パチュリーが持って来たの真っ赤な本。紅龍の書と書かれたその本は小鈴が持っている黒龍伝説の書と同じ文字が使われいた。
「見た感じ同じ言語が使われているわね。小鈴、読める?」
「ちょっと待ってね、ところどころ破れてたり焼けて文字が読めなかったりして時間が掛かるわ」
小鈴が解読を進めている間二人は黒龍伝説の書を見ていた。解読した紙を元に同じ文字を見つけ読めるように同じ文字を照らし合わせる、しばらくして小鈴が本を机に置く。
「どう?解読できた?」
「大体は出来たわ。そっちはどんな感じ?」
二人は紙と本を広げて説明を始める。二人が解読できた箇所を説明していく
「キョダイリュウノゼツメイニヨリ、デンセツハヨミガエル…か。巨大龍って何の事かしら?」
「龍なら1ヶ月前に幻想郷にやって来た龍が居たわね。確かアマツマガツチとか言ったかしら」
「その事は今は置いときましょう。小鈴ちゃん、解読した物を説明してもらうる?」
小鈴は解読した箇所を説明していく。
「焼けて文字が読めないところが多くて少ししか読めないけど、こう書かれていたわ」
紅龍の書にはこう書かれていた
数多の飛竜を駆逐せし時
伝説は蘇らん
紅き炎を身に纏い
大地を全て焼き尽くす
後には塵すら残らない
光を求む者に
避けられぬ死を
「何やら恐ろしい事が書かれていたわね。他にはどんな事が?」
「かろうじて読めたのはこれね、[真紅に染まりし厄災の使者]って書かれているわ」
紅龍の書に書かれていた文字はこれだけしか解読出来なかった、何より本の大半が何者かが破いたり燃やした痕跡があった。まるでこの本を読まれるのを阻止するように。
「でも共通点は見つかったわ」
パチュリーが二つの紙に書かれた冒頭の部分を指差す。
「ここの部分、同じ事が書かれている。これは憶測だけどもしかしたら黒龍の書に書かれていたミラボレアスの事をこの紅龍の書でも書いてるんじゃ無いかしら」
パチュリーの憶測は合っているかもしれないが今ひとつ納得がいかない。黒龍の書と同じミラボレアスならなぜ紅龍の書には名前がないのか、紅い炎を纏うとはどう言う事なのか。
「アマツマガツチなら知っているのかも」
ポツリと阿求が呟いた。あの龍なら何か知っているかも知れないと思ったのだ。二人もそう思ったのか
「そうね。ちょうどフランが嵐龍のところに遊びに行っているからそこに行きましょう」
「そうですね。何か知っていれば教えてもらいましょう!(フランさんって人、龍を遊び相手にしてるのかな?)」
二つの本を持って三人は鈴奈庵を出てアマツのところに向かうのだった。
場所は変わり地獄。罪を犯した罪人が落とされる所だが何やら死神達が暴れている龍を抑えようとしていた。
その龍はまるで骨を纏っているようだった。二対の触腕は双頭の竜のように見え、軟体生物のような顔から青い霧が立ち込めていた。
「映姫様、こいつは一体なんなんですか?」
「分かりません。ですがこの世界の生き物では無いようですね」
死神の小野塚小町、閻魔の四季映姫・ヤマザナドゥは目の前にいる龍の姿を見て軽く戦慄をしていた。その二人の後ろから男の声が聞こえてくる。
「奴は骸龍オストガロア、この世界ではなく私の世界の生物だ」
「…!誰ですか!」
そこにいたのは黒い軍服を着ている男。だが服の上からでも分かるような輝くコアが肩や胸にあり、ただの人間では無いことを物語っている
「私はグラン・ミラオス。この骸龍の魂を回収しに来た」
ミラオスとガロアをチラ見せ。それでは次回!
登場して欲しい古龍は?
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バルファルク
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ネルギガンテ
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その他(感想で教えてください)