・私(某FPSに出てくるロボットのような容姿だ)
・少女
・架空の友人(同級生に似た容姿であった)
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今日の私はあるロボットになった。移動に使えるロープを張る、あるFPSに出てくるロボットによく酷似していた。
薄暗い研究室の奥、電子の光に照らされ、初老くらいの博士に私は「暗殺用」として作られたのであった。知能も、身体能力もある。
ある少女を暗殺せよと名を受けたのだ。
わたしは最初に、No.2として作られた。
初めに、少女の周囲の人間に溶け込み、仲良くなって油断したところを殺そうと試みた。
私はロボットだが人間味のある体になった。
私はすっかり周囲に馴染めるようになった。
小中学校の同級生に似た彼らは寛容であり、古びた喫茶店が彼らの集いの場になっているそうだ。私もそれに同行し、彼女もそこにいた。
談笑し、一緒に頼んだラーメンを食らう。
夢だからかロボットだからか味は分からずだが、非常にそこの空気は楽しそうであった。
ある時またそこの喫茶店にいる時に急に停電し、彼女を殺すのに好都合だと思い、彼女にめがけ腕を伸ばす。
よし、掴んだ。
だがどうだろう?
私の腕の力が抜けていく。なぜだ?
????????
灯りが戻り見てみると、胴部の下側にフォークが刺さっている。
驚く同級生たちの顔、緩んだ腕を突き飛ばし噎せる彼女。
そんな景色を横目に"ERROR"表記が目の前を埋めつくし、暗くなる。
そのまま1度意識を失った。
次に目が覚めた時、私はNo.6であった。
今度は誰とも干渉せず、影の中で彼女を暗殺しようと試みた。
訓練場にも通いつめ、動くものへの攻撃もぴったり一撃で仕留められるようになっていた。
そして、通りを歩く彼女をみつけ、仕留めようと試みた。
エイムを合わせ……ここだ!!!
弾は彼女の15センチほど後ろを通ってしまった。
あ、あれ、?
もう2発発砲するが、いずれも彼女の周囲にとんで行くのだ。
それをどこからかカメラを設置して監視していた研究所の人達に連れられ、博士の元に返され、瓦落多の印を押されてしまった。
「使えねえ」 と男の声がよく響いてしまい、とても気持ちの悪いものだった。
そのままそう時も経たない間に私は意識データを抜かれていた。
3度目の正直、今度はNo.8だ。
3度目の正直とは言うが、結果はもうおわかりだろう。
そう、また失敗したのだ。
目線のエラー
不具合も多発
手元もなにもかもがわからない
そんな私を見かねて、遂に博士の堪忍袋の緒が切れた。
「こんなに私を失望させるなよ。
……もう、お前要らないよ、無駄に電力だけを貪りよって」
そんなことをボソボソ呟く後ろ姿を最後に、私は助手達の手によって破棄された。他の記憶、性格、「私」というロボットのもとになったものも全てだ。
私は、役立たずのロボットでした。
すみません…すみません……
流れるはずのない涙か?いや、雨が私の目元に飛び、スウっと金属の体に流れる。
ロボットが眠ったまま何年の月日が経ったか……
発条が飛び出て身は蔦が絡まって寂れ、涙痕だけがロボットのそばにあって、見るに耐えない姿になっていた。