「ここから先の話書けないなぁ、どうしよ...」
ってなってて、今日になって突然降ってきたので書きました。
あれからホームルームや連絡事項を受けて、暇になってから先ほどの話を再開した。
現在普通科の教室にいるのはアイとアクアだけである。
クラスメイトの女子グループの間で早速アイとアクアの変人カップリングが話題になっていたが、二人は一切気にする様子はない。
こういったものは必死に否定したりする方が真実味を帯びてしまうので放っておくのが一番なのだ。
二人はそれを理解しているので全く気にした様子を見せないのだった。
「ねえねえ、さっきのって私悪くなくない?」
「それはさっき謝っただろ」
アイからしてみれば先ほどのアクアの態度は色々と失礼にあたるものであり、それを軽く謝った程度で済ますアクアに若干憤慨している。
本人もあまり気にするつもりは無かったのだが、今の返答を聞いてから気が変わったようだ。
「なんか罪の意識薄くない?初対面の女の子の名前呼んで気絶したり、起きたと思えば殺意と憎悪のこもった視線ぶつけるって相当やばいよ?アクアマリンくん」
「アクアって呼んでくれ」
「わかった。アクアマリンくん♪」
「うぐ....」
「それにしても私達早くも孤立したね。B組の奇天烈コンビだってさ。かたや金髪碧眼のイケメンでいきなり気絶する人。もう片方は黒髪美少女で男子を持ち上げる怪力ゴリラだってさ」
「悪かった...」
「ん?聞こえないなー?」
「悪かったよ、本当にすまない」
「うん、いいよ。許してあげる。私って寛容だから♪」
「え、どこg」
「ん?」
「...倉敷は寛容だな」
「そうでしょそうでしょ!」
実際は内心で『何か奢ってくれないかなー?』と思っていたアイだったが、仕方がないとはいえアクアの妹を怖がらせてしまった側面もあったのであまり強く出れなかった。
アクアは数瞬の内にある考えが浮かび、賭けではあるがやってみる価値はあると判断した上で改めてアイの方へ向いた。
「なぁ、倉敷」
「ん、どったの?姿勢まで正して」
先程知ったばかりの間柄のアイでも只ならぬ雰囲気を感じ取り、自然とアイも姿勢を正す。
一体何を言いだすんだろうかと疑問半分期待半分でアクアに目を合わせて聴力の方に集中する。
「...ッ///」
「...え、そこで照れるの?」
アクアからしてみれば推しであり母である為、こうして数秒の間見つめ合っていると照れてしまうのはある意味必然であった。
しかし、それを知らないアイからしてみればドン引きする他なかった。
(真剣な雰囲気を漂わせておいて急に照れるって...、女の子に一目惚れした男の子じゃないんだからさ。ん?もしかして)
「あの、さ。その気持ちは嬉しいんだけど私達まだ知り合ったばかりじゃない?君が重ねているのは別の誰かだろうし、そういう風に考えるのはお互いをもっと知ってからでいいと思うんだよね」
「...?」
「え?」
アクアの困惑した様子にアイは咄嗟に心眼を発動させて、彼の心情の表層を読み取った。そして自分の今の発言が勘違いした上での物だとわかり、空ぶった事に対して恥ずかしさが爆発して、頭を抱えて悶える事になった。
「お、おい。大丈夫か?体調悪いなら保健室行くか?」
「大丈ばないけど、体調は大丈夫ぅ...」
「そうか、ならいいが」
アクアは先程の行動を棚に上げて、推しの見た目をした彼女が急に悶え始めた事に対して引いた。
この二人、何の因果か血は繋がっていない癖にやっている事は似ているのである。
「おまたせーって、これどういう状況?」
そんな状況で遅れてやってきたのは芸能科のクラスに所属する星野ルビー。
星野アクアの妹で兄とお揃いの金髪に名前にもあるルビーのような赤い瞳が綺麗な少女である。
ルビーは早速、アイと交流をして親交を深めようと思っていた矢先にこれである。
アイはアクアの前で頭を抱えて悶えており、十中八九兄が原因だとルビーは考察した。
「お兄ちゃん、流石にセクハラはダメでしょ...」
「は?いきなり何言ってるんだ、俺はセクハラ発言なんて今日一回もしていないぞ」
「じゃあなんで倉敷さんがこんな状態になってるの?」
「それは俺にも分からん。倉敷がよく分からない事を言った直後に自分で頭を抱えて悶え出したんだ」
「ふーん...、ねぇねぇ、倉敷さん。お兄ちゃんはこんなこと言ってるけど、本当の事言っていいんだからね」
「おい」
ルビーからみるとアクアという兄は自分と同じ転生者であり、共に暮らしていく中でやけにおっさん臭いところも多く見てきたので、女子高生に対してセクハラ発言をしていてもおかしくは無いと思っており、そんな兄に対して疑いの目が抜けないのだった。
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05も降って来たら書きます。