神秘を得た代わりに○ん○を失ってしまったゲマトリアのクソガキ構成員が『先生大好き勢』になる話   作:プラハ

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正直ここまで評価されるとは思ってなかったので、自分でも驚いています……!
沢山の評価、感想、誤字報告ありがとうございます!
大変励みになっております……!


VS ゲーム

 放課後になったと同時に、モモイが俺のために立って、俺を指さした。

 

 「エルナちゃん! 『勝負』の時間だよ!」

 

 「『勝負』……? 、ああ! そういえばそんな『約束』してたな! いいぜ! 相手になってやるよ!」

 

 そういえば、1時間目の授業中に言われたんだった。衝撃的な出来事のせいで頭から吹っ飛んでいただけで、忘れていたわけではないのだ。決して……。

 

 「じゃあ、行くよーっ!」

 

 「ちょっ! 手! 別に繋がなくてもついていけるっての!」

 

 モモイは俺の手を取って歩き出す。俺は手を離すように文句を言うが、聞く耳を持ってはくれなかった。それにしても『勝負』とは一体何をするのだろうか? まあ、どんな『勝負』であろうと、俺に『敗北』なんてあるわけがない。

 

 「じゃーん! ここが私たちの『部室』だよ!」

 

 モモイに連れてこられたのは『ゲーム開発部』と張り紙が書かれた部屋の前だった。モモイは扉をガチャリと開けて中に入る。部屋の中に入ると、床に様々なケーブルや雑誌などが散乱している。き、汚い……。

 

 「さ、ここに座って!」

 

 モモイがソファに置いてあった雑誌やらを雑にどけてテーブルの上に置いた。テーブルの上はいろんなものが乱雑に積まれているのか、山になっており、今にも崩れ落ちそうだ。

 

 「…………るか……」

 

 「エルナちゃん?」

 

 「こんなところにいられるかーっ! 『お片付け』してやるっ!」

 

 「えっと確か、この辺にあったはず……」

 

 多少、散乱している程度なら気にはならなかったが、ここまでだともうだめだ。普段、自分の部屋は完璧に整理整頓しているので、余計に気になってしまう……。

 

 「もー! 信じられない! コードを本体に巻くなんてっ! 断線するだろうが! 雑誌は順番に並んでないし! もー! これは何っ!?」

 

 「あ! 私のパンツ」

 

 「どうしてっ! パンツがこんなところに落ちてんだよっ!」

 

 俺は何故か落ちていてモモイのパンツをモモイに投げて渡す。モモイとミドリに束ねたコードと雑誌名を五十音順かつ刊行日順に並び替えたものを手渡して仕舞わせる。俺は何かしら掃除道具くらいは入っているだろうと、ロッカーを開けようとする。が、開かない。

 

 「あ、あれっ? 開かねぇ……。かったこのロッカー! あ、やば倒れる!」

 

 強い力で開けようとしても、全く開かないので、さらに力を込めてみたが、ロッカーが倒れそうになったので、倒れないようにロッカーを支えて、もとに戻す。

 

 「エルナちゃん、そのロッカー今壊れてるから開けられないんだ」

 

 「そうなのか? ったくよぉ……。普段使わねえから、錆びて開かなくなっちまったんじゃねぇのか……?」

 

 そこまで古い物には見えなかったので、普通に開けられると思ったのに全く開かなかった。まあ、掃除道具が取り出せないなら、今は妥協するしかない……。部屋に入った時と比べれば、完璧には程遠いがもう十分だろう。俺はソファに座った。

 

 「すげえ固かったぞあのロッカー! ()()()()()()()()()()()()()()()ってくらいには固かったわ!」

 

 「あはは……」

 

 俺がそう言うとモモイとミドリは苦笑いを浮かべて、ロッカーの方を見ていた。

 

 「で、『勝負』って結局何すんだ?」

 

 「ふっふっふ! 『勝負』の内容はこれ!」

 

 モモイがそう言って取り出したのは、『スチューデントファイター2』とパッケージに書かれており、何人かのキャラが書かれている。モモイはパッケージからディスクを取り出して、テレビに繋がっている機器にディスクを入れた。一瞬、『映画』でも見るのかと思ったが、この部屋の名前が『ゲーム開発部』だということを思い出した。なるほど『ゲーム』か……。

 

 「もしかして『初めて』?」

 

 「あ、ああ、というか『ゲーム』自体『初めて』だな」

 

 「えっ……!」

 

 ミドリは信じられないものを見るような目で俺を見る。『言葉』自体は知っている。別に『ゲーム』を否定するつもりはどこにもないが、俺は『ゲーム』というものに興味がなかった。何故なら『ゲーム』を通して、『何か』を得るにはあまりにも『非効率的』だと思ったからだ。

 

 俺は映画や書籍などから『研究』のインスピレーションを受けることがある。『人間が想像できるものは、人間が実現できる』という言葉があるように、誰かの思いついた『空想上の存在』は何かを作り上げる上での『アイデア』になるのだ。

 

 ゲームの場合でもインスピレーションを受けることはできるだろう。だが、全てを網羅するまでにあまりにも時間がかかりすぎるのだ。書籍であれば速く読めばいいし、映画であれば倍速で再生すればいい。ゲームの速度を変えようとした場合、ゲームのシステムそのものに改変を加える必要があるが、それはできなくもないが、それに掛ける時間を考えると、やっぱり、映画や書籍の方に軍配があがる。

 

 「お姉ちゃん、エルナちゃんゲームやったことないんだって」

 

 「えっ!? エルナそれ本当なの!?」

 

 「そうだけど、それに何か問題でもあんのかよ? ゲームってインスピレーションを得るためにするには『時間効率』が悪すぎるだろ?」

 

 「ゲームは『楽しむ』ためにあるんだよ! 確かに私もシナリオを書くときに、ゲームから参考にしたことはあるけど……。でも、ゲームをするんだったらまずは『楽しむ』ことが大事なんだよ!」

 

 モモイは立ち上がって、俺の目を見てそう力説する。俺は思わず目を逸らす。キラキラと輝いているモモイの目が眩しく感じる。

 

「だけどさぁ、『楽しむ』ことで何か『得』はあるのかよ?」

 

「『得』って……そうだなぁ……。あ、そうだ! ゲームには、世界中の皆を繋げる力があるんだよ!」

 

「世界中の皆を……繋げる……」

 

「そうだよ! ゲームの世界では年も性別も住んでる場所も関係ない! みんな同じ場所で対等に純粋に戦える。負けて悔しい~って思うこともあるけど、でもやっぱり『楽しい』んだ! きっと世界中の皆そう思ってるって私は思う! それってとっても素敵なことだってエルナちゃんも思うよねっ? だから、まずは『楽しむ』ってことを感じてみようよ!」

 

 モモイはそう言って、俺にコントローラーを差し出した。こんな小さなものに『世界を繋げる』だなんて力があるとは思えなかった。だが、モモイがそういうのであれば、試してみるのもありかもしれない。

 

「私もお姉ちゃんの言う通りだと思うな。もしもゲームがこの世界に存在しなかったらお姉ちゃんと仲良くなれてなかっただろうし」

 

「そ、そうなのか!? 俺様はてっきり最初から仲良かったのかと……」

 

 ミドリがコクリと頷いた。確かに考えてみれば、モモイとミドリの性格は反対だ。だけど、あまり相性が良くなかった2人を『ゲーム』が繋いだというのなら、モモイの言い分にも間違いはないのかもしれない……。

 

「エルナちゃん、操作方法とか大丈夫? 練習してもいいよ?」

 

「さっき説明書を見て覚えたから問題ない!」

 

「あ! エルナちゃんって完全初心者だし、ハンデとかあった方がいい?」

 

「いらんわっ! というか手加減とかしたら絶対怒るからな!」

 

 テレビ画面にキャラクター選択画面が映る。このゲームの操作方法、コマンドは説明書を見て全て覚えた。ただ誰が強くて誰が弱いのか全く分からないので道着を着た赤い鉢巻の男を選択する。パッケージに載ってるキャラクターなので弱いということはないだろう。

 

「準備はいい?」

 

俺はコクリと、頷いてテレビの画面だけに意識を集中させる。刮目しろモモイ! この俺の天才っぷりを!

 

 ――*――

 

「いえーい! 私の勝ちー!」

 

「……………………」

 

 ボロボロに負けた。モモイ操るキャラクターの体力は1ミリも動いていない。紛うことなき『完敗』だ。ただこのゲームを通して一つだけ分かったことがある。それは負けると『悔しい』ってことだ。

 

「もう1回だけやらせて! 次は絶対勝つ」

 

「ふっふっふ、それはいいんだけど~。でも、エルナちゃん忘れてることがあるんじゃな~い?」

 

「あ゛っ……」

 

 それは今から少し前のことだ。俺はモモイに言ったのだ。「『1度』でも勝ったら褒めてやるよ!」と、そしてモモイはそれを成し遂げた。つまり、俺はモモイを褒めないといけないのだ。

 

「さぁエルナちゃん! モモイ様を褒め称えるのじゃー!」

 

「え、えぇと……。モモイ偉い! モモイ天才! モモイ可愛い! こ、これでいいか?」

 

「うむ、とても良い気分じゃ~。もう1回やってやろう〜」

 

 次こそ必ず勝つ! さっきの戦いで相手の動きは覚えた。それにこのゲームの『必勝法』も分かってきた。ようは攻撃当たらなければいいのだ。

 

「お、おかしい! さっきの攻撃はどう考えても当たってないって!」

 

「これが『アタリハンテイ力学』だよ。エルナちゃん。まあ、本当は別のゲームのやつなんだけど」

 

「『アタリハンテイ力学』!? そんな法則聞いた事ないんだけど!」

 

 ミドリによるとゲームでは当たってないのに当たる。当たってるのに当たらないという『現象』は良くあることらしい。特に狩猟するゲームでは有名な話で亜空間タックルと呼ばれる技があるんだとか言っていた。ちなみにさっきの勝負は負けました。だけど、さっきと違ってそこそこ善戦した。なんとHPバーを4分の1も削ったのだ。

 

「さて、エルナちゃん敗者には罰ゲームを受けてもらうよ!」

 

「む、無効だそんなん! だって、そんなの聞いてねぇし!」

 

「エルナちゃんは今日の間、私の事を『お姉ちゃん』って呼ぶこと! じゃないと次は勝負しないからね!」

 

「なっ……! ひ、卑怯だぞモモイっ!」

 

「んー? 聞こえないな〜♪」

 

 このゲームの学習は完了した。モモイが使うキャラクターの攻撃がどのタイミングで来るか完璧に分かったのだ。このゲームは反射神経がものを云うゲームだ。つまり見てから反応すればいい。そうすればモモイに必ず勝てる……はずだ。

 

 だけど、それをするためにはモモイの事を『お姉ちゃん』と呼ばなければならない。『プライド』か『勝利』か……。

 

「モ、モモイお姉ちゃん……! お願い……!」

 

 俺は『勝利』のために『プライド』を捨てる……! 屈辱的だ……! 別に泣いてなんかいない……。集中して目が疲れたから視界の端が滲んでいる。恥ずかしくて顔は俯いたままだ。

 

「しょうがないなぁ〜! エルナちゃんが言うんだもーん!」

 

「その代わり俺様が勝ったら、取り消させてもらうからな!」

 

 大丈夫。今度こそ負けない。このゲームの『必勝法』は既に掴んだ。見てから反応する。それだけだ。そして俺はそれが出来る。つまり俺にもう『敗北』なんてありえないのだ……!

 

「は!? 押した! 押した! 今絶対押したって! ガード押した! ガード押したもん! あああああっ!」

 

「あ、危なかった……! まさかエルナちゃんが戦いの中で急成長するタイプのキャラだったなんて……!」

 

 また負けた......! 今度の敗因は何故かボタンが反応しなかったことと、俺がガードを押してからガードをするまでがあまりにも遅かったことだ。もしも同じ状況で現実の戦いだったら絶対勝てるのに……!

 

「んー、次はどうしようかな~」

 

「お姉ちゃん、こういうのはどう?」

 

「ふむふむ、それはいいかも!」

 

 ミドリがモモイに耳打ちする。今度は一体どんな『罰ゲーム』があるのか分からないが、『お姉ちゃん呼び』を超える罰ゲームなんてありはしないのだ。

 

「今日の帰りに私たちにアイス奢って!」

 

「そのくらいなら全然構わねぇぞ? なんだったらちょっと高いヤツだろうがなんだろうが自由にしていい」

 

「マジ!?」

 

「本当だ。俺様に二言はねぇ。とっとと次の勝負と行こうぜ……!」

 

 これまでの戦いで分かったことがある。見えてからじゃ間に合わない。相手の攻撃を見てからガードボタンを押すとガードに移行するまでにおよそコンマ02秒かかる。そして攻撃は動きに入った瞬間からコンマ1秒程でこちらに当たる。つまり見てからガードを押せばギリギリで間に合う。だが、最速の攻撃はコンマ04秒、つまり見てから防御し、反撃するということは不可能だ。

 

 だから発想を逆転する。

 

 「エ、エルナちゃんそんなに見られるとやりづらいんだけど……」

 

 「俺様は分かったんだ。攻撃の動きを見てから防御しても間に合わない。なら、どうすれば間に合うのか? 答えは簡単だ。先に相手がどう動くか知ってしまえばいい。俺様はモモイ……お姉ちゃんの指先、視線を見て、次にモモイ……お姉ちゃんがどう動くのか先読みする。これこそ俺様が導き出したこのゲームの『必勝法』! 『完璧』で『完全』な『勝利』への『方程式』!」

 

 俺はモモイをジッと見つめる。俺はこのゲームは『反射神経』がものを云うゲームだと思っていたが、そうではない。このゲームの本質は高度な『読み合い』だ。それさえ分かってしまえば、もう俺に『敗北』はない。

 

 「え、えええええっ!? そんなのありなのっ!?」

 

 「いくぞモモイっ……お姉ちゃん! 覚悟の準備はできてるかーっ!」

 

 そして戦いが始まった。俺はモモイの一挙手一投足全てを見逃すことなく観察し、的確に対処していく。モモイの動きがさっきと違って少しぎこちない気がするのは気のせいだろうか? うーむ、ここまで対処されたことで『動揺』しているからなのかもしれない。

 

 「ほ、本当に全部読まれてるじゃん!」

 

 「はっはっは! 残念だったねモモイ……お姉ちゃん! 『僕』の『勝利』は揺るがないぞ!」

 

 完璧にガードが決まった音が聞こえ、モモイが操るキャラの体力ゲージがどんどん減っていく。そしてついに……。

 

 「やった! やったー! 勝った、勝ったー! ふははっ証明完了っ!」

 

 テレビの画面には「2P WIN!!」と表示されている。そして俺が使っていたキャラはの体力は1ミリも減っていなかった。つまり『完全勝利』というわけだ!

 

 「うぅ……悔しいぃ……!」

 

 「はっはっはーっ! これが『格の違い』ってやつだよ。モモイお姉ちゃん?」

 

 「ぐぬぬぬ……!」

 

 「凄かったよエルナちゃん。まさか『異能バトルもの』みたいな戦い方をするなんて思わなかった!」

 

 ミドリが目を輝かせながらそう言うので、俺の隣に座ってコントローラーを持った。次は自分とやろうという意思表示なのだろう。受けて立つ……!

 

 「そういえば、お姉ちゃんへの『罰ゲーム』って決まった?」

 

 「えっ?」

 

 「え゛っ?」

 

 そう言えば、勝つことしか頭になかったので忘れていた。『お姉ちゃん呼び』の撤廃? でも、時間的に考えると、あまり得策ではない気がする……。

 

 「そんなに難しく考えなくても、エルナちゃんがお姉ちゃんにして欲しいことでいいんだよ?」

 

 「して欲しいこと……」

 

 ミドリが優しくそう言った。俺のして欲しいこと……。

 

 「じゃ、じゃあ一つだけ……。こうして、また皆と……一緒に……ゲームが……したい……」

 

 なんだか恥ずかしくなって俯きがちになってしまう。顔も熱いし、きっと赤く染まっているに違いない。モモイが勢いよく抱きついてきた。そしてそのままギュッと抱きしめられる。ミドリは優しく労わるように俺の頭をなでる。

 

 「そんなのお願いしなくたってやるに決まってるじゃん!」

 

 「そうだよ。だって、私たちは『友だち』でしょ?」

 

 「う、うん! ありがとう……」

 

 心がじんわりと温かくなる。今だけは自分が『ゲマトリア(悪の組織の一員)』だっていうことを忘れてしまいそうになるほどだった。でも、俺には『崇高』を手に入れなければいけない理由がある。そのためなら例え、二人を裏切ることになっても……。そう思うと、胸がズキリと傷んだ。

 

 「ねえ! エルナちゃん!」

 

 モモイが俺に屈託のない笑顔を向ける。

 

 「今楽しい?」

 

 「うん、とっても!」

 

 その言葉に嘘偽りはなかった。きっと今の自分は心から笑えているとそう思った。

 

 ちなみにこの後、ミドリにボロ負けしたし、操作キャラを変えてきたモモイにもボロ負けした。最終的には何とか勝ったが、勝つまでに色々なものを失った気がする……。




 エルナの絶対勝てる『格ゲー戦略』
 
 1.全てのキャラクターの操作方法、およびそれが発生するまでの時間を完璧に把握する。
 2.操作する人の、筋肉の動きや視線から次に相手が入力するコマンドを先読みする。
 3.先読みしたコマンドに対応できるものを相手がコマンドを入力する前に入力する。
 
 ※モモイの場合
 「勝てるわけないじゃん! こんなのチーターだよ! チーター!」
 
 エルナが勝つ
 
 ※ミドリの場合
 「ふふっ……、私の勝ち。見えないようにしちゃえばいいだけだもんね」
 
 エルナが負ける
 
 ※ユズの場合
 「ふぅ……危なかったぁ……」
 
 最初は戸惑うが、最終的にエルナの良すぎる目にフェイントを仕掛け、行動を誘発させ、真正面から勝利する。
 
 ※アリスの場合
 「にらめっこですか? 負けません!」
 
 エルナが先に顔を逸らすので、エルナが負ける。
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