機動戦士ガンダム 水星の魔女 グエルの背中を押す者 作:セサミストリート
それではどうぞ!
「行くぞ!グエル・ジェターク!」
先に仕掛けたのは挑戦者。スラスターを吹かせてグエルにビームライフルで牽制射撃をする。しかし動きながらの射撃は振れが大きく、グエルの機体にほぼ当たらない。対するグエルは当たりそうな射撃を最小限の動きで躱し、ビームパルチザンを構えて近接戦闘に持ち込む。
「そんな動きと射撃で当たるかよ」
グエルはビームパルチザンの柄をMSの右横腹に差し込み、フルスイングで薙ぎ倒す。挑戦者のMSは仰向けで倒れ、ビームパルチザンをアンテナに刺すそうとするが、挑戦者のMSは右に回転し、体勢を立て直しながら距離を取る。
「今の躱さなかったらやられてた…!」
「ほぉ、よく躱したな」
「何でそんなに余裕なんだよ!?」
「教範的な動きだったからな、すぐ対処できる」
「舐めやがって…!」
挑戦者は真正面ではなく、回旋しながらグエルに射撃するが、全て尽く外れる。
「クソ!なんで当たらないんだ!?」
「動きながらの射撃は当たるわけ無いだろ、さっきので学ばなかったのか?」
今度はグエルがビームパルチザンを振り回しながらスラスターを吹かせて突撃を仕掛る。
「そっちがその気なら!」
挑戦者は回旋をやめ、シールドのスパイクを構えながらグエルに向かっていき、お互いのMSが激しく鍔迫り合う。
一方決闘委員会ラウンジ。グエル達の決闘をフルミたちは見守っていた。
「グエル、前より良くなってるね」
「グエル先輩かっこいいッス!」
「向こうも悪くないが、動きが単調すぎる」
シャディクとフェルシーはグエルの様子を、フルミは挑戦者の様子を見ていた。
「グエルのあの操縦はフルミ君が教えたのかい?」
「グエルのセンスだ。操縦と判断力はグエルの方が上手だ」
「へぇ…君がグエルを褒めるとは意外だね」
「事実を言っただけだ」
シャディクとフルミの会話に、セセリアが割り込む。
「フルミ先輩が戦ったら圧勝するのに謙虚なんですね~?勝者の余裕ってことですか~?」
「学園内の生徒達は所詮習ったことしかできない。だがグエルは自分の戦い方を理解し、経験と知識で自身を磨いている。連勝しているのはその差が他より高いからだ」
「さっすがグエル先輩の右腕ですね〜、よく見すぎて逆にキモいですよ〜」
「カウンセリングをしているお前には言われたくない」
「はいはい、わかりましたよ〜」
セセリヤは煽るように発言するが、フルミが真面目に答えるので面白みがなかったか、外方を向いてしまった。
「当分はグエルがホルダーを維持していくだろうね」
「当たり前ですよ!グエル先輩が最強なんですから!ね、フルミ先輩?」
「…そうだな」
(偶に傲慢な行動で危ういところはあるがな)
全員がそれぞれの話をしていく途中でグエルから通信が入る。
「シャディク!今すぐ別の戦術試験区域に変えろ!ここじゃ狭すぎる!」
「おいおい、流石にそれはできないよ。我慢してそこで決闘してくれ」
「ここで勝っても何も面白くねぇ!勝つなら派手にやる方がいい!」
「やれやれ、了承しよう。セセリア」
「はいは〜い、第6ハッチから出てくださいね〜」
「恩に着る。シャディク、セセリア」
グエルは鍔迫り合いながら挑戦者のMSを押し込み、そのままハッチに向かっていった。
「操縦がうまくても、性格は相変わらずだね、グエルは」
シャディクは半ばあきらめたように呟くが、すぐさまいつもの調子を戻し、試験区域に連絡を始めた。
ご視聴ありがとうございました。この先は1話の原作に近づけていく予定です。次の投稿も遅くなるかもしれませんが、頑張っていきます。
では、また
主人公とグエルとの関係は親友みたいな関係ですが、皆さんはどう思いますか?
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そう思う
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少し思う
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あまり思わない
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全く思わない