僕と水泳とお嬢様   作:京勇樹

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二人目は、従姉でした!


久住編
来たのは


「なんでここに居るのさ……くす姉に悠さん」

 

そこに居たのは、星令会会長と副会長

苧島久住と桐島悠だった

 

「やっほ、アキ君♪」

 

「や、明久君」

 

どうやら、二人が来た交換留学生らしい

すると、明久が

 

「星令会会長と副会長が来て、学校は大丈夫なの?」

 

と問い掛けた

すると久住は、胸を張りながら

 

「大丈夫よ。この時期は、新星令会に引き継ぎされてるから」

 

と答えた

恋人とは言え、天然が混じってる久住の言葉が信じられず、明久は悠に視線を向けた

すると悠は、本当だよ。と言わんばかりに、苦笑いを浮かべながら頷いた

すると、その光景を見た久住が

 

「もう! なんで信じてくれないのよ」

 

と拗ねた

そんな久住の表情に、明久は苦笑しつつ

 

「ごめん。僕、トイレに行きたいんだ。また後でね」

 

と言って、トイレに入った

そして、放課後

場所、屋外プール横グラウンド

 

「まさか、こうしてエトワールの桐島悠と会えるなんてね……」

 

「それはお互い様だよ。阿藤海君。よろしく」

 

海と悠はそう会話すると、互いに握手した

悠と海は、ある意味でライバル関係だった

二人の自由形のタイムは、正しく一歩も譲らないものだったからだ

そんな二人が会うのは、大会の表彰式か余程の偶然位だった

しかも今まで、交換留学で三年生が来たという例は極めて少なかったのだ

海としては、来るとは予想してなかったのだ

そして、握手が終わると

 

「そういえば、グラウンドってことは、走るのかい?」

 

と悠が問い掛けた

すると、海が頷いてから

 

「一応、屋内プールもあるけど、そっちは女子用なんだ。しかも今日は、プールの表面に氷が張ってるんだ」

 

と説明した

それを聞いた悠は、屋外プールを囲っているフェンスを見上げると

 

「ふっ」

 

と軽く走ってから、フェンスをよじ登った

そして、上からプールを見て

 

「ああ、確かに張ってるね」

 

と言った

すると、久住が

 

「こら! 悠! スカートなんだから、そんなことしないの!」

 

と声を上げた

すると悠は

 

「大丈夫だよ、スパッツ履いてるから」

 

と言って、着地した

なお、悠のスカートを覗こうとした男子が数名居たが、それは海と明久が手刀で黙らせた

そして男子達は、準備運動を終わらせると走り出した

そのメンバーの中に、なぜか愛子が居たが

そしてランニングも終わり、帰宅していた時

 

「そういえば、くす姉と悠さんはどこに住んでるの?」

 

と明久が問い掛けた

すると、悠は

 

「僕は近くのホテルだよ」

 

と答えた

そこまでは、明久の予想通りだった

だが、その直後

 

「私は、アキ君の部屋だよ♪」

 

と久住が言った

それを聞いた明久は、僅かに固まった

そして、耳を小指でほじってから

 

「ワンス・モア」

 

と久住に言った

 

「アキ君、発音はバッチリだね」

 

久住はそう言うと、満面の笑みで

 

「だから、アキ君の部屋だよ!」

 

と言った

それを聞いた明久は、思わず

 

「なんでさ……」

 

と頭を抱えた

こうして、同棲生活が始まった

しかしこの時既に、魔の手が伸びてきていたことに、誰も気づかなかった




短くて、すんません
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