~陰実世界に転生したらアレクシア王女だった件~(改稿中)   作:アクト(act)

7 / 25
六話

アタチはアレクシア・ミドガル9歳で性別は女である、ストーカー被害に悩まされていた健気な少女ダヨ。

 

 

王女様でありながら男装の王子様でミドガルの怪人であり音楽会の魔人であり悪魔憑きである、自分でも何言ってるか分かんないけどそう呼ばれている。

 

 

陛下や教育係にもう教える事はないと匙を投げられました、5年振りに自分だけの時間を得る事ができましたやったね。

 

 

...正直将来が心配でしかないが、まあこの国では武神際で優勝すれば富名声力が全て揃うので優勝する予定です。

 

 

でもそれは浅い考えだったと判明しました、何とウチの姉滅茶苦茶強いんです。

 

 

騎士団長を一太刀で倒したし、ゼノンも強いけど実質子供扱いだからね...因みに姉貴は13歳です。

 

 

ぅゎょぅι゛ょっょぃ

 

 

んで私はその騎士団長に何とか勝って姉にまだまだねと言われるぐらいの強さです...

人間って想像以上に血統が重要だなって思いました、流石日本人製(恐らく)の異世界血統主義大好きですね。

 

 

そんでまあ諦めました、姉には剣で勝てないねと。

 

だから魔力の方に注力します、それと剣の形が気に入らないからスライムで好きな形に変形させながら戦う事にします。

 

 

同じ遊び場に居る子供達には大道芸と言われました多分意味は理解してないと思います、妙に難しい言葉知ってんな。

お父さんとお母さんがそう言ってた?庶民は親にどんな教育されてんねん...

 

 

まあスライムで戦うのいいじゃんと頑張ったんですが、戦闘中にすぐ魔力不足になるからその解決法を現在探っています。

 

 

そんでまあ常に魔力を練り続け、その魔力を体内に蓄積させる事にしました。

 

そしたらドンドン練れる魔力の量が増えました...

因みに常に魔力を練り続ける感じを例えるなら、無理矢理唾液を出す感じですね。

 

 

疲れるし集中力が必要だった、でも滅茶苦茶いい訓練になった。

 

集中力が上がり身体能力も上がる、更に体の調子もよくなった。

 

 

でも一定以上の魔力が貯められないと判明しました、これが自分の身体の限界みたいです。

 

 

なので魔力の研究に入りました、んで残滓って何だろう?再利用とかできないのかな?と考えたんですよね。

んで判明した事があります、ちと分かりやすく説明しますね。

 

 

魔力の残滓って灰みたいなモノなんです、魔力を完全に利用する事ができれば残穢が残らないんです。

 

でもその残穢って再利用もできるんだよね、でまあその残滓となる魔力の中の不純物を無くせば理論上無限の魔力を生み出せる様になるんです。

 

 

色々と魔物で実験しました、魔力回路に不純物をどうにかこうにかするフィルターを敷設してみましたら見事成功...でも魔力回路は壊れて魔物は死んじゃいましたね。

 

 

なのでその残穢を再利用できるようにしたら大成功、無制限に魔力を練り続ける怪物が生まれました。

 

手に負えない怪物になりかけたけどニトログリセリンで存在しなかった事にしたのでokです、採掘現場に紛れ込ませて跡形もなく吹き飛んでもらいました。

 

 

んでまあ実験が成功したから自分でもやった、でも問題が発生したんだ一定以上の魔力を操作できない。

 

でもそれは故意的に魔力暴走を起こして、肉体を魔力の親和性に高い形に変える事で解決した。

...魔力制御能力と魔力回路の強度が例えるなら複利で増えていく、その上今の自分には肉体的な成長ボーナスもあるから更に加算されている。

 

 

あとスライムの有用性が分かった、普通だと魔力を体の外で扱うのは難しい...だがスライムは体外で魔力操作の補助に最適なモノだった。

 

一応血でもいいんだけど臭うし...

何より使用期限が短いからスライムにしてる、実用性が高いからね。

 

 

でもまあ魔力回路内での魔力操作は効率が悪いと判断した、だから魔力回路外での魔力操作だけで魔力から不純物の抽質をする事にした。

 

 

そしたら驚きである、魔力回路の強度と魔力を練れる量と魔力制御能力が複利(0.1%)どころか複利(1%)になった...将来の自分は自然災害と化しますね。

 

 

そんでまあ俺は人間として無限魔力現象を扱う自らにどうその力を使うかを問うてみた、何でこんな力が必要なのかを...まあ全ては聖教を吹き飛ばす為なんだけどねと秒で解決した。

 

あとロマンの為、例えば沢山の戦闘機をこの世界で作っても燃料がなきゃ意味がないからね...魔力を沢山用意する必要がある。

 

 

よし自己弁護完了、将来は歩く核兵器兼魔力精製機になりますよ俺ちゃん。

 

 


 

 

...正直魔力というモノは恐ろし過ぎる、理論上可能というモノを科学で実現するには1000年かかるが魔力なら必要な魔力と理論と回路さえ伴えば可能になってしまう。

 

 

そんでまあ実は...

魔力生成と抽出と再利用の修行方法を練ってる間に、大人には古代の魔術(もしくは呪術)の研究でもしてるのかな?と言われてしまいました。

新たな称号もとい二つ名ゲットです...

 

 

魔力の研究が終わったから時間が空いた、今は寄り道をやめて機械工学の方面で色々と頑張っている。

 

 

そんで今日10歳になった、記念パーティで出された牛美味しかった。

 

 

英気を満たした俺は現在機械工学製品の試作品をスライムで創り出している、因みに最近ではミドガルの風物詩となっております。

 

 

普段はまあ...みんな遠くから眺めてるだけなんだけど、今日は何と仲間ができました。

 

 

エルフの気怠げな子です、可愛くて頭がいいです。

 

 

どうやら私に弟子入りしたかったらしいんですよね、嬉々として一つ返事で了承しました。

 

 

でもね、「翌日また会おう、その時は名前も教えてくれ。」って言ったのに来てくれませんでした...悲しいです。

 

 

おかげでね、俺ちゃん一緒に四苦八苦し研鑽してくれる人に飢えてしまいました。

 

 

なので友達作りをする事にしましたよ、明日一緒に研鑽できるであろう子を探します。

 

 


 

 

はい、友達を作るつもりでした。

 

 

でも何て言うか...私が欲しかったのは一緒に研鑽ができる学者でね、貴族とかそういうタイプの友達じゃないんですよね。

 

 

何を迷走したのか、今の私は商家と貴族の舞踏会に居ます。

子爵男爵準男爵騎士爵の家と、超お金持ちの商家の舞踏会にお忍びで来る結果になってしまいました。

 

 

俺のありとあらゆる科学工学製品を見て、腹に大穴を開けた父を尻目に元気一杯になった専属メイドにお粧しされました...金髪に染められてカラーコンも使わせられました。

 

 

鏡を見て思った...

自分は平民の出とか言ってるけど明らかにおかしいのよ、雰囲気が王族なんですわ。

 

元々友達作りに来たのに、でも婚約の申し出ばかりされて...で突如何て言うか黒髪の少年に王女様と見抜かれてそのまま出禁になってしまいました。

 

 

因みに、その黒髪の少年はシド・カゲノーというらしいです。

あの獣人及び魔獣の生息域に隣接するミドガル王国有数の魔境の生まれみたいですね、因みにリン酸硝酸含む希少鉱石その他諸々が多く産出する秘境でもあります。

 

俺は愛嬌を込めてリアルグンマー帝国と呼んでいる、ちと面白そうだし近々お邪魔させてもらおう...その時には彼に領地を案内させるとしようか。

 

 

とまあそんな事を考えていたこの日の夜ちょうど寝ようと思っていた今、何か凄い魔力の爆発を感じた。

 

 

何と驚き、自分と同じ人間核兵器がミドガル王国内で爆発しました。

 

 

寝室を飛び出して現場まで走った、そしたらまあ首元を裂かれて死にかけのに赤子が倒れていました。

 

 

俺は考えた、見殺しにしてもいいと思った。

...でも何か潜在魔力量も多いし、将来強くなりそうだと思って自分の騎士として育てる事にした。

 

 

将来有望だろう、折角だからね。

 

 

...うん陛下に直訴しよう、という訳で獣人の赤ちゃんを城まで連れて帰ってきました。

 

 

「陛下、赤ちゃんを拾ってきたので育てていいですか?潜在魔力量も凄いですし。」

 

 

「いや待て待て待て...何で夜にいきなり飛び出した?」

 

 

「何か凄い音が聞こえたもので、何か凄い魔力だなぁって思って行った先にこの赤子が捨てられてたもので。」

 

 

唖然とするメイド、唖然とする国王陛下と騎士団の面々と陛下の側近達。

 

 

「...」

 

 

「...駄目ですか?」

 

 

「いいだろう」

 

 

「失礼します陛下、鼻血が出ています。」

 

 

必殺上目遣い、効果父親は問答無用で承諾する。

 

 

結果騎士団の面々に、砂漠で砂金を拾う猫という二つ名をつけられた。

...正確には猫を拾ったんだけど、噂が流れていく内に砂金を拾う猫になった理由は分からない。

 

 

人間は噂話大好きである、また新しい事を学べました、

 

 


 

 

「アレクシア・ミドガルの人物像が書かれた誰かの手記が見つかったぞ!!」

 

 

「何だって?早く俺にも見せろ!!」

 

 

「アレクシア・ミドガルは男装の王子様であり」

 

 

「ほう?」

 

 

「ミドガル王都に巣食う怪人であり!!」

 

 

「ほう!!」

 

 

「初めての舞踏会で数多の令嬢を誑かした王女様であり...社交会で目立ち過ぎたが為に初日で出禁にされた平民でありながら...魔物を意のままに操る古代の魔術師であり...魔人を誑かす悪魔憑きであり...砂漠で砂金を拾う猫と...」

 

 

「...欺瞞情報だな、ミドガル王国とアレクシア・ミドガルお得意の。」

 

 

「ああ、これも数ある与太話の一つだろう。」

 

 

「本物のアレクシア・ミドガルの、彼の人間の人物像が分からない。」

 

 

その頃、アレクシア・ミドガルは地球人に紛れて日本でロケット開発をしていた。

 

 

アレクシア・ミドガル...現在291歳(多分)...

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。