curse・Shangri-la・nightmare・frontier・party   作:柳瀬塔矢

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3話 真実は時として偽りと化す

 

「よーし、頑張っちゃうぞぉ」

 

おいおい、なんでことやってるんだ。

 

「いいねぇ、ゾクゾクしちゃう」

 

幕末に適性あるんじゃないか?

 

「はぁ、なぁんでこうなっちゃったかなぁ」

 

兄貴だし。

 

「兄貴は勝てる自信あるの?」

 

「あ?そりゃあ、あるに決まってるだろ。物理演算がきちんとしてる世界で俺が負けるわけねーだろ?」

 

何回か負けてるよね?・・・まぁボスには負けてないらしいけど

 

お、向こうの奴らが来たな。・・・あー、やっぱり?斎賀のところの人だよねぇ

 

「んじゃ、最初は俺が出る事にするわ」

 

よーし、世界よ、これが呪いだ。

 

「よろしくねぇ」

 

「みたことも聞いたこともないな。それで黒狼に勝てると思ってるのか?」

 

・・・あー、この感覚。味わったことのない屈辱。あの世界は初心者にも優しく【情報が無い】ことの重要性が広まっていた。

 

「なってない。なってないな」

 

俺は開始の合図と共に相手の目の前に出た。・・・上位勢ならこれくらい対応できるだろう?

 

「つまらないな。全くの既知だ」

 

つまらないね。実につまらない。タルは未知狂い、俺は戦闘狂、ラーマは金属狂い。CNPで狂ってるプレイヤーだとこうなってしまうだろう。

 

「打刻」

 

ほらな?一撃で終わった

 

「どうせなんだよ。お前らじゃあ俺には勝てねぇよなぁ?ならさっさと副将出した方がいいんじゃあないかぁ?」

 

「なんだと!?上位勢でもないくせに俺達に勝てるわけないだろ!?チートだ!チートを使ったんだ!」

 

・・・あ?

 

「テメェ、此の期に及んでチート?ざっけんじゃあねぇよ!こんの素晴らしい世界でチート?そんなん許される訳ねぇだろぉが!何もしらねぇのに一々喚くんじゃあねぇよ!」

 

絶対許せねぇ・・・この世界においてチートだ?あり得る訳ねーだろ!

 

「我は求める、かつての力を。その為には何を支払ったって構わない。願うは今、ここで輪廻を終わらせることのみである。付与・呪人、暴走【薬毒】」

 

さぁ、見せてみろ。未知を、そうでなければ許されぬことだぞ

 

・・・ここからはとても楽だった。モブBはスラ陰よりも弱いし(一戦目の相手)リベベリべはPSが伴っていなかった。

 

「副将は・・・サイガー0。アタックホルダーだったな」

 

これでも俺の趣味は界隈では有名でね。半年くらい前かな?薩摩の武道を学んだんだよ

 

「【神武 締盟】・・・さぁ、始めよう」

 

掌底、蹴り上げ、空中胴回し蹴り、空気圧縮、縮地、相手が跳ねて、もう一回蹴り上げ。

 

「【永久機関】完成だ」

 

まぁ、少し舐めていたのだろう。所詮この程度のクランだって。だからこそ、斎賀だと忘れていた。富嶽の分家なんだからそりゃできるよな。

 

「【空我 戦譜】・・・使う気はありませんでした。ここからは本気で行かせてもらいます」

 

「いいねぇ、俺が辿り着けなかった未知の領域だ。楽しませてくれよ?・・・チュゥラッハァァァァァ!!!」

 

お互いの命を賭けて。全てを賭けて。未知の全てを明かし。どれだけ長かったのだろう。いや、一瞬だったのかもしれない。俺はその時何十年もの間を生きた気分ですらあるのだ。

 

「なんと甘美な・・・まぁ、だからこそ。次で終わりだ」

 

「【禁忌・一時定義ー將來霧灯ー】」

 

「アポカリプス」

 

それは偶然にも・・・いや、必然なのかもしれない

 

「最っっっ高だよ、アンタは!あの剣がまだ残ってるなんてよ!」

 

アポカリプス。かつては最強武器三種にも選ばれていた最強の剣。他の二つ?【ルナアポ】と【センダル】だ。特にセンダルは・・・

 

「緋よ。赤すら喰らい、孔より暗く、深き孔を開き給え。【drows・hsuls・凱気天覧ー試行ーセンダルニクス・オルタナティア・リューエン】」

 

俺の剣だ。

 

全てが緋くなる。他の色など赦さないように。この世の摂理なのだと示すように。

 

全てが黒くなる。他の色など赦さないように。この世の終末なのだと示すように。

 

全ての色が戻る。準備が整ったかのように。

 

相手の剣も色が集まっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

互いに一太刀。決着なんてそれだけで着く。

 

 

 

俺が倒れた。身体は深くまで斬られ、もはや長くはない。だが、アイツの体も深くまで斬った。ここから先は根性との対決だ。俺に次など無いのだから。

 

【薬毒】は使ったらそれはテリブルではない。かつての漫画は【凄み】と【覚悟】があればどうにかなったようなのだが、この世界では如何にテリブルに動くかが大事だ。ここで回復に逃げるのはテリブルではない。

 

 

 

 

結果。HPの消滅が向こうが一瞬早く、こちらの勝ちだった。俺はすぐさま【薬毒】による治癒を施した。耐久対決において回復はダメだが、それが終わった今、その制約は無い。

 

「素晴らしかった。とても素晴らしい物だった。私の技術に追いつくどころか追い越すところまで喰いついてきた。最後の一撃も良かった。かつての剣が今も残っていることには驚いたが扱いこなしている点には心の底から驚いた。私に切り札を切らせたのはこの時代だとこれが初めてか。最後のその一時まで私に勝とうとしたその心意義、力、技術。その全てが香水準であり、私に届きうる物だと理解してほしい・・・そして君達には謝罪をしよう。仲間内から聞いていた評価。中堅までの行動などから判断し、本気など出す必要のないクランだと思っていた。副将、大将の二人は紛れもなく強者である。故にこそ、私も限界を超え、人類の果てに到達してみせよう」

 

 

 

 

 

 

 

ここからは全力全開。本気のなかの本気だ。

 

 

 




主人公の強さは呪術は引退タル(偽神呪)の八割、剣技はスクナと同じくらい。拳法はCNP1とか言うバグステータスです。外天呪タルと同じくらいって言い直せば良いのかな。

將來霧灯の外天呪・フィーア・ストロノゴフ
Lv.81
干渉力・249
耐性・既知
有効・未知

とかいうステータスでした。武器についてはまたいつか
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