推しの子〜ラピスラズリ〜   作:巫碧

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毎度ありがとうございます。
みんな休みが被ったのでスピード投稿です。
アカ主は最終的な誤字脱字チェックくらいなので、ご意見等あった場合反映に時間がかかると思いますが、ご理解のほど宜しくお願いします。


第二話 推しの子 日常

 

 

ドーモ=ミナサンコンニチハ、ラピスラズリことラピス、赤ん坊です。

え?元女優らしくない? 私だってサブカルくらい手つけてるわよ。

アイのファンだったりもしたわけだし…

 

推しのアイドル、アイの三つ子の長女として生まれ変わりました。

弟のアクアは亜麻色の髪に碧眼…将来は王子様みたいになりそうね!

妹のルビーもアクアと同じ亜麻色の髪にルビー色の目…可愛いプリンセスだわぁ…

 

私といえば、アイ譲りの黒髪に左目もアイ譲りの紫、右目は深い青の虹彩に金色の線が入っている、所謂オッドアイと言われるものだった。

名前の由来目の色の宝石ですか…いいセンスだ…

 

説明はここまでとして、今私たちはアイのアパートにいる。

ルビーはベビーベッドにいてアクアはアイに抱っこされて幸せそうだ…

私といえばアイの所属する事務所の社長、壱護の腕の中にいる。

娘のように可愛がっているアイと同じ髪色に感じるものがあったのか、三つ子の中でも特に可愛がってくれていた。

…にしても社長、斬月でもぶん回してそうな名前だ。

 

オギャー! オギャー!

 

おや?ルビーが泣いている、カワイイなぁ…

アイがベッドまで行ってルビーを抱き上げると

「は〜い、なんでちゅか〜」

 

アイのデレ顔…きゃわ〜

 

そのまま泣いてるルビーに向かって

「どうしたのアクア〜?」

 

「そっちはルビーだろ、それでも母親か?」

 

社長が私にデレ顔を向けたまま小言を言っているが、デレデレすぎてなんかちょっと声の節々が柔らかい…

 

「人の名前とか覚えるの苦手なんだから仕方ないでしょ。」

「いやでちゅね〜日本の男は母親を幻想視しすぎて。」

 

「パスポートもないくせにグローバルなこと言うな」

 

「でも、才能あるなって思った人の名前は覚えられるよ、佐藤社長。」

 

「惜しい、俺の名前は斎藤だクソアイドル」

 

いちごちゃんの分際でアイに向かってなんてことを!

私はおしゃぶりを社長の顔目掛けて投げつけた。

 

「うお!? こら〜ラピスちゃ〜ん、だめじゃないか〜」デレデレ

 

「相変わらず社長はラピスにデレデレだね」

 

「おう、なんか若くして孫ができた感じがしてな〜 このこの〜」

 

しゃーない、相手してやるか…

 

「キャッキャッ」

 

「おっ、ラピスが笑ったぞ! カワイイなあ…」

 

「社長…若い奥さんもらっといて孫とか…」

 

「でもな、ミヤコも可愛いと思うだろ?」

 

「え、ええ、まあ…」

この人は社長の若奥様、ミヤコさんだ… この世界はブリーチの系譜なのか?

それよりなんか雲行きが怪しいな…アピールしとこ、こうミヤコさんに向かって腕を伸ばしつつ…「アウアウ〜」

 

「ほら〜ミヤコにも抱っこされたいみたいだぞ〜」

 

「ええ!? 私ですか?」

「も〜、しょうがないですね〜」

 

拙い手つきで受け取るミヤコ、どうしよう、取り敢えず笑っとけばいいか。

「キャッキャッ」

 

「あらあら、お利口さんね。 あんな強面より私の方が良かったのかしら〜」

 

 

そんなやりとりをしつつアイの復帰についての話し合いが行われた。

 

そして話し合いが終わると…

 

そろそろリハの時間だ、移動するぞ… またきまちゅからね〜ラピスちゃ〜ん」

「アクアとルビーもいい子で待ってるんだぞ〜 ミヤコ、後よろしくな。」

 

「はいはい、任せて下さいよ。」

 

この後社長の前でアイが片乳曝け出しそうになるハプニングがあったがアクアがフォローした。

ナイスアクア。

 

 

数時間後…

 

「ベビーシッターの経験なんてないのに…なんで私が…」

「でも子供たちは可愛いし…」

 

なんかミヤコさんが半分鬱になってる…

その時ちょうどテレビではB小町のインタビューが始まった。生放送のNステだ。

 

『本日活動再開となったアイさん、大丈夫?ご飯ちゃんと食べてる〜?』

 

『ハイ!いっぱい食べてます! そうそう、ご飯といえばウチの子が…』

 

『ウチの子?』

 

なんか盛大にアクアが咽せてる…

ウチのママ…相変わらずうっかりしてる部分はあるけど、休止中に飼い始めた猫ってことにしてなんとか乗り切った。

 

この頃にはミヤコさんはソファーで爆睡していた。

お疲れ様です…

 

少しして、アイたちの番が回ってきた。

そして、歌が始まる…

 

圧倒的な存在感、どうしても目を惹きつけられる。

歌、ダンス、ルックス、存在感  どれもアイが1番で…眩しすぎる。

アクアもテレビを見ながらに何か語ってる。

 

「待って…Nステもう始まってるじゃん!」

 

ルビーも起きてきた様だ、さっきまでつついても起きなかったのに…

 

「お兄ちゃんもお姉ちゃんもどうして起こしてくれなかったの!?」

「きゃー! やばー! ママかわいすぎー!」

「視聴者全員億支払うべき!」

 

寝起き早々に大興奮のルビー、ウチのママも妹可愛すぎて失禁しそう…

 

「生放送はリアタイに意味があるってのにどうして起こしてくれないかな!」

「この身体無駄に眠いんだからお互い協力しあおうよ!」

 

「俺は何度か起こしたぞ」

 

「え…マジ?」

 

「マジよ〜、私も起こしてたけど…ルビーの幸せそうな寝顔を見てたらなんだか起こすのが申し訳なくなっちゃって…」

 

「申し訳なくないから! そこは起こして!?」

 

「はいはい、今度はちゃんと起こすから…ね?」

 

「ぶぅ〜」

ルビーがほっぺたを膨らませてる、きゃゎ〜

「そんなに膨れても可愛いだけよ〜」

そんなことを言いつつルビーのほっぺを両側からつつく

 

「ちょ、やめい!」

 

 

その後は適当にじゃれついて疲れて寝た。

ウチの妹可愛すぎるだろ。

 

と言うか…赤ん坊が普通に喋っているが、なんと全員転生者だったらしく

ルビーはアイのアンチとレスバしてる時に発覚

アクアもその時に喋り出したことで発覚

 

私といえば、その時は何も言わなかったが(驚きで声が出なかった)

その後普通に話しかけてギョッとされた。

 

 

次回、神 降臨

 




ありがとうございました。
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