5000文字オーバーを目指してがんばっていたんですが
これ以上書くと10000文字まで行きそうなのでやめました。
これからも基本5000文字位を目指して頑張ろうと思うのでよろしく(^o^)丿
箱庭に帰ってくると飛鳥たちが問題を起こしていた。
「な、なんであの短時間で"フォレス・ガロ"のリーダーにギフトゲームを挑む状況になったのですか!」
「しかもゲームの日取りは明日!?それも敵のテリトリー内で戦うなんて!」
「準備をする時間もお金も無いんですよ!」
「一体どういう心算があって…って聞いているんですか二人とも!!」
「「腹がたったから後先考えず喧嘩を売った、反省はしていない」」
「このお馬鹿様!お馬鹿様!!」
顔を真っ青にして黒ウサギはハリセンで飛鳥と耀を叩いていた。
(飛鳥たちも問題児だったということか…ハァ)
黒兎は頭を抱えて立ち尽くしていた。
「とりあえず落ち着けよ、最初から説明してくれるか?どうしてそうなったのか」
「ええ、わかったわ」
飛鳥の言うことを訳すと
箱庭の話をお茶をしながらしていたらフォレス・ガロのリーダーが登場
ノーネームの現状を説明してもらい
フォレス・ガロについて気になったので尋問をしたら
子供たちを人質にとり、しかもその人質を殺していた
それに怒り、飛鳥たちはフォレス・ガロにギフトゲームを仕掛けた
「こんなところか?」
「ええ」「うん」
飛鳥と耀が頷く。それを見て黒兎はため息を吐く。
「なんでこんなにも好戦的なのかね。お前たちは。で、君がノーネームのリーダーのジン=ラッセル君か?」
「は、はい。齢11になったばかりですが、よろしくお願いします。」
「止めることはできなかったのか。ジン君。リーダーは君なのだから何とかできたんじゃないのか?」
「はい、すみません。彼のような悪人は野放しにしちゃいけないと思ったし、なにより彼の起こした事が我慢ならなかったんだす。」
「ジン坊ちゃん…はぁ~。仕方がない人たちです。まあいいデス。腹立たしいのは黒ウサギも同じですし。フォレス・ガロ程度なら十六夜さんか黒兎さんがいれば楽勝でしょう」
黒ウサギは正当な評価のつもりだったが、十六夜と飛鳥は怪訝な顔をして
「なに言ってんだよ。俺は参加しねえよ?」
「当り前よ。あなたなんて参加させないわ」
フン、と鼻を鳴らす二人。黒ウサギはあわてて二人に食って掛かる。
「だ、駄目ですよ、お二人はコミュニティの仲間なんですからちゃんと協力しないと」
「そういうことじゃねえよ黒ウサギ」
十六夜が真剣な顔で黒ウサギに言う。
「いいか?このケンカは、こいつらが売った。そして奴らが買った。なのに俺が手を出すのは無粋だって言ってるんだよ」
「あら、わかってるじゃない」
「こ、黒兎さ~ん」
黒ウサギは黒兎に助けを求めた。しかし、黒兎はギアスロールを見ながら
「俺は入れない。ギアスロールに参加者が飛鳥、耀、ジンの三人って書かれてるから。すまないな」
「……、ああもう好きにしてください」
丸一振り回され続けて披露した黒ウサギはもう言い返す気力も残っていなかった。
どうせ失うものはないゲーム、もうどうにでもなればいいとつぶやいて肩を落とすのだった。
(黒ウサギ。これから大変そうだな~。手伝いたいがギアスロールがもう出てるからな。くそっ。今からフォレス・ガロ潰しに行こうかな、いや、飛鳥たちに任せるか。ギフトゲームに慣れといたほうがいいし)
黒兎は、本当はこのギフトゲームに参加がしたかった。自分の手でガルドに制裁を下したかったのだ
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「そろそろ行きましょう。色々歓迎の準備をしていましたけど、不慮の事故続きで、できそうにないですから。また後日キチンと歓迎をいたしますので」
「いいわよ、無理をしなくて。私たちのコミュニティってそれはもう崖っぷちなんでしょう?」
黒ウサギは驚き、ジンの方を見た。彼の申し訳なさそうな顔を見て、自分たちの事情を知られていると気づき、ウサ耳まで赤くして恥ずかしそうに頭を下げた。
「も、申し訳ございません。みなさんを騙すのは気が引けたのですが……黒ウサギたちの必死だったのです」
「大丈夫よ、組織の水準なんでどうでもよかったもの、春日部さんはどう?」
耀は無関心なままに首を振った。
「私も怒ってない。そもそもコミュニティがどうの、というのは別に……あ、けど」
思い出したように迷いながらつぶやく耀。ジンは気になり問う。
「どうぞ気兼ねなくいってください。僕らにできることなら最低限の用意はさせてもらいます。」
「そ、そんな大それたものじゃないよ。ただ私は……毎日三食お風呂付の寝床があればいいな、と思っただけだから」
ジンの表情が固まった。現在のノーネームでは水は貴重品であり、お風呂というのは、一種の贅沢品なのだった。
その苦労を察した耀は慌てて取り消そうとしたが、先に黒ウサギが嬉々とした顔で水樹を持ち上げる。
「それなら大丈夫です。十六夜さんがこんな大きな水樹の苗を手に入れてくれましたから!これで水を買う必要もなくなりますし、水路を復活させることもできます!!」
一転して明るい表情に変わる耀。これには飛鳥も安心したような顔を浮かべた。
「私たちの国では水が豊富だったから毎日のように入れたけれど、場所が変われば文化も変わるのね。今日は湖へ落ちそうになったし、結構歩いて汗をかいていたからお風呂には絶対入りたかったところよ」
「私も」
「俺なんか一回全身濡れたぞ」
「蛇神にケンカを売るから濡れたんじゃねえか自業自得だろ。」
召喚された4人は色々と好き放題言っていた。それを見ながらジンと黒ウサギは苦笑する。
「あはは……それじゃあ今日はコミュニティへ帰る?」
「あ、ジン坊ちゃんは先にお帰りください。ギフトゲームが明日なので。” サウザンドアイズ ”にギフト鑑定をしてもらってきますから」
「わかった。じゃあ、先帰って水路の掃除をしとくよ」
「はい」
そこでジンと別れてサウザンドアイズに行くことになった。
(サウザンドアイズか。行きたいけどな~怒られないかな?怒られるよな~)
「どうした?サウザンドアイズが何か知ってるのか?黒兎」
十六夜は頭を抱えながら何か考え事をしている黒兎に興味を持ち、聞く。
「ああ。” サウザンドアイズ ”は特殊な” 瞳 ”のギフトを持つ者たちの群体コミュニティ。箱庭の東西南北・上層下層の全てに精通する超巨大商業コミュニティだ。」
「じゃあ、箱庭にいたお前なら知ってるやつがいるんじゃないか?それに何を悩んでるんだ?」
「いや、その。実は俺サウザンドアイズにいたんだよね、それで死ぬ前、勝手に出て行ってそのまま死んじまって。しかもノコノコ帰ってきたとなるとなんて言われるか。てか、戻ってこいなんて言われるかも」
それを聞いた黒ウサギは慌てていた。
「ええ、黒兎さん。サウザンドアイズにいたんですか?そ、それに戻ってこいなんて言われるなんて。ど、どうするんですか?…」
黒ウサギは不安を抱いた。
(せっかく自分たちのコミュニティに入ってくれると言ってくれたのに入れなかったとなるとジン坊ちゃんになんて言えばいいか)
黒ウサギの不安そうな様子を見た黒兎は慌てて
「だ、大丈夫だ。いたといっても俺のコミュニティがサウザンドアイズに入っていたからだし、戻ってこいと言われてもサウザンドアイズには入らずに、ノーネームに入るからっっ」
「そ、それでは。黒兎さんのコミュニティはどうするんですか?」
サウザンドアイズではなく、黒兎自身のコミュニティがあるからそこに帰るのか
「それも大丈夫だ。あいつらのことだから。サウザンドアイズにいたころでさえ戻ってこいじゃなくコミュニティに顔出せよって言われるくらいだから。それに戻るつもりはないから」
「そ、そうですか」
黒ウサギは今度こそノーネームに入ってくれるとわかり安心した。
(ふぅ…。黒ウサギを安心させるのにここまで疲れるとは…)
黒ウサギと黒兎の話を十六夜たち三人と一匹は楽しそうに見ていた。
「そ、それじゃあ。早くいくか閉店時間が近いし」
「そ、そうですね」
十六夜たちを見て、誤魔化そうとしたが、十六夜たちはニヤニヤして黒兎たちを見ながらサウザンドアイズに向けて歩き出した。
道中、十六夜たちは、興味深そうに街並みを眺めていた。
商店へ向かうペリベッド通りは石造で整備されており、脇を埋める街路樹は桃色の花を散らして発芽と青葉が生え始めている。
日が暮れて月と街頭ランプに照らされている並木道を、飛鳥は不思議そうに眺めてつぶやく。
「桜の木……ではないわよね?花弁の形が違うし、真夏になっても咲き続けているはずがないもの」
「いや、まだ初夏になったばかりだぞ。気合の入った桜が残っていてもおかしくないだろ」
「……?今は秋だったと思うけど」
ん?っとかみ合わない三人は顔を見合わせて首を傾げる。黒兎と黒ウサギが笑っていた。
「みんなそれぞれ違う世界から召喚されてるからだよ。元いた時間軸のほかに歴史や文化、生態系とかいろいろ違うんだよ」
「へぇ?パラレルワールドってやつか?」
「少し違うな。確か立体交差平衡世界論ってやつだ。色々聞かされたがよくわかんないんだ、すまん」
「見えてきました。あの旗のある店がサウザンドアイズです」
黒ウサギが振り返りながら言った。二人の女神が記されている旗がある店があり、看板を下げる割烹着の女性定員がいた。黒ウサギは慌てて滑り込みでストップを
「まっ」
「待ったなしですお客様。うちは時間外営業はやっていません」
……ストップをかけることもできなかった。黒ウサギは悔しそうに定員を睨み付ける。
さすがは超大手の商業コミュニティ。押し入る客の拒み方にも隙がない。
「なんて商売っ気のない店なのかしら。黒兎君!あなたがいた頃からなの?」
「知らん、俺は定員じゃなく秘書みたいな仕事だったからな。すいません、白夜叉はいますか?」
「白夜叉様の知り合いですか?すみませんが今はいませ…」
「いぃぃぃぃやはおぉぉぉぉぉ!久しぶりだ黒ウサギイィィィ!」
黒ウサギは店内から爆走してくる着物風の服を着た真っ白い髪の少女に抱きつかれ、少女と共にクルクルと空中で回転して街道の向こうにある浅い水路まで吹き飛んだ。
「きゃあ――――……」
ポチャン。そして遠くなる悲鳴。
「……おい、定員。この店にはドッキリサービスがあるのか?なら俺も別バージョンで是非」
「ありません」
「なんなら有料でも」
「やりません」
真剣な表情の十六夜に、真剣な表情でキッパリ言い切る女性定員。女性定員に黒兎は肩に手を置き、
「あいつの下で働くのはきついでしょ。今度話でもしませんか。愚痴を聞くくらいはしますよ」
「お願いします」
フライングボディーアタックで黒ウサギを強襲した白夜叉は、黒ウサギの胸に顔を埋めてなすりつけていた。
「し、白夜叉様!?どうして貴女がこんな下層に!?」
「そろそろ黒ウサギが来る予感がしておったからに決まっておるだろう! フフ、フホホフホホ!! やっぱりウサギは触り心地が違うの! ほれ、ここが良いかここが良いか!」
「白夜叉様!ちょ、ちょっと離れてください!」
白夜叉を無理やり引きはがし、頭を掴んで店に向かって投げつける。
クルクルと縦回転した白夜叉を、十六夜は
「黒兎、パス」「ゴハァ」
蹴って黒兎の方に
「ハァ、フン」「ガハァ」
黒兎は飛んでくる白夜叉に向けてラリアットを食らわした。地面に勢いよく叩きつけられた白夜叉は起き上がり、
「お、おんしら。飛んできた初対面の美少女に蹴りとラリアットとは何様だ!……んっ?おぬしどこかで」
「十六夜様だぜ。以後よろしく和装ロリ」
「おまえこそ、何やってるんだよ。久しぶりに会ったのにちっとも変わんないな。白夜叉」
「おぬし、もしかして…ツキカゲか?」
「ハハ、一目でわかるか。結構変わったと思ったのにな。まあ、久しぶりだな。白夜叉。元気そうで何よりだ!」
黒兎は白夜叉に向けて笑いながらそう答えた。
さて、どうだったでしょうか
寝不足な状態で書いたので誤字などがあったら言ってください
次話は早く書きそうです。学校始まっても書けるかどうか今のところ分からないです。
それと今までの話を見てたんだけど原作そのまま過ぎるかな?
少し不安です。何かコメントください。待ってます。
それでは、次回までさよなら