嵐龍(元人間)の幻想入り   作:苺豆大福

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今回は後書きを変えてみました


第二十三話

 里外れには中央にある広場より比較的広い広場があり、アマツは里に来る時はここに来ることが多い。あまり顔を出さないが里の人からの印象は友好的で有り、広場にお供物を置いていく人も少なくなく無化にもできないのでルーミアや他の妖精達に分けている。

 どうも里の人からは天龍広場と言われているここに来た小鈴と阿求、パチュリーだがなんとも奇妙な光景があった。

 

(ちょ…あちこちで暴れるな!あと君!髭は引っ張っちゃダメ!イタイから!)

 

「何これ?」

 

「アッハハ…」

 

「どういう状況よ?これは」

 

 そこには子供達に体を遊ばれ髭を引っ張られているアマツがいて、その光景を笑って見ているフラン達。この光景を見ているの三人の他にもう一人

 

「こらこら、アマツが困っているだろ?アマツも強く言っても大丈夫だぞ」

 

 寺子屋の教師をやりながら里の自警団をまとめている上白沢慧音である

 

「慧音さん、ここに来てたんですか?」

 

「ん?おぉ、小鈴に阿求殿それにパチュリーじゃ無いか。君達もここに用が?」

 

「えぇ、少し聞きたいことが有りまして。そちらは?」

 

 なんでも寺子屋の授業が終わり久々に来ているアマツの所に行く子供達が心配なのとアマツが危険な者であるか、里の人からはかなりの信用を得ているが自分の目でみて判断したかったのだ。

 

「だが悪い者では無いようだ。子供は邪悪には敏感だからな、その子供に好かれる事は難しいからな。よし、みんなもう帰る時間だぞ」

 

 慧音は子供達を呼び集め帰路に着く

 

「遊び相手になってくれてありがとう。また子供達を連れて来てもいいかい?」

 

(もちろんだ、みんなも気をつけて帰るんだぞ)

 

 慧音達を見送るアマツ、姿が見えなくなり顔を三人に向け

 

(それで貴方達は俺に何の用が?)

 

 金色の目で三人を見つめて問いかける。さっきまでの和やかな雰囲気とは違う。その雰囲気に押される小鈴と阿求だがパチュリーが臆する事なくアマツに問う

 

「この本について貴方に聞きたいことがあってここに来たの。知っていることがあったら教えて頂戴」

 

 持って来た二冊の本をアマツに見せる。こいし達も気になるのか集まってくる。怖気付いていた二人も落ち着いたのかアマツの話を聞きたくてしょうがない顔をしていた。

 

(黒龍伝説と紅龍……か。知っているよ)

 

「ほんとですか!教えてください!」

 

「ちょっと阿求落ち着いて…」

 

 さっきまで怖がっていた人と同じなのか疑問に思うがこの際考えないでおこう。 

 

(最初に言っておくけど、この二冊は御伽話なんだよ。実際には居るから分からない物だ)

 

 ミラボレアスとはアマツが居た世界の御伽噺で有り地域によって話が違っていくのだと言う。その黒龍が怒り狂い体を紅く染めたのが紅龍ミラバルカンであり角が片方だけ異様に長くなっているのだと言う

 アマツの話に没頭してもうすぐ夕食どきになり

 

「パチュリー様、フラン様ここにいらしましたか」

 

 咲夜が二人を迎えに来た

 

(どうも十六夜さん。みんなもお開きにしようか)

 

「名前呼びでよろしいのですが…。では我々はこれで失礼します」

 

 ちょっとだけ不服そうな顔を浮かべるが、すぐに直し紅魔館に帰っていく三人。そのままお開きになりそれぞれ帰路に着いた

 

☆★☆★★☆☆★

「いや〜今日は霧が晴れて夜空が綺麗に見えるわ」

 

 珍しく霧の湖の霧が晴れ空を見上げるわかさぎ姫。しばらく空を眺めていると

 

「あら流れ星、珍しいわね」

 

 夜空を駆ける流れ星。しかしいくら経っても燃え尽きることはなかった。

 

「あれ?もしかしてこっちに落ちてくる!」

 

 どんどんこちらに落ちてくる流星を避けるように湖の深くに潜るわかさぎ姫。だが落ちて来たのは隕石ではなく見たことのない足だった

 すぐに水面に上がった足を追うがすぐに強い衝撃が伝わる。

 

「ぷっは。なんだったの今の?」

 

最後にわかさぎ姫が見たのは、空に登っていく赫い彗星だった

 




今回も読んでくれてありがとうございます!それでは次回!

「ちょっと待った!」

貴方は………オストガロア?どうしてここに?

「どうしたも無いよ!俺もう本編出番ないの?」

今のところ……そうですね

「いやいや、ワイ一応Xのラスボスよ?もっと扱いよくても良く無い?」

そう言われましても……

「今ここで暴れてもいいんだぞ?(流れるオストガロアのBGM)

分かりましたよ…後書きでいいなら登場させますよ

と言う事で後書きにオストが出て来ます!それでは次回!
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