2人は親指を立て、よわを讃えた。よわはニコリと笑い、手巻き寿司の包みを取ってるむねの口元に近づけた。すると、

 

るむね「…まぐ…ろ…鮪!?」

 

頑なに起きなかったのが嘘のように、あっさりと目を覚ました。

 

るむね「はにゃ…今何時…?」

 

まゆ&アイリス&よわ「10時半」

 

るむね「…ごめんなさい」

 

 自分が寝坊したこと、待ち合わせを約束していた相手が全員集合していることを、寝起きながらすぐに察したるむねは、その場で深々と土下座をして謝罪した。

 

 

 その後の予定は、るむねの身支度が済んでからなんとかその日に終えることができたとのこと。

 

 

終わり




以上、るむちゃん回でした。主役を目立たせることができなかった気がする…ごめんよるむちゃん…
ようやく形にできたものの、コレジャナイ感が大きい…


ここで1つお知らせです。
しばらくは「東方現異録 ~ 博麗の系譜」の更新に集中したいので、こちらの更新は一旦ストップさせていただきます。

それではまた…
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