邪神に転生させられたポケモンオタクとチャンピオン(予定)の二人旅   作:電脳図書館

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第十三話になります!最近レジュアル買いました。まだまだ序盤ですが、やっぱ面白いなこれ!


予想外の結末

何 故 か 決勝まで残ってしまった俺だが、まさかの原作キャラ・・・まだシロナと同様子供ではあるが、もう対峙することになるとはな。

しかも舞台がポケモンコンテストの決勝だとは。てっきりポケモンジムで遭遇すると思ってたんだがな。

 

「まぁもう幼馴染にいるから今更か。シロナも客席で見てるし、精一杯やるぞ!」

 

そんなこんなで気合いを入れ決勝に挑んだ俺だったが・・・正直あっさり負けるかと思ったが意外と拮抗していた。

 

「初出場だとは思えないわね。私もまだまだかしら?」

 

「いやいやポケモンの相性ですよアヤコさん!」

 

アヤコさんの謙遜を否定する。実際相手のポケモン達はこっちのポケモン達より格上でトレーナーとしての腕も相手の方が上だ。

 

しかし幾らかこちらに有利な点も存在している。

まず相手のポケモンであるニャルマー、イーブイが両方共ノーマルタイプなのでアンノーンの格闘めざパが効果抜群になっていること。

 

更にこちらが、コイキングを出している為ステージが水場と浮島によって構成されたステージになっているので地味に落水を恐れて、水中のコイキングが攻め難くなっている。アンノーンは飛べるから地形の影響は受けていないのもあるだろう。

 

「ポイントゲージの減り具合ははぼ互角か、でもこういう拮抗状態のときは」

 

「さぁ一気に決めるわよニャルマー、イーブイ!」

 

「ニャル!」

 

「ブイ!」

 

「引き出しが多い方が有利だよな!」

 

ここで経験と準備の差が出た。現状の手がダメなら別の戦術に素早く切り替えることが出来るのはポケモン達との日頃の練習の賜物だろう。

え、俺達?今日出場が決まった奴らにそんなものはないし、出来ねぇよ!

 

「イーブイでんこうせっか!」

 

「どっちに・・・そう来たか!?」

 

ニャルマーの尻尾がバネみたいなのを良い所にイーブイがジャンプ台に代わりに使ってアンノーン目掛けて突っ込んで来たか!流石に予想外だぞおい!?

 

「迎撃や回避は間に合わないか・・・しゃーない、アンノーン突っ込め!!」

 

「ノーン!」

 

「ブイ!?」

 

「え!?」

 

回避は勿論めざパでの迎撃は間に合わないので損切をすることにした。恐らくイーブイはでんこうせっかを当てて、その衝撃を利用して浮島に着地する算段だったのだろうが、その狙いを外す為に相手の想定よりも早く衝突させることで水中に落とすことが出来る。

 

「イーブイ!?」

 

「ぶ、ブイ!」

 

「よしよし、コイキング!水中ならお前のフィールドだ!たいあたり!連続で決めてやれ!」

 

「コイコイ!!」

 

イーブイが水中で身動きが取れない内にたいあたりを連続で当てて行く。

ポイントゲージは先程のコンビ技で俺のゲージがより減らされてしまったが、思ったほどではない。上手く対処出来た証拠だろう。

 

「とはいえ厳しいのは変わらないか。アンノーンお疲れ」

 

「ノ、ノーン・・・」

 

『アンノーン戦闘不能!』

 

実況の言う通り今までのダメージとでんこうせっかをもろに喰らった事でアンノーンは戦闘不能になってしまった。2対1はキツイな!

 

「ニャルマー、イーブイを助けて!さいみんじゅつ!」

 

「ニャル!」

 

「おっとそれは喰らえないな。避けろコイキング!」

 

「コイ!」

 

ニャルマーが放ったさいみんじゅつは元々命中力が低いのとあくまでイーブイを救い出す隙を作る為に繰り出したからか、楽に避けられたがイーブイが浮島に上がってしまった。

 

「イーブイに大分ダメージを与えたが・・・コイキング一体でどうやるか」

 

イーブイは立ってるのも辛そうな様子だが、ニャルマーはまだ余裕がありそうだ。コイキング一体でどう攻略するか決めあぐねていると・・・。

 

「コイコイ!」

 

「え、コイキング何そんな逞しい顔をしているんだ?」

 

「コーイイイイ!」

 

「いや、急に叫んで本当にどうってあれ?何か身体が光ってええええええ!?」

 

「これって!?」

 

急に身体が光出したと思ったら体格が大幅に変わって行く。

 

「ゴギャーーーーー!!!」

 

「「し、進化してるーーー!?!?」」

 

コイキングは進化して立派なギャラドスになりました!・・・いやいやいやおかしいだろ!?アニポケでしか見たことねぇよこれ!俺が授かったのはあくまでゲームの主人公の才能だからこんなの無理・・・は!?

 

「ポケユナか!?」

 

確かにポケモンユナイトってゲームはバトル中に条件を満たせば進化するけど、まだコイキングもギャラドスも実装してなかったろうが!!バトル中条件満たせば進化することが出来る的な才能かこれ!?

 

これまた予想外の展開に唖然としていると客席から声が聞こえて来る。

 

「ハル―!しっかり!!」

 

シロナが声を張り上げて応援してくれるのが聴こえてくる。そうだまだコンテストバトル中だ!困惑は後でいい、今は目の前のことに集中だ!決して現実逃避じゃないですよ!

 

「えっとギャラドスに進化したってことは・・・ギャラドス、かみつくだ!」

 

「ゴギャーー!」

 

「っ!ニャルマー、イーブイ躱して!」

 

「ニャ!」

 

「ブ、ブイ!?」

 

咄嗟に回避させようとするが、ニャルマーは動けたがダメージが残るイーブイは出遅れた。

 

「逃がすなギャラドス!」

 

「ゴギャ!!」

 

「ブイー!!!」

 

「イーブイ!?」

 

出遅れたイーブイを見逃さすかみつき、浮島の一つに叩きつけた。

 

『イーブイ戦闘不能!』

 

「よし、まず一体!」

 

「ゴギャーーーー!!」

 

「あれ、何か攻撃力が上がって・・・お前夢特性だったんか!?」

 

じしんかじょうだったのかお前!そう言えばコイキングとか前世や今世でも有名過ぎてポケモン図鑑で確認してなかったな。

 

「よし、まだチャンスは『そこまで!』え?」

 

これからという時に終わってしまったので思わずモニターに表示されているポイントゲージを見るとアヤコさんのゲージが0になっていた・・・すごい減ってないかこれ?

 

「あ」

 

そうだアヤコさんと言えばアニポケで、ヒカリの夢というオチが付いたがバトル中にヒンバスからミロカロスに進化させてヒカリのポイントゲージをかなり削ってたっけ・・・バトル中の進化って現実でもポイントかなり削られるのか!?

 

「いや、まぁ珍しいことではあるんだろうけど・・・勝った気がしない」

 

シロナ含めた観客は歓声を挙げてくれたが、ゴリ押しで勝った感が強くて何とも言えない気持ちが胸の中に渦巻く。

 

「ジム戦なら兎も角、コンテストでこの勝ち方ってありなのか?何か違うような気がするんですけど!!」

 

こうして優勝者自身が納得がいかないまま今回のポケモンコンテストは幕を閉じたのだった。




読了ありがとうございます!ちょっと駆け足で終わらせた感がありますが、アヤコさん戦でバトル中に進化ネタはやって見たかったので出して見ました。アヤコさん自身とは次回辺りで交流を深める予定です。
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