月の災厄が転生して来るそうですよ!   作:おっくん

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2日連続で投稿!
自主勉強の休み中に書いてみました。

それでは本編どうぞ!


歓迎会なのですよ!

ペルセウスとのギフトゲームを終えてノーネームは本拠へと戻っていた。

黒兎はやることがあるといいペルセウスの本拠に残った。

レティシアの石化を解き、目を開けたら、問題児3人は口を揃えて、

 

「「「じゃあこれからよろしく、メイドさん」」」

 

「「え?」」

 

「え?じゃないわよ。だって今回のゲームで活躍したのって私たちだけじゃない?あなたたちはホントにくっついてきただけだったもの」

 

「うん。私と飛鳥なんて石になったし」

 

「つーか、ギフトゲームができたのは黒兎のおかげだし、ルイオスを倒したのは俺だろ。所有権は俺たちで2・2・3・3でもう話はついた!」

 

「何言っちゃん店でございますかこの人たち!?」

 

黒ウサギは完全に混乱していた。

ついでに言えばジンも混乱している。

唯一当事者であるレティシアだけだ冷静だった。

 

「んっ…ふ、む。そうだな。今回の件で、私は皆に恩義を感じている。コミュニティの帰れたことに、この上なく感動している。だが親しき仲にも礼儀あり、コミュニティの同士にもそれを忘れてはならない。君たちが家政婦をしろというのなら、喜んでやろうじゃないか」

 

「レ、レティシア様!?」

 

黒ウサギが困惑しているうちに飛鳥が嬉々として服を用意し始めた。

 

「私、ずっと金髪の使用人にあこがれていたのよ。これからよろしく、レティシア」

 

「よろしく…いや主従なのだから『よろしくお願いします』のほうがいいか?」

 

「使い勝手がいいのを使えばいいよ」

 

「そ、そうか。…いやそうですか?ん?そうでございますか?」

 

「黒ウサギの真似はやめとけ!」

 

ヤハハと笑う十六夜。意外と和やかな四人を見て、黒ウサギは力なく肩を落とすのだった。

 

「それにしても黒兎さん一体何をしているのでしょうか?」

 

「もう一人の同士か?名前は黒兎というのか?」

 

「はい!ペルセウスでやることがあると残られたのですが…」

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

三日後の夜…

黒ウサギたちは十六夜たちの歓迎会を行う準備をしていた。

すると、声が聞こえて来た。黒兎だ。誰かと言い合いをしているらしい。

だんだん声が大きくなってくる。黒兎が帰ってきたのに気付いたのか十六夜たちも集まってきた。

 

「だから謝っただろ。いい加減許してくれよ。いきなり二百年もいなくなったことはホントすまなかった」

 

「それで許されるとでも、貴方がいなくなった時の私の気持ちを考えてください。ホント気を付けてください。いきなりいなくなられるとこちらも不安でしょうがないんですから」

 

「は、はい。これからは気を付けます」

 

「ホントに気を付けてください」

 

「はい、心に銘じておきます。と、ここだ。ただいま~~」

 

黒兎と美人な女性が入ってきた。

見たことのないほどの美しい人で黒ウサギたちは見惚れて、声が出なかった。

 

「「「「おかえり!!!黒兎おにいちゃん」」」」

 

「君が四人目の同士か。おかえりなさい」

 

子供たちが元気よく返してくれた。

メイド服を着たレティシアも気付いて返してくれた。

 

「おっ!レティシアさん起きたんですね!!お久しぶりです。わかりますか?」

 

黒ウサギが箱庭に召喚して初めて会うはずなのにお久しぶりと言われ、レティシアは何度も目をパチパチさせながら黒兎の顔を見た。

 

「……えっ?…まさかと思うが、ツキカゲ…か?お前生きていたのか!?」

 

「いや…あの時に死にました。今は月神 黒兎です。よろしく!」

 

「そ、そうか…よろしく」

 

レティシアは、いまだに立ち尽くしている黒ウサギを見た。

黒兎はレティシアが考えていることを察した。

 

「まだ、話していないので、すみませんが、お願いします」

 

「そうか…それでそこの女性は誰だ?見たことないが」

 

レティシアは黒ウサギたちが聞きたいことを聞いた。

黒兎は後ろにいる女性の方を見た。

 

「え?…あぁ、メデュのことですか?そうだな、紹介しておこうか。名前はメデューサ。黒ウサギとジンと十六夜はギフトゲームの時一度会ったよな。これからノーネームの同士になるから頼むな」

 

「メデューサと申します。気軽にメデュとお呼びください。これからお世話になります」

 

メデュが挨拶をする。

それに皆が驚きの反応を見せた

 

「え…ええ!!?あ…あの魔王アルゴールですか!?そ、それに同士になるって。どうやったらそんなことになるのですか!?」

 

「まあ、色々あったんだよ。元々メデュは俺がリーダーをしていた前のコミュニティの同士でな。ペルセウスの手伝いをさせてたんだが、ルイオスの奴が支配してたんでな。取り戻してきた」

 

「あぁ、だからゲームの時お前の命令に従ったのか。それとゲームの後のやることってそいつを取り戻すことか、でも、呪いはどうした?伝承じゃアテナにかけられた呪い。姿が女性だとするとメデューサの呪い解いているのか黒兎?」

 

「正解、メデュの呪いは俺のギフトで解いた。それとジン君、いいかな?メデュを同士に迎えても」

 

「は、はい。同士が増えることはいいですが、大丈夫ですか?」

 

ジンはノーネームに何か被害が出ないか不安だった。黒兎の仲間と言われても彼女は魔王なのだ。

 

「大丈夫だ!自分から何か被害が出るようなことはしないから、いいなメデュ?」

 

「はい、それは承知の上です。これからよろしくお願いします。ジンリーダー」

 

ジンに礼をするメデュ。それにジンは慌てて。

 

「い、いえ、こちらこそよろしくお願いします」

 

美人が来たと飛鳥や耀がメデュを囲んで騒いでいた、それにメデュはどうすればいいかに困っていた。そんな様子を苦笑し、見ていた黒兎にレティシアが話しかけた。

 

「黒兎、ちょっと二人で話がしたい。ついてきてくれ」

 

メデュを黒ウサギたちに預け、黒兎はレティシアに連れられて部屋に向かった。

部屋の中で黒兎はレティシアと向かい合い座った。

 

「黒兎、いや、二人きりだからいいか?ツキカゲ」

 

「…まあ、いいでしょう。レティシアさんですから…それで話とは」

 

「まず、謝らせてくれ。私たちがもう少し早くついていれば月の兎は助けられた」

 

「いや、俺は礼を言いたいですよ。アジ=ダカーハも封印してくれたそうですし、黒ウサギを助けてくれて、そして、育ててくれて。ありがとうございます。月の兎として礼を言います」

 

「礼を言われるほどのことはしてはいないのだがな…それとお前について、黒ウサギたちに話していないのか?」

 

「…俺が昔魔王であったことは話しました。そこまでです、話していいものか悩んでいるんです」

 

黒兎は正直にレティシアに言った。

それにレティシアは

 

「どうであれ、月の兎であるお前がいるとわかったら黒ウサギは喜ぶと思うのだが」

 

「そうですかね、やはり話した方がいいんでしょうか」

 

「すぐ話した方がいい、私は言わなくて後悔したことがある。そんなことになってほしくはないのでな」

 

黒兎は少し間を開けて

 

「…わかりました。黒ウサギには、後で話そうと思います」

 

「ああ、これから歓迎会を行うのだ。主役はお前たちだ。存分に楽しめよ。主殿」

 

「ハハハッレティシアさんにそんな呼ばれ方をされるとは、、思いもしなかったですね。それに今さらですがどうしてメイド姿なんですか?」

 

レティシアは笑いながらクルリと回った。

 

「似合っているか?私は主殿たちのメイドをすることになったのだ」

 

「ええええぇぇぇぇぇぇぇ!?マジですか?」

 

「ホントのことだ。これからよろしくお願いします。主殿」

 

スカートのすそを上げ、一礼をした。

 

「ハァ…また困ったことをしたもんだな。あの問題児たち」

 

無理やりやらせているなら怒るところだが、当事者であるレティシアはやる気満々な様子に黒兎は笑うしかなかった。そして、歓迎会の準備ができたそうなので、外へと出た。

 

「えーそれでは!新たな同士を迎えたノーネームの歓迎会を始めます!」

 

ワッと子供たちの歓声が上がる。周囲には運んできた長机の上にささやかながら料理が並んでいる。

本当に子どもだらけの歓迎会だったが、それでも4人は悪い気はしていなかった。

 

「だけどどうして屋外の歓迎会なのかしら?」

 

「うん、私も思った」

 

「黒ウサギなりに精一杯のサプライズってところじゃねえか?」

 

あと数日でノーネームの金蔵が底をつく。

それなのにこうして敷地内で騒ぎながらお腹いっぱい飲み食いをする、現状を知っている飛鳥は、苦笑しながらため息を吐いた。

 

「無理しなくていいって言ったのに……馬鹿な子ね」

 

「そうだね」

 

耀も苦笑で返す。二人がそんな風に話していると、黒ウサギが大きな声を上げて注目を促す。

 

「それでは本日の大イベントが始まります!皆さん、箱庭の天幕に注目してください!」

 

黒兎たちを含めたコミュニティの全員が箱庭の天幕に注目する。

空には輝く星々が今日も輝きを放っている。

異変が起きたのは、注目を促してから数秒後のことだった。

 

「………あっ」

 

連続して星が流れた。すぐに全員が流星群と気づき、歓声を上げている。

黒ウサギは十六夜たちや子供たちに聞かせるような口調で語る。

 

「この流星群を起こしたのはほかでもありません。我々の新たな同士、異世界からの4人が流星群のきっかけを作ったのです」

 

「え?」

 

十六夜たちが驚きの声を上げる。黒ウサギは構わず話を続ける。

 

「先日、同士が倒したペルセウスのコミュニティは、敗北のためにサウザンドアイズを追放されたのです。そして彼らは、あの星々から旗を降ろすことになりました。」

 

「…なっ…まさか、あの星空から星座を無くすというの!?」

 

十六夜たちは驚愕し、完全に絶句していた。

 

「ふっふーん。驚きました?」

 

黒ウサギがピョンとトンで十六夜の下に来る。十六夜は頷いた。

 

「やられた。とは思ってる。まさかこれだけのショーが残ってたなんてな。おかげさまで、いい個人的な目標もできた」

 

「おや?なんでございます?」

 

十六夜個人の目標。黒ウサギでなくとも興味があるに違いない。十六夜は天幕に指をさし、

 

「あそこに、俺たちの旗を飾る。……どうだ?面白そうだろ?」

 

黒ウサギは弾けるような笑い声を上げた。

 

「それは…とてもロマンがございます」

 

「だろ?」

 

「はい!」

 

「黒ウサギ」

 

「はい、なんでしょうか黒兎さん?」

 

「ちょっとな…こっち来てくれ」

 

十六夜から離れたところで

 

「歓迎会の後、大事な話がある。終わったら俺の部屋に来てくれ」

 

「?わかりました」

 

 




新しいキャラが出てきました。
メデューサのメデュさんです。
略せばいいんじゃないかなとメデュという愛称になりました。(^◇^)

さあ~次回黒ウサギに黒兎のことを話す回です(●^o^●)
楽しみにしていてください。

それとここらで黒兎のステータスを出そうと思います。
昔一度投稿したが消去をしたあのステータスを少し変え、もう一度投稿しようと思います。
よければ見てください。

そしてコメントをくださった方うれしいです。
初心者なので少しは大目に見てください。(>_<)
初めてなので色々とコメントして教えてください。<(_ _)>

誤字報告・コメント待ってます。

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