嵐龍と天彗龍、破滅の龍神と厄災の象徴がこの幻想郷で相見えていた。ただ視線を合わせているだけで周囲の空気が重くなり、アマツの近くにいた四人は体が鉛のように動かない。
(なんだこの異様な威圧は……早苗や天狗はともかく、神である私達もすくんでしまっているとは)
長年生きて来たがここまでの威圧は久しくなかった、守谷に来る前軍神とも呼ばれた神奈子だが立っているのがやっとである。
(神奈子…みんなを安全な場所まで。じゃ無いと神様でもただじゃ済まないかも)
「……わかった」
四人はなるべく遠く見通しがいい場所に移った。ゆっくりだが対峙していた二匹がお互いを睨みながら動く
最初に仕掛けたのはバルファルクからだ、背中にある翼脚を一直線にしてアマツを貫こうとする。アマツはそれを最低限の動きで躱わし水塊をバルファルク目掛け放つ
直撃はしたが堪えしたダメージは与えられずバルファルクは翼脚から龍気を放ちアマツ目掛けて突撃していく。その突撃を避けすれ違いざまに雷を纏った尻尾を叩きつける。地に落ちるバルファルクに追撃を仕掛けるアマツだが、起用に空中で体勢を立て直し追撃から逃れ地に足をつけるバルファルク。
翼脚を回転させ噴出口をアマツに向け龍気の塊を発射する。発射されたエネルギーはアマツに着弾した物が多いが数発地面に着弾して爆発した。大きな土煙が当たりを包み視界が悪くなる、すると煙の中から音もなくアマツに接近したバルファルクが翼脚を振り下ろす。
避けきれず体の被膜を貫かれるアマツだが圧縮された水流を至近距離で発射した。その勢いに押されて距離が離されていくバルファルクに間髪入れずもう一発水流を放つ、負けじと噴出口から龍気のレーザーを放つバルファルク。せめぎ合う水流とレーザーはそのまま爆発を起こし双方を引き離す
「これが……古龍同士の争い。」
「もしかしたら私らより派手にやってるんじゃ無いこれ?」
初めて見る龍同士の争いに目を離せない四人。たった数発やり合っただけで地面が抉れ、木々や周りが壊滅していく。それを神では無い生き物がやってのけているのだ
「その……神奈子さん?」
「なんだい、文?」
「先ほど口にした……古龍とは?」
おどおどとした雰囲気で神奈子に話しかける文。するとそこに
「それってあの銀のヤツとアマツのこと?」
「あっ、霊夢さんに魔理沙さん!どうしてここに?」
紅魔館から駆けつけた霊夢と魔理沙が合流した。
「山から爆発が見えたから急いできたんだぜ」
「それで今アマツが戦っているのが…バルファルクってヤツね」
するとバルファルクは短く鳴き声を上げると目にも止まらない速さで上空に飛んでいく
「なんだ?逃げたのか?」
魔理沙がつぶやくも赫い軌跡が辺りを一周すると勢いよく地表に向かって突撃してくる
「おいおい!まじかよ」
「全員地面に」
伏せろと言う前に目の前が赫くなり何も聞こえなくなった
ちなみに次のゲストの情報は活動報告とかに出すので気になる方はそちらに。
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