~陰実世界に転生したらアレクシア王女だった件~(改稿中)   作:アクト(act)

19 / 25
十六話

はい、どうやら私が寝てる間にシド達がクレアさんを解放して連れて帰ってきた模様です。

 

そんでまあ事情聴取員の取り調べを受けてる間、シドに秘密基地に居るみんなの面倒を見て欲しいと頼まれたので...現在彼らの秘密基地に居ます。

と言ってもまあする事はないんですけどね...

 

只管に眼福である、王侯貴族は遺伝子単位の美男美女ばかりだけど天然物の美男美女は至高であります。

 

 

...何か急に騒がしくなってきたな、何だいきなり。

 

 

何々?悪魔憑きの再発?とんだ化け物も居るんだなここには、まあ治しに行ってやろう。

 

 


 

 

身体中が真っ黒になってるな...それにこれは悪魔憑きじゃないぞ?

 

 

「おい迂闊に触るな、私が診る。」

 

 

まあ黝んだ部分から治すか、まあ怪我を治しただけで魔力は安定したね。

...多分だけどこれは何かの感染症じゃないか?

 

それとウイルスっぽくないから細菌だと思う、体が黝む病気か。

...自分の知るのは炭疽菌ぐらいだが、この異世界では聞いた事ないぞ?どうなってんだ。

 

 

「このエルフの子が最近...動物の涎や血などに触れたりしたか?

もしくは近付いたか?その何かが異常に涎を垂らしたり水を怖がったりする事はなかったか?」

 

 

誰も答えないか、まあいい。

 

 

「七陰か、せめてナンバーズのかたの命令がなきゃ...」

 

 

七陰とかナンバーズとか言ってたら最悪全員死ぬぞ、クソがコッチはシドに面倒を見てくれって頼まれてるのに。

 

 

「よし分かった、私のスライムで強制丸洗いされるか自分達で自分の体を洗うかは選んでいいぞ。

全員清潔な水で石鹸を使って頭含む身体中を入念に洗って胃の中身を吐き出すまで綺麗な水で嗽するんだ。」

 

イボとヒダだらけのスライムをウニョウニョ動かす、それと私はかなり技巧派です。

何て言ったって毎晩おsー...

 

 

「...」×沢山

 

 


 

 

全員、自分達で洗う事にしたみたいです。

まあ細菌感染ならペニシリンでいいか、早速手配し...できないわ。

 

 

仕方ないからここで作るしかないな、無理矢理酵素の分泌をさせて...時間かかるなこりゃ白癬菌類も何とかしないとだし。

 

 

...感染爆発が起きてるのはここだけか?他のところに居る奴らは?

 

 

イータとイプシロンとガンマって子は駄目か、んでアルファとベータとデルタは無事だな。

....いやデルタとアルファは罹ってはいるけどそれ以上に再生してる感じかな?

 

 

「まあ案の定って感じだな、おいベータ触るな感染るかもしれねぇんだぞ。」

 

 

「あ...はい...」

 

 

「感染対策はちゃんとしろよ、原因を探してくる。」

 

 

だが、探すまでもなかった。

...ホルスタインじゃん、マジかコイツじゃん感染源。

 

因みにホルスタインってのはヨーロッパの牛の名前でね、俺達が和牛美味しい美味しいって言ってるけどそれの半分はコイツとの混血なのよ。

 

 

まさか異世界で見れるとは思わなかった...

オスみたいだし子種は貰っていくぜ、コイツで美味しい牛肉作ろうと思います。

 

ボツボツはなし、牛痘でもないな。

...異常な涎と出血、そして毛を剃って分かったがやはり黝みがあるな。

 

 

最悪である、敵はまさかの炭疽菌でした。

悪いが精子も捨てようか...ごめんね子供を残してあげられなくて、選りに選って炭疽菌かよ最悪だ。

 

 

ワクチンの作り方なんて知らねぇぞ、魔力で焼けるんだってんなら余裕で解決できるが...できたね。

 

 

それからは早かった、シャドウガーデンの全員を治しながら燃やし続けた。

デルタとアルファとガチの殺し合いになったけど勝てたのでセーフ...

 

 

あと隠れてた獣人の子...

あの拾った赤ちゃんの親類だこりゃあいい、シャドウガーデンと敵対する事になったらこの子から内部崩壊を狙うか。

 

諦めがいい子だった、助かる。

 

 

因みにベータって子以外全員気絶させてから燃やしたよ?生き殺しする程サイコじゃないから、まあ焼きながら治すって選択をする自分は中々に頭がおかしいと思うけど。

 

 

そんで周囲一帯も焼けるだけ焼いた、地中も動物も全部ね。

対処が早かったおかげか魔力に耐性のある炭疽菌は生まれなかったから問題はない...筈...

 

 

炭疽菌レーダーは万能でしたね、流石僕チン何でもできました。

何でベータだけ感染しなかったんだろ運がいいな...

 

 

それはそれとして後処理は大変だった、シドへの報告も考えるだけで項垂れちゃう。

 

 

スライムを使って高速建築、言うて自分にそんな建設技術はないが代わりの拠点ぐらい用意したる。

...それと設備の弁償は必要かな半分は出してあげようと思う、あと全員分の消化のいい食事も用意しないとねぇ。

 

 

元気なベータくんに手伝ってもらお、 てか全員寝させてるからね起きてるのが彼女しか居ない。

 

 


 

 

「ベータ、臨時の家も建てたしまあ設備費とか農作物の補填はするから。

...ごめんね、思い出もあっただろうに。」

 

 

「いえ、これで全員の命が助かり男爵様の領地が安全になったのなら喜ばしい限りです。」

 

 

何この子...いい子過ぎるでしょ、う〜んご褒美あげたい。

 

 

「...そうだね、この場の全員がぐっすり寝てる間に頑張ったベータにはご褒美をあげよう。

何でもいいよ?好きなものはある?理系ならシドより強いと思うが文学的な事には強いとは言えないからシドと比べ見劣りするかもだけど、まあ基本何でもボチボチ答えられるよ。」

 

 

「...」

 

 

「大丈夫?」

 

 

「いえ、何でもありません。

...失礼しました、礼を言いたいのは私達の方です。」

 

 

わぁ...ガチ降伏じゃん...

 

 

「いいんだよ、てか教団が生物兵器を使った際にどうなるか?ってのをこの身で体験できてよかったじゃん。

...生物兵器の恐ろしさが知れてよかったね、はいおしまい。

てか私はシドにお願いされたの面倒を見てあげて欲しいって、それを私は果たしただけ礼はシドに直接要求するから。

んでまあみんながプースカ寝てる間に頑張った君にご褒美をあげるって言ってるの...まあ俺が寝かせたんだけど、だから何でも言っていいよ。」

 

 

「何でもですか...迷いますね...」

 

 

百面相...しかも水瀬いのりボイスが唸ってるよ最高かよ...

 

 

「いいんだよ、例えば自分達が大好きなシャドウ様を癒す技を教えて下さいとかでもね。」

 

 

「えぇ?!そんなの駄目ですよ!!それにアルファ様を差し置いて私が...いやこれはチャンス...じゃないダメダメ!!」

 

 

うわガチ惚れじゃん、まあ悪魔憑きになった自分を助けてくれた美形貴族様に助けられたらまあ拗れるわな...まあ教えてあげようか。

 

 

てかここまで反応する程とは思わなかった、いやマジでどれだけの事をしてきたんだろアイツ。

 

 

でも何がいいかな、シドは性欲ないみたいだしパイ○リも教えてもアレだよね。

副交感神経を刺激してリラックスさせながらエッチじゃない何か...

 

 

ああアレがあった...耳掻き!!

 

 


 

 

「そうだね、ベータ君には耳掻きを教えてあげよう。」

 

 

「ミミカキ...ですか!!それはどんなものなのですか?!」

 

 

喰い付きいいな、餌に釣られたよこの子可愛い。

 

 

「口で説明されるより体験してみる方がいい、おいでベータくん私の足の上に寝転がるんだ。」

 

 

セクハラでもするんじゃないか?と引くベータ、癒すってそういう事だよね?と私。

 

引っ掛かったな!!

 

遂に水瀬いのりボイスを膝上に置いたぞ、色事において今世でもう人生に悔いはないですね。

 

 

「好きな方の耳を見せて、至高の時間を与えようじゃないか。」

 

 

「...えっとこうですか?」

 

 

俺の腹の逆の方向に、顔は見せてくれないんですね悲しいです。

 

 

「うんうんそんな感じ、急に動いたら危ないからね気を付けてね。

最初は違和感があると思うけどだんだんそれが気持ちよくなってくるから...」

 

 

スライムを耳掻きの形に成形する、でそれをベータの耳の中に挿入して掻き掻きする。

...1分程経つまで違和感があったのだろう、でもそこからは流されるように体を預けてくれました。

 

 

耳糞も沢山採れました、未開の地の開発...これ滅茶苦茶楽しいぞ。

 

 

「ああそこですそこそこ...」

 

 

ほうほうここにベータは迷走神経が集まってるのか、どうだポリポリショリショリ気持ちいだろう。

エルフにもあったんだなやっぱ耳が長かったりするだけで普通に人間だな...

 

 

でもやり過ぎると中耳炎になっちゃうからね、はい今回は長めで5分で終わり。

 

 

「はい終わり、気持ちよかったでしょ。」

 

 

「もう終わりですか?!そうなんですね...」

 

 

「そうだねやり過ぎるとよくないし、中耳炎や外耳炎になっちゃうからね。」

 

 

てか親父がそう言ってたし、腫れてたからね気を付けないとダメだよ。

 

 

「そうですか...なら!!逆の耳もしてもらっていいですか?」

 

 

堕ちたな、上目遣いベータこの子メッチャ可愛い。

...そんで右耳もカキカキしてたら寝ちゃいました、寝顔も可愛いですね。

 

 

ああ頭撫でちゃった、最高かよ働いた甲斐があったわ。

 

 

待てこれシドから寝取った事にならない?もしシドがこの子を恋人にするつもりだったのに私が唾をつけてたと知ったら...

いや怒らんな、処女を奪った訳じゃないしねてか性欲もないだろうし気にしないか。

 

 

ん〜ていうか、あの子...確かイプシロンだったか起きたんだ。

 

私がこの子に何をしたのか気になるらしい、いいよいいよ君も墜ちるといい。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。