ソードアートオンライン《scarlet swordman》   作:インフィニティ

10 / 12
先に謝っておきます

文章ぐっだぐだです
戦闘シーンはやっぱ苦手だぁ(;ω;)

ものすごく大目に見ていただけたら幸いです。

それと
筆者はいま受験勉強真っ只中なので更新は年が明けてからになってしまうとおもいます…

心配してコメントしてくださった方もいて…
愛読していただき本当にありがとうございます(;ω;)
できるだけ早く更新しますね…!!!!


緋色の心意《incanete of scarlet》後編

「あ、あんたたち…す、進んでるのね…」

珍しく表情に出して驚く詩乃。

 

「し、シーちゃん!!もう食いつかなくていいカラッ!」

アルゴがあたふたして話を逸らす。

 

「そうだな…じゃあ話を進めよう。クエストの話な。」

「そうね、聞かせて。」

とりあえず落ち着き三人で飲み物を呷った。

------------------

 

 

あれから数十分が経ち、辺りは真っ暗になっていた。

アルゴは疲れたのか寝てしまい、俺は一人テントの天幕を眺めていた。

「…ずっと守るよ…絶対に死なせない。一緒に現実に戻ろう…。」

アルゴに言うでもなく、独り言を言いながら俺は外の空気を吸いにテントを出た。

 

辺りは暗く、外周が見えることから満点の星空が覗いていた。

現実でも、こんな綺麗な夜空はそうそうお目にかかれないだろう。

 

一応圏外だから武装をしているが、気分はすっかり夜中の散歩。

月も見えており、近くの池に光が反射し、なんとも幻想的な雰囲気を出している。

 

ふと、NPCおじいさんの小屋を見るとなにか光るものが見えなにかと近づいてみると、おじいさんの頭上にクエストフラグであるクエスチョンマークがでていたのだ。

 

俺はおじいさんに近づき、お決まりのセリフを吐く。

「なにかお困りですか?」

 

そうするとおじいさんは規定されたセリフを吐き出して行く。

「おぉ…旅のお方…ようこそこんな辺境へ。よければ私のお願いを聞いていただけませぬかのう…。」

 

おじいさんによると、自分はこのアインクラッドが出来る前。

つまり大切断が始まる前からここに住んでいた一族の末裔だという。

数十年前に父親が亡くなり、自分がこの土地を継いだのだが父に一族の墓がある場所を聞きそびれたのだ。

扉を開く鍵はあるのだが、その扉がどこにあるかはわからない。そこで俺たち、旅人の出番なのだ。

大体目星はついており、小屋の裏にある森のどこかにあるという。

おじいさんの父がよくそこに足を踏み入れていたというのだ。

 

きっとこれがアルゴの言っていた隠しダンジョンの話。

俺はクエストを受け小屋を後にした。

そしてテントに戻りアルゴを起こす。

「アルゴ!起きろー。」

目をこすり眠そうにするアルゴに俺はクエストのことを話し、扉を探すことにした。

 

----------

64層 森フィールド

 

扉はあっけなく見つかった。

森の奥にあった廃屋。

そこの床にレバーがあり地下へと降りると問題の扉があったのだ。

「なんかあっけないな、なんで見つからなかったんだか。」

 

「おそらく、あのクエストフラグを見つけた時ののみに発言するインスタントダンジョンだロウナ」

いつもの口調に戻ったアルゴが冷静に分析する。

そして先ほど受け取った真鍮の大きな鍵を堅牢な扉の鍵穴に差し込み回す。

ガチャリという解錠音が鳴り響く。

 

いよいよ本番だ。

俺は気を引き締め、背中にある俺の相棒

45層のフロアボスのラストアタックボーナスで手に入れた《フランベルジュ》の柄に触れる。

鮮やかな緋色の刀身に俺の指に馴染む赤銅色のグリップは触るだけで安心感がある。

 

そして俺とアルゴは扉を開けた。

冷たい空気が頬を撫でるのに内心ヒヤっとし中に入るとそこはちょうどフロアボスの部屋のサイズに開けており、壁際には均等に墓標と思しきものが並んでいた。

 

「…ここが墓場…か」

マップ名を見ると《王家の墓 儀礼の間》と出た。

王家…?俺の推察ではおそらくここはこのアインクラッドが作られる前に栄えた王家の墓であのおじいさんは王家の血統を継いだ末裔…といったところだろうか。

 

そして部屋の一番奥になにか赤く光る物がある。

あれは…剣だろうか。

近寄って見るとそれは所々錆び付いた剣だった。

 

刀身は錆びているが柄に施された装飾の赤い宝石が爛々と輝いている。

しかしその輝きは俺のフランベルジュのような優しい輝きではなく、どこかドス黒さを秘めた輝きだった。

 

その時だった。

俺たちの入った扉が一人でに閉まり、フロアの中央にポリゴンが出現する。

これは…モンスターのPOP…。

ポリゴンの角が削れデティールが明らかになって行く。

そこに立っていたのは血に染まった首なしの騎士だった。

 

俺はすぐさま索敵スキルのアナライズを発動し騎士にフォーカスを合わせる。

そして絶望した。

《The bloody knightking》Lv.??

 

レベルが分析できない…つまりどう低く見積もっても80層レベルのボス級モンスター。

 

血に染まった騎士王は台座にあった錆びた剣を抜き振りかぶる。

標的はアルゴだった。

 

アルゴは持ち前の敏捷値でなんとか回避するが切っ先がアルゴの腕を掠めた。

それだけ、それだけなのに全快だったアルゴのHPが一気に9割削れる。

 

「…は?」

いくらアルゴが敏捷値振りだったとしても、アルゴのレベルは60なのだ本来ならばあり得ないダメージ。

当のアルゴも何が起こったのか分からず腰を抜かすばかりだ。

騎士王はそんなアルゴに何の躊躇いもなく二撃目を入れようと剣を振りかぶる。

しかしその剣撃がアルゴに届くことはない。

いや、俺が届かせない。

騎士王の剣と俺のフランベルジュが打ち合う。

一撃一撃の重さに身が割かれそうになるが俺が一撃でもミスればアルゴは間違いなくしんでしまうだろう。

だめだ、そんなことは。

絶対にさせない。

「アルゴ!はやく下がってかいふk!?」

 

少し意識がそれた瞬間、わずかに剣先がずれ騎士王の剣の横腹が俺の脇にクリーンヒットする。

吹き飛ばされ体勢を立て直した俺がHPバーを確認した瞬間俺は絶望した。

23/17800

残りHP総量23。

今の一撃でHPの九割九分九厘が持って行かれた。

俺の中で何かが切れ、剣が床に落ちる。

こんなの…勝てるわけねぇ。

絶望や恐怖で心が埋め尽くされ体がまるで筋肉がなくなったように崩れて行く。

ブラックアウトしていく俺の視界に逃げ回るアルゴの姿が見えた。

 

-------------------------

【ごめんな…アルゴ…お前のこと…守ってやるって言ったのによ…】

 

[いいのか、涼夜]

!?

心の中に声が響いてくる。

 

[可能性はゼロじゃないだろう…あきらめるのか?]

 

【そんなこと言ったって…】

 

[私はお前をそんな腑抜けに育てた覚えはないぞ]

 

【…!?そうか…あんたは…】

 

[さぁ、立ち上がれ。そして見せてみろ、お前が昔言っていた。自分の可能性を…!]

 

【あぁ…見せてやるさ!くそ親父ィ!】

-------------------------

 

「アァァァァァァァァ!!!!!」

俺は立ち上がりフランベルジュを持ち駆け出した。

 

 

--------------------------

 

 

アルゴside

 

あぁ、もう限界だ。

フロアの端に追い詰められもう逃げ場もない。

HPは七割に回復しているが、相手の攻撃に掠ったらそれでお陀仏。

「はは…やばいかもネ…」

 

しかし騎士王の後ろ、何かが赤く光った。

刹那、騎士王が横に吹き飛ばされる。

 

何が起こったのか。

血に染まった騎士王がいた場所にいたのはスカーレットだった。

しかしいつもの彼とは違う。

綺麗に下ろされていた髪は逆立ち緋色に染まり、緋色のオーラのようなものが彼を包んでいた。

騎士王が立ち上がりスカーレットに剣を振り下ろすが彼はそれを軽々とはじき返す。

彼の剣が緋色に輝き閃く。

その神速の剣撃が騎士王の鎧を斬り裂く度に騎士王のHPバーがガリガリと削れて行く。

7撃、たった7撃で騎士王のHPバーは空になりその身をポリゴンに変え散って行った。

その姿にアルゴは思わず口に出す。

「緋色の…剣士…」

 

騎士王が倒れしんと静まりかえると

スカーレットを包んでいたオーラも消え髪も元に戻り、彼は糸が切れた人形のように崩れ落ちた。

「!?スー坊っ!!!」

アルゴは慌てて、駆け寄るがどうやらスカーレットは眠っていたようだ、アルゴは小さく微笑みスカーレットを抱きしめた。

「全く…ムチャばっかりするんだカラ…ありがとう。」

 

アルゴも限界が来たのかゆっくり目を閉じて意識を手放していった。

 

 

緋色の心意 完

 

 

 

 

 

 




ほらやっぱり(;ω;)
駄文でそ(;ω;)

もっと勉強しなくては(;ω;)
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