邪神に転生させられたポケモンオタクとチャンピオン(予定)の二人旅   作:電脳図書館

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第九話になります!ズイタウンに到着してからスタートです。


ズイタウン滞在初日の過ごし方

210番道路では何回か野生のポケモンとバトルを重ね、落とし物を拾って進んでいきズイタウンに着くころにはアンノーン、フカマルも新しい技を覚えることが出来た!・・・コイキングとヒンバスはうん、たいあたりが遠いです。落し物についてはほぼほぼ原作と同じものが拾えた。流石にそれぞれの場所は覚えていないので多少時間は掛かったけど・・・これ未来で原作主人公が苦労したりしないだろうか?と思うが見て見ぬ振りをした多分パルデアみたいに新しいのが配置されるだろ・・・多分!因みにりゅうせいぐんを教えてくれる家はスルーした。まだフカマルには早いからな。

 

「やってきましたズイタウン!ここはポケモン新聞社と遺跡、あとは育て屋があるな」

 

「ズイの遺跡は興味あるわね、お昼ご飯までまだ時間あるし行って見ない?」

 

「まぁお前ならそう言うわな。そんじゃ行くか」

 

ズイタウンに来て早々遺跡に直行する辺り自由だよな俺達。遺跡の案内によると原作と同様遺跡に入るのに料金とかは要らないらしい・・・補修費とかどうしてるんだろうか?

 

「うちの遺跡とはまた違うわね。階段が沢山あるわ」

 

「ズイの遺跡は使った階段を覚えながら進まないと迷いそうだな。マッピングしながら慎重に進もう」

 

「本格的に探検みたいね!こういう遺跡の定番は「古代文字を解読したら正しい順序が!」というパターンなのだけど」

 

「この遺跡だとアンノーン文字だな。読めるのか?」

 

「そこが問題なのよね」

 

幾つかの階段を上ったり下ったりしながらマッピングを進めている。シロナも同様にマッピングを進めているが今現在では俺の方が若干上手いという感じだ。え、理由?前世でポケモントレーナーだけではなく世界樹の迷宮に挑む冒険者もやってただけです。で、当然そんなほっつき歩いてれば当然野生のポケモンは出て来る。

 

「出たな野生のアンノーン!俺のアンノーンが相手してやるぜ!」

 

「ノーン!」

 

「ノーン!」

 

「向こうもやる気みたいね、頑張って!」

 

О型のアンノーンとのバトル、シロナの応援を受け挑んだバトルの結果は!?

 

 

「まぁこっちが勝ちますよね普通に」

 

「ハルのアンノーンの方が経験積んでるし、トレーナーの指示もあるから優位だものね」

 

同じ技しか使えずタイプ、特性も同じなら能力値と指示の練度で決まる。タイマンならここに出て来るアンノーンに負けないのだ。よって戦闘描写もカットである。

 

「でも流石にたいあたりも覚えていないコイキングを戦わせるのは・・・まだ早いか」

 

「欲張らずにアンノーンとフカマルを戦わせましょうか」

 

そんな感じで交代交代で野生アンノーンを狩りながら探索を進める・・・まぁぶっちゃ俺達と互角の勝負を繰り広げたシロナとフカマルが野生のアンノーン如きに負けるはずも無いし、そもそもズイの遺跡の構造くらい前世のゲームで覚えている。加えてアンノーン文字はローマ字なので前世現代日本人だった俺には容易に読めてしまうし、内容も前世から知っている。しかし楽しそうに探索しているシロナを前にそれを伝えるつもりは無い、だって怪しまれる云々抜きで親友の情熱を冷ますような白ける行動はしたくないからな。

 

「マッピングは順調だけどアンノーン文字はさっぱりね」

 

「そらお前専門家の皆さんが調べても未だ分かってないんだからただの神話好きの子供が解読出来たら世話ないわな(読めます)」

 

「それもそうね。取り敢えずアンノーン文字とかは全部メモしたからこれはこれの解読は将来の目標にしてこの遺跡の最深部まで総当たりで行くわよ!」

 

「まぁ解けない以上そうなるわな。レベル上げのついでだ最後まで付き合うさ」

 

「ありがとう!」

 

階段を上下左右行ったり来たり、時折アンノーンとのバトルを挟みながら探索する俺らの様子は時折すれ違う他のお客からは変人に見えたかも知れながら子供だからはしゃいでたってことで一つ誤魔化されて欲しい。俺は精神年齢はとっくに大人だけども。それからしばらく二人で夢中になって遺跡内を駆けまわるがこの時代には遺跡マニアがまだいないようで最初から遺跡を隈なく回ることが可能だったのは嬉しい誤算だ・・・よく考えた陣取る方がおかしいよな遺跡の管理者から許可とか貰ってたんだろうか?

 

「はぁはぁ結構時間掛かったな」

 

「そ、そうね。でもたどり着いたわよ最深部!」

 

二人共息を切らせながら最深部に続く階段を降りていく。上下移動は普通の駆けっこよりも体力の消費が大きい様だ。そして最深部にはお宝があるというものよ!

 

「部屋自体は狭めだが中々価値のあるアイテムが手に入ったな!」

 

「きんのたま、ふしぎのアメ、ふしぎのプレート、あやしいおこう四つをゲットね!きんのたまは換金用でふしぎのアメは有名だから知っているけど他の二つはどんな効果なの?」

 

「両方共ポケモンに持たせて使う奴だな。効果も一緒でエスパータイプの技の威力が1.2倍に出来る」

 

「同じ効果なのね、でも分け合うのに悩まないで済むわ。きんのたまの方は換金するとしてふしぎのアメはどうしようかしら?」

※この二人各自財布は持っているがおこづかい扱いで、資金の大半は共通財産的な財布に入れてあるので換金アイテムは二人の収入になるのだ!・・・えぇ?(困惑) by アルセウス

 

「ふむ、変に悩むのは馬鹿らしいしシロナが使えよ。今度同じのが見つかったらくれればいいからさ」

 

「いいの?ならありがたく貰うわ!」

 

前世のネトゲとかではこういうアイテムの取り合いで固定パーティーが解散したという話は良く聞いていたので拗れぬうちに決めてしまった方が良い。ふしぎのアメは複数ある物だし次貰えればいい。

 

「次手に入れたら絶対に譲るわね!あ、おこうとプレートはどっちにするの?」

 

「・・・プレートの方を貰おうかな」

 

「それじゃ私はおこうの方ね。因みにプレートにしたのに理由はあるの?」

 

「ちょっとプレートに興味があってな」

 

「へープレートを集めてるのね」

 

プレートはあの邪神関係のアイテムなので集めて置いて損は無いだろうとの判断だ。かと言ってどうしても欲しかったり必要だったりする物でもないので集められたらという感じになるだろうけど。

 

「レベル上げも出来たし、最深部以外でも色々アイテムを拾えたり結構収獲があったな!・・・どうしたシロナ今になってまたメモを取って?」

 

「ちょっとね。取り敢えず今は地上に戻「「グー」」・・・」

 

「・・・そう言えばここに来たのお昼ご飯前だったな」

 

「そ、そうね。目的を果たしたからか今になって空腹が襲って来たみたいね」

 

「お互い夢中になって探検してたもんな」

 

「本当本当」

 

実際俺も前世には無かった本物と言えるダンジョンの探索に興奮していたのかも知れない。俺も前世では冒険者だったのとポケモン不思議のダンジョンシリーズも遊んでいたからだろうな。正規の順序を知っている俺でも現実の土に匂いや碑文などを見てテンションが上がっていたのだから完全初見のシロナの興奮は想像に難くない。テンションが爆上がりしてご飯のことを忘れて探索していた事実に思わず二人して笑ってしまった。ひとしきり笑った後早く戻って遅い昼食を取ろうと地上の出口まで出て来た・・・のだが。

 

「月が綺麗ですね(白目)」

 

「お星様も綺麗ね(唖然)」

 

外を出ると真っ暗闇に綺麗な三日月と星々が輝いていた。おかしい、俺達はお昼前の10時頃に出たはず?現実逃避気味にお互いの時計を確認すると何と10時から数分しか経過していないではないか!はぁ!?お昼に夜空とか場所が場所なだけにアニポケで見られた野生のアンノーン案件に違いない!待ってろどこぞの少女よ俺達が助けに行くぞ!!

 

「野生のアンノーン達を止めて少女を保護しなければ!!」

 

「少女って誰・・・そうじゃ無くて多分というか絶対これ10時じゃ無くて22時よ」

 

「あ、やっぱり?」

 

思い出して見れば終盤とか他の客なんて見かけて無かったな・・・つまり俺達は初めて自分達の足で訪れた町の初日を最初から最後まで、具体的に言えば10時間もの時間を遺跡で過ごしたということになる。あんな馬鹿みたいなハイテンションのまま10時間である。

 

「俺達ひょっとして大馬鹿なんじゃないか?」

 

「・・・取り敢えずお腹すいたから遅い昼食改め遅い夕食を食べに行きましょうか」

 

「うん」

 

腹を空かせた大馬鹿二人は慌ててポケセンに駆け込み部屋を取り、かなり遅い夕食を二人とポケモン達で取ると自分達とポケモン達の身体の手入れはシャワーだけで済ませて泥の様にベッドにダイブするともう深夜過ぎ。本来なら多少お喋りをしてから寝るのだが如何せん今日ははしゃぎ過ぎたのと遅くまで起きていたのもあって横になった瞬間疲れと眠気が襲って来た。

 

「「お休み」」

 

ただ一言を眠る寸前の頭からはじき出して一瞬で眠りにつく。今日中に将来お世話になる育て屋さんに挨拶したかzzzzzzz・・・。

 

 

 

その後俺達が起きたのは昼過ぎだったので今度は遅めの朝食が遅めの昼飯になってしまったのだった。




読了ありがとうございます!新しい町に来て早々ポケモンセンターやフレンドリーショップでは無く遺跡に直行し、10時間以上遺跡内ではしゃぎまくった男女ペアの駆け出しトレーナーがいるらしい。え、ここまではしゃいだ理由?好きを共有出来る友人って貴重だよね。ということで今作のシロナは原作よりも生活力が落ちているだけでは無くて遺跡などの好きな事に暴走したり、オタク張りの遠慮の無さを発揮します。
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