星の子と鉄の散華   作:単眼駄猪介

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皆様、お久しぶりです。
やっぱりというか、推しの子よりガンダムな頭劣化ガンダム野郎だったのでスパロボギュネイとオーズ書いてました()
推しの子の旬も過ぎてしまいましたが、作者の中ではマキオンとバトオペはいつでも旬です(Aフラ)

見返してたらそういやマッキー出てないや、ってなったので准将のご登場です。




バエルマン、参上!

 

 

 

 

「やあ、オルガ・イツカ」

 

「?」

 

なにやら呼ばれた。

耳元で聞こえたので嫌でも聞こえるし、しかも聞き覚えのある声だ。

寝ぼけた意識の中、目を開けて見れば眼前にはこちらを見る金髪のイケメン。

ぼやけた視界を目ヤニを取り除き、擦ることでようやく明瞭になる。

 

「おはよう、オルガ・イツカ。元気だったかな?」

 

「うわあぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

結構久しぶりに大声を出した気がする。

だがオルガにとっちゃそんなことはどうでも良くて、目の前の気持ち悪いほどに距離が近いマクギリス・ファリドという男にビビっていた。

 

「な、なんでアンタここにいるんだ!?か、鍵は閉めてあったろ!?」

 

「なに、小さなレディに君の友人だと言ったら喜んで案内してくれたよ」

 

「何やってんだルビー……」

 

どういうわけか半裸でいるマクギリスに不信感を抱かないルビーの倫理観に頭を抱えつつ、アイも不用心なところがあるのを思い出して親子の血なのかと最終的に諦観する。

 

「で、それで?アンタの要件はなんだ?」

 

とりあえず思考を切り替えよう。

少なくとも、マクギリスが接触してきたということは彼が何かこちらに用事があるか、厄介事があるということだろう。

だがそんな彼の考察は外れた。

 

「いやなに、今度の映画で共演させてもらうことになったのでね。挨拶に来たのさ」

 

そう言って差し出したのはその映画のパンフレット。

タイトルは【グレンダイザー(仮)】と仮題が書かれており、ロボット物であるようだ。

 

「純粋な演技力で俳優の頂点に立つ。今の私の目指す先さ。それに、今の私はバエルと共にある。それにも感謝を述べたくてね」

 

そう言って首に下げているSDサイズのバエルフュギュアに、オルガは引き攣った顔しかできない。

絶対にプラモデルもバエルを数箱買っていそうな感じで、恐らく彼の部屋はバエルで一杯である事は想像にし難くもない。

 

「マクギリスさん。そろそろお時間です」

 

「分かった、キラ君。それではオルガ団長、また」

 

茶髪のこれまたイケメン優男がマクギリスを呼び、次の予定に向かうべく裸だった上半身を白のスーツで纏い出ていく。

 

「マクギリスさんがすみません。お邪魔しました」

 

マクギリスの後にご丁寧に謝罪しつつ出ていく細身の青年。

オルガは記憶の引き出しから彼が敏腕プロデューサー、キラ・ヤマトであることを思い出し、マクギリスは彼になんで頭を下げさせているのかとまた頭を悩ませるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カミーユ君!」

 

「後ろにも目を付けるんだ!」

 

「視えた!」

 

まだ幼稚園に通う前であろう小さな少女と大の大人(一人は高校生だが)がサッカーゴールになって三人で共にボールの行く先に体を動かしている。

オルガはそんな姿を見て笑いを堪えながら公園で日向ぼっこを満喫していた。

火星にいた時ではこんな呑気にできる時間はなかったし、火星の時折舞う赤い土で口に土が入ったりしてそもそも日向ぼっこというものがなかった。

しかし、この平和な世界かつ地球ではそんなことはほとんどない。

この時代に鉄華団の皆も生まれていれば……と思わなくもないが、叶わぬ願いであると割り切り日向ぼっこを再開する。

 

「いい天気だ……」

 

「ええ、そうですね」

 

「ん?」

 

「太陽を浴びることがこんなに気持ち良い事だとは思いもしませんでした」

 

「…………」

 

今日は金髪イケメンに呪われているのだろうか?

砂浜で寝っ転がる男は、貴族が着るような服装の出で立ちであった。

なんか魔法使って中ボスでやってそうな雰囲気にオルガは戸惑いつつ「大丈夫か?」と安否を確認する。

 

「ええ、この世界に来る時に色々と失った代わりに命を得たようなので」

 

男は立ち上がると、オルガに一礼してどこかに去っていった。

去り際に「アウラ様は」どうのこうのと言っていたが、まあオルガには関係無いことなので引き続き日向ぼっこをするのであった。

 

 

 

 

 

 

時間は進み夕方。

アクア達の迎えに行くと、今の世の中では最早絶滅危惧種である屋台が焼き芋を売っていたので、3つ買ったのだがその際にすれ違った高校生達に既視感を抱いた。

 

「一夏!剣道部に入れ!」

 

「いーや、一夏はボクと一緒に卓球部に入るんだよ!」

 

「何をおっしゃっているのかしら?一夏さんは私と茶道部に入るのでしたよ!」

 

「ぷ、プラモ部一択です!」

 

一人の男子が外国美少女と大和撫子な美少女達に囲まれてキャイキャイしているので、眉間にシワが寄るがアクア達を待たせてはいけないと思考を切り替えてとっととその場を離れようとした。

だが一夏と呼ばれた少年は女の子達を静かにさせつつ、ボソリと呟いた。

 

「助けてくれ〜……ミカヅキぃ…」

 

まさか、とオルガは一瞬彼らの方に振り返る。

だが一夏少年以外の男子は全く見当たらない。

オルガは気の所為だ、と割り切って改めて前を向いて歩く。

どうにも消えない既視感はともかく、青春ラノベみたいなことをしている一夏少年に内心で応援しつつ己が為すべき事を為すため、もう振り返る事はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「我が夫よ。今日の味噌汁はどうだ」

 

「ん、美味しい。あ、そうだ。うちの畑から取れた野菜なんだけど、味見してみてよ」

 

「うむ!三日月の野菜は美味いからな!楽しみだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





てな訳で准将回でした。
皆、それぞれ満喫しているみたいですねぇ……
グレンダイザー楽しみでありますねぇ……ん?一人別の准将がいる?なんのことカナー(棒)
もしかして准将はラスボス、なんていう風潮が出たりするのだろうか()

さりげなーく最近の人がやって来てるけど、この世界じゃ日常茶飯事だったりしなくもない。

またネタが溢れたら投稿するので気長にお待ちして頂けると感謝です。

………俺以外、推しの子×オルガやってないってマジ?(恐怖)
くっそ短いのを連発して本編以外はは曖昧なものしか書けてないからもっとマトモなの旬が過ぎた当たりなら一つくらいあると思っていたのに………


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