これによりwarframeに興味がでたら是非やってください。
作者が喜びます。
ある一軒家の寝室。すやすやと優しい寝息を立てていた少年が突然目をひん剥いて叫び声を上げながら飛び起きたのだ。
「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
理由は頭の奥に突如爆音が流れてきたのである。例えるならば耳の奥に人間の雄叫びをねじ込まれたようなもんである。
『起きましたか!?オペレーター!?(゜▼゜*)』
「『起きましたか?』じゃねぇーよ!!頭吹っ飛ばす気かお前!」
『起きないと、オペレーターが遅刻していまいます٩(๑`^´๑)۶』
「ああそうかよ...」
彼の名は
声から推測するに女だが、少し機械質な音声なので、どこかのAI(?)みたいなものだろうと彼は考えた。
名前があるそうで、声の主は自分を『
自分の事をオペレーターなぞと呼ぶが、なぜその呼び方をするのか聞いてみたら
『えっと...Ordisにも分かりません。突然目覚めたと思ったらこうなっていてあなたの事は何故かオペレーターという呼び名がしっくりくると言うか...』
などと言ってはぐらかされた。ふざけんな。
さらに
『カノジョたちは今のオペレーターのことを見たらどう思うのでしょうか...』
などと言ってたからその事を聞いてみたら
『...?今Ordisは何を言ったのでしょうか?』
なんてほざきやがった。
とか思い出していたら家を出る時間ギリギリだったからさっさと制服を着て家を出た。
家を出た瞬間、何処からか視線を感じたので周りを見渡してみるが、何もおらず、背中に尋常じゃないほどの寒気が襲ったのでさっさとその場を去った。
彼が走り去ったあと、先程まで彼が立っていた後ろの電柱の上に病的なまでに白い肌、アメジストをそのまま嵌めたような紫色の眼をした美少女が立っていた。
髪も銀髪と言うよりかは白髪に近く、どう見ても不健康な人間である。
しかし、人とは違う点があった、それは爪である。手足の爪は獣の爪のように鋭く、さらに爪の色が目と同じ色をしていた。
さらに、腰には白と金で装飾された細剣が下げられていた。
その少女はクマだらけの眼を細め、口端をゆっくり笑みの形に持っていく。
『やっと...見つ...けた...フフッ...』
遠目から見れば可愛らしく見えるが、近くで見ると目が暗く濁っており、肉食獣のような眼光を放っている。
『あと少しで会えるよ...私のご主人、様...。フフフフフフッ...』
気のせいだろうか、彼女の背中に巨大な影のようなものが立ち上がる。
それは彼女の見た目をそのまま写し取ったかのような姿をしている。しかし、顔の当たりと肋骨の辺りから下が空洞になっていて手は巨大な鉤爪になっている。
その影は彼女の体の中に消えていった。
『ヒヒッ、ヒヒヒヒヒッ...』
そして彼女は電柱から飛び降り、戦の後を追って行った。
先程から感じている寒気は消えるどころか強さを増している。
「マジでさっきから寒気するんだけど」
『大丈夫ですかオペレーター?風邪ですか?』
「わっかんねぇ」
何て話をしていたが、学校が近くなるにつれては話を中断する。
Ordisの声は他の人には聞こえないのでこのまま話してると一人で会話してるヤバい奴になるからな。
「おはようございます!宙星先輩!」
「おう、おはよう」
後輩の女生徒に挨拶をされ挨拶を返すと女子が黄色い声を上げる。正直言って悪い気分では無いが気恥しい部分もある。
すると先程まで感じていた寒気がさらに強くなった。というかマジでホントにライオンに狙われたうさぎの気分なんだが。
大丈夫?俺何処からか狙撃されないこれ?
びくびくしながら教室に入ると、皆がいるからなのか感じていた視線が薄れた気がする。
「ふぅ...」
『モテモテでしたね、オペレーター?』
「うるせぇ」
一息付き自らの席に着く。
ボーッと窓から外を眺めていると、教室が騒がしくなってくる。
(なんだ?)
原因は三人の男子生徒だった。その3人はこの駒王学園でも有名な三人だ。
まあ、ド変態という意味で有名ってことだ。
一人は兵藤一誠。筋金入りのパイ好きだ
もう一人は元浜、もう一人は松田だ。
現にその三人は寄せた机に常識のある人間ならば公衆の面前では出さないであろういかがわしいマンガやDVDが大量に並べられているのだから。
「うわぁ...」
『おお!あれが世に聞くえーぶいと言うやつですね!』
「そんな事お前は知らなくていい!」
『何故です!?オペレーターとて年頃の男性でしょう!このようなものに惹かれないのですか!?』
「いやいや、アイツらと違ってそんな持て余してないよ俺?ていうかそんなド変態だと思われてたの?」
『?』
「何その『え?そうじゃないんですか?』って反応は、やめろ、もうこの話は終いだ。」
『え?ちょっとオペレーター?』
付き合いきれないとOrdisとの会話を打ち切り、この騒々しい事から目を逸らし、窓の外を再び眺める。
と、ふと校庭の方面にある電柱に目が止まる。その上には先程まで彼のことを見ていた少女が立っていた。
(え?)
かぶりを振り、もう一度見て確認すると、少女はそこにいなかったかのように忽然と姿を消していた。
(気のせい...か?)
『...あ、れ?今のは...』
「Ordis?」
『.....................』
「Ordisッ!?」
何か喋ったかと思えばすぐに黙り込んでしまい、Ordisがそのまま何も喋らなくなったので、つい大声を上げてしまい、皆の視線が戦に集まる。
(やべ...、どう誤魔化そう)
「宙星君...、おーでぃすって誰のこと?」
「えっと...あのだな...」
マズイ、とてつもなくマズイ。本当の事を言っても信用してもらえるどころかヤバい奴認定されるし、下手な嘘だとかえって怪しまれる...。
(あ、そうだ!)
「実はさ...最近変な夢ばっかり見るんだよ。多分その寝言だよ、ちょっとウトウトしちゃってさ〜」
「そうなんだ〜、びっくりしたよ〜」
(あぶねぇ...)
心の中でほっと一息。
席に座ろうとすると
「おい、宙星も混ざらないか?」
「は?」
兵藤がこちらに向けて手招きしている。もう二人は何と言うかとても良い笑顔でこちらを見ている。
「嫌だね。大体俺はそんなに持て余しt「ちょっと!宙星君を穢さないでくれる!?」ちょっと?なにそれ?穢すって何?」
なんてひと騒ぎがありつつ、いつもと変わらず過ごし放課後になった。俺はすぐに荷物をまとめて家路につく。
「あの寒気、マジで何だったんだろなー?」
なんてぼやきながら歩いていると、自分の家の近くに黒いローブを被り、電柱の影から覗いているどう見ても不審な何者かがいた。自分の家の方向をじっと見つめている。
(えっと...誰だあいつ?)
どう回避しようかと悩んでもやはりどう行っても自分が家に入るのがバレてしまう位置にいるので黒ローブより少し遠い位置で考え込む。
「うーむ...裏口などは無いしなぁ...うーむ...」
「おーい」
「うーむ...」
「おーい」
「グゥ...グゥ...フゴーッ...」
「聞こえてる?」ぽんぽん
「ハッ...すまぬ、考え耽ってい...た」
声をかけられふと前を向くと先程の黒ローブが消えており、自分の右後ろから声が聞こえる。
錆びたブリキ人形のようにゆっくり振り返る。
そこにはあの黒ローブがいた。フードの奥には一対の紫の光が覗いている。
「えっと...君は?」
「やっと気づいてくれた...♡」
...心做しか視線がギラついてて何だか取って食われそうな感じがする。
「久しぶりだね、マスター...」
「えっ...」
自分のことをマスターと呼ぶ人物はフードを取り去る。
病的なまでに白い肌、サラサラで絹のような質感の肌と同じように真っ白な髪。アメジストをそのまま嵌めたような紫色の瞳。
しかしこちらを微笑みながら見つめるその顔はとても整っており、百人中百人が美人と言えるだろう美貌の持ち主だった。
「マスター...って?」
「...覚えて、ないの?嘘だよね...?」
少女は俯いてしまった。
「えっと...大丈夫?」
戦がそう声を掛けて近づくと少女は何かを呟いているのが聞こえた。
何を言ってるのか耳を澄ませて聞いてみる。
「そんなありえないありえないマスターが私のことを忘れるはずないだってあんなにも私のことがかっこいいって他の奴らより良いって言ってた使用量はアイツに劣るけど愛情は私の方があるに決まってるそうだだから絶対忘れるはずない」
「うわぁ...」
完全にキマってる声音とテンションで息継ぎも無しに矢継ぎ早で呟く少女に完全にドン引きする戦。
(あ、今なら行けるんじゃね?)
忍び足でその場から離れようとする。後ろを見ながらある程度距離が離れたところで猛ダッシュ。人生でこれ程早く走った事は無い位で全力で走った。
と思ったのもつかの間、後ろから伸びてきた手に顔が掴まれ、グイッと顔をこちらに向けられる。無理に回した影響か首を痛めた気がしたがそんな事よりも捕まった恐怖心の方がデカかった。
(何で!?距離結構離れてた気がするんだけど!?)
顔を掴まれたまま少女が顔を近づけてくる。そのハイライトが消えた濁った紫色の瞳がゆっくりと近づいてくる。
(嗚呼、お父様、お母様、先立つ不幸をお許しくださいぃ...)
「ねぇ、Ordis。聞こえてるんでしょ?ねぇ」
(ん?Ordis?)
『聞こえてますよ、そんな凄まなくても』
「どういう事?これ」
『Ordisにもさっぱり...なぜかオペレーターの記憶がすっ飛んでるみたいで』
「は?」
「ヒェッ...」
ものすごくドスの聞いた声を上げる彼女。しかしかぶりをふり、少し落ち着いたのかガチギレの顔だったのが不満げな顔に戻る。
「うぐぐ...なら、しょうがない...改めて」
少女はこちらに微笑みながら美しい所作で一礼する。先程までの恐怖心が吹き飛び、一瞬見蕩れてしまった。
「始めまして、マスター...、私はセヴァゴス。貴方の従えていたwarframeの一人」
「は、始めまして...。って、warframe?」
『はい、オペレーター。つまり貴方が彼女達と一緒に戦ったパートナーのことですよ?』
「ふふふ...マスターが望む事なら何でもするよ?」
「望む事...とは?」
「それはもちろん...性s「結構です!!」」
「ふふふ、冗談だよ」
(冗談のトーンじゃなかったんだよなぁ...)
「他には...マスターに近づくゴミムシを消すとかね」
「えっ」
突然空気が凍りつく。セヴァゴスの背後に現れた彼女より一回り大きい何かがその腕に存在する禍々しく鋭い巨大な爪を誇示するように戦の目の前に近づけてくる。
冷や汗がどっと吹き出る。
『ちょっと、シャドウを出すのはやめてください。オペレーターが怖がってます』
「あっ...ごめんね、マスター」
とOrdisに窘められ、そのシャドウと呼ばれる何かは威圧感と共に霧散した。
「ヒヒッ、相変わらずおっかないね、セヴァゴス」
「!?」
部屋にまた新たな声が響く。
声のした方向を見ると、不気味な笑みを浮かべた灰色のショートカットの背が少し低めの少女がいつの間にか開いていた窓に腰掛けている。
少女はプラプラと脚をぶらつかせつつ、にまにまと変わらず笑みを浮かべながらこちらを見ている。そして手には戦の冷蔵庫に大事に取っておいたプリンの空の容器があった。
「えっ...!?ちょ、おま!それ俺の!」
「ありゃ、マスターのだった?ごめんね、食べちゃった」
あっけらかんとしている少女は少しも悪いと思ってない様子だ。
「俺のプリン...」
戦はしょんぼりとした様子で空の容器を見つめる。
「どうやら、貴方には少し仕置が必要みたいね」
とセヴァゴスが額に青筋を浮かべ拳を握りつつ少女の元へ歩いていく。
「おっとっと、怒っちゃったねぇ、怖い怖い」
セヴァゴスが少女の胸倉を掴もうと手を伸ばすが、するりと抜けると姿を消した。
「ちっ...アビリティとは卑怯な」
セヴァゴスがが消えた少女の姿を探しているのを見ていたら、胸の辺りにぽすん、と何かが当たる軽めの衝撃が来た。
下を向くと先程消えた少女が自分の腹から背中に手を回し抱きついている。
セヴァゴスの方を見るとこちらを見ながら全身の毛が逆だったと錯覚するほど驚いている。
「マスター、助けて〜。あいつが怖いよ〜」
「&☆@♪-…$¥#;*:#:-#→-@☆-:@!!!!」
「え、えっと...」
グリグリと胸の辺りに顔を擦り付ける少女。戦は反射的に少女の頭を撫でる。
少女の顔がにへら、と緩む
「えへへっ...」
(可愛い)
「...コロス」
セヴァゴスがボソリと呟き、俯いてしまう。
「あっ、その、セヴァゴス...?」
戦がそっと声をかけようとすると少女にギュッと強く抱き締められる。
「え」
「ダメだよ、今のアイツに近づいたら」
「それってどういう...あ」
彼女の手にはいつの間にか大型の剣が握られていた。柄と刀身の中心の辺りの骨組みのような部位から青いエネルギー状の刃がうっすらと見える。
その剣を緩慢な動きで両手でしっかりと握りしめゆらりと顔を上げる。その顔は憎悪に満ち溢れていた。
「マスターに頭撫でてもらうなんて羨ましい...羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましいなんで私にはしてくれないのそうだこのクソガキが居るからだそうに違いない」
「ヒェッ...」
「絶対ニ殺シテヤル」
ゆーらゆーらと左右に揺れながら此方へと歩み寄ってくる。
戦は少女を抱き抱えながらゆっくりと後ずさる。が、元々室内だ、逃げ場はすぐ無くなった。
「にゃはは、怒らせちゃった」
「笑ってる場合?」
「ねえ、マスター。何とかしt「無理です」だよねー」
この修羅場をどう切り抜けようか思案していると、ふと少女が腕の中から消えていた。
「あれ?」
「んじゃ、マスター、行っといで」
と声が聞こえたと同時にとん、と背中を押される。バランスを崩しそのままセヴァゴスの方へ倒れ込んだ。
「うわっ!?」
ふにょん
「わひゃっ!?」
とっても柔らかい何かに頭がぶつかる。と同時にセヴァゴスの驚いた声が上がる。俺はこの柔らかい物は何だと手で掴んだ。
これは自分の動かす手に合わせて容易に形を変える。不思議と何時でも揉んでいられる心地良さだこれ。
むにむに
「ひゃっ...ちょ...ま、マスター...」
と、上から声が聞こえるので顔を上げると顔をトマトみたいに真っ赤にしたセヴァゴスの顔があった。
「うひょー、マスター、随分とお盛んだねぇ」
「え」
と言われて改めて自分の手を確認するとセヴァゴスのたわわに実った胸を鷲掴みにしていた。
「ごごごごご、ごめん!」
「...別に、その、マスターがシたいなら言ってくれれば」
「ち、違う!不可抗力だ!」
「それにしてはしっかりと手動かしてじっくりねっとり揉んでたけど」
「うっ...」
何も言い返せねえ、でも、しょうがないじゃなイカ!そこにおっぱいがあるなら揉むのが男だろ!
はっ、そうだ!
「えっちょ...マスター?」
俺はセヴァゴスの手を引いて彼女を抱きしめた。
「ミ"ッ」
「あの子に羨ましいって言ってたからやったけど、迷惑だったかな?」
どうだ、この作戦!
「うーん、マスター。ちょっと効きすぎかなぁ」
えっ
俺は腕の中にいるセヴァゴスの顔を見てみたら蕩けきった結構危ない顔になっていた。
「うぇへへへへへへへへへ...」
「あっ...」
「うーん、まあ結果オーライという事で」
俺はセヴァゴスを離す。
「落ち着いた?」
「うん...ごめんね、マスター」
彼女が落ち着いたのを見て俺は椅子に座った。
「...で君は?」
「あれ、分からないの?」
「何故か理由は分からないけどマスターの記憶が無いみたい」
「ありゃ、じゃあ改めて」
彼女が優雅に一例をして自己紹介を始める。
「初めまして、マスター。潜入と撹乱ならお任せ、『Loki』だよ」
「よろしくね、ロキ」
「うん!よろしく」
ふと気がつく。
「さっき『アビリティ』って言ってたけどあれは...?」
「ああ、私たちwarframeに与えられた特殊能力の事だよ」
「そうなの?」
「ロキなら一番わかりやすいんじゃないかな?」
突然ロキが立ち上がり、部屋の片隅に手をかざす。するとそこにもう一人のロキが現れた。
「うぉっ!?」
「これが私のアビリティの一つ、囮を作り出す。そしてさらに」
ロキが突然姿を消す。
「一時的に姿を透明にする力」
「すげぇ...」
「まあ後は他人と自分の位置を入れ替えたり遠距離攻撃を封じたり、かな」
「ほえー」
ロキが何故か俺の膝の上に座り、それをセヴァゴスが睨む。ロキは気にもとめずニコニコと笑っている。
「...そうだ、他にもwarframeの娘たちは来るのかな?」
「うーん、来るんじゃないかなぁ」
「まあ、来た時は来た時だね」
ふと疑問に思ったことを聞いてみる。
「あと他にどんな子達が居るの?」
「あー、イノシシ女と騎士さんとマジシャンとか、その他もろもろ」
「まあ会って見ればこの言ってる事が分かるよ」
キンコーンと呼び鈴が鳴る。
「...噂をすればってやつ?」
「どんな子だろうな...?」
「行こ行こ!」
「うお、ロキ。押すなって」
ロキに押されつつ玄関に向かう。
一体どんな人なのだろうか...
セヴァゴスは作者の推しとも言えるフレーム。見た目マジ好き。カッコイイ(語彙力低下)
でもごめんね。最近は新しめのフレームvorunaの方使ってる。
しょうがないじゃん!vorunaもカッコイイんだもん!