~陰実世界に転生したらアレクシア王女だった件~(改稿中) 作:アクト(act)
ごめんなさいやっぱり聞いて下さい...
自分はそこそこの高校を進む予定だった、そんでそこからそこそこの大学へ行き...可愛いお嫁さんを飼っていきたかった。
だがなんだ、死因は父親のカンチョーだ!!死因だけが我が人生最大の特徴となってしまった。
正直父は可哀想だし、母や兄弟の後を考えたら涙が溢れてくる...まあ一番可哀想なのは俺だけど。
プロローグ
??
「貴方は死にました、願いはどうあれ...もう一度人生を楽しむ機会を与えましょう。」
俺は目を覚ます...
目の前に居るのは、多分女神かな。
まあ何かのチャンスを与えてくれてるらしい...選択としては、はい一択だ。
...人生最大の特徴が父親のカンチョーじゃ死にきれない、来世では俺は幸せになる。
「はい、是非お願いします。」
そして神は首を傾げる、回答は予想できない物だった。
「貴方誰ですか、書類では影野実という人間の筈ですが。」
ん?カゲノミノル?そいつこそ誰やねん、俺も知りたいわ。
「誰ですかその人?人違いですよ?」
そして神がやっちゃったZE!!と言いたそうな顔をしている、このままミスを認めあの世に送られる可能性があるが...何をしてでも俺の人生やり直し券を渡して貰うつもりだ。
それとこんな凡ミスする奴が神な訳がない、悪魔の類だろうと考える。
...異世界でもいいし人生はやり直したい、土下座でもして異世界旅行の旅をしたい。
「お願いします!!人間違いでもいいですから異世界転生させて下さい!!」
そのまま
「何でもします!!靴でも舐めますか?」
と言ったら、神は私の圧に負けてくれた。
多分だけどこの自称神様は、雰囲気に流されて何でも
「はい」
って言ってしまうドクサレ野郎である...利用させてもらおう。
「えっと...はい...ですが一つ確認をさせて頂きます、悪しき者でないかを。」
「本当ですか!!ありがとうございます!!」
勿論問題ない筈だ、悪しき者は自分含め周りに誰も居なかった。
私は自分で言うのも何だけど聖人である、盗みとか姦淫とか全部ヤッてない。
俺の死に際を見たか?哀れむ顔をするな...その顔で見ないでくれ...
「はい、悪しき者ではないようですね。
何か希望はありますか?」
希望は正直ない、強いて言えば頭が良くなって美形で長生きできれば嬉しい。
「健康で、体が頑丈で美形に生まれたいです。」
だが神は困る、何故だ。
「そっ...そうですか?少し厳しいかもですが、貴方の努力次第では可能になるかもしれませんね。
他には何かありますか?」
努力次第ねぇ...まあいいか...
それに今他に何かって言ったよな?まだ属性足しても大丈夫なのか神の懐広いね、人生を一新するにあたってもう一捻り欲しいな。
...一つ、何か人生を一新する重要なものを。
「性転換したいです」
急に神の顔が獣を見るものに変わった、何故だ...ただ人生を一新したいだけだぞ。
「それは何故ですか?」
「人生を一新する為にです、勿論不可能であった際には男のままで構いません。」
そう言うと呆れられる、完全にそれ要るか?と言いたげだ。
...正直なくていい、それに女子ならカンチョーするヤツも居ないだろうしね。
「そんなに嫌な死に方だったのですか」
「はい」
更に可哀想な何かを見る目に、そんな目で見ないで欲しい。
それと考えてる事を見抜く力が絶対にあると思う、読唇術だよね人を信じれなくなりそう。
「転生の儀を始めます、被体国只進に二度目の人生を。」
心の中で俺は国只進じゃねぇよと答える、もうどうにでもなれと思った。
...で俺が生まれたって訳、今は生後数か月。
感覚は曖昧だ、耳鳴りがするし視界も悪いし何かトゲトゲする。
そして、謎の力を持っている事に気が付いた。
妖力魔力気功とかそんな感じのだろう、これで長生きしろっちゅう訳か。
そして鍛錬を始める、クソもションベンを垂れ流しにしたまま魔力を操ったり放出したりする...脳目鼻等の色々な場所に作用させたりもした。
そしてその練習をある程度進めていた頃、ついコントロールをミスった。
「お嬢様!!まあ大変!!」
...鮮明には分からないが、多分きっと恐らくうんこを魔力で吹き飛ばした。