月の災厄が転生して来るそうですよ!   作:おっくん

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さあ、夏休みも今日で終わりなので、投稿しておくことにしました、おっくんです。

明日から学生生活が始めるので投稿は遅くなると思います。
以上報告でした。


それでは本編どうぞ!


ノーネームにようやく到着したそうですよ!

「や、やっと着いた」

 

黒兎がノーネームに着いた時、日が暮れていた。

初めて見たノーネームの拠点を見て立ち止まっていた。

 

「これはひどいな、これほどの被害を出せるって3桁以上の魔王だな…早く力を取り戻さないといけないな…今のままだと足手まといになる…」

 

「ドォンッ」

 

館のはずれの方で大きな爆発音がした。

 

「何だ?あんなところで」

 

黒兎は空を飛び、急いで音がした場所に駆けつける。

駆け付けた時には誰もいなかったが、館の方からジンの叫ぶ声が聞こえ、館の中へ向かった。

館の最上階・大広間では十六夜とジンが話していた。

 

「明日のゲーム、負けるなよ」

 

「はい、ありがとうございます」

 

「負けたら俺、コミュニティを抜けるから」

 

「はい。……え?」

 

「何してるんだ?二人で…」

 

「おお!黒兎か。よお、遅かったな…迷ってたのか?ハハハ」

 

「うるせー!白夜叉の地図が下手なんだよ」

 

黒兎は白夜叉からもらったメモを出して

 

「えっこの地図がですか?これが曲がるところでここが入口ですね」

 

ジンが地図を見ながらスラスラと話していて、黒兎は目を疑った。

 

「ヤハハ!お前が方向音痴だっただけらしいな!ハハハハッ」

 

「笑ってんじゃねえよ!それでさっきの音はなんだったんだ?それにここからジンの叫び声が聞こえて来たんだが?」

 

黒兎は顔を赤くして話を逸らした。

 

「ああ、ガルドからのお客さんが来ててな。追い払ってたんだ。それと俺の作戦に反対して御チビが叫んだんだ。」

 

「作戦?お前いったい何考えてんだ?」

 

「ああ、ガルドからのお客さんを帰す時にな……」

 

十六夜からの説明は

ノーネームを” 打倒全ての魔王とその関係者 ”を掲げたと宣言し

ジン君の名前を売り込んでコミュニティの存在をアピールする。

そして、コミュニティに人材を集め、魔王に挑む。

その計画をする条件として今度のギフトゲームで商品とされている仲間を取り戻す。

 

「と、こんなところか?」

 

「ああ、それであってるぞ」

 

「ハァ、俺がいないところで話が進んでるな。ジン君」

 

「はい」

 

「君はそれでいいのか、ノーネームの被害を見てきたが、俺の経験上あれだけの被害を出せるのは最低でも3桁以上だ。それでも君はこの計画をするか?」

 

黒兎は試すようにジンを見ている。それにジンは

 

「はい、僕は十六夜さんの作戦に賛成です。それに僕たちの目標はコミュニティの名と旗印を取り戻すことです。どれだけ強い魔王だろうとあきらめません」

 

ジンの目を見て黒兎は本気でいるんだなと頷き、一本の蝋燭を取り出した。

 

「これは?」

 

「ジンがそういうのならこのギフトゲームもクリアできるだろう」

 

するとギアスロールが現れた。

 

『ギフトゲーム名 ” 覚悟の火をともせ ”

 

 ・プレイヤー一覧 ジン=ラッセル

 

 ・クリア条件 蝋燭に覚悟の火をともす

 ・クリア方法 プレイヤーが覚悟を決めた時、火がともされる。それ以外の方法では不可

 ・敗北条件 降参か、3か月以内にクリアできなかった場合

 

 宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。

 

                                ” 月神 黒兎 ”印』

 

「このギフトゲームをクリアできたら俺からジンにギフトをあげよう」

 

「も、もしクリアできなかったらどうなるんですか?」

 

「そんなこと考えていたら魔王と戦うとき負けるぞ。そうだな…それじゃっさっき十六夜が言ってたみたいにノーネームを抜けるかな?」

 

「え、ええっ。こ、黒兎さんもですか?」

 

ジンは焦っていた。それを見ている十六夜は大笑いをしている。

 

「ハハハハッほんと面白いな黒兎!でも本当にクリアできるのか?御チビにはきつそうだが」

 

「安心しろ、俺が持つギフトゲームの中でクリアする前提のものだ。それに将来コミュニティのリーダーとなるという6歳の女の子もやったがその子はわずか三日でクリアしたぞ」

 

「まじか、御チビ負けられないな!」

 

十六夜は笑いながらジンの背中を叩いていた。

 

「は、はい」

 

ジンの顔を見て黒兎は

 

(時間かかるかな)

 

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

風呂に出て黒兎は本拠の屋根の上に寝そべっていた。

 

(こんな被害を出せる魔王はそうはいないだろう。それに子供たちを護衛もしないとな。土地は早く治さないとなこのままじゃ何もできないし、色々やらなきゃならないことがたくさんあるな。……それにしてもいつみてもきれいな月だな。疲れが飛ぶよ…)

 

黒兎は周りを警戒しながら空に浮かぶ満月を見ていた。

そこへ寝巻を着た黒ウサギが上がってきた。

 

「黒兎さん。何をしてるんですか?寝ないのですか?」

 

黒ウサギは首を傾げながら黒兎の隣に座った。

 

「黒ウサギこそどうした?寝ないのか?」

 

「寝ようと部屋へ向かっていたら黒兎さんが見えたのですよ」

 

「ああ、そういうこと。ちょっとな…久しぶりの箱庭だからな。月を見てた。どうでもいいけど黒ウサギ、早く寝ないと美容に良くないぞ。まだ若いんだから。それに寝てないと体が持たないぞ!あいつら三人とも問題児だからな!寝て疲れを取らないと!!」

 

黒兎は笑顔で言い、黒ウサギはドンヨリしていた。

 

「ホントですね。あの御三方も黒兎さんみたいな人だったら黒ウサギも疲れずに済むのにですよ…」

 

「ハハハッそういうことだ。早く寝るんだな…明日は早いぞ!ジンたちの応援をしなきゃな」

 

「はい」

 

黒ウサギは笑顔で屋根から降り、部屋へ戻っていった。

 

「月の兎ももう黒ウサギだけなのかな…まあ、俺の時みたいに一人じゃないし、大丈夫か。危険だったら助けてやればいい」

 

黒兎は屋根に寝そべりそのまま夜が明けた・・・

 

 

 

 

 

 




さて、次回ガルドとの対決です。
私はこのギフトゲーム省略させていただきます。
十六夜たちの様子だけ書こうと思っております。

読者様に質問です。
こまめに文字数少なめのものを投稿か (1、2週間に一話程度)
時々、文字数多めのものを投稿か (一か月に一話程度)
どちらが良いでしょうか?

コメント、誤字報告よろしくお願いします。
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