神「オマエ転生さしてやるからちょっと頑張ってこい、ちなみにチートはナシじゃ」 俺「は?」 作:ND内
おっす、オラ、チート無し転生者のマサオです。
オラは今、仲間たちと共に昼食を食べに座敷席の定食屋に来てるぞ!
5人+ポケモンたちで居るぞッ!
「・・・。」
ちなみにオラは正座させられてるゾッ!
「さぁ、マサオ、説明してほしいんだけど。その子は誰が産んだの?」
「し、知りません。」
見覚えあるけどちょっとよくわかんない女の子に問い詰められてるゾッ!
「ま、マサオさん、知らないだなんて…。 そんな…そんな数の女性を食ってたんですか!?」
一人も食ってねえよ!余計な誤解を増やすなナツキィ!
「ちょ、ちょっと待ってください!」
「すみませんが、今マサオと話してますので。貴女様からは後でじっくり聞き出します。 どうかご容赦を。」
ノエルゥゥ!! 俺への助け舟に釘刺すなよ! ご容赦求めといて容赦がねえな!
「ボクの親はだぁれ?」
「きょーやのとっとは、とっと!」
うん!屈託のない笑みは嬉しいけど! 状況が最悪だね!!カッ!
「ま、マサオさん!?」
だーかーら、ナツキィ!
「・・・仕方ないてすね。ここからは質問に正直に答えてもらうために、嘘発見器をつけてもらいます。」
「う、嘘発見器?」
それの詳細を聞き返す間もなく、なんだか趣味の悪そうな手袋を着けさせられる。
「嘘なら赤く光ります。本当なら青く光ります。では聞きます。 マサオさん、生涯のパートナーはいますか?」
「いませんふざけんな。」
俺の左手がめちゃくちゃ青く光ってるって! なんだよこの彼女なしと中二病患者を足してそのまま合わせたような羞恥プレイはよぉ!!
「ふむ。 つまり元カノの子ですか?」
「違いますいい加減にしろ。」
また強烈に青く光りやがって!!マジで!!!!俺のこの手が真っ赤に燃えるじゃなくて俺のこの手が真っ青に血の気引いてるみたいじゃんか!! 何!?今から敗北でも轟き嘆かなきゃいけないの!?
「ふむふむ、今のところ本当に嘘がないですね。不思議すぎます。」
この子も疑り深いなぁもう!!
「では次です。その子との関係は?」
「昨日財布をスりかけてきたのをきっかけに、親も名前もわかんなかったらしいから拾った。 ちなみに養子縁組の書類とかも博士使って強引にねじ込んだ。」
おお!俺の左手青いよ!青い!! …なんかさっきよりも気持ち輝いてないのはきっと俺の気の所為だ。
「これも本当ですか…。ふむ。 では、そこの金髪の女性とのご関係は?」
「旅の仲間だ。」
青い!
「肉体的なことは?」
「なにもありません。」
青い!!
「欲情は?」
「そりゃ男だから多少はするんじゃない?」
赤いよ!?なんで!? 今このときだけは真っ青に血の気引いてて良いんだけど!?
「・・・もう一度聞きます。欲情してましたか?」
「…がっつり?」
また赤いって!!
「三度目ですが」
「俺に対して誰かに欲情しろってのは無理な話だ!!」
とてつもなく青く光り輝いた。 もう誰か介錯してくれ。
「・・・わかりました。」
納得されたようで。俺の心は納得も何もズタボロだよ。
「マサオさんは私のことを異性としては…ッ!」
うわぁぁぁぁ!! ノエルゥ!!クッソめんどくせぇぇぇ!!
「マサオ、まだ私に欲情してくれないの?」
まだって言われても…。
「俺は君みたいな黒髪巨乳娘は一人たりとも友達になってない!」
「っ! 酷いよ! 昔はチワワみたいで可愛い顔って頭撫でてくれたのに!!」
ん? チワワみたい? 昔?
「お前、ヒビナ?」
「やっと思い出してくれた!!」
いやうっそだろ!? 確かに前世で関わりあったけども!
「おま、三年で色々成長しすぎだろ!」
「そりゃそうだよ。三年前は11歳だったし。 毎回私との添い寝を断ったマサオ!」
「あったりまえだ!年齢差でアウトなんだよ! 俺が捕まんだよ!」
「私が同意してるからセーフ!」
「それは両親を説得してから言いに来い。」
「説得済みだし。」
うそーん。
「ま、マサオさん、それで、この方は?」
「ん?あぁ、すまん。ナツキにはわからんような言い方になるが、前世で俺のことを慕ってくれていた幼女のヒビナだ。」
「もう幼女じゃないもん!」
「ってかお前はいつ、どうやってこの世界に来た。」
「その説明、やっぱりいるよね〜。 今から拠点に戻るって言ったら、一緒に来れる?」
拠点て…お前は何してんだよ。
「今からなら無理だな。もうすぐポケモンバトルの大会参加だ。」
「そっか〜。ちなみに目的は?」
「賞金目当て。」
「お金?」
「家借りたりするなら、必須だからな…。」
「あっ…。」
「なんにせよ子どもは伸び伸びさせにゃならんのよ。」
「そうだね。相変わらず甘々だね。」
「なんか言ったか?」
「なんにも?」
「そうか。」
『ところでマスターってトレーナー同士のポケモンバトルしたことあるロトか?』
「んぉ?なんだ急に、あるよ、ポケモン出し合って1vs1の緻密な読み合いと戦略の駆け引きだろ?」
『先に確認しといて良かったロト。どうせそんなことかと思ったロト。』
へ?ポケモンバトルはポケモンじゃねえの!?
「多分キレるかもしれんが、この地方のポケモンバトルって、なんだ?」
『キレてほしくはないロトが…。 マスターが言ってたのはシミュレーション部門のポケモンバトルロトよ。』
シミュレーションがそれなの?
「じゃあ、スポーツバトルって?」
『トレーナーもガチで戦うバトルロト。』
ふっざけぇぇぇ!!!
「俺は非力なんだ!対ポケモンなんて無理だろ!」
「え?常識じゃないんですか?」
なにィノエル!?オステア地方は修羅なの!?修羅の国なの!?
「知らんよ!?そんな話聞いたこともない!」
「まあ知らないまま大会になるよりは良かったんでしょ?」
うぐっ…。
「それはそうだが、お前ら、俺は非力だぞ。」
『「「「嘘つけよ」」」ロト。』
・・・俺ってそんなに信用ない?
「ちょっと待って!これはほんと!ほんとだから!!」
「じゃあマサオ、何か非力と納得させられるようなエピソードを一つ言ってみて。」
「中学の時、喧嘩で勝ったことがないです…。」
はぁ…。手が青いなぁ…。
「それについては本当のことだと私は裏を取ってるんだけど、マサオ、相手の情報的にそれは非力とは言えないのよ。」
「はい?」
非力だって!
「だって裏取ったけど、マサオが喧嘩ふっかけられてたりシメられてたりした人って中高どっちもスポーツ競技の全国大会で優勝争いに入るような人ばっかだったじゃん。」
ん?
「そうだけど、それが?」
『これはダウトロトね。』
「なんでだよ!相手は誰であろうと、負けは負け!俺は非力なの!」
『というかなんでマスターはそんな超人ばかりに喧嘩ふっかけられてたロトか?』
「え?そんなの、マサオなんて引くほど何でも出来るが故に歩く異常スペックそのものなんだから、秒で目付けられるし鼻っぱし折りたかった人が徒党を組んで狙いやすい相手だったってだけだよ?」
それは初耳だなぁ!
「うっそだろ!?そうなの!?えぇ!?」
『やっぱりトラブルの星のもとに産まれてるロトね。』
「るせぇ!」
「ぶっちゃけマサオから救ってもらった私からしたら全部マスコミを掌握した後にぶちまけて社会的に殺してやりたかったけどね。」
うっわぁ恐ろしい娘…。
ってか。
「おい時間迫ってきた!そろそろ調整するぞ!トレーナーも戦うんだったら話は別だ!」
やべえ時間ねぇ!
ヒビナ
14歳だが胸部装甲は14歳とは思えない女の子
どういう訳かマサオが転生した世界に来ていたマサオの前世の知り合い。
マサオの事は周りが引かない程度に恋愛的な意味で好き。昔からマサオには「チワワみたいで可愛い」って言われたので惚れたことを口実にアタックしているが、実際にはマサオはそんな事は一言も言っていない。(ちなみに思ったことはある。)
実情はマサオが無自覚にズレた悟りでこの子を救ってしまった過去があるので、惚れられてます。
…え?周りが引かない? いや引いてるって? …大丈夫、マサオくんの人間関係、愛情と憎しみと尊敬ぐらいしかないから、割合的には愛情24%、憎しみ45%、尊敬30%、友情1%、恐ろしいほどの偏りだね☆
ちなみに憎しみ45%中の40%はマサオくんへの逆恨みで、残り5%は憎しみと愛情がぐちゃぐちゃになってらっしゃる方々だよ☆
さてさて、ヒビナちゃんはどうやってこの世界に来たのか! そもそもスポーツバトルはマサオには出来るのか!見ものですねぇ〜。
次回も興味あったら見てくれよな!(かみさま筆)