序章
「※※よぉー、東方って知ってるか?」
「別の話してたのにいきなりなんだ」
「いや俺たちが今話してたやつに
多大なインスピレーションを受けた作品らしいんだ」
「で?だから今なんで始めた?」
「よくお前が情報をとってくるゆっくり解説ってのもその東方から
できたものらしいからよぉー知っといたほうがいいんじゃあねえかってな
思ったからなんだよ」
「長い。一文でまとめろ」
「お前にも知ってほしい。面白いから」
(一文とは、、、)
「でもそのインスピレーションを受けたストーリーよりも
曲が神過ぎるんだよぉー」
「絶対聞いたほうがいいから聞いてみろよ」
「はいはいわかったわかった」
(こいつがこんなに言うのは珍しいし聞いてみるかぁ)
「じゃーなー!」
「おう、またゲームで」
「分かった!」
今日はなんかいつもより疲れた、、
ゲーム中にBGM消して曲聞いてみたけどあいつが言ってた通り
神曲だったなー
まあ明日も学校あるし寝よーっと
そこで意識は途切れた。次起きた時、世界が変わっていた
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一話
ピカッ
起きて最初に目に映ったのは、、人であった。
いや、人ならざる特徴を持つものである。
角を生やし、顔を赤く染めた、、鬼である。
相手は酔っぱらっている様に見え、瓢箪を持っている。
俺はようやくそこで声があげられないことに気づいた。
鬼は特に俺の事を気に留める様子もなく仲間たちの方へ行った。
興味の移り変わりが激しいが、体格からすると、
子供であろう事から不自然ではないだろう。
やばい赤子の体力とはこうも少ないものなのか、、、
眠くなってきたため、今日の思考は停止して寝ることとする。
起きれば夢となっていることだろう。
というかなっていないと困るのだが、、、
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二話
さて一日?寝ていたが世界は戻っていなかった。
それどころかさらにおかしなことが起きた。
一気に体が成長したのである。
このことについて一番のしっかり者で保護者の人間に聞くと、
鬼は生まれて一日で成体まで成長し、
5000年~99999年程度そのままで
特殊個体だと無限に生きることもあるらしい。
寿命直前に100年かけて老化していくそうだ。
こんな生態だが、鬼の生誕が自然生成の存在であるため問題ないようだ。
おかしいとは俺も思うがそれが常識なのである。
(生殖でも生まれることは生まれるらしいが)
その人に聞くとそいつは鬼と人の混血らしく、
鬼からは寿命などの力を、人からは良識を受け継いだそうだ。
なので俺はそいつを師とし、この世界の常識を学んだ。
そいつは鬼が勉学をするなど信じられなそうな表情をしたが、
教えている間は嬉しそうだった。
もらった情報をここに記す。
一つ、この世界は転生前にあいつから聞いていた東方に類似すること
二つ、その中でも細かな種族事情等が最も異なっていること
三つ、全ての存在に能力が生まれて三日程で宿ること
四つ、この土地は幻想郷という結界に囲まれた世界であること
五つ、妖怪は八雲が、人間は博麗が治めていること
六つ、八雲と博麗は血筋に関係なく素質で決まること
七つ、これは師による主観らしいが八雲は警戒すること
師は、「お前には八雲の素質があるやもしれんな」と言っていた。
幻想郷にはルールがありここにそれを記す
一つ、いざこざは弾幕ごっことやらで決めること
二つ、人は人外になってはならない
三つ、妖怪は人里の人を食ってはならない
この三つだけが公的な幻想郷のルールだが、
人には人の、妖怪には妖怪の法があるらしい。
ふう、一応忘れないため手帳をもらって書いておいたが、
師は「法については明日話す」と言っていたが、
おそらくほぼ聞き流すだろう。こんなもの覚えなくとも良識でなんとか行ける。
おっと、夜になったが寝る前にもう一つ書き足すことにしよう。
〖幻想郷は常識こそが非常識〗と。