「いや〜大量〜大量」
ここは魔法の森。日中でも生い茂った木々が日光を遮り薄暗く、瘴気を吐くキノコも自生しているため里の人間は全く寄り付か無い。だがここに生えているキノコは調合素材として貴重な物で物好きな者や魔法使いがここに住んでいたりする。
袋いっぱいにキノコを詰め込んだ魔理沙は上機嫌な様子で薄暗い獣道を歩く。しばらく歩いていると不自然に光が差している場所についた。
「ん?こんな所に日差しなんて差していたか?……なんだこれ?」
光が差していた場所には大きい鱗のような物が突き刺さっている。その物は焼き焦げてはいるが裏側は美しい銀色をしていた。
「空から落ちて来たのか?まぁ中々見ない物だから取っとこうと」
魔理沙は手に取った鱗を袋に入れ帰路に着いた。
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場所は変わり博麗神社。いつも通りに境内を掃除していた霊夢だが何やら険しい顔をしていた。
「……一体誰よ?こんなものうちの神社に落としたの」
目線の先には灼けた鱗が突き刺さっている、しかも一箇所ではなく数箇所。
「全くこんな物うちに捨てないで欲しいわね」
一体この鱗をどうしようと考えていた時「…ーい」と遠くから聞き覚えのある声が聞こえて来る
「おーい霊夢〜、珍しい物があったから見せに来たぜ」
「珍しい物ぉ〜、何よ一体」
空から魔理沙が降りて来て森から持って帰って来た鱗を霊夢に見せる。
「何が珍しい物よ、それならうちにも落ちているわ」
「ここにも落ちてたのか?もしかしたら他の場所にも落ちているのか?‥と霊夢、要らないなら私が貰ってもいいぞ!」
やや興奮した様子で霊夢に迫る魔理沙。なんでも少量の魔力を込めたらそれが打ち消されたように魔力が消えた為これには魔力を消すようなマジックアイテムだと思い香霖堂に向かう途中で寄ってのだと言う
「ふーん。まぁあんたが欲しいならあげるわ。でも私も一緒に行くわよ?」
「いいけど後から返せとか言うなよ」
袋に詰め終わり二人は香霖堂に向かった
☆★☆★☆★
「うーん。これはマジックアイテムでは無いね」
「マジか!」と大きな声を出す魔理沙。その声に驚いたのか本を読んでいた妖怪がビグッと肩を振るわす
「ほんっとに違うのか!間違いとかじゃ無いか!」
「だから違うって言ってるじゃないか。それに僕の能力で見ても分からない物なんだから」
香霖堂の店主である森近霖之助、人間と霊のハーフであり「道具の名前と用途が判る程度の能力」を持っている。その彼が分からないと言う物が有るとは魔理沙は思ってもいなかった
「そもそもこれを何処で拾って来たんだい?」
「魔法の森とうちの神社に落ちてたわ。でも名前も分からないの?」
「あぁ。まさか僕の能力でも分からない物があるとはね」
「ちぇ、霖之助が分からないとなるとどうすっかなぁ」
面白い物を見る顔の霖之助と少し困り顔の魔理沙、それをどうでもいいと思う霊夢。すると何か思い出したように霖之助が話し出す。
「そういえば知ってるかい?昨日の深夜霧の湖に何かが落ちたみたいなんだ。もしかしたらこれと関係あるかもしれないよ」
「霧の湖に?それなら紅魔館の奴らが何か知ってるか。ありがとな!霖之助」
鱗を袋に詰め慌ただしく店を出る魔理沙
「君は行かないのかい?」
「面倒くさいけど……はぁ、着いて行きましょうか」
魔理沙の後を追い店を出ていく霊夢、目指すは紅魔館である
「皆さんこんにちは、オストの部屋です。今回は初回なので本編の主人公であるアマツマガツチさんにお越しくださいました」
「ド…ドウモ、アマツです」
「アマツさんと言えばこの小説の主人公ですが今回の話には出て来ませんでしたね?今どんな気持ちでしょうか?」
「確かに出て来ませんでしたが多分次回出番があると思うので、そんなに深くは考えてないで「羨ましいですね」え?」
「この小説では主人公、ゲーム本編では追加モンスター枠の実質大トリ。同じラスボスの私より優遇されて本当、羨ましいですよ」
「あの…オストガロアさん?」
「もう貴方を倒して無理あり本編に出るしか「何を言ってるのかしら」
「ア…アンセスさ‥…ん」
「ちょっと彼方でオハナシでもいかがかしら?」
「待ってくださいさっきのは言葉のあやと言うか、本当はそんな事思ってなくでですねチョ…マ」
「………えっ俺が締めるの?えーと最後まで読んでいただきありがとうございました。感想などありましたらよろしくお願いします、それでは次回で」
「コノコーナーダイジョウブカナァ」
オストの部屋、いる?
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いる
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あんまり
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そんな事より次のゲストを教えろ!