魔法世界の碧き猛獣   作:ヒキニックニク

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文才がほしい今日この頃



05

 

 シグナムたちにある程度の常識を教え終えた。

 

「もう一度言うがこの世界に魔法文化は無い!外で魔法は絶対に使うなよ?」

 

「「「「わかりました!!」」」」

 

「よろしい!まずはお前たちの服を買いに行かなければな」

 

さて、どうしたものか。

ザフィーラだけならどうとでもなるのだがシグナムたちは俺ではどうにもならん。

仕方ないからあいつに協力を求めるか。

俺は携帯を出して電話をかける。

 

プルルル、プルルル、プルルガチャ

 

「もしもしジンちゃん!どうしたの?」

 

朝から元気なやつだな高町は。

 

「朝からすまないがちょっと手伝ってもらいたいことがあるんだが」

 

「へっ?珍しいね?ジンちゃんが私に頼み事するなんて」

 

まぁ確かに高町に頼むなら自分でやったほうが早いからな。

 

「今日は忙しくて手が離せないからお前に頼んだんだが?」

 

「あっ!そっかそっか!今日ははやてちゃんの誕生日だもんね!」

 

「そうだ。だから俺は忙しいからお前をたよったのだが忙しいなら他をあたる」

 

「ゼッ全然忙しくないから大丈夫だよ!!」

 

なんでこんなに必死なんだ高町は?

 

「そうかならすぐに家に来てもらいたいのだが大丈夫か?」

 

「うん!支度してすぐに行くね!!」ブチッツーツーツー

 

まったく何をあんなに慌てているのだか。

 

「シグナム!」

 

「なんでしょう兄上!」

 

「お前たちにはこれから来る奴とはやてとで買い物をしてきてもらう」

 

「わかりました」

 

「買い物中に不埒な輩がはやてになにかしようとしたら全力で倒せ!身体強化までは許可する!」

 

「はっ!!」

 

「よし!ただちに俺が用意した服に着替えろ俺ははやてを起こしてくる」

 

シグナムたちには俺が作った服を渡してある。

え?いつ作ったのかって?

それは皆が勉強してる時にお袋の服を少しいじって作ったんだよ。

1から作るよりも早く作れたよ?

あっヴィータははやてのおさがりだからいじってない。

俺ははやてを起こしてリビングに連れてくる。

はやては皆を見て一瞬驚いたがすぐに笑顔になる。

 

「夢やなかったんやな!」

 

「そうだぞはやて俺たちに新しい家族ができたんだ!!」

 

「うん!!みんなおはよう!!」

 

「「「「おはようございます」」」」

 

満面の笑みでおはよう言ってるはやてマジ天使!!!

 

「さてはやて、少しお願いがあるんだけどいいかな?」

 

「どうしたん?兄ちゃん」

 

「シグナムたちの日用品を買ってくてほしいんだ。男の俺が行くよりも同じ女性であるはやての方がいいからね」

 

流石の俺もこのメンツを連れてランジェリーショップには入れない!!

 

「ええで!皆でお買い物や!!」

 

「それじゃお願いな!これお金、買い物してついでにお昼も食べてきなさい」

 

俺ははやてにお金の入った封筒を渡す。

中には10万円が入っている。

女性の買い物でいくらかかるかわからないから少し多めに入れといた。

 

「こんなに使わんで兄ちゃん!」

 

「足りないよりはいいだろう?余ったら好きな本でも買ってきなさい」

 

はやての頭を撫でながら言う。

 

「ありがとな兄ちゃん!!」

 

あ〜やっぱりはやては最高にかわいい!!!

俺が幸せに浸っていると呼び鈴がなった。

 

ピンポーン

 

「ん?誰か来たで?」

 

「ああ、高町だろう」

 

「美由紀さん?なんで?」

 

「はやて一人じゃ大変だと思ったから俺が呼んだ」

 

俺はそう言って高町を迎えに行った。

玄関を開けるといつもより少しオシャレな格好をした高町がいた。

 

「あっ!ジンちゃんおはよう!!」

 

「おう、いきなり呼び出してすまんな高町」

 

「ううん全然平気だよ!それで?頼みたいことって?」

 

「ああ、まずは家に入れそれから説明する」

 

「わかった!おじゃましまーす」

 

高町を家に入れてリビングに案内するとリビング入った瞬間高町が固まった。

 

「どうした?高町」

 

「ジッジンちゃんこの綺麗な人たちは一体どちら様ですか?」

 

「ん?この人たちは・・・」

 

なんて紹介したらいいんだろうか?

いきなり今日から家族になったと言っても信じてもらえるかどうか。

かと言って高町に魔法のことを教えるわけにもいかないしなぁ。

 

「もしかしてジンちゃんのカノジョトカジャナイヨネ?」

 

なんか高町が怖いんだが!!

目のハイライトがなくなり瞬きをしないでずっとこっちを見てる!!

 

「この人たちはグレアムさんとこの娘さんたちだ!」

 

「グレアムさんって確かジンちゃんたちのお父さんの友人で資金援助してくれてるって言ってた人?」

 

よし!高町の目がもとに戻った!

 

「そうだ。今回ははやての誕生日を祝にわざわざ来てくれたんだ」

 

「なんだそうだったんだ!私てっきりジンちゃんが女の人カコッテツノカトオモッチャッタ」

 

怖い!!今日なんか高町がすごい怖い!!

 

「それでな、この人たちの買い物を手伝ってやって欲しいんだ。はやて一人じゃ大変だし男の俺がいたら買いにくいものがあるだろうから高町にお願いしたんだ」

 

「そういうことか!うん、いいよ!」

 

「よし、じゃあはやて皆をよろしくな!」

 

「わかったで兄ちゃん!ウチに任しとき!!」

 

はやてたちは買い物にでかけていった。

さて、俺は今のうちに誕生日会の用意をしなくては!

 

「手伝ってくれザフィーラ」

 

「了解です兄者」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

=美由紀=

 

あぁビックリしたぁ。

ジンちゃんに呼ばれて家に行ったら綺麗な人がいたからてっきりジンちゃんの彼女さんかとおもっちゃった。

 

「はじめまして、私は高町美由紀っていいます」

 

「シグナムだ」

 

「シャマルです」

 

「ヴィータだ、です」

 

うん、ヴィータちゃんは敬語が苦手なのかな?

 

「敬語じゃなくてもいいよ!よろしくね!!」

 

「「「はい」」」

 

「ほな、行こうか!」

 

はやてちゃんがそう言うとシャマルさんが車椅子を押しながら歩き出す。

しばらく歩いてショッピングモールに着いて各々が必要なものを買っていく。

まぁこんだけ美人さんたちが男も連れずに歩いてるからナンパされまくりだったけどねぇ。

ナンパしてきた男どもはシグナムさんに一撃で沈められてたけど。

私も何人かは沈めたよ?誘拐(あんなこと)があったから無手でも対応できるようにお父さんに習ったから!

ナンパを撃退しながら買い物をしていたから思ったよりも時間がかかってしまった。

近くのファミレスに入り軽めの食事をとることになった。

はやてちゃんとヴィータちゃんはシャマルさんと一緒にドリンクバーに行っていて今はシグナムさんと二人だけだ。

ちょっと気まずいなって思ってたらシグナムが話しかけてきた。

 

「少し良いか?高町」

 

「はい、なんですか?」

 

「先程、ふらちな輩を倒したときのお前の動きを見て思ったのだが、なにか武術をやっているのか?」

 

「はい、私の家は御神流という剣術をやっています。シグナムさんも剣術をやってますよね?」

 

「ほう、わかるか?」

 

やっぱりやってたんだ。

ナンパを倒してるときの動きがそれっぽいと思ってたんだよねぇ。

 

「一応剣士の端くれですから」

 

「謙遜するな。私から見ればお前はそれなりの強者だ。今度手合わせを願いたいものだ」

 

「あっ!私もお願いしたいです!」

 

今までお父さんか恭ちゃんとしか戦ったことがないからいい経験になるかもしれない!

 

「なら今度手合わせしよではないか!」

 

「はい!」

 

そう言って私とシグナムさんは握手する。

 

「なんや、仲良くなったんやなぁ」

 

「あっはやてちゃんおかえりぃ」

 

「ただいまぁ。なんの話しとったん?」

 

「今度シグナムさんと手合わせする約束したんだぁ!」

 

「「げっ!!」」

 

ん?シャマルさんとヴィータちゃんが苦い顔してるけどなんかあるのかな?

 

「気をつけろよ美由紀、シグナムのやつバトルジャンキーだから」

 

「そうよねぇ。いっつもやりすぎて大変なことになるんだから」

 

そうなんだぁ。私大丈夫かなぁ?

 

「まぁなんかあったら兄ちゃんがなんとかしてくれるやろ!」

 

うん、そうだよね!ジンちゃんがいればなんとかなるよね!!

私達は運ばれてきた料理を食べて八神家に向けて歩いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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