「…妊…娠…?えっと、アイちゃん?誰との…子供なのかなぁ…?」
喉が渇き、視界が揺れる。酷い頭痛と吐き気に襲われる。
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大事な話があると言われて、アイちゃんの所属する苺プロダクションの会議室に呼ばれた時には、マスコミに僕とアイちゃんの関係がばれてしまったのかと思っていた。
炎上し、今所属している事務所に迷惑をかけてしまう。最悪の場合、引退しないといけないだろうが、アイちゃんの隣にいれたらそれでいい僕にとってそれらは大した問題ではなかった。
会議室に入ると重苦しい空気を漂わせて座っている斉藤社長と、脂汗を顔ににじませているミヤコさん、そして向かい合うように座っているアイちゃんがいた。申し訳ない気持ちに襲われたが、普段通りの笑顔の浮かべて嬉しそうにしているアイちゃんを見た時、心の底から安心した。
(良かった。アイちゃんが悲しむようなことは起こっていないんだねぇ…)
これから起こるであろう困難も、アイちゃんが嬉しそうにしているだけで何でもないように思えた。
「…話をしますので席についてください」
斉藤社長にそう促されてアイちゃんの隣に座る。当事者である事から並ぶように座らされたのだろうけども、勇気が湧いてくるように感じた。
そんな心中とは裏腹に、僕は職員室で怒られる小学生のような表情を浮かべ口を開いた。
「…あのぉ…本日はどのようなご用件でしょうかぁ?まさか僕とアイちゃんの関係がマスコミにばれましたか…?」
いつも通り、無意識に媚びを売り愛されるような喋り方で質問をする。絶賛大人気のアイドル同士の恋愛だ、マスコミは面白おかしく取り上げるだろう。
しかし、それにしては空気が重すぎる。確かに最悪の場合、引退とは考えていたが変な場所にデートしたことはなかったはずだが。
「…うちのアイが妊娠しました」
世界から音が消えたように感じた。
ずっと一緒にいて、アイちゃんと付き合うようになってしばらく経つが、一度も
絶望に心をかき乱されながら隣に座るアイちゃんに声をかける。
「…妊…娠…?えっと、アイちゃん?誰との…子供なのかなぁ…?」
喉が渇き、視界が揺れる。酷い頭痛と吐き気に襲われる。
ずっと一緒にいるって約束したのに裏切られた。
ずっと一緒にいるって約束したのに僕以外といることを選んだ。
ずっと一緒にいるって約束したのに僕以外とそういうことをした。
その事実が胸を締め付け、世界を壊していく。
「ん?ダイヤとの子供に決まってるじゃん!」
何でもないかの様に、当たり前であるかのようにアイちゃんはそう言った。
とても救われた気になった。闇夜に一番星の光が差したように感じた。
「いや、でも、僕たちヤッたことないよねぇ?」
そうだ、結局シたことに対する覚えがない。初めてはアイちゃんが望むまでいつまでも待とうと、ずっと自制していたからだ
「ほら、今年の私の誕生日の時にダイヤってば眠っちゃったでしょ?あの時お茶に睡眠薬を入れてたんだよねー。で、そのまま襲ったってわけ!」
あぁ、良かった。アイちゃんが望んで行ったならこれ以上僕からいうことは何もない。
死にそうな顔をした斉藤社長とミヤコさんを尻目に、僕とアイちゃんは二人の愛の結晶の誕生を喜ぶ。
ふと、これまでの二人の記憶が脳裏をよぎる。
僕たちの出会いは、小学生の時まで遡る。
誤字脱字、あとここなんかおかしくね?とかこここうした方が読みやすいよ!アドバイスがありましたら報告お願いします!
ダイヤくんが"彼女"とか"あの子"とか言わずずっとアイちゃん呼びしてるのは、「アイちゃん」と言う言葉があまりにも美しすぎて、他の呼び方で呼びたくないからです。
カミキくんを光堕ちさせて、アイちゃんダイヤくんカミキくんの仲良しトリオにしてもいいですかね?え?この前カミキくん殺害予告してたって?ベジータみたいな感じですよ「僕が殺すんですから僕以外に殺されるのは許しません」みたいな。一応どっちも書けるように用意はしてるので
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光堕ちさせて仲良くギャグらせろ
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闇落ちのままでシリアスしとけ