嵐龍(元人間)の幻想入り   作:苺豆大福

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お待たせしました!それでは本編どうぞ


第二十話

 あれから1ヶ月がたった。姿を見せなかったアマツは久しぶりに人里に顔をみせた。アマツが帰って来た事で里はお祭り状態になり盛り上がっている、その情報はすぐに拡散され顔を見にくる者やアマツを調べる為にくる者もいた。ところでそんな事を知らないアマツは

 

(なぁみんな、そろそろ離れてくれ。身動きが取りづらい)

 

「嫌だよ〜みんなアマツがいなくなって寂しかったんだからこれぐらいは我慢してもらわなきゃ。ね〜」

 

「「「「ね〜」」」

 

そう答え離れる気はさらさら無いと意思を示すこいしちゃん達。確かに何も言わずに姿を消したのは事実なので言い返せない。離すのを諦め好きに遊ばせていると

 

「やっと見つけましたよ!アマツさん!」

 

 そこにやって来たのは文だった。自分の中では踏ん切りがついたとはいえ、天狗側がどう思っているのか分からない。もしかしたら文も同胞を殺した事を恨んでいるとしたら?そんな事を考えていると

 

「一部の暴動とは言え、貴方を攻撃した事には変わりません。天狗としてでは無く貴方の友人として謝罪させてください」

 

「申し訳ありません」と頭を下げる文。

 

(ま…待ってくれ!謝るのはこっちだ!)

 

「いえ非はこちらですので」

 

 どちらも譲らず非はこっちにあると主張する。するとフランちゃんが

 

「ならどっちも謝ればいいんじゃない?」

 

「「……それもそうだな/ですね」」

 

 お互い謝り、文はメモとペンを取り出し「さぁ今まで取材出来なかった分付き合ってもらいますよ!」と満面の笑みを浮かべる。これは先が長そうだ。

 

 一方鈴奈庵では小鈴の友人の稗田阿求と紅魔館に住まう魔女パチュリー・ノーレッジが集まっていた。

 

「これがそうね」

 

 阿求が手に取ったのは以前男から買い取った本、題名は黒龍伝説の書。

 

「そうだよ、阿求」

 

 パラパラと本の中身を見ている阿求とパチュリー

 

「全然見た事ない文字ね。なんて書いてあるの?」

 

 阿求がが小鈴に聞く。すると翻訳された文章を書いた紙を机の上に出す小鈴。そこにはこう書かれていた。

 

 数多の飛竜を駆逐せし時

伝説はよみがえらん

数多の肉を裂き 骨を砕き 血を啜った時

彼の者はあらわれん

土を焼く者

鉄【くろがね】を溶かす者

水を煮立たす者

風を起こす者

木を薙ぐ者

炎を生み出す者

その者の名は ミラボレアス

その者の名は 宿命の戦い

その者の名は 避けられぬ死

喉あらば叫べ

耳あらば聞け

心あらば祈れ

ミラボレアス

天と地とを覆い尽くす

彼の者の名を

天と地とを覆い尽くす

彼の者の名を

彼の者の名を

 

「ミラ…ボレアス?」

 

「パチュリーさん、ミラボレアスって龍の事聞いた事ありませんか?」

 

「いいえ聞いたことないわね。でも同じ文字が書かれた本なら持っているわ」

 

 図書館から持って来たのは小鈴が持っている本とは真逆の真っ赤な表現の本だった。

 

「その本は?」と阿求がパチュリーに聞く

 

「今朝私の机の上に置いてあったの。軽く見てみたけど見た事ない文字だから貴女に解読してもらおうと思って持って来たの」

 

 パチュリーから本を受け取る小鈴、まるで炎のような真っ赤な本その題名にはこう書かれていた

 

「紅龍の書?」




気がつけば二十話まで書いてますね。まさかここまで書けるとは…次回の最後にアンケート取りますのでよろしくお願いします!それでは!

登場して欲しい古龍は?

  • バルファルク
  • ネルギガンテ
  • その他(感想で教えてください)
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