神「オマエ転生さしてやるからちょっと頑張ってこい、ちなみにチートはナシじゃ」 俺「は?」 作:ND内
どうも、金銀IDくじのマスターボールがほしくてサブロムでひたすらトレーナーIDリセマラしてましたが、まだ出ません。39827…いつになったら出るんだ…マスボがなければライコウがっ!俺のライコウがぁぁぁ!!!
ちなみにマスボの1つ目はスイクンに溶かしました。
※この話にはかなり過激な表現が含まれております。しかし、全てフィクションなので、生暖かい目でするする〜っとしていただけると幸いです。
むかしむかし、とある街に男の子が生まれました。
子どもは男の子ということで、一家の跡取りとして、父親や祖母に大変喜ばれました。
子どもは地元の有名な悪ガキ集団の中心人物として、そして極度のおじいちゃんっ子として、10の歳まで家の事を何も知らずに育ちました。一つ知ってたことと言えば、月に一度、家の一室でよくわからない儀式が行われていることだけです。
しかし、そんな彼が10歳になってすぐに事態は急変します。
一家の頭であり、大黒柱だった彼の祖父が、重い病にかかり、入院します。
彼の祖父は医療界における人類の英雄でした。そんな英雄も自分の病は治せなかったのです。
英雄は一命を取り留めましたが、その代償に、患部であった声帯を全て失いました。
英雄は退院した後、墜ちた英雄と揶揄され、彼が直接救った人以外は彼の事を白い目で見て、除け者にしました。
しかし英雄は、それに落ち込むどころか、何かから解放されたかのように、以前よりも活き活きと一人で趣味をするようになりました。
その時、男の子は祖母にこの家の跡取りに課せられた定めを告げられます。
『我が家は代々、世のため人のために身を捧ぐ定めです。
良くも悪くも素直だった男の子はその日から頑張りました。学校のテストは元々90点台だったものがあれば、酷く己を責め、100点が当たり前、100点以外あり得ない、と親に洗脳のように言い聞かされ、苦手だった体育も、休日返上で特訓させられ、その時期から儀式にも参加を強制させられるようになりました。
そんな彼の安寧は、祖父と布団でくるまりながら祖父の好きな奇抜なジャケットを着た怪盗が仲間たちと泥棒をしていつも女に逃げられるアニメのDVDを見ることでした。
彼の家族は仕事以外はほとんどパチンコ通いの父に、生気が感じられないほど大人しい母、基本部屋から出てこない姉に、家の事で厳しい祖母、彼は祖父以外の家族と対話することを、既に諦めていました。
そして彼の12歳の誕生日、祖母に中学受験を命じられることになります。
受験先は大して有名ではない上に、偏差値も市立の中学に毛が生えた程度でした。
彼はどうしてか、と思いましたが、学校の案内パンフレットを見て、すべてを悟りました。
彼の家はとある新興宗教と呼ばれるものを信仰していました。儀式と共に知った事実です。
その新興宗教の法人が立ち上げた中学だったのです。
最近変な表が書かれた封筒を持って車に乗る祖母を見ていた彼は、自身の家の在り方に疑問を抱くようになりました。
しかし、若い少年には知恵も力もありませんでした。
仕方なく少年は、同郷の友人達との別れを惜しみながら、私立中学に入学することとなります。
少年は中学に入って間もなく、一族特有の非凡な才を発揮し、上位10位以内の高成績や、音楽や美術などにも秀で、周りからたったの独りで圧倒的に図抜けていました。
しかし、彼はそんな図抜けた成績でも、家に帰れば低成績の出来損ないのレッテルを貼られ、白い目で見られながら正座させられていました。
彼はただただ親に褒めてもらいたい一心で、必死に頑張りました。満点じゃなければ駄目だと自身を追い詰めて、満点じゃなければまた怒られると身体を震わせてしまうようになりました。
その影響か、彼は周囲のクラスメイトたちから距離を置かれることになります。
そんな彼を救ったのは、後に一生モノとなる友人と、近所のホームレスのおじさんでした。
友人とホームレスのおじさんは、彼をちゃんと見た上で、彼のことを正当に評価してくれる人でした。
こんな人も世の中には存在するんだ。そう思えた少年は、前を向き始めました。
彼はそれを機に、遊ぶことを凄く大切にするようになり、勉強することを辞めました。
もちろん成績も落ち、家族からの教育はより酷くなりました。
それでも彼は生きることを諦めず、自分の人生を生きようと必死にもがきました。
そんなこんなで、彼自身としては遊び呆けながら、中学、高校を卒業し、専門学校に進んだ齢19の時、親友の実家から電話が入りました。
何事かと思い、友人宅に赴くと、そこには彼の祖父と親友とその父親が、床の間に座していました。
例の新興宗教の家庭ではありましたが、友人の家は、曽祖父の代から代々信仰していた一族だったそうで、宗教の上の方々にも顔が通る程の立場の家庭でした。
どうやら話を聞くと、ここ十数年の間に、上の方々が腐りきってしまったらしく、信者から莫大な金銭を巻き上げて、それを法人の維持、経営費用などに補填しているらしい。
なんとも微妙なラインだが、信者から無理な献金を要求している以上は真っ黒である。
正直俺や友人は、その中学に通ってはいたが、全く信仰心がわかなかった。
そして今の在り方に疑問を抱いた友人の父親と少年の祖父を筆頭に、反対勢力が立ち上がった。
そして、その年の7月末。
全てが始まることなく終わり、彼らは多大なる大切なものを失った。
作戦の決行日だった。教祖側の奴らと面会するはずだった…!
その法人が運営している病院を拠点に医療界の英雄と言われていた俺のじいちゃんは…俺の目の前で貼り付けられて火炙りにされた。
俺の友人の抗議も虚しく、友人は右脚を失った。
友人の父親は目の前の息子の惨状を前に、降伏せざるを得なかった…。
そして、このことは世間に公表されることはなかった…。
…俺の、二十歳の誕生日だったよ。
ー「ってまぁ、多少熱くなったが、そこから大体一年ぐらい友人の治療や入院の費用や辞めさせられていた上に払ってなかった分の学費を稼ぐために丸々一年ぐらいバイト漬けの毎日で、そんな中そこそこな一般車に突っ込まれて気がついたらここにドボンだ。そっからはお前らも知ってる。そんな感じだ。」
話を終えて、再びみんなの様相を見回した。
「お前ら、揃って口を抑えて何やってんだ?」
「きっと想像を絶しすぎたマスターの過去エピを聞いてリアルグロッキーにゲロってるロトよ。」
ロトムが最初に口を開く。
「そんなキツイもんか?」
「なんで当の本人が一番ケロッとしてるロトかねぇ…。やっぱりマスターは本当に狂ってるロトよ。」
「あー、まぁ、あれだ、慣れだよ慣れ。ほら、二日酔いって一回目は尋常じゃないぐらいきついけど、二、三回目ぐらいから、あ〜二日酔いだ〜って感じの僅かな胃のムカつき程度に慣れてくるじゃん?それとそんなに変わんねぇって。」
「じゃあマスター以外は生まれて初めての二日酔いの感覚と認識してもらっていいロトか?」
「…あ〜、すまん、すまんがこれから一緒に来るなら慣れてくれ。もうこういう星の下に生まれたとしか思えんから。」
来るなら巻き込まれるしかないから慣れろ。巻き込まれたくなければ来ちゃいけない。これしかないのって割ときっついよなぁ。
「んじゃまぁ、昔話は終わりだ!お前ら胃がキツイならミルクをレンチンしてくるけど、一応全員分持ってくるから、飲みたかったら飲めよ〜。」
俺はそう言って部屋を後にした。レンジがあってもミルクが無いからね、買いに行かなきゃ…。
Side- ノエル
…凄まじすぎた。想像を絶する?そんな生易しいものじゃない。寧ろこんなの想像できる人この世に存在するのですか?私にもそれなりの過去があって放浪してきた身ですが、そんな私のことや、他のあらゆる事象がすごくどうでも良くなってくる。
「ぶい……。」
イーブイちゃんも疲れ切ったのか、無心でどこか遠くを見ている。
「通訳してやるロト。」
「…ぶい。」
どうやらイーブイちゃんも私に何か伝えたいみたいです。
『ノ、ノエル。ごめんなさい。私、誰の気持ちも考えないで一人で突っ走っちゃって…。』
「い、いいんですよそんな…!私だって感情的になって大きな声を出してしまったのですから…。」
『まぁ…今回のことは私も知らないことでしたので、いかんせん苦すぎましたが、結果的に我が主の事をより知ることができたのでそれは私としては良かったのかなと思っております。』
『兄貴は人間じゃねえとは思ってたけど、まさかここまでとはなぁ。…ま、俺も知れたし、お前らもなんか収まったんなら良かったんじゃね?』
エビワラーさんとバチュルくんもロトムさんが通訳しています。
「…私、これからもマサオさんに着いていこうと思います。私は絶対にあの人を一人にしないって決めました!」
『仕方ないけど、これは同感ね。』
『当たり前ですな。』
『俺はどこまでも着いていくぜ!』
『…私も!!』
ラルちゃんまで!!!
私達の意志は同じ方向を向いた。これから私達は、マサオさんと共に行く!
「ただいま、色々買ってきた。」
マサオさんが帰ってきた!
「おかえりなさい!」
「あ〜、…ただいま。」
マサオさんが何か物凄く気まずそうです。どうしたのでしょうか?
「いや〜、あの、な」
「私達のことなら気にしないでください!マサオさんに着いていくって決めましたから!」
「いや、そういうことじゃ、なくて…」
マサオさんが頬をぽりぽり掻いてるとマサオさんの脚の後ろから、ひょこっと黒髪の子どもが顔を出した。
「…誰?とっとの知り合い?」
「あぁ、とっとの仲間たちだ。挨拶しなさい。」
「こんにちは。きょーやです。えと、えと…。」
「そこまでできたら十分だキョウヤ、よく頑張ったな。」
「え、えと、えと、マサオさん!?」
「すまんみんな!拾ってきた!んで育てることになった!この子はキョウヤ、多分4歳で男の子だ!取り敢えず今日からうちの子だ!まだ家、ねえけどな!!……あぁ…家、買わなきゃ。」
「きょーやです。よろしくおねがいします。」
目の前の子供はお辞儀をした。
マサオさん、早速そういう星の下ですね…。
暫く更新してなくてすまんそ。
最近は第2世代の図鑑を幻以外コンプしまして、第3世代をヒャッハーしております。エメラルドとサファイアとファイアレッドとコロシアムを同時進行で進めておりました。どうしてかエメラルドとファイアレッドはもう殿堂入りしましたが、サファイアは放置気味です。コロシアムは取り敢えずワルダックはのしました。図鑑コンプの為に今はハナダの洞窟でミュウツーと戦闘中です。もう何テイクやったでしょうか。あいつの自滅わるあがきで10回はリセット入れた。どうにかなりそうだぜ。
…すみません更新します。
次話から一気にポケモンっぽくなります。おそらく。