この度、現在連載中の東方仮面成長録とのコラボレーションを書くことにしました。
その予告ということで、今回は深雪のその後を書きます。
短いですが、お楽しみいただければ嬉しいです。
では、どうぞ。
「はぁっ、はぁ……っ!!」
喰種の子供二人が、夜のビル裏を駆け抜ける。
「追え! 逃がすな!!」
それを追跡するCCG捜査官。
子供二人は逃げ回るも……
「ひっ!?」
行き止まりに差し掛かってしまった。視線の先には……クインケを展開した捜査官が、ゆっくりとこちらに向かってくる様が。
「梃子摺らせんな…!!」
「や、やだよぉ……っ!!」
喰種の子供は恐怖のあまり、その場に踞る。
「くたばれっ!!」
捜査官がクインケを振りかぶった。
「!!」
子供たちは目を瞑った。
………
……………
…………………
「…………!!」
クインケは……受け止められていた。
子供たちの前に現れた者の、赫子によって。
「!? きっ、貴様は……っ!!」
生物的な陣羽織のような鎧を身に纏った戦士。
戦士は赫子を振るい、捜査官を突き放す。
「……仮面ライダー…っ!!」
戦士……仮面ライダー櫻音は子供たちの方を見る。怪我はないようだ。
「早く逃げて。そこの地下水道から逃げられるよ」
小声で櫻音は子供たちに囁く。
「ありがとう、仮面ライダー」
子供たちはその場から逃げた。櫻音は展開していた甲赫を収める。
「仮面ライダー……邪魔をするな!!」
クインケが空を切る。櫻音は身を翻し、壁を蹴って捜査官の頭上に跳び……
『鱗赫!!』
骨盤のあたりから鱗赫を展開し、ドライバーのブレードを倒す。
『ソイヤッ! 赫子スカッシュ!!』
「サァァアアアイッ!!」
櫻音の鱗赫が伸び、捜査官のクインケを粉砕。
「何……っ!?」
クインケを破壊された捜査官は後退する。櫻音が地面に着地し、鱗赫を収める。
「くそ………っ!!」
最早これまでかと、捜査官が自らの死を覚悟したその時だった。
『羽赫!!』
櫻音は羽赫を展開し………飛び去っていった。
「!?」
予想外の行動に、捜査官は呆然とその場に立ち尽くした。
「どういうことだ……!?」
「ふう………」
ビルの屋上に着地した私は、羽赫を収め変身解除。
マスクをはずし、東京全域を見渡す。
「……今日はこんなもんでいいかな」
だいぶ静かにもなったから、よしとしよう。私はビルの階段を降りる。
沢芽市を後にしてから、早いもので10ヶ月ほどが経過しようとしていた。私…紅宮 深雪は東京エリアにて一人戦っている。
喰種と人間の共存を望み、私が今できること。それは、戦いを止めさせることだ。
喰種を襲う捜査官や、人間を食らう喰種、それに喰種同士の抗争などを止めるために、この力を使う。
栄養摂取はもちろん、自殺者などの屍体などからだ。赫子アームズを使いこなせるようになってきたのか、異常なまでの空腹感や飢えに苛まれることは無くなったため、ここ最近は割とストレスフリーな生活を送っている。
「んー……」
昼は喫茶店でコーヒーを飲むのが日常になっている。窓から外を眺める。
「……皆、元気かな…」
窓から見えるスカイツリーを見て、私は沢芽のユグドラシルタワーを思い出した。
沢芽市に関してはスマホのニュースで情報を聞いた。
どうやらヘルヘイムは全世界から撤退し、姿を消したという。
沢芽市は現在、ユグドラシルによって復興作業が行われているとのこと。
「……こっそり、行ってみようかな」
私は喫茶店を後にし、バイクを駆る。
「仮面ライダーは脅威…仮面ライダーは脅威…」
機械的な音が、響く。
「仮面ライダーを排除。『我々』はそう判断する」
宇宙空間に漂い輝く、青い瞳。
「…これより、仮面ライダーを排除する……!!」
宇宙空間に漂っていたのは……一体の機械生命体 メガへクス。
メガへクスは地球へ向かっていった…………。
出来ればGWまでに公開したいと思います。
完成しましたら、活動報告にてお知らせいたしますので、宜しくお願いします。
GWはハーメルンへ!!wwwww
↑ごめんなさいm(__)m
追記 遅れてすみません。
SS大戦は完成次第、こちらと近況報告にURLを貼らせていただきます。
↓東方仮面成長録はこちらから
http://novel.syosetu.org/39960/
追記2
SS大戦、完成です‼︎
遅れてしまって、申し訳ありません。
こちらから↓
http://novel.syosetu.org/50925/