強制美少女化(TS)ライフル銃   作:どこぞの伝道師

2 / 2
大魔術師たちの野望

 我が大願成就へのスタートラインに立てた俺は、矢継ぎ早に行動を起こした。

 

 「セバス!まずは海外の大手銃弾製造メーカー1社の株式を全て買収しろ!費用は問わん!」

 「Yes,My lord!」

 

 財閥の資産に物言わせて無理やり大手銃弾製造メーカーの筆頭株主になった俺は取締役を全員解任し、代表取締役に自分自身を就任させた。

 

 無論、TS美少女化銃弾を密に大量生産するためだ。

 

 え?理想の花嫁を創り上げるのがおまえの目標じゃなかったかって?

 

 いや、俺は気づいてしまったんだよね。

 この発明品があれば地球を俺の理想郷にし、かつ世界平和を成し遂げることもできるってね。

 

 それから、俺は会社の設備をフル稼働させ、TS美少女化銃弾を大量に生産した。

 

 同時に魔術師だけの総帥直属の精鋭部隊を秘密裏に編成する。

 

 「手始めに世界中のテロ組織に高品質の銃弾と偽って格安で販売しよう!政府軍の在庫も全て我が精鋭部隊が密に中身を入れ替えてくれるわ!刮目せよ、世界の民よ!銃による悲劇がなくなる第一歩だ!」

 

 

 

 しばらくすると、紛争地帯や内戦中の国々で戸籍不明の美少女集団が大量発生したとのニュースが世界中を駆け巡った。

 銃による犠牲者数も今年は昨年の10分の1以下らしい。

 俺は世界にTS美少女が増えて嬉しい。

 国連は銃による犠牲者が減って嬉しい(?)。

 

 WIN-WINだと思わんかね?

 

 

 そんな時、セバスから緊急の報告を受けた。

 

 「ある過激派グループが、超大国の大統領を狙撃で暗殺しようと計画している情報を掴みました」

 「なるほど、我々の出番ということか」

 

 

 俺は覆面を被り声を変え、過激派グループの秘密のアジトへ魔術を使って乗り込んだ。

 ちょうどその時、過激派のアジトでは幹部たちが作戦会議している最中だった。

 

 俺は会議室のテーブルのど真ん中に立つとそこで隠形の魔術を解除した。

 

 「なっ、なにもんだテメェ!」

 「いきなり驚かせてしまってすまない。私は君たちと志を同じくする者だ(嘘)。君たちが大統領を暗殺しようとしていることはすでに掴んでいる」

 「どこでその情報を掴んだァ!兎に角、コイツをぶっ殺せェ!」

 「短気な連中だ」

 

 過激派の幹部たちがアーミーナイフや拳銃で襲いかかってくるのを麻痺の魔術で一瞬で制圧する。

 

 「私は君たちの敵ではない。むしろ、私も大統領に辛酸を舐めさせられた同志だ(嘘)。故に、君たちに私が所有する高性能な狙撃銃を3丁進呈しよう。搭載されたAIで狙撃対象を自動で追尾してくれる優れモノだぞ」

 「あ、怪しすぎるだろ……」

 「どちらにせよ、君たちに一流のスナイパーを雇う資金がない以上、選択肢はないと思うが?それとも、一か八か素人の自分達で質の悪い狙撃銃で挑んでみるか?」

 

 そうして渋々、彼らは私からの贈り物を受け取った。

 

 

 しばらくして、演説中に大統領は突然ツンデレ貧乳美少女に変身した。

 おかげで、彼の低迷していた支持率は無党派ロリコン層を中心に爆上がりし、大統領選挙で再選を果たした。

 

 

 それから、俺は次の命令を精鋭部隊に下した。

 その命令内容は、世界中の凶悪なレベルに達した性犯罪者たちにメスガキ化散弾をぶち込めと言うものだ。

 

 「離せええええ!なんだてめェらは!警察の特殊部隊か!」

 「我々は警察ではないが、総帥の下に集められた悪を憎む部隊だ。これまで罪なき女性たちが貴様から受けた仕打ちの数々、お前自身がメスガキとなって罪の重さを実感せよ。では『わからせ』の刑を執行する!」

 

 

 しばらくして、セバスから報告を受ける。

 

 「坊ちゃま、世界全体の性犯罪の数も急速に減少しているとのことです」

 「やはりな、TSは全てを解決するとの俺の認識は間違っていなかった!」

 

 

 だが、順調な時にはいつだって落とし穴が待ち構えているものだ。

 

 

 「大変です、坊ちゃま!TS美少女たちが次々とショタ、或いはイケオジに変身しているとの報告が!」

 「なんだと!どういうことだ!」

 「これを見てください!」

 

 セバスが懐から取り出したのは2発の銃弾である。

 それは我が社で製造されているものと同じに見えた。

 

 「なにか我が発明品に欠陥でもあったのか?」

 「いえ、それは不正改造によって銃弾内部の術式が書き換えられたものであります」

 「大魔術師たる俺が構築した魔術術式を書き換えただと!こんなことができるのは……」

 「ええ、『ショタコン』『イケオジスキー』の二つ名を持つ双子の大魔女の仕業に違いありません!」

 「なんたる鬼畜の所業!許すまじ!」

 

 もはや、我が野望を阻むというなら大魔女であっても手加減できんぞ!

 

 「それだけではありません。こちらは大魔女とは別の大魔術師によって改造されたモノになりますが」

 「私に歯向かう者がまだいるのか!」

 「こちらはNTR弾と呼ばれています」

 「ゑ?」

 「寝取られ弾です!これに被弾すると無性に寝取られやすくなります!」

 「脳が破壊されるううううううう!」

 

 なにが起きている!

 

 まさか、世界に七人だけ存在する大魔術師のそれぞれが己の性癖に合わせて俺の発明品を魔改造しているわけではあるまいな!

 

 それなら戦争だぞ!

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。