牝馬のうつうつ   作:薄迷あかね

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今回の登場人物

私(現実の私とは違う、俗に言う陽キャ)
妹(現実の妹より年の離れた)
同級生(♀)2人
同級生(♂)4人
水色のランドセルを背負った少女



桜とランドセル

 

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ある日、一人暮らしをしている私は朝か昼からか仲の良い女の同級生ふたりと私の部屋でおやつを食べ、騒いでいた。

 

そして遅れて学校に向かい、ある教室の前に一般に向けた楽曲コンテストが開催されるといった内容のポスターが学校内に貼られていた。

そういったことを話しながら午後には少し無駄に広い公園へ向かう道中話していた。

メンツは男女の同級生だ。おそらくサボりであろう。

 

ある少女が「楽曲コンテスト?いいじゃん!

やってみれば?」と言い出すもので、私も「そうだね。作ろうと思っていた曲はあるし、打ち込みとキーボードで何とかすればいいかな」なんて、やけに乗り気であった。

 

頭の中にメロディーが浮かべど歌詞も伴奏も思い浮かないと、危うく出鼻をくじかれるところだった。

 

公園の中にある小高い丘の上にはどこかで見たことがあるような半分は満開、半分は綺麗に散っている、大きな桜の木が1本佇んでいた。

 

公園には何故か妹もいた。

 

「綺麗じゃんね」

そう言いながら写真を撮っていた。自撮りも。

 

少しして日が沈みそうになり、私は妹を実家へ届けようと同級生、友人達と別れた。

 

 

その道中、妹に楽曲コンテストのことを話ながら歩いていると、水色のランドセルを背負った低学年くらいの少女がいた。

 

その少女は今にも泣き出しそうな顔であったから、迷子かと聞いた。

頷く少女。なだめながら話を聞き、なんとかその子の家へ送り、また妹を家へと送る。

 

そして無事妹も家へと送り、私も帰ろう。そう思い歩いているともう既に辺りは暗い。

 

街灯の少ない裏道を歩いていると、ふと、腹の辺りに違和感があった。

 

 

 

私は刺されたそうだ。

 

 

 

 

 

血を吐き項垂れる私に知らん女の声で

 

 

「お前なんかいなくなれば…!」

 

 

そう、声ははっきりと聞こえていたのだ。

 

 

顔が見えないが女が私に跨り首を絞める。

 

意識が朦朧とする。

 

 

 

あぁ、死ぬのか。

お前は誰だ?とか余計なことを考える間もなく、ただ「死ぬのか」という思いしか持てない私はそのまま殺された。

 

 

 

 

 

 

抗っていたらどうなっていただろう?

 

そんなことを考えていたら目覚ましのアラームが聞こえた。

 

 

 

 

 

 

この文を打っている筆者は、水色のランドセルの少女の身内かなにかだったんだろうかとか、今更になって思う。

 

 

 

 

 

 

 

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