ダンボール戦機ウォーズ もう一つの物語   作:仮面大佐

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プロローグ

 俺は桐生トウマ。

 普通に居る一般人だ。

 ただ、俺はこれから、この育った家から旅立つ事になる。

 どういう事かというと、これから、神威大門統合学園に向かうからだ。

 神威大門統合学園。

 それは、LBXプレイヤーの養成学校だ。

 俺はそこで、LBXの操作技術を学びにいく。

 ちなみに、入学条件は、公式大会での3回の優勝だ。

 俺は、その入学条件を満たして、神威大門統合学園へと向かう事になった。

 俺が目を覚ますと、自分の部屋だった。

 

トウマ「いよいよか………………。」

 

 俺はそう呟いて、出発の準備を始める。

 着替えやらそういうのをカバンに詰め込んで、机の上に置いてあるリュウビを取る。

 リュウビとは、ミゼル事変の英雄の1人である、灰原ユウヤが使用していたLBXだ。

 俺の物は、白と青を基調としたカラーリングだ。

 用意が完了した後、両親と共に、朝食を取る。

 

「「「いただきます。」」」

 

 そう言って、朝食を食べる。

 黙々と食べる中、母さんが話しかけてくる。

 

ミコ「トウマ。今日かしら?神威大門統合学園に向かうのは?」

トウマ「うん。食べ終わったら、すぐに出発するよ。」

ハヤト「トウマ。出かける前には、ちゃんとお爺ちゃんに挨拶をするんだぞ。」

トウマ「分かってるよ。」

 

 俺は、父さんにそう言われて、そう返す。

 その後、食事を終えて、俺は和室へと向かう。

 そこには、仏壇があった。

 

トウマ「じいちゃん。俺、神威大門統合学園に行ってくるよ。」

 

 俺のお爺ちゃんである桐生茂。

 旅行が趣味で、よく海外に行っては、よく分からないお土産を買って来たりする。

 中々にフットワークが軽い爺ちゃんだった。

 だが、ある日、テロに巻き込まれてしまい、亡くなってしまった。

 ここに入っているのは、爺ちゃんの遺骨だ。

 俺は出掛けるたびに、爺ちゃんに挨拶をして、出掛ける事にしている。

 変な物を買ってくる事が多かったが、嫌いじゃない。

 俺は、荷物を持って玄関に向かうと、父さんと母さんが話しかけてくる。

 

ミコ「トウマ。忘れ物はしてない?どうやって行くのかは確認した?」

トウマ「大丈夫!大丈夫だから!」

ハヤト「母さんは心配性だな。…………トウマ。元気にやれよ。」

トウマ「うん。じゃあ……………行ってくる!」

 

 俺はそう言って、家から出かける。

 しばらく、帰って来れないだろう。

 俺は気合いを入れて、神威大門統合学園がある神威島に向かうフェリーが出る港へと向かうバスの乗り場へと向かう。

 バスに乗り、港へと着いて、俺はフェリーに乗り込む。

 しばらくすると、フェリーが神威島に向けて、出発する。

 しばらく自室に居たが、外に出た。

 

トウマ「良い風だな……………。」

 

 俺はそう呟いた。

 すると、アナウンスが流れて来た。

 

アナウンス「本船は定刻通り、10時に神威島へ到着する予定です。神威島では2時間停泊の後、出港致します。繰り返しお知らせ致します。」

 

 いよいよか。

 今は9時40分くらいだ。

 すると。

 

???「うわぁぁ……………!ちょっとどいてぇぇ!!」

トウマ「っ!?」

 

 そんな声が聞こえて来て、振り返ろうとすると、誰かとぶつかる。

 

トウマ「いててて……………。」

???「ごめんごめん、君、大丈夫?」

 

 俺がそう呻いていると、ぶつかって来た人は手を差し伸べていた。

 その人は、赤い髪の人だった。

 

???「いやぁ、こいつのメンテナンスをしてたら、急に動かしたくなってさ。もう待ちきれなくって。」

トウマ「君………………誰?」

アラタ「俺は瀬名アラタ。今日から神威大門統合学園に入るんだ!もしかして、君も神威大門統合学園に?」

トウマ「まあね。俺は桐生トウマだ。」

アラタ「トウマっていうのか。よろしくな!俺の事は、アラタって呼んでくれ!」

 

 瀬名アラタね。

 悪い人ではなさそうだな。

 俺は、アラタの手を取って、立ち上がる。

 

アラタ「これから同じ学園で生活する仲間だな。」

トウマ「そうだね。同じクラスになるのかは、分からないけど。」

アラタ「……………そういえば、もう2人、一緒に転入する生徒が居るって聞いてたんだけど、見当たらないんだよな。……………まぁ良いか。それよりさ、トウマのLBX、見せてくれよ!」

トウマ「ああ。」

 

 俺はそう言われて、自分のリュウビを見せる。

 それを見ていたアラタが声をかける。

 

アラタ「流石にしっかりカスタマイズしてあるなぁ。」

トウマ「ありがとう。」

アラタ「あ、そうだ!まだ神威島に着くまで時間があるから、バトルしようぜ!」

トウマ「ああ。」

 

 そうして、アラタとバトルをする事になった。

 アラタが使うのは、アキレス・ディードの様だ。

 

トウマ「リュウビ!」

アラタ「アキレス・ディード!」

 

 中世の闘技場を模したD-キューブに、それぞれのLBXを出す。

 

アラタ「行くぜ、トウマ!」

トウマ「ああ!」

 

 俺とアラタは、お互いに戦い合う。

 それぞれのLBXを操縦して、ぶつかり合う。

 アラタのアキレス・ディードが、背部の飛行ユニットを使って、攻撃してくる。

 俺は、それを躱して、ブロードソードで攻撃する。

 お互いの剣の武器がぶつかり合っていく。

 だが、次第に俺の方が押していき、CCMを操作する。

 

トウマ「必殺ファンクション!」

 

ATTACK FUNCTION GUILLOTINE CUTTER

 

 俺は、ギロチンカッターという必殺ファンクションを放つ。 

 アラタのアキレス・ディードは、それを食らってブレイクオーバーとなる。

 アラタはアキレス・ディードを回収すると、俺に話しかける。

 

アラタ「トウマ!やるじゃん!」

トウマ「アラタもな。」

アラタ「やっぱり、LBXバトルって、最高に面白いよな!俺はLBXのプロプレイヤーになるのが夢なんだ!その為に……………!」

 

 なるほどな。

 すると、アナウンスが再びながれる。

 

アナウンス「間もなく、本船は神威島へ到着します。お忘れのない様にご注意下さい。」

 

 あと少しか。

 時計を見ると、9時53分だった。

 

アラタ「お、着くみたいだな。降りたら落ち合おうぜ。じゃ〜な!」

 

 そう言って、アラタは去っていく。

 騒がしいけど、嫌な奴ではなさそうだな。

 俺はそう思った。

 俺も、自分の荷物を回収しに行く。

 だが、この時は思っていなかった。

 この神威島で、世界を揺るがす事件に巻き込まれていくという事に。




今回はここまでです。
ダンボール戦機ウォーズを久しぶりに見て、書きたくなったので、書きました。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
更新は不定期になるかもですので、ご了承下さい。
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