貞操観念逆転キヴォトス   作:鎮竹燐

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これでひとまず完結です。
てか、トキ!バニー!ヤバない?心の癖に刺さったんですけど?!でも書けない、俺に文才は!ない!悔しい。だから黒いカードを使って石を集める必要があったんですね。あー、どっかに未使用の10万円分のリンゴカードおちてないかなぁ!!(2023/4.22.記述)




煩悩はこんな感じです。本編どうぞ


その4

 

先生との初めましてから一年がたった。

自分と向き合い、終わらせるための準備に一年掛かった。

己の歪な目、体、ヘイローは冷静に考え、友達と協力し、自分で結論を出せた事で一般的な他の生徒たちと変わらない姿へと変化している。

己が有していた異常なまでの神秘は時間経過と共に減少しているらしいが、それでもキヴォトス全体を見てもトップに近いレベルで多いのだと、ミレニアムの車椅子の人が言っていた。実際にナニかが日に日に減っている…ような気はする。ソレが神秘なのかは理解が、自覚ができていないが、それでも理解していることはある。

この抜け落ちる感覚は一ヶ月後には治るだろう。観測しているデータからもこの予想は正しいらしい。ただデータに載っていない自分だけが解る事として、一ヶ月後まではどれだけ神秘を使っても予測されたデータ以下にはならない、と自分の感覚が告げている。

 

だから、試してみることにした。

 

でも、迷惑を掛けるのはよろしくない。怒られるのはイヤだからな。その為には建前が必要だった。いろいろな人たちに、学園に頭を下げて協力を願った。先生にも相談した。自分の資金もめっちゃ使った。事前準備のために資材集めの期間を設けないといけないくらいだった。

 

そうしてオレの考えた祭りがそろそろ始まる。屋台も食い物もいろいろある。見てるだけで正直、スゴい楽しい。楽しいが、驚きが足りない。戦闘も足りない。ならちょっと暴れるか。どうせどっかで小競り合いが始まったら騒がしくなる。ならもう主催のオレが最初から騒がしかったら、どこが騒がしくなろうとも何も問題ないだろう。そうと決まればいざ実行だ!

 

 

「この度はー!オレ主催の祭りに参加してくれてありがとー!!正直スゲー楽しい!!」

 

 

 

でも

 

 

 

「なーんか、ものたりなくなーい?」

 

ここら辺で一部生徒がなにすんだコイツって顔をした。オレをよく知る奴らが笑いそうになっている。先生が頭を抱えた。

 

 

 

 

「キヴォトスといえば、やっぱドンパチすんのが一番楽しいっしょ!!だからと言って生徒同士で争うのはナンセンスだからな。」

 

 

「オレが的を用意しよう!!」

 

 

 

神秘を捻り出す

周りの奴らが空気の変化に気づいた

 

 

 

「………状況確認開始。

肉体、良好。

精神、良好。

神秘、良好。

確認完了、次の指令を待機中…」

 

 

会場が静まり

神秘が渦巻く

まずは場を整えよう

 

 

 

「指令受諾………心象風景、出力開始。其れなるは我が願いの果て。幾たび時を重ねようと決して変わらぬ春の情景。」

 

「流れろ。乱れろ。ふぶけ。飲み込め。攫い、糧とし、形作る」

 

 

 

 

巨大ビルの様な桜を作り出す

 

桜が舞う、人々を呑むように

 

心のままに舞う、形作る為に

 

願いを、神秘を込める

 

でも、厄介事は起こさないように念には念を入れて、全員に聞かせる様に叫ぶ

 

 

 

 

 

「これは神楽にあらず、故に神はいない。

 

 我は贄にあらず、故に怪物はいない。

 

 これより行うは遊戯である、故に誰も傷つくことはない。

 

生命は流転する。土に種が埋まり、種から芽が出て、芽が木になり、木が花を咲かせ、花が種を作り、枯れる花が新たな土と種の栄養となる。コレもまた流転の一部。ただ一時、枯れ散る花に形を与えるのみなのだ。

 

さぁ、準備はできたぞ!

今ここに顕現しろ!竜()よ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

桜の花が舞う。右へ左へユラユラと

 

桜の花が舞う。いつの間にか規則的に

 

桜の花が舞う。まるで流れる川のように

 

そして集った桜の花は、それは見事な龍へと成った

 

完成だ、では

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ!改めて、祭りを始めようじゃないか!!」

 

 

 

 

(架空)イベント-激闘!龍桜祭・プロローグ-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貞操観念逆転キヴォトス!

 

 

 

 

 

 

 

 

…………うん。わかってる。今回は流石にオレの落ち度だよ。

…………いいや、庇う必要はないさ、先生。オレはこうなる可能性ってヤツを頭の中に入れてた筈なんだ。でもそれを、まあいっかってノリで他所に放り捨ててたのもまたオレなんだ。

…………あぁそうだな、気づくべきだった。いくらオレに記憶があるだったとしても、

上半身裸の男性教師と、その男性教師のものだと思われるシャツ一枚しか着ていない女子生徒2人きりなんて絵面は事案でしかないってことに。

…………そうだな、あんな局所的に短時間しか降らない大雨なんて予測できんよな。シャーレにあるシャワーを借りれたのは良かったけど、着替えは普通置いてないもんな。裸でいるわけにはいかなかったから服を借りたまでは多分良かったんだ。問題はそっこーで晴れやがったことと、シャワー浴びて出てきた先生が上の服を着ていなかったこと、そして先生に用事のある生徒が多数いたことだ。

…………アレ、さ、やっぱり誤解解けた気がしないんだけど、どう思う?

…………やっぱり?先生もそう思うよな?なんで、先生とオレが恋仲だと思われてんの??涙目で祝福された時、脳みそがマジでバグり散らかしてたんだけど??全部否定したけどさ、なして?……距離が近かったからか?イヤでも先生と他の生徒達も割とこんな距離感だよな?

…………先生?どうしてそこで言葉に詰まる?はぁ?!マジで?オレ距離感近かった?そこんとこ意識して離れてたつもりなんだけど…おい。なんで驚いてる。いや離れてたろ。腕に抱きついてないし、アーンとかもしてない。2人きりになるのは今回みたいな例外除けば仕事の時だけだ。えぇー?なんで?いやマジでびっくりしてる。オレの恋愛対象って実は女子なんだけど、コレみんな知らん感じ?先生は?知ってた?

…………薄々察してた、と。うーん?気づかんもんかなぁ?ん?なにさ

…………まさか、今この状況そのものが、勘違いを加速させている…だと?シャーレに盗聴器があるのは知ってるけど、それで外部のやつらが会話を聞いて推測したのではないかって?でもさぁ、先生とオレの会話って恋仲のやつらがする様なもんなの?もっとこうピュアピュアしてると思ってたんだけど。

…………例えが可愛い?……やっぱコレ先生に原因があるだろー。そういう台詞を無意識に言いまくってんじゃないのぉ?

…………あ?なに?なんで服の匂い嗅いでんのかって?前に加齢臭がどうたらこうたら言うてたじゃん。一応の確認。さっき思い出したから試してみた。……なーんで、ため息ついた?は?オレにも責任ある?勘違いさせる?ラノベとかじゃあるまいし、こんなオレみたいな奴好きになるのなんておらんでしょ。

…………私は好きだよ?ありがと、オレも好きだぜ。友達として。

…………。

うん。やっぱりわからん。女心ってなんだ?てかオシャレってなんだ?よーわからんわ女なのに。もーいーや、話変えよ。

先生はさ突入してきた時のアイツらの反応ちゃんとみてたか?

…………なにぃ、焦ってたぁ?オレ?ちゃんと見てたぜ。最初にオレを見て先生のシャツだって直ぐにわかったんか顔色が変わったんだよ。その後半裸の先生を見た時の反応は主に2パターンあった。ひとつはオレと先生がそーゆー関係なのかって考えて真っ白になるやつ。ひとつは先生の腹筋やら胸筋やらに見惚れたり妄想したりして真っ赤になるやつだ。前者はもうこの際ほっておくが、後者は見てて面白かったぜぇ。いやんいやんって体くねらせてたり、鼻血出そうになったんか上見たり鼻押さえたりするやつで、後マンガみたいに目がグルグルしてるやつもいた!あんなんリアルであるだなーって感心しちまったぜ。まぁそいつらもその後真っ白に成ってたんだが……話がここに戻ってくんな。どうするか。

んー?なーにせんせー?わたちに聞きたい事でもあるのー?……暇だからふざけただけだ気にせんといてくれ、マジで。うん。

…………この前の祭りについて?おうおう、なんでも聞いてくれ。割と滅茶苦茶した自覚はあるからな。で、何が聞きたい?

…………なんで桜なのか、なー。そーだなー、先生はさオレの誕生日いつか知ってる?

…………そっ、正解。因みにそれ前の俺の誕生日の一週間後なんだよ。つまりオレは4月生まれガチ勢って訳なんだ。じゃあ4月にする事ってなんだと思う?エイプリルフール?イベントとしてはありだな。花見?前の俺は花粉症だったからこのくらいの時期外に出れないんだよなー。今は余裕のよっちゃんだけど。この場合の正解はなぁ、入学式だよ。小学校でも中学校でも高校大学どこでもいいけど、4月ってさ新学期の始まりじゃん?新しい身分になって新しい生活が始まる訳だ。桜はさそれを見守ってるってオレは考えてんだよ。最近は天気悪くなったり風強かったりで綺麗な桜を見るまもなく散る事もあるけどさ、不思議と入学式の日とかは桜が咲いてる様に感じるんだ。あくまで個人の感想だぜ?俺は、そーゆー人間になりたかったんだ。長々と喋ったけど要は憧れたって事でいいのかな?この感情。改めて言葉にするとなんかしっくりくるなー。ってあぁ、後もう一個は物心ついて一番初めに綺麗だなって感じた景色が桜が散るところだったんだよ。それが心に焼き付いたんだ。今でも思い出せるくらいにはな。こんなところか、納得する答えは返せたか?

…………、…………。帰りたいかって?まあ、帰れるなら一言くらいちゃんと言いに帰るかな。寂しさはあるし1人は嫌だけど、オレはこの世界の住人だし、悪くないなと思ってるし、気にかけてくれる奴らがいる。慕ってくれてる奴らがいる。安心してくれって言っておきたい、かな。

…………忘れねぇよ。アンタが、先生が初めに話した大人でこの世界で憧れた人間なんだ。アンタの教えはちゃーんと胸の中にあるからな、途中で休むことはあるだろうが折れるわけじゃねぇ。ちゃんと頑張れるさ、前を向いてな。

 

 

 

 

真面目に語ったからつかれたー。コーヒー買いにいこーぜ先生。

あーでも話題がねぇな。んー、なら、……体のどの部分に魅力を感じるか、すなわち性癖バトルしようぜ!ちなみにバレたら心が死にかけるからバレないようにな!じょまずはオレからいくぜー。オレは普段髪を短くまとめてるやつのロング姿に〜〜〜〜

 











一応、主人公の語りはまだ続く予定なんですけど作者の語彙がなくなったんのでバッサリとカットだ。
取り敢えずコレで一応完結です。ここまで読んでくださってありがとうございます。次回があったらまたよろしくお願いしますね。
さよなら〜(^O^)/
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