ソードアートオンライン《scarlet swordman》   作:インフィニティ

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剣戟の世界《Sword Art Online》
剣の世界《Sword world》


 

 

---------《SAO》第一層 始まりの街

 

俺はゲームが始まった瞬間ログインして

βテストで培った経験を頼りに、初心者じゃ絶対に見つけられない路地裏の武器屋にかけこんでいた。

 

「おーやっぱしあった!ここ!他の店の半額で買えるんだよなー」

 

店に並んでる簡素な武器の中から迷わず《スモールソード》をタップ、購入、即装備して俺はフィールドに走りだしていった。

-------

 

「せいっ!そりゃっ!」

俺が剣を担ぐように構えると剣が緑に光り、おれの体が跳ね上がり目の前のモンスター《フレンジーボア》の弱点にクリーンヒットする。

 

青いイノシシは凍りついたように静止し、やがてポリゴンとなって爆散した。

 

「よっし!ソードスキルは完璧だぜ」

小さくガッツポーズしそれからも青イノシシを狩り続け、いつのまにかレベルが2に上がっていた。

 

そして気づくと夕暮れになっていた。

 

「けっこー狩ったかなぁー?」

背伸びし、時計を見る。

今の時間は5時半前

そろそろ落ちてご飯でも食べようかとメニューを操作すると俺は異変に気付いた。

「ログアウトボタンが…ない…」

そう、この世界から現実世界に帰るためのボタン。

それがあるはずの場所にはなかった

メニューを隅々までさがしてもない…

 

「どーなってんだ?バグかなんかか?GMコール…っと」

GMコールを押すが反応がない

対応に手間取っているのだろうか。

いや、気づいているならサーバーを強制終了すればいいのだ。

 

だが、そんな気配はない。

 

そんなことを考えていると突然おれの体が光に包まれる。

「これは転移か!?」

 

光が収まると俺ははじまりの街 中央広場に立っていた。

周りには続々と転移されてくる人が増えている。

 

「あーなるほどとりあえずここでコールして謝罪ってか。」

 

一人で納得していると

空が急に赤くなり、アバターが生成されていく。

 

顔がない空虚なアバターだった

「あれ、GMか?」

嫌な予感がした。

不気味だった。

 

そして赤いアバターは言った。

「ようこそ私の世界へ」と。

 

 

そこからはただただ、俺にとって、いや、全プレイヤーにとって絶望を与えるものだった。

 

いきなりのデスゲーム宣告

ログアウト不可

HPがゼロになると現実でも死ぬ

唯一の脱出条件は第100層のフロアボス、つまりラスボスの撃破。

 

「はは…ふざけてる…」

「これはゲームだ死ぬはずがない…

嘘だ…そんなの嘘だ…

なんだよデスゲームって…なんで死ななきゃいけないんだよ…夢なら覚めてくれ…」

 

気づけば夜になっていた。

 

おれは広場から少しはずれた路地で虚ろに座り込んでいた。

 

もう家族に会えない。

現実にも戻れない。

死ぬ…

 

フィールドに出ようともした。

だが、脳裏に浮かぶ、モンスターの攻撃で自分のHPがゼロになる瞬間が。

自分のアバターがポリゴンとなって四散した時

おれの現実の肉体も死ぬ。

 

そう思うと剣を握る手に力が入らなかった。

 

 

そんなとき、俺の前にあいつが現れたんだ。

 

「坊や、こんなとこで何してるんダ?」

 

それが俺と鼠のアルゴの出会いだった。

 

 

 

 






はい1012文字というすごい短文
でも区切りがいいかなとおもい
ここで区切りました。

では次はスカーレットがここからどう立ち直ったかを書いて行こうと思います。

アルゴは本来のアルゴならありえない行動をします。
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