ようこそ身体能力最強の居る教室へ   作:ミン君【よう実】

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ようこそ実力至上主義の教室へ

5月1日になった。

 

今日は偶然会ったため、原作主人公こと綾小路清隆との登校をしている。

 

中々に仲のいいポジションになれているとは思う。

 

 

綾小路「そういえば東堂はポイント振り込まれてたか?」

 

東堂「振り込まれてたよ。額は少し下がってるけど」

 

 

ポイントの話をしながら登校している。

 

すると、登校中ポイントの話が良く聞こえる。

 

 

「なんか半分くらいしか振り込まれてないんだけど〜」

 

「今日ポイント振り込まれてなくな〜い?」

 

「学校側のミスか?」

 

 

など様々な声が飛ぶ。

 

 

東堂「まぁ理由は分かるけど朝先生が話すだろうな」

 

 

一応綾小路には、ポイントの無駄遣いはしない方がいいと伝えてるので敵対されないはず、だ。

 

 

綾小路「そうか」

 

 

会話終了、ってか〜。俺たちコミュ障かっ。

 

 

 

 

 

 

教室に着くと基本的に落ち着いている。坂柳や葛城が授業態度を良くしてほしい、と言っていたおかげだろう。坂柳が最初の質問で毎月10万ポイント振り込まれるのか質問していたのも大きく関わっていることだろう。

 

先生が来て黒板にABCDとアルファベットを書き、説明をする。

 

 

A:970

 

B:650

 

C:490

 

D:0

 

 

真嶋「これは1ヶ月間、1年生の授業態度や素行、成績などを各クラスごとに評価してポイント化したものだ。この学校では、クラスの成績がポイントに反映される。これは、クラスポイントと呼ばれている。この1ヶ月間の遅刻や欠席、授業態度などが合計して30cpのマイナスとなった。が、970という数字は歴代最高とも呼べる程だから誇るといい。入学して緩む中これだけCPを抑えられているのは素晴らしいことだ。歴代Aクラスの中でもかなり優秀だと言えるだろう」

 

 

動揺するものも居れば、歴代最高と言われ喜んでるものまで様々だ。

 

 

真嶋「君たちには入学して各クラス1000cpを持っていた。ちなみに、1cp=100ppという計算だ。とはいえ決して油断はしないで欲しい。この学校では優秀な生徒をAから順に配属されている。だがDクラスにも勿論リベンジの可能性はある。cpの数でクラスの入れ替わりが起こる。今後cpが増える機会がある。直近では中間試験だな。」

 

 

勉強を頑張ろうと意気込むものが多くなる。だが、クラスの入れ替わりはただの優劣だけなのか、それとも何かあるのか思考する人達が居る。

 

 

真嶋「この学校の掲げている進学先、就職率が100%近くを叶えられるという言葉に惹かれて入学したものがほとんどだろう。だが世の中そこまで甘くない。この学校に将来を叶えてもらいたい場合、Aクラスで卒業することだ。Bクラス以下のクラスには、将来の約束は無い」

 

 

この学校に来る人はほとんどが特典狙いだろう。だが、Aクラス卒業をするしか無いという言葉に、期待していた人達が焦る。だが、自分たちはAクラス所属な為すぐに冷静になる。

 

 

真嶋「これは先日行われた小テストの結果だ」

 

 

そう言って貼り付けたのは、小テストの結果が書いてある紙だ。

 

1位は俺と坂柳の100点、3位は葛城の93点、90点近くが数人居るが85点がほとんどという基本的にみんな優秀といえる成績だ。

 

 

真嶋「この小テストでは、100点を取れた生徒は坂柳と東堂の2人のみだ。そして平均点も4クラス中トップだ。なお、この学校では1科目でも赤点を取った場合即退学となる。赤点の基準はテスト毎にクラスの平均÷2に設定されている。クラスで協力して乗り越えていけば、中間試験も含めて、Aクラスで卒業できると信じているぞ」

 

 

そう締めくくり、先生は教室を出ていく。

 

赤点=退学と知り動揺しているもの達が多かったが、少なくともこのクラスで赤点候補は居ないためみんなすぐに落ち着きを取り戻した。

 

 

そうして動き出し、先手を打ったのは葛城だ。

 

 

葛城「皆の気持ちも分かる。だが嘆いていても何も変わらない。ここはどうだろう、クラスで話し合うというのは」

 

 

坂柳も先手を葛城に取られたが慌てずに答える。

 

 

坂柳「それには賛同します。ですが...」

 

葛城「分かっている。俺たちはお互いがそれぞれ派閥を作っている。だからどちらの派閥にも属していない人間が仕切るのが好ましいだろう。とはいえ、1人丁度いい人材が居るのもまた事実」

 

坂柳「ええ。それでしたら私からは何もありません。東堂くん、お任せできますか?」

 

東堂「了解した。俺が任されよう」

 

 

そして俺は黒板の前に立つ。

 

 

東堂「さて、まず初めに言っておくが俺はクラスリーダーに立候補する気はないのでそこは分かって欲しい。が、いつまでも無所属というのもダメだろうから、俺が入る派閥は、今後あるであろう特別な試験で大きな結果を残した方に入るか、大きなミスをした方は辞めてもう片方に入る、という形にしよう」

 

 

そう言って、坂柳と葛城の方をチラリと見るがお互い文句は無いようだ。

 

 

東堂「扉の鍵も窓の鍵もカーテンも閉じたな?ではクラス会議を始める。今後に向け、何か案のある人は手を挙げてくれ」

 

 

手を挙げるのは、坂柳と葛城の両派閥のリーダー達だ。

 

 

東堂「では坂柳から」

 

坂柳「はい。私は積極的に他クラスを蹴落としてBクラス以下との差を広げた方がいいかと思います。チャンスがあれば多少のリスクを追うべきかと」

 

葛城「待て。俺は守りに徹すべきだと思っている。幸いにもBクラスとの差は余裕がある。ここは無理をせず慎重に行くべきだ」

 

坂柳「つまらないですね。そんなことをしていてはすぐに逆転されてしまいますよ」

 

葛城「クラスを貴様の面白い、つまらないの為に巻き込むのか?」

 

坂柳「そうは言っていませんよ。この実力主義を謳う学校で守ってばかりで生き抜けると本気で思っているのですか?」

 

葛城「貴様のように危険でも攻めに行って、こちらに被害が出たらどうするんだ!」

 

 

このまま放置すれば長くなりそうだし止めようか。クラスメイト達も俺の方をチラチラと見てきて止めてほしそうだ。

 

 

東堂「落ち着け2人とも。そのまま言い合っていても平行線だ。交互に指揮を取り合って実績を多く残した方が取れば良いだろう。中間試験について何か意見のある人はいるか?」

 

 

またも坂柳と葛城が手を挙げる。

 

 

東堂「では葛城から」

 

葛城「中間試験に向けて勉強会を開こうと思う。時間と場所は追ってグループチャットにて連絡する」

 

坂柳「私も同じです。勉強会を開きますので興味のある方はいらしてください。時間と場所はグループチャットでお知らせ致します」

 

東堂「俺も良ければ空いてる日になるが講師役として交互にお邪魔させてもらおう。ではこれにて話し合いを終わろうと思うが、何か連絡のある人は?…居ないようなので終了する。解散」

 

 

そう言ってクラス会議を終える。

 

そして坂柳に連絡することを忘れない。

 

 

 

【チャット】

 

東堂『東堂だ。これから少し話し合いたい。護衛を付けて良いから人が居ない場所で話し合えないか?』

 

坂柳『分かりました。場所はカラオケでいかがでしょう?監視カメラも無いので良い場所ですよ』

 

東堂『ありがとう。では先に行って待っている』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在、カラオケにて坂柳、神室、橋本、鬼頭の4名と向かい合っている。

 

これから話し合いをするためだ。

 

自分が誘ったので飲み物や摘めるものを注文して奢る形とする。

 

 

東堂「まずは話し合いの場を設けてくれたことに感謝する」

 

坂柳「いえ。こちらとしても東堂くんとは1度話し合ってみたかったですから」

 

東堂「そう言って貰えて良かった。では早速本題に入るが、俺を坂柳派に迎える気は無いか?」

 

 

そう言った瞬間、坂柳の目が鋭くなる。

 

 

坂柳「どうしてかお聞きしても?」

 

東堂「勿論だ。俺は身体能力には自信がある。だが、頭は勉強には自信があるがそれ以外は全然なんだ。だから俺としては圧倒的な頭脳のある人に付き、圧倒的な身体能力を加えれば最強なんじゃないかと思ったわけだ」

 

坂柳「…なるほど。理解はしました。ですがどうして私の方へ?まだ学力でしか頭の良さは分からないと思うのですが」

 

 

原作知識で坂柳が凄い頭がいい事は知っている───なんて言えない。だが、回答は持ってきている。

 

 

東堂「それはさっきのクラス会議でもあったことだが、守ってばかりでは勝ち抜けないだろう。それに───相手を見る目はあるつもりだ」

 

 

そう言うと、目を大きく開きビックリしている様子。

 

あれ?俺なんか変なこと言ったか?

 

 

坂柳「フフ。東堂くんは面白い方ですね。…いいでしょう。私もどうやってこちら側に付けるか考えていたところです」

 

東堂「それは良かった。俺のこの身体能力を存分に利用してくれて構わない。身体能力を問う試験なんかでは俺を目立たせて相手の戦意を削ぐとか色々やりようはあるしな。と、そういえばこのまま表向きは中立として居たいのだが良いか?」

 

坂柳「ええ、かまいませんよ。どっちにしろ葛城くんではミスするでしょうしすぐこちら側に付くこととなるでしょう」

 

 

確か無人島試験では坂柳派がAクラスが負けるように動いたんだったか?っと、無人島試験で思い出したけどポイントが毎月奪われて行くんだったか。厄介だな。

 

だがこれが無ければ今後大きく原作改変してしまう可能性もある。もし契約を断ればBクラスへ、それも断られて結局契約を結べなかった、なんてことになったら原作には無い策略でポイントを得ようとするかもしれない。

 

それでこっちにも被害が出たら大変だ。額は確か毎月2万ppだったか?それで予測不可能な策略で被害を被るよりはポイントを払った方が全然良いだろう。

 

契約の件で特に動くことはしないでおこう。

 

 

東堂「だろうな。俺も人間だ。出世欲というのか?坂柳のジョーカー的存在にまで上り詰めたいと思っている。考えてくれると嬉しい」

 

坂柳「勿論です。貴方を雑用なんかで使ったりなどしませんよ」

 

 

 

少し雑談をして交流を深めてその日は終えた。

 

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