嵐龍(元人間)の幻想入り   作:苺豆大福

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遅くなってすいません!今回は少しだけ新キャラが出てきます!
それではどうぞ


第七話

俺ってトラブルに巻き込まれる体質なのか?

 

「ねぇねぇ!あなたなんて名前なの?」

 

朝起きて女の子にペット宣言されるアマツとか見たくなかったよ。目の前でニコニコしてる女の子、こいしちゃんって言ったけ?

 

(どうにかして話せないかな?ここはどこか聞きたいし)

 

しかしどうやって話そう?身振り手振りしても伝わないかもしれないしどうするか

 

(あー聞こえる?)

 

アンセス?どうした急に?

 

(昨日伝え忘れてた事があったから伝えに来たのよ)

 

伝えてない事?

 

(丁度いいわね。目の前の子に試しましょうか)

 

あ…嗚呼。それでどうするんだ?

 

(簡単よ?相手の頭の中に話しかけるイメージをしてみて)

 

言われた通りこいしの頭の中に話しかけてみた

 

(あー聞こえるか?)

 

「今の声ってもしかしてあなた?」

 

(そうそう。聞こえてるようで良かったよ)

 

どうやら上手く伝わってるみたいだな

 

(それじゃ私はこれで。上手くやりなさいよ)

 

おう、ありがとアンセス

 

(えーとこいしちゃんだっけ?ここは何処なの?昨日目が覚めたらここに居て困ってるだ)

 

「此処は幻想郷だよ?外の世界で忘れられた存在がこっちに来るんだよー」

 

忘れられた存在か。じゃあ俺は外で忘れられたってことか

 

「それよりあなたなんて名前なの?」

 

名前か。ここは俺の本名じゃあダメだよな

 

(俺はアマツマガツチ。よろしくこしいちゃん)

 

「アマツマガツチって言うのね!ねぇアマツ!私のペットになって?」

 

アマツがペットって周りの被害がやばくないか?そもそもペットにしては身体がデカすぎるしなぁ

 

(ペットは諦めてくれないかな?今は力を押さえているけど本来ならここら一帯嵐になっちゃうんだ)

 

「え〜もう分かったよ。いいペットができると思ったのになぁ」

 

そう言ってこいしががっかりした様子だった

 

(ならこいしちゃん、俺と友達になってくれないか?)

 

「えっいいの?」

 

(ああ、こっちも友達がいなくてさ。こいしちゃんが良ければだけど?)

 

「いいよ友達になろ!アマツ!」

 

嵐を呼び人々から恐れられる龍、人々から拒絶され瞳を閉じた覚妖怪。そんな一人と一匹の不思議な関係がここにはあった。

 

アンセスside

 

「ふーんあの子と友達にねぇ?」

 

私も立場なんか無ければ彼と友達にでもなってあげようかしら?

 

廃城の一室でアンセスは龍牙を見ていた

 

「あの男の事か?」

 

声を掛けてきたのは黒衣を纏った男だった

 

「あらボレアスあっちは大丈夫なの?」

 

「俺の分身だが倒せるぐらいには抑えてある。あの狩人なら大丈夫だろうよ」

 

まるで新しい玩具で遊ぶ様に男は笑う

 

「まぁやり過ぎないようにねあんたは前科があるんだから」

 

「分かっているさ。そっちもあまり入れ込みすぎるなよ」

 

そう言い残し、男は消えていく

 

「えぇ。でも彼は見どころだらけだしねぇ?」

 

再びアンセスは視線を龍牙に戻す

 

「こっちではいい事があると思うわ?せいぜい頑張りなさい?龍牙」




どうでしたかね?感想などもお待ちしてます!
それではまた次回!
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