月の災厄が転生して来るそうですよ!   作:おっくん

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はい、お久しぶりです。

前の話を投稿してからもう、20日以上経ってますね。はい、申し訳ございません。
実家の方で投稿しようと思ったら、色々とありましてね。
こんなんで大丈夫か?と思っております。
まあ、初投稿なのですみません。読者の皆様にはご迷惑をおかけします。

それでは、本編どうぞ!!



蛇神にケンカを売るそうですよ

 

「ジン坊ちゃ~~~ん!!新しい方を連れてきましたよー!」

 

「お帰り、黒ウサギ。そちらの女性二人が?」

 

「はいな!こちらの御四人様が―――・・・」

 

黒ウサギはクルリと振り返ると、カチンと固まった。

 

「・・・あれ?あと二人、十六夜さんと黒兎さんは・・・?」

 

「ああ、十六夜君なら” ちょっと世界の果てを見てくるぜ! ”とか言って駆け出して行ったわ。あっちの方に。黒兎君は” ちょっと連れ戻してくる ” と言って追いかけて行った。」

 

と、飛鳥は指をさす。

 

黒ウサギは街道の真ん中で呆然と立っていたが、ウサ耳を逆立ててに問いただす。

 

「な、なんで止めてくれなかったのですか!」

 

「十六夜君に” 止めてくれるなよ ”と言われたから」

 

「ならどうして黒ウサギに教えてくれなかったのですか!?」

 

「黒兎が” すぐに戻るから ”と言ったから、戻ってくると思って」

 

「それでも黒ウサギに伝えてくれてもいいじゃないですか!?」

 

「「面倒くさかった」」

 

ガクリ、と前のめりに倒れる黒ウサギ。

 

「た、大変です!” 世界の果て ”にはギフトゲームのために野放しにされている幻獣が」

 

「「幻獣?」」

 

「は、はい、ギフトを持った獣をさす言葉で、特に” 世界の果て ”付近には強力なギフトを持った者がいます、出くわせば最後、とても人間では太刀打ちできません!」

 

「あら、それは残念。もう彼らはゲームオーバー?」

 

「ゲーム参加前にゲームオーバー?・・・・・・斬新?」

 

「冗談を言っている場合ではありません!」

 

ジンは必死に事の重大さを訴えるが、二人は叱られても肩をすくめるだけである。

 

黒ウサギはため息を吐いて立ち上がった。

 

「はあ・・・・ジン坊ちゃん。申し訳ありませんが、お二人のご案内をお願いしてもよろしいでしょうか?」

 

「わかった。黒ウサギはどうする?」

 

「問題児様方を連れてまいります。事のついでに――――” 箱庭の貴族 ”と謳われるこのウサギを馬鹿にしたこと、骨の髄まで後悔させてやります」

 

黒ウサギの髪の色が緋色に染まっていく。

 

「それではみなさんはゆっくりと箱庭ライフをご堪能ございませ!」

 

黒ウサギは地面に亀裂を入った途端、弾丸のように飛び去り、あっという間に三人の視界から消え去っていった。

 

「・・・・・。箱庭のウサギはずいぶん早く飛べるのね。素直に感心するわ。」

 

「ウサギたちは箱庭の創始者の眷属。つからもそうですが、様々なギフトのほかに特殊な権限を持ち合わせている貴種です。彼女ならよほどの幻獣に出くわさない限り大丈夫だと思うのですが・・・」

 

「まあ、黒ウサギは堪能くださいと言っていたし、先に箱庭に行きましょうか。エスコートはあなたがしてくださるのかしら?」

 

「は、はい。コミュニティのリーダーをしているジン=ラッセルです。齢十一になったばかりの若輩ですがよろしくお願いします。」

 

「私の名前は久遠 飛鳥。そして、猫を抱えているのが春日部 耀さんよ。よろしくね、ジン君」

 

「よろしく」

 

「はい、それじゃあ箱庭に入りましょう。来たばかりでわからないこともあるでしょうから、まずは軽い食事でもしながら話をしましょうか。」

 

と、ジンは二人を連れて箱庭に入った。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「ハァハァ、これくらいで息が上がるとは俺もずいぶん力が落ちたな。」

 

十六夜を追いかけていた黒兎は疲れて、歩いていた。

 

「ゆっくり行きたいが・・・早く見つけて帰らなきゃな~ハァ」

 

ため息を吐き、黒兎はまた走り出した。

 

すると、森の木の陰から何か出てきた。幻獣がギフトゲームを仕掛けてくるかと思い、黒兎は身構えた。

 

「珍しいな。こんなところでユニコーンに出会えるなんて。迷子か?」

 

『いえ、迷子ではありませんよ、それよりあなたの方が迷子ではありませんか?』

 

「いやいや、俺は面倒な問題児を連れ戻そうとしているだけですし、あっ、ここに人間が走ってきませんでしたか?」

 

『ええ、向こうの方に走っていきましたよ』

 

と、ユニコーンは首で方向をさした。

 

「サンキュー。ありがとよ、恩に着る。」

 

『いえいえ、まあ、がんばってください』

 

黒兎は、十六夜のいる方角へ走って行った。

 

(あっちは確かトリトニスの大滝があったと思うが、ハァ、面倒なことになってないといいが)

 

数分後・・・・・

 

(期待する方が馬鹿だったなあいつは問題児だというのに)

 

黒兎はそう思い、前のめりに倒れた。

 

なぜかというと、到着した時、見た光景が、十六夜が、蛇神を蹴飛ばしているとことだったからだ。

 

「おっ、黒兎か?意外と速かったな。なんで倒れてんだ?」

 

黒兎に気付いた十六夜は疑問に思ったのか聞いてきた。

 

「おまえ、十六夜。箱庭に来て・・なんで蛇神を蹴っているんだよ・・・」

 

「いや、なんか偉そうに『試練を選べ』とかなんとか。上から目線で言ってきたからよ。俺を試せるのかどうか試させてもらったんだ。まあ、残念な結果だが。」

 

「ハァ、異世界から来てすぐ蛇神にケンカ売るやつなんて初めて見たぞ。」

 

黒兎が、orzの状態でそう言っていると、黒ウサギがやってきた。

 

「ハァハァ。も、もう一体何処まで来ているんですか!?」

 

「” 世界の果て ”まで来ているんですよ、っと。まあそんなに怒るなよ」

 

十六夜の悪そうな笑顔も健在だ。怪我もしていなかった。心配は不要だったらしい。しかし、

 

「こ、黒兎さんは?」

 

黒ウサギは見当たらない黒兎が心配になった。

 

「ん?そこの木の陰で休んでいるぜ」

 

黒ウサギは木の方を見ると、そこには・・・・・・うつむいていた黒兎がいた。

 

「だ、大丈夫ですか?黒兎さん?」

 

心配になりたずねると黒兎が顔を上げた。よかったと黒ウサギは安堵の息を吐いた。だが、黒兎の言葉を聞いて黒ウサギも変わる。

 

「黒ウサギ。落ち着いて聞いてくれ。十六夜の奴がな・・・・蛇神にケンカを売ったんだ・・・「ザッバ~ン」」

 

「へっ?」

 

黒ウサギは十六夜の方に顔を向ける。そこには、大きな大蛇がいた。

 

『まだ、まだ試練は終わっていないぞ、小僧ォ』

 

「蛇神・・・!ってどうやったらこんなに怒らせれるんですか十六夜さん!?」

 

ケラケラと笑う十六夜は

 

「俺を試せるのかどうか試させてもらったのさ。黒兎はケンカを売ったと言ったがその通りだなヤハハ」

 

『付け上がるな!人間。我がこの程度のことで倒れるか!!』

 

「十六夜さん、下がって。」

 

黒ウサギは庇おうとするが、黒兎がそれを止めた。

 

「な、なんで止めるんですか!?黒兎さん」

 

「やめとけ、黒ウサギが言っても意味がない、だろ、十六夜」

 

「ヤハハ、黒兎。わかってんじゃねぇか、手は出すなよ!これは俺が売って奴が買ったケンカだ」

 

『心意気は買ってやる。それに免じこの一撃をしのげば貴様の勝利を認めてやる』

 

「寝言は寝て言え。決闘は勝者が決まって終わるんじゃない、敗者を決めて終わるんだよ」

 

「フン―――――その戯言が貴様の最期だ!」

 

蛇神が雄叫びに応じて嵐のように川の水がまきあがり、竜巻のように渦を巻いた水柱ができ、蛇のように襲い掛かる。

 

「十六夜さん!」

 

黒ウサギが叫ぶ。しかしもう遅い。十六夜は水柱の激流に呑まれた。が・・・

 

「―――ハッ、しゃらくせぇ!!」

 

十六夜はただ腕の一振りで蛇神の攻撃を薙ぎ払った。

 

「嘘!?」

 

『馬鹿な!?』

 

驚愕する二つの声。それはもはや人智をはるかに超越した力である。蛇神は前例の一撃をはじかれ放心するが、十六夜はそれを見逃さなかった。獰猛な笑いと共に着地した十六夜は、

 

「ま、中々だったぜオマエ」

 

大地を踏み砕くそうな爆音。十六夜は蛇神の胴体を打ち、倒した。その衝撃で川が氾濫し、水で森が浸水する。

 

「くそ、今日はよく濡れる日だ。」

 

「乾かしてやるよ」

 

黒兎はそういうと、指をはじいた。すると、十六夜の服は乾いた。

 

「おう、ありがとよ、黒兎。オマエこんなこともできたんだな。」

 

黒ウサギは蛇神の方を向いて立ち尽くしていた。

 

(人間が、神格を倒した。それもただの腕力で!?そんなデタラメが――――!」

 

黒ウサギは彼らを召喚するギフトを与えた” 主催者 ”の言葉を。

 

「彼らは間違いなく――――人類最高クラスのギフト保持者よ、黒ウサギ」

 

黒ウサギはその言葉を眉唾に思っていた。

 

(信じられない・・・だけど、本当に最高クラスのギフトを保持しているなら!私たちのコミュニティ再建も、夢じゃないかもしれない!)

 

黒ウサギは興奮した様子ではしゃいでいた。

 

それを黒兎はうれしそうに見ていた。

 

 




さてどうだったでしょうか。

まさかの3000文字オーバーでした。
久しぶりに書くと止まらないんですよねww
これ以上続けると5000文字オーバーになりそうなので、最後、無理やり区切りを入れました。変ですかね。まあ、私のやりたいようにするだけですが、

個人的に言葉だらけでなんか変な感じに見えるんですよね
どうなんですかねこのままでいいでしょうか?
コメント下さ~~~い

次話は8月中に出そうと思います。
あくまで予定ですので、そこのところよろしくお願いします。(._.)
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