え?前回のはなんだって?
ただの暴走です()
いや、今回も若干暴走気味かも…ネタが渋滞してますよ、コレ。
知る人ぞ知るとあるキャラ達が登場しますが、原作でもコミカルなので一見の価値はありますぞ。
え?ゲッターは違うのかって?
あれは……色々解釈云々があるからなんとも言えないのだ。
そうか……ずんだとは………(現実逃避)
双子が6歳になった。
そうなるとどうなるのか。
常識を持つなら誰もがわかるだろう。
「小学生入学……」
アクアは頭を抱えていた。
何故なら彼は元々医師になるほど頭も良く、勉強もしてきた勉学の猛者である。
そんな彼が義務教育とはいえ、小学生にもう一度行くことになるとは色々複雑な気持ちになるのは当たり前だろう。
「俺なんか学校なんてもんないんだぞ。楽しんでこいよ」
と、アクアの内心を知らないオルガはさりげなくアクアの心を刺す言葉を発し、母たるアイも「ちゃんと友達作らないとね?」と、釘を刺してくる。
「逃げたい……逃げたい……逃げたい……」
某決戦兵器に乗る少年とは真逆な事を言うアクアに、ルビーはこう言い放つ。
「もしかして、前世はボッチだった?」
ニヤァ、と笑むのはいかにもメスガキムーブ。
普段はSNSを見て、心無いネット民達の言葉にアイの信奉者たるルビーは悪く言えば幼稚な暴言、良く言えば正論を喚く彼女はアクアにとって完全に妹というか、ちょっと我慢弱いメスガキみたいとして見ていた。
が、今回ばかりは違う。
一応、ボッチではない前世の吾郎ことアクアはアイとオルガが双子に意識を向けていない間にルビーの言葉を否定する。
「い、いるわ!少ないけど、ボッチじゃねぇし!」
「ふーん?いかにもらしい台詞だけど?」
「じゃあお前はどーなんだよ?」
ムフンッ、とドヤ顔だったルビーの顔色が変わる。
顔を分かりやすく真っ赤にして、先程の余裕はどこへやら。
焦ったように、否、完全に焦っているルビーは早口で答えた。
「いっ、いるしぃ?私にもちゃんと友達いたしー?」
「……嘘だな」
「フジャケルナ!モアイ!」
省略し過ぎてオンドゥル語になったルビーだが、どのみち小学校に通うことになるのは変わらない。
アクアは憂鬱であった。
入学式当日。
ミヤコは頭を抱えていた。
それは何故か。
その原因は目の前の男である。
「おお、美しい女性よ。どこかにお出かけかな?」
レオナルド・メディチ・ブルドル。
苺プロの株を高く買っている株主である。
名前から分かる通り外人であり、かなりの資産家であるのも有名である。
しかし、彼の独特なセンスや価値観が彼に女運が回ってこない原因とも言えるだろう。
尚、彼のとある友人二人は綺麗な奥さんに母を持っていることでレオナルドは驚いていたが。
「あ、あの。すみません、大事な用事があるので今回はお引取り頂けますか…?」
ミヤコも顔は良いし、性格もナルシストな所を除けばレオナルドは普通に可である。
しかし、やっぱりそこが減点にもなり得るのでミヤコは苦手な人物として彼を見ていた。
なんなら現段階でデートのお誘いを断っているのにも関わらず、まだ苺プロの事務所に居座るのだから。
「ミヤコさん!二人の入学式が始まり……誰ですか?」
そんな所にオルガがやって来た。
タイミングが良いと、ミヤコはオルガに後のことを押し付けてあっという間に去ってしまう。
なんだかんだ双子の事を愛しているミヤコなので、一応夫でおる壱護もそろそろ覚悟を決めるときなのかもしれない。
まあそれはさておき、オルガは目の前の男にどう対応するか悩んでいた。
そんな彼にレオナルドは「フム…」と呟いてオルガを眺める。
オルガはレオナルドの行動に困惑するが、レオナルドは何がどうしてそうなったのかこんなことを言い始める。
「なあ、君。ちょっと頼まれ事をしてくれないかね?」
急にクラシックを流し始めた彼に、更に困惑しつつオルガはそれを引き受けることにした。
オルガもレオナルドの相手をするのは普通にダルいのである。
というわけで頼まれ事をすますために外に出たのだが……
「えっと……すたーりー?だっけな」
レオナルドが音楽の趣味の一環で日本に来ては各地のライブハウス等で音楽バンドのスカウトや援助をしているらしい。
本当は早く双子の入学式に行きたいオルガだが、変に断ると嫌なことが起きそうなのでオルガはやるしかなかった。
「ここか。住所が正しければ」
STARRY、と看板に書かれた地下ライブハウス。
そこにレオナルドが援助しているらしいとあるバンドがいるらしいが………
「うお!?中がすげぇうるせぇ!?」
初めてのライブハウスに耳がキンキンするオルガ。
そう、既にライブ中でそれなりの数の客がステージで楽器を鳴らし歌う3人に夢中になっていた。
「グッドサンダーチーム……うん、あれだな」
黒髪の青年、金髪美女、金髪のハンサム男。
外人率が高いバンドだがクールに奏でるその曲は素晴らしいの一言だろう。
尚、音響担当はとある機械好きな少年が担当しているのはちょっとした秘密である。
「ぜぇ……ぜぇ……!」
そして時間はもう昼を過ぎ、入学式はもう既に始まっている時間となっていた。
「どうする……近道するか…?」
路地裏を通ればそれなりの最短距離になるだろうが、しかし下手を打てば迷子になる。
とはいえ、何度か通っている道なので間違うはずはないと、オルガは走る。
走って………何故か空いていたマンホールに落ちた。
「ぬうぁぁぁぁぁぁぁ!!??」
数十秒か、数分くらいか。
体感はそれくらいの時間の後にらオルガは意識を覚醒する。
「ったく、なんで開けっ放しにしてやがんだよ…」
全く最難だ、とオルガは愚痴るが一本道にポツンと置かれたスクーターバイクにオルガは一瞬フリーズする。
しかし、転生してから不思議なことにはある程度慣れてしまったオルガにはもうどうすることもできないと腹を括ってそのスクーターに乗る。
「双子にしろ、アイにしろ、俺自身にしろ。摩訶不思議が来るなら来やがれよ……畜生ォ!」
自棄っぱちながら、最近取ったばかりの免許皆伝とばかりにバイクを爆走させる。
でなければ先程から感じていた殺意の気配に追い付かれるから。
「グオォオォォォォ!!」
「恐竜かよぉぉ!?」
オルガは後ろから迫りくる恐竜にバイクをフルスロットルで走らせるが、牙が届かないギリギリを走っておりオルガの心休まる時間はない。
「箱とか聞いてねぇぞ!?」
目の前に立ち塞がる木箱もまたオルガに焦りを生む。
「クソォ!やってやろうじゃねぇか!」
泣きたい。
そんな感情とは裏腹にオルガは必死こいてバイクを走らせる。
しかし切り抜けた、と思ったのも束の間。
「え゛?」
バイクごと中に浮いていたオルガは、こちらを見下ろす恐竜を視界に捉えつつオルガは叫んだ。
「クソッタレェェェェ!!」
「団長?大丈夫?」
「起きろよ、団長」
「ん?」
二人に呼ばれる声がして目を開ければ、視界に双子の姿が飛び込む。
「なんで校庭で寝っ転がってんだ?」
「きたなーい」
「あの、オルガ君。疲れたのは分かるけど、それはね…?」
オルガは世界を呪った。
感想良かったらお願いします。
ちなみに前日、ガーディアン・オブ・ギャラクシー観てきましたが面白かったですね。
ポリコレ汚染されてなくてヨカッタ……ヨカッタ……
そういえばギュネイとスターロードの声優同じやんけ……そや!