ソードアートオンライン《scarlet swordman》 作:インフィニティ
お久しぶりです!!!
えー息抜きに一話書いてみましたが
元々無い文章力と表現力が更に乏しいことになっておりまして…誠に申し訳ない駄文となってしまいました(;ω;)
あとサブタイも英語を考えるのがかったるくなってしまったり……
ではでは
数ヶ月ぶりの緋色の剣士《scarlet swordman》です!
「へぇ…それが心意なのね、強い心の意志によってシステムに規定された事象…つまりステータスを上書きする…。」
いやはや、全くこの方は理解がはやい。
「そう、それが心意。俺は無意識にその心意で自身の攻撃力を数十倍に増加させていた…」
その時俺はあることに気づいた。
「…?どうしたんダ?」
アルゴが俺の顔を覗き込む。
「…茅場は…これを望んでいたのかもしれない…。つまり、SAO事件以前には不完全だった心意システムを完成させるためにSAOを…」
「…?涼夜どうしたの?」
詩乃の言葉に俺は我に帰る。
「あー悪い悪い。そんじゃーSAOの話もそろそろクライマックスに入るわけだ。次は俺が新しい剣を作った話。リズとの最初の出会いの話だ。」
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70層 鳥人の丘
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情報屋アルゴと行動を共にするようになって一週間が経ったある日の昼。
それは突然の出来事だった。
『ハァ!!』
気合と共に振り下ろされた目の前の半鳥人モンスター《フォレストバード・ソードマン》の剣が俺のフランベルジュと激突した時、嫌な音と共に俺の相棒が半ばから折れたのだ。
「…は?」
俺はあっけにとられ一瞬思考が停止した。
「スー坊!避けるんダ!!」
「…?ガッ!?」
アルゴの声で我に帰ると同時に森鳥人の蹴りが俺の脇腹にヒットし、俺を吹き飛ばす。
どうにか体勢を立て直しアイテムとして残った相棒を鞘に収め、体術で応戦する。
拳をぐっと握り体を捻ると拳が赤い光を灯し俺の体が引っ張られ、鳥人の首にヒットする。
「まだだぜ!こんの鳥頭ァ!」
さらに体が逆に捻られ今度は左の拳が鳥人の腹にヒットし鳥人はその身をポリゴンにかえ爆散した。
俺は呼吸を整えると折れたフランベルジュを手に取る。
アルゴが短剣をしまって、こちらに歩いてくる。
「折れた刀身の方は消えちまったみたいダ、ま、片っぽが残ってるならインゴットにして新しい剣を作る方がいいナ」
アルゴは転移結晶を二つ出し一つを俺に放り投げる。
「街までは遠い、オススメの鍛冶屋を紹介してヤル、48層のリンダースだゾ、じゃあお先」
そう言うとアルゴは転移結晶を使い転移した。
「ちぇっ、もっと慰めとかねえのかよ。転移、リンダース!」
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48層 リンダース
リズベット武具店
その店は味のある建物で店の横には川の水で流れる水車がついていた。
「へぇ、いいとこだな」
「ホラ、スー坊。いくゾ」
アルゴはせかせかと店のなかに入っていく。
「おいおい、まてよアルゴ。」
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「リズベット武具店へようこそ!」
そう言って俺たちを迎えたのは赤を基調としたエプロンドレスに、ベビーピンクに染め上げた髪の毛の15歳くらいの女の子だった。
「え、ええと、売り子さんかな。リズベットさんはいるかい?」
俺がそう尋ねると女の子はムスっと顔を膨らませ俺を睨みつけた。
「わ、た、し、がリズベットですけど!?それとも私じゃご不満なのかしら!?」
「リーちゃん、そいつ俺っちの連れなんダ。デリカシー無いのはゆるしてやってクレ、にゃハハ」
ショーウインドウを見ていたアルゴがこちらを向かずにそう言う。
「アルゴさんの?ふーん…」
俺をじろじろ見ると、鼻をフンと鳴らす。
なんだこのガキンチョ。
「それで、用件は?武器の製造?強化?」
仕事のスイッチが入ったのかウインドウを開くリズベット。
「あぁ、使ってた剣が折れちゃってな、新しい武器の製造をお願いしたいんだ。できれば折れた武器をインゴットにしてな。」
フランベルジュを抜きテーブルに置く。
「ふーむ…ちょっと見せてもらうわね。」
剣をタップしプロパティを見るリズベット。
「フランベルジュ…強化+26…内訳は重さと鋭さね…いい剣だわ。でも、一つ問題がある。」
「え?問題?」
「壊れた武器をインゴットにしただけじゃ、ベースが足りないのよ。なにか他にインゴットか、インゴットに出来る素材がないとね…」
「ふーん…素材か…あ。」
俺は少し考え、自分のストレージに眠っているあるものの存在を思い出した。
「リズベット、これなんだけど。」
それを実体化してテーブルに置く。
「リズでいいわよ。んと…なにかしらこれ、剣?でも武器カテゴリじゃなくてただの素材扱いなのね…」
俺が出したのは先日王家の墓で倒した騎士王がドロップしたルビーのはめられた長剣だった。
剣のくせに素材のタグがついており使い道に困っていたためずっとストレージに眠らせていた。
「クエストでドロップしたんだけど使えるかな?」
リズは少し考えるとコクリと頷き俺の剣と騎士王の剣を抱え裏の部屋に入っていった。
「あんたたちも入ってきてよ」
俺とアルゴが部屋に入るとそこは大きな炉がある部屋だった。
「さて、インゴットつくるわよ。覚悟はいいわね。幸いあんたの剣の鍛え具合もこの素材のレア度も一級品よ、いい剣ができることは保証するわ。」
リズは俺の剣と騎士王の剣を炉に放り込みメニューを開く。
鍛冶用のスミスハンマーを取り出し、赤く燃えたぎった炉から道具を使い赤熱した塊を引っ張り出す。
塊は一瞬で冷め、一枚の大きい金属板となった。
リズはその板をタップしてウインドウを開く。
「ふむ、クリムゾン・インゴットね。レア度もかなりのものだわ。じゃあ片手剣でいいの?」
「…ああ、よろしくたのむよ。」
あっという間の作業を目の前にして思考が少し鈍る。
その後もリズがインゴットをハンマーで叩くのをぼーっと眺めていた。
アルゴは赤く燃え上がる炉をぼーっと眺めていた。
カンッカンッときもちのいい音が部屋に鳴り響く。
もう何回叩いているのか。
50回を過ぎたところからもう数えていない。
鍛冶職人のなかには数を叩けばみんな同じと言って適当に叩くものもいる。
だけど目の前の少女は真剣そのものだった。
唐突にアルゴが呟いた。
「リーちゃんはね、何をやるにも真剣でサ。似てるんだよ、スー坊に。だから俺っちが色々教えたんダ。まあここまで成長するとハ、思わなかったけどナ」
おそらく200回叩いただろうか。
インゴットが光りだしその形を変え、一振りの剣が出来た。
深みのかかった真紅の剣。
リズはその剣のウインドウを開く。
「やっと出来たわね…名前はクリムゾン・ジャッジメント…真紅の審判者ってとこかしら。私が初耳ってことは名鑑にも載ってないわね。化物みたいな攻撃力に耐久値よ。それにこの名前、まさに魔剣ね。」
側の樽にささっている鞘から深い紅の鞘を選ぶとそれに剣を納め俺に差し出した。
「今回はアルゴさんの紹介だからお代はいいわ。でも一つ約束して。…これは他の人にも言ったセリフだけど。」
リズは一呼吸し俺を見据える。
「あなた達とこの剣で、この世界を終わらせてちょうだい。」
あなた達という言葉が俺と他に誰を指すのかはわからなかったが、俺はただこう答えた。
「あぁ、ちゃちゃっと終わらせて向こうの世界でオフ会でもしようぜ。」
「キー坊やアーちゃん達も呼んでナ」
「あはは、そんなこと言って死んだら承知しないわよ!」
そう言いリズは勝気な笑みを浮かべる。
「責任重大だな…任せろ。俺達がみんなを元の世界に戻してみせる。じゃあ、またメンテの時にでも寄らせてもらうよ」
リズに別れを告げ俺たちは夕暮れのリンダースを歩いて行った。
真紅の審判者 完
えー
着地点を見失い
最後が微妙となってしまいましたw
さて
予定ではSAO編もあと二話程度となりました。
ようやくヒースクリフ…茅場さんが登場です
ではではノシ