余りに多い誤字脱字の数で本当に申し訳ないです…もうここまできたら読者様がこの小説を作り上げてると言っても過言ではない位です。
正直に申しますと私、プロットも何もなしに行き当たりばったりで書いている所存で.、投稿頻度だけは改日にしようとやってて...はい、言い訳です、極力減らしますーー!
違う意味で脳が破壊されそうです...
「ママーーー!!!!!!!!!!!!!」
その子はあらん限りの声を張り上げ、脱兎のごとく自分の部屋に戻り、その数秒後下のドアが凄い勢いで開き、先ほどより顔をくしゃくしゃに歪めながら此方へ猪突猛進してきた。
よく見るとその子は裸足のまま走ってきていた。
地面に転がっている小さな石を踏み抜けながらしかし、その速度は加速の一途をたどり直ぐに私というゴールにたどり着いた。
その子は加速したまま此方へジャンプしてきた。
私は、ドアの開いた音に反応して直ぐに目を開けたが時すでに遅し、現状を理解した時にはもう此方へ飛んできたので、当然受け止める準備も受け止める勇気も持ち合わせていなかった。
だが、体は私の意識に反して慈愛の笑みを浮かべ両手を広げ受け止める体制をとっていたのだ。
私は意識に反して動く体に疑問を覚えたが次の瞬間、体に走る衝撃に白目を向いた。
幾ら受け止める体制をしたとはいえ見るからに体格差がありすぎるので受け止めきれずそのまま後ろへ倒れこんでしまった。
不幸中の幸いか、後ろにはアイがいたので私の後頭部は地面と猛烈な接吻を交わすことはなかった。
私はアイをクッションに、先に抱き着いてきた女性は私をクッションに、今飛びかかってきた子は先に抱き着いてきた女性をクッションにという人間ドミノ倒し状態だ。
物理的な怪我はなかったが、猛烈な出来事に私の精神は限界を超えたみたいで意識がどんどん遠のくのを感じた。
最後に覚えているのは私の顔にかかる数多の水滴と、まるで喜びを必死に嘘で隠そうとしている声質で
「ごめんね?あい」
アイの言葉だった。
次に意識が覚めた時、私は自分のベットで寝ていた。
「え、何で家にいるの。そもそもどうやって帰ったの!?」
「あ、あい目が覚めたんだ。おはよー」
私は半分錯乱状態で勢いよく起き上がり血走った目で辺りを見渡しているとベットに腰かけていたアイから呑気な返答がかってきた。
「アイ、あの後どうなったの!?」
「ん-、何の事ー?」
私の血走り眼はアイを見定めるとアイの目の前まで行きことの詳細を聞き出そうとしていたが、当のアイは何のことだと言わんばかりに此方に逆質問してきた。
「何の事って、私が知らない人に抱き着かれて失神した後だよ!」
「それこそ解らないなー。あいは今日ずっと寝てたよ?」
何それ...
もう今のアイとの問答では知りたい情報が得られないと思い、ならばと近くにあった時計へ目線を移す。
ピンクに統一された私の部屋のデジタル時計は、さぞかし正確な情報を届けてくれるだろう。
しかし、時計が示した時間は午前6時。
本来私が起きた時間。
身支度や件の事務所に行って帰る時間を甘く見積もっても今の時間は7時以降じゃないと説明がつかないのに、時計が表しているのは6時。
「6...時...?」
「そだよー学校休みなのにあいは早起きだねー」
血走った目も半錯乱状態だった私は時計が指していた時間に呆然自失になっているとアイはいつもと変わらない態度で頭を撫でてきた。
数秒何も考えれなかったが、私はふと
「ママに聞けば...」
「ん?なんでも答えるよー」
「違う!私の本当のママの方!」
そうだ、あの時私はママに会ってから出かけている!
ならば私がとる行動は一つ、ママに会って直接聞けばいいのだ!
元々機械はあんまり信用できないのだ。
何の原理で動いているか知らないものより信頼している人に聞いた方が一番なのだ。
私は、ベットの上から勢いよく飛び降り、1階にいるであろうママに会うために自室のドアノブに手をかけた。
「あい、何処行くの?」
「さっき言ったじゃん、ママに聞いて確かめてくる!」
後ろからアイが心配そうな声で喋りかけてきたが、私は焦り口調で返し、ドアノブにかけている手に力を入れた。
正しくは力を入れようとした。
「あい、ママの言ってる事信じられない?」
「信じるも何も、出かけた記憶があるんだから事実以外ない...じゃ...」
ドアノブにかけた私の手に覆いかぶさるようにアイが手を置き、引き留められた。
私は邪魔しないでとやや口調を荒らしながら振り返りながらアイの顔をみた。
そこにはあの顔をしたアイがいた。
私の口調の粗々しさが精彩が欠け、ドアノブに触れていた手の力がどんどん抜けていった。
「ね、いい子だからベットに戻ろ?」
「でも私、外に行ってたから...確認しないと」
ドアノブにかけた私の手を取ると、そのまま引き、アイの方へ引き寄せられた。
あれ?私何がしたかったんだろう。
ママが嘘言う訳ないのに。
私はそのままママにされるがままにベットに横にされた。
「ママ、私本当に外行ってないの?」
「うん、本当だよ。ママが悪い嘘吐かないの知ってるでしょ?」
そのまま一緒に横になったママに撫でられながら再度確認するように聞いた。
ママは私の目をしっかり見ながら答えてくれた。
私は眠りそうな頭を縦に振り、首肯した。
そうだよね、ママが悪い嘘吐くわけないんだ、それなのに私。
「…ママ」
「どうしたの、あい?」
「ママを疑ってごめんなさい」
「ん、いいよー。全然気にしてないよ」
私は布団を顔の半分まで被って、目と頭だけ出しながらママに謝った。
「でも、私が悪いから何でもママのお願い事聞くよ?」
「わー覚えていてくれんだ。ありがと♪」
ママは少し考える仕草をすると
「それじゃあ今からママと一緒に寝てくれる?一人だと寂しくてママ死んじゃいそう」
「…うん、それがお願い事なら」
元々私も眠かったのだ、正に渡りに船だろう。
ずっと家に居たはずなのに妙に疲れた体に多少違和感を抱えつつも私はだんだん落ちていく瞼に逆らわずしかし瞳だけは最後までママを見ながら眠った。
「お休み、アイ」
うん、お休みママ
完璧ママな幽霊の独白 序
「寝ちゃったかな?」
私は瞼を閉じ、規則正しい寝息をしているあいを見ながら独り言を呟いた。
しかしあの時は危なかったなー、私があいに憑依してなかったらどうなってたのやら。
ま、私が仕組んだ事でもあるけどねー。
気絶したあいの体を使って、泣いている二人を慰め、取り敢えずいったん帰る事を伝えた。(ルビーが相当ごねてたけど)
そうして家まで帰ってきた私はママ...あの女にばれない様にあいを演じ、あいの部屋に着き、時計の時間を弄った。
こういう時は役者やっててよかったって思うなー。
そして私はあいの大体の目覚める時間を考慮し、6時前後になるように設定した。
私はあいの体を傷つけないように慎重に移動しベットに横になって意識を手放した。
あい、私の可愛い末の娘。
ごめんね、本当はあいに嘘は吐きたくないんだよ?
あいは純粋だから、優しいから、無垢だから。
本当の事を伝えたら悲しい思いしちゃうと思うからね。
(ママが悪い嘘吐かないの知ってるでしょ?)
「そうだよあい、私は悪い嘘は吐かないよー」
そう悪い嘘は。
「でもね、子供達のためなら私はどんな嘘でも吐けるんだよ?」
それが本当を手にするための嘘なら尚の事。
私は撫でていた手を止め、あいを起こさないように慎重に移動し、1階に向かった。
1階には女がキッチンでおかゆを作っていた。
「あい大丈夫かしら?帰った時何か違和感あったし何か病気してなければいいけど」
私は、2階のあいを心配しながらおかゆを作っていた女の後ろに立ち、少しずつ近寄りながら
(もう少しだからね)
近づくにつれ、私の両手はどんどん上に上がり、
(私たちが)
その腕は丁度女の首元まで上がり、
(アクアとルビー達と)
その手が女の首元に触れ、
(本当の家族になるのは)
両手を首に回しながら。
(待っててねあい)
この時の私は、誰にも負けないママの顔をしていた。
見ていただきありがとうございます!
元々後書きするつもりなかったのですが日間ランキング4位が吃驚しすぎて目玉ひん剝いたのでここにて感謝の言葉を書かせて頂きます。
...本当ありがとうございます!誤字脱字で、ありえない位の描写力の無さでここまで行けたのは読者様と推しの子パワーとアイのおかげです(´;ω;`)
本誌は原作に追いつくまで続けるつもりなのでどうぞ末永くお願い致します。