「確かに眞は貴方によって救われました。眞だけではありません。御輿千代、狐斎宮、笹百合…。彼らが全員生きていられるのはすべて貴方のおかげでしょう。我々…稲妻の民は貴方に返しても返しきれない大きな恩があります」
「ですが、私はそれでも永遠を追求しなければなりません」
「人の一生は一瞬です。たとえその短い時間の中でその一生が美しくかつ光り輝いたとしても、いずれその光は無くなっていき残るのは虚しさだけです」
「私は稲妻の民に廃れることのない永遠の輝き与えることを誓います。雷神として、稲妻の将軍として…私のすべてを懸けて。それが貴方がいなければ稲妻を守りきれなかった私への罰のようなものです」
「…もう二度とあんな悲劇を繰り返さないためにも私は一心浄土を離れません」
「それが私の生きる意味です」
眼の前に居る私の友人、仲間達と二人と居ない大恩人にそう告げる。
『それが私の思いだ』と言わんばかりに。
まるでそれが本音であると言わんばかりに。
「…一言でも…似たような言葉でもいい…。誰かが『永遠のために命を懸けろ』とお前に言ったことがあったのか?」
「眞がお前を恨んでいたのか?」
「御輿千代はお前を許さなかったのか?」
「狐斎宮がお前に罰を与えようとしたのか?」
「笹百合がお前に責任を求めたのか?」
「神子が……神子は…『お前と別れたくない』と言っていた。『離れたくない』と『妾と共に居て欲しい』と叫んでいた!『影を助けてやってほしい』と泣いていたッ!!!」
「『それが私の生きる意味』だと…?」
「ふざけんじゃねェ!!!!!!」
私は薙刀を構えていました。
ですがそれを見ている私の友人達や仲間達はその目に涙を浮かべながら私を見ています。
嗚呼、私は今…どんな表情をしているのでしょうか。
気付けば私もうっすらと涙を流していました。
「お前を…いや……お前は俺が…」
お願いです…この思いを……決して言ってはならないこの言葉が貴方に届きますように。
『私をこの一心浄土から、救い出してください…!』
「このクソッタレな場所から引きずり出してやるよッ!!!」
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「シュウ、この菓子はかなり美味い。おそらく彼女達も気に入ると思うぞ。多めに買うと良い」
「多めに?そんなに食べねぇだろアイツらは」
「俺も好きだからな」
「お前、食う気満々じゃねぇか!!!」
「私も多めに買っておくと良いと思うわ」
「凝光、お前もか!!!」
一緒に居る鍾離、凝光とそんなやり取りをする。
俺たちは今、何故か俺に会いに来るらしい影たちに出す菓子を選んでいた。
なんでも俺に会うためついでに稲妻と璃月の関係をより向上させたいということらしい。
普通は『本来の目的のついででお前らとも交流を深めてやるよ!』と言われれば嫌なはずだが、璃月七星達はその話を聞いて快諾したとのことらしい。
それで良いのか璃月七星よ。
ちなみに『影達は群玉閣で世話になるらしいので俺も群玉閣に行ってしまえば効率的である』という玉衡殿からのありがたいお言葉により俺も群玉閣に招待されることになった。
余計なことを言ってくれやがって。
しかも、影達は明後日には来るらしいのだ。
なので俺は、鍾離と凝光を連れて璃月港にて影達に出す菓子等を物色していた。
はずだったのだが。
「あそこの屋台のご飯は絶品でな。普段は人が多くてなかなか買えないのだが…先日あの屋台の店主から仕事があってな。その時に『今度うちの店に来てくれればそん時はアンタらを優先するから誰かと一緒に来ると良いよ』と言われていてな。良ければあそこで昼食は済ませないか?」
「それは良いんだが…お前…モラは…」
「無い」
「『無い』じゃないんだわ。そんな『え?俺がモラとか持つわけないだろ?』みたいな感じで言われても困るんだわ。俺びっくりなんだわ」
「しかし、たとえ俺がモラを持っていたとしてもお前が払ってくれるのだろう?俺だってそれくらい考えている」
「いや、確かにそうかもしれんが。それ以外の用途でモラを使う可能性があるだろ?」
「すまない、嘘だ。モラを持ってくるのを忘れていた」
「ぶっ飛ばすぞクソジジイ!!!!」
「あら、私もモラを忘れた方がよかったかしら」
「凝光、お前もか!!!!」
見事にこの二人に振り回されていた。
ちなみに余談だが、明後日に璃月に来る影達にも思いっきり振り回されることになることなど俺は知る由もなかった。
最近の悩みなのですが、原神にて帰終を始めとした既に亡くなっているキャラクターの口調をどうしようと考えています。
例えば帰終とかの口調を「私は〜だと思うのよね」とするのか「私は〜だと思います」にするのか…みたいな。
でもこれに関しては正解がまだわからないかつ全員の中に『このキャラクターはきっとこんな感じに喋るのだろう』という考えがあるだろうから扱いが難しいと言いますか。
思い切って『私の中はこういう喋り方だと思っています!』というふうに投稿するべきか悩みどころです。